象気功

気功修練
気の悩み相談室
回答室



頭と丹田の両方を造り鍛えたい
名前:みと君
師匠。お返事ありがとうございます。みと君です。もう何個か質問がございまして、一つは春日のまで行かなくても正しい姿勢を保つ歩き方で、すでに気は溢れると言う事でしょうか?二つ目は例えば今気の量が25だとしてそれが155になったらいろんな所に気を使えると言う事でしょうか?例えば量が多いと脳を使いながら下半身にも気が十分あると。よって頭も回転させながら下半身も開いて気があるため比較的落ち着きながらも頭もフル回転!って事でよろしいのでしょうか?脳を使えば丹田が縮むとありましたので。両方造り鍛えたいです。よろしくお願い致します。失礼します。

お答え
象師匠
「正しい姿勢を保つ歩き方」をすれば、当然血行はよくなりますから、「すでに気は溢れると言う事」になるわけです。
しかし、「今気の量が25だとしてそれが155になったらいろんな所に気を使えると言う事」ではありません。
氣の量が「25」から「155」に増えただけであります。
まあ、この掲示板や象気功本編、あるいはあなたのご質問にも何度もお答えしておりますが、おつむのちょーしは脳の神経細胞、シナプスの形成具合、レセプターの開き具合でそのちょーしが決まるわけですから、氣の量が増えてもおつむのちょーしはよくなりません。
また、どんなに「氣の量」が多くてもおつむを使えば丹田や下半身の氣道は縮小しおつむに氣があつまり、おつむの血行を促進するわけですので、「頭も回転させながら下半身も開いて気があるため比較的落ち着きながらも頭もフル回転!って事で」ぜんぜんよろしくありません。
なにか勘違いされておられますが、氣の量で人間の能力が増加してスーパーマンになることはぜんぜんありません。
しかし、気功などで体内の氣を溢れさせるということは、その大本である血流の増加により健康によい影響があるということであります。
健康であればもちろん脳のちょーしもよくなりますので、「頭もフル回転!」となることはあります。