トッチ君の過去日記4

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2004年
3月27日(土)
 昨日の朝刊に載っていたCS・フジテレビ721「田宮二郎版『白い巨塔』」の広告。その出演者一覧の余りの「濃さ」にうっとりしてしまったの で、ここに転載しておこう。
 田宮二郎、山本學、中村伸郎、島田陽子、太地喜和子、小沢栄太郎、曾我廼家明蝶、河原崎長一郎、加藤嘉、高橋長英、中村玉緒、谷幹一、金子信雄、佐分利 信、児玉清、北村和夫、渡辺文雄、清水章吾、小松方正、戸浦六宏、井上孝雄、米倉斉加年。


3月26日(金)
 お、4月からの時間割が アップされていた。いよいよですなあ。先週の中大のパーティでお目にかかった商法のO先生が「不安でいっぱいです」とおっしゃっていたのが、この一週間ず うっと頭から離れない。
 鮭を焼いた。ほうれん草サラダにニンニクチップをカリカリに焼いたやつを振りかけてみた。居酒屋のつまみみたいで結構美味しかったが、家中に、ニンニク の臭いが漂ってしまった。

3月25日(木)
 神大卒業式。今年も卒業証書を配る役。卒業祝賀会までの間に時間があったので、クイーンズスクエアをいろいろ見て回る。みなとみらいエクステンションセンターを探したんだけど、A棟なん だかB棟なんだかを思い出せず、結局見つからず。来年から始まるリーガルクリニックの場所なんだから、こういうことではいかんのですが。
 5時から、パンパシフィックホテルで法学部・法学研究科卒業祝賀会。今年は料理がやけに豪勢な気がした。とりわけケーキその他スイーツの充実度は特筆物 であったが、開始5分で主として女性陣の活躍によりいったんほとんど空になったのには笑った。ちゃんと前菜→メイン→デザートっていう順番で食べよう よー。ま、笑い事で済んだのは、ちゃあんと補充がされたからである。それにしても、国立S大学の祝賀会を思い出すと、会場の雰囲気といい、料理と言い、天 と地ほども違う。(もちろんS大学が「地」。)「抽選会」企画もありがちなものではあったが、景品の豪華度がまったく違う。パンパシフィックホテルの太っ 腹ぶりも印象的だった。が、「豪華スイートルームペア宿泊券」が、それを最も必要としないであろうS先生に当たるというお約束のオチまでついたのであっ た。僕 は名刺入れを当てたので、所属を「大学院法務研究科」にした新しい名刺を作りますか。

3月24日(水)
 肉じゃが消費の日。朝も晩も。おかしいな。「2人分」のレシピだったはずなんだけど、6人分もできたのか。まあ安上がりで良いことなんですが。

3月23日(火)
 やっとベッドが来た。一つ一つのスプリングが独立してるタイプのマットレスで、体が沈み込まず、それでいて体がふわっと包み込まれる感じで、非 常に楽。枕はテンピュールにしたし、快適快 適。これで春眠をむさぼろう。夜は肉じゃが。前に作ったときより薄味にできた。

3月21日(日)
 「ドリフ世代」というのがあるとして、それの最年長は僕らのあたりか。「素浪人 花山大吉」が裏番組だったんで、それをやっていた間はあんまり 見なかったような覚えがある。というようなことを書いたきりにしておくと、数年後読み返してなんのことかわからないので一応書いておくと、いかりや長介の 訃報。

3月20日(土)

