◆仏頂面生活の確認 ううむ、スマホやタブレットが普及して、時代はどんどん動画に移行してるのである。 当たり前だな。 うだうだと書かれた文章なんかめんどくさくて、あたしでも読みたくないのである。 でもまあ、雑談ものはともかく、ノウハウものはやっぱり情報量がコンパクトな文章で繰り返し読まないと、今ひとつ脳に直撃しないから、まあ、それなりに必要性はあるわであるが、どー考えても文章で読むよりは、会話の方が受ける方はめんどくさくないのである。 しかし、これ、あたしもしばらく某ユーザー生放送配信サイトで顔出し生放送をしてみたのであるが、受ける方はお気楽でも、発信する方はものすごくめんどくさいのである。 まあ、テレビ等に比べて視聴者は比較にならないぐらい少ないとはいえ、なにしろ不特定多数の視聴者に自分自身と部屋の内部を晒すわけであるので、まず、画面に映るビジュアルを整えなければならないのである。 自分自身のファッションチェックから初めて、ヘアスタイルをそれなりに整えて、カメラ枠に入る範囲内の背景も色合いのバランスを考えてそれなりに整えるてなことまでしないと、とんでもない汚い画像になるのである。 メイクとヘアメイクとスタイリストと小道具と大道具と照明とカメラと音声とプロデューサーとディレクターとADを全部自分一人でやらなくてはならんのである。 それで、カメラ、マイク等の放送機材もそれなりに整えて、とにもかくにもカメラテストをしてみると、人間というものは意識しないとものすごい仏頂面で生活してるということがよーくわかるのである。 無意識に顔を晒すと、なんだこりゃ、いったい何が気に入らないんだ、つーぐらいの仏頂面であるのである。 だから、メディアに露出するタレントはいかに笑顔を無理やり作ってるかということもわかるわけである。 まあ、それがお仕事といってしまえばそれまでであるが、プロとしろーとの一番の違いはこの笑顔にあるのかもしれないのである。 プロは基本が笑顔であるが、しろーとは基本が仏頂面であるのである。 まあ、実際の日常生活で日がな一日ニヤニヤしてたら、周囲から見れば気持ち悪い怪しい奴であるし、うっかりしてると通報されるのである。 てなことで、自分がどのように世間で見られているか、あるいは自分がどのぐらいとんでもない仏頂面で生活しているかを確認したい人は、一度、顔出しで生放送をしてみることをお薦めするわけであるが、ご家族ご親族知人知己同級生会社の同僚等に見られて恥ずかしいことになっても、あたしはいっさい責任をとらないのはゆーまでもないことであるのである。 完。 |