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名前:しずく |
お久しぶりです。
いつも楽しく拝見させていただいております。
さっそく質問なんですが、瞑想後時々後頭部あたりの感覚が鈍くなったような感じになったり頭がぼうっとしたような感じになったりすることがあるのですが、あれは頭に気が上がっているのでしょうか?
もしそうであれば、そういうときは瞑想をしばらくやめたほうがいいのですか?
それとも不動明王や段業連翹・・・
といった真言を唱えたほうがよいのでしょうか?
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お答え |
名前:象師匠 |
前回のご質問でも解説いたしましたが、瞑想は、まあ、もともとの目的が人間が持つさまざまな苦をどーにかして消滅するにはどーしたらいいかなんてところから始まったわけであります。
それで、どんどん現実の浮世の苦しみ、悩み、妄想なんてことから離れていくと、脳ではα(アルファ)波が大活躍になるわけです。
まあ、これが三昧にいたる入り口なわけであります。
それで、禅やヨーガなどの瞑想ではこのα(アルファ)波を出すためにあーでもないこーでもないとテクニックが考え出されてきたわけです。
それで、まあ、メディアの科学番組なんかでも何度も紹介されておりますが、瞑想時には「後頭部」を中心にα(アルファ)波が多く出現するのであります。
α(アルファ)波は主に眠る前の半覚醒時に多く出現する脳波ですので、瞑想時は、意識は起きていて身体は眠る間際の状態であるわけです。
ですから、このため「瞑想後時々後頭部あたりの感覚が鈍くなったような感じになったり頭がぼうっとしたような感じになったりすることがある」わけですが、「頭に気が上がっている」わけではありませんので「瞑想をしばらくやめ」ることもありませんし、無理に「不動明王や段業連翹・・・といった真言を唱え」る必要もありません。
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Re: 頭に気が? |
名前:しずく |
ありがとうございました。
瞑想の後はたいてい頭がスッキリするのでこのような状態になったときはなんだか気持ちが悪いなあと心配していました。
けれどなんでもないようですね。安心しました。
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