 というわけで、中央大学法科大学院開校祝賀式&祝賀パーティ。
 ホテルニューオータニなんてところ、生まれて初めて立ち入りました。
  式次第に主催者の苦労の跡が忍ばれる。まず4時から1時間「式典」。理事長と学長の挨拶のあと、「来賓挨拶」は文部科学大臣(代読)、文部科学副大臣、元 法相で自民党の派閥の領袖の大学OB。で、続いて「記念講演」といいながら「お一人様10分程度」という来賓挨拶と格が上なのか下なのかわざとわかりにく くしたと思われる、つまりテレビで言えば「特別出演」の3人の大学OB。トップは、やはり元法相で自民党の司法改革関係の中心人物の1人(で、この前の総 選挙で落選しなかった人)。2人目はある企業の代表取締役兼CEOで中大理事だが、なぜこの人が2番目の「特別出演」かという件については、廊下で雀が何 やら囀っていた。ふうん。トリは現職最高裁判事。スピーチは今日聞いた中で一番上手だった。前任者は年間6000件の事件を処理していたという話で驚かし ておいて「依願退職、直後に死去。あるいは車椅子で最後の登庁、などということにはならないようにしたい」という枕を振って聴衆の心を鷲掴み。「式典」の 後、5時半からは「パーティ」で、こちらは、再度理事長の挨拶のあと、また「来賓挨拶」。こちらは「友情出演」と言ったところか? 「中大とは何の関係も ないんですが」と切り出した総務相。日弁連会長。学員会長。そして乾杯の音頭は、総長。(総長は法人ではなくて教学の職なのだそうだが、学長とどう違うの か、いまだにわからない。)パーティ会場は、すごい人数。おまけに、案の定平均年齢がとても高い。中大出身の弁護士さんが多いようだ。あの事件で有名なあ の弁護士さんとか、あの顔はどこかでみたことがあると思ったら、あの弁護士さんかとか。H大のK先生のお顔もちらりと見かけた。N先生からは、来年度入試 の日程が法科大学院協会でどういう議論になっていて今後どういう風になりそうかという大変有益なお話をしていただいた。どうもありがとうございます。7時 ちょっと前頃だったか、途中で失礼した。だってお家が遠いし。(N先生はもっと遠いわけだが。)というわけで、常任理事のH先生の閉会の辞は拝聴できな かった。すみません。でも政治家が4人もスピーチするっていうのは、大学院の発足式としてどうだろう? とくに総務相の登壇は解せなかった。

3月19日(金)
 なんちゃってビーフストロガノフ。どこら変が「なんちゃって」かというと、ケチャップとウスターソースを混ぜたので誤魔化したところとか。

3月18日(木)
 というわけで既習者認定試験だったのだが、僕は監督はなし。判定会議だけ出れば良いでしょとゆっくり行ったら、まだ採点作業中。採点チェックの手伝いな ど。

3月17日(水)
 棄てても捨てても後からあとから段ボールが湧いて出てくるのは何故? 答え。それは次から次へと新しい物を買うからです。食器乾燥機をやっと買ったと か。おまけにケチ臭く組立家具ばっかり買うもんで、組み立てに大汗をかく羽目に。
 その間に、えーと、15日(月)の夜に忘れ果てていた組合の会議があって(弁当につられて出席)、翌16日(火)の午後に法科大学院の会議があった。そ して18日(木)は既習者認定試験。僕は2年次科目の担当で、たぶん2年生のクラス担任(!)だから、初年度の僕のクラスの参加者を決める試験とも言う。 で、20日には中大の法科大学院発足祝賀パーティに研究科委員長の代理で出席予定。「そういう爺さんばっかり集まる会合はイヤです」と言い放ってはみたも のの、委員長もお疲れの色が濃いので、つい引き受けてしまった。もう桜が開花したとか明日するとか。

3月12日(金)
 これだけの数のマンションが集まっているというのに、御近所にイトーヨーカドーとか西友とかダイエーとかといった類の大規模スーパーが無い。これは不便 ですよ。たとえばやや特殊な形の電球が切れたとき、すぐに補充ができない。どこに行けば売ってるんだ?きぃ!

3月11日(木)
 よくわからんうちに時間だけが過ぎていく。しなくちゃいけない仕事は山のようにあるんだが……。

3月10日(水)
 十時から会議。またギリギリに着いた。今日こそ余裕をもって出られるはずだったんだけど、おかしいな。
 午後も会議。2時間くらいで終わるかなあと甘く見ていたら、これが4時間かかって全員グッタリ。

3月9日(火)
 法科大学院後期試験の面接。2度目なもんで、ちょいと気が緩んで小さい失敗。あんまり印象が良くなくて、結局最後まで挽回できなかった受験生の面接が終 わった後、まだ退出してないのに思わずこりゃあかんと頭を抱えたのを、当の受験生にバッチリ見られてしまった。

3月8日(月)
 父が地域の老人クラブの会長を1期限りで辞めるために四苦八苦している。筋なんぞ通してもしょうもない時に筋論を持ち出して話を紛糾させる人っていうの はどこにでもいるのだが、あれは歳をとっても直らないらしい。まあ僕みたいにどんなときでもユルユルのスイスイっていうのも我ながらどうかと思うのだが。

3月7日(日)
 中大ゼミの追い出しコンパ。イタリアンと聞いていたような気がするのだが、イタリアンでは自家製サングリアは 普通出ないと思うな(笑)>幹事O君。まあ、店の感じは「地中海料理」っていうイメージかしらん。ちょっと食べ物の量がアレだったかもね。でも、フロアの お兄ちゃんがデキる人だったので、お店の印象は良かった。3年生から4年生全員にプレゼント。アイディアの勝利で大好評。僕も貰いました。

3月3日(水)
 おお、またやってたよ。今の今まで(って、3日前にも使った表現だが)、後藤田正晴の甥だか甥の息子だかと結婚したのは、白線流しの人 だと思っていて、しかも、そうじゃないと気が付いて「そうか、じゃあ結婚するのは この人 だっけ?」と思ったとゆー。それで「女も33になると云々」という発言をラジオで聞いて、「あれ、そんな歳ってことは、実はこの人 だったのかな?」などと思ったのである。
 もちろん全部はずれ……。この人でしたか そうですか。

 紛らわしいんだよっ!!間違わない方がどうかしてると心から思うぞ。例えばここ の11月5日参照(今しげしげと読んだら、お下品なサイトですね。ごめんなさい。 Googleのせいです。)。毎日テレビ見てる人にはちゃんと区別がつくのだろうか。そういえば辻と加護も、とうとう区別がつかないうちに モー娘。を抜けてしまう。

3月2日(火)
 ちょっと買い物。ちょっとにしては大きな物を買った。これで台所が一応整備される。おっと、食器乾燥機がまだだ。
 アルデンテと称して芯が固いままのパスタを客に喰わすのはいかがなものかと思う。あれは客に出すまでに余熱で芯が柔らかくなるのを計算した茹で方なので わ?

3月1日(月)
 寒い。昼過ぎには雪混じりの雨。
 1時から会議なんだから、12時前に家を出れば余裕で間に合って昼食もとれるはず。と、いつもそういう算段で用意を始めるのだが、どういうわけか必ずギ リギリに大学に着くタイミングでしか家を出られない。で、不本意ながら大学前のマックでエッグダブルバーガー(?名前忘れた)を、お月見バーガーとどこが 違うのかというような疑念を抱きつつ頂く。

2月29日(日)
 今の今まで気が付かなかったが、12って4の倍数なんだから、申年は必ず閏年なんですな。これって常識?
 旧居の明け渡し。清掃代はともかく壁クロス代の半分までふんだくられるのはまったく頭に来るし、争えば勝てると思うけど、僕は面倒くさがりなのである。 興奮すると胃に悪いニャ。悪い消費者の右代表ですな。こういうのが法科大学院の教員をやって良いのかというような疑問については、実務家教員ではないので 却下。それより問題なのは部屋がちっとも片づかないことで、まだ書斎が使えずにLDでパソコンを打つ有り様。まあ、どの部屋にもLANケーブルの差込口が 用意されてるから良いんだけどさ(自慢)。

2月28日(土)
 法科大学院後期試験の1次試験。「小論文試験のために準備しておくべきこと」っていう趣旨の文書をサイトに載せるべきじゃないだろうかと提案してみた。 だって(以下略)。

2月23日(月)
 関係各方面にはまことに申し訳ない話なのだが、この一週間、引越で手一杯になっていたのであった。夢のぶろーどばんど生活に突入しますた。わーい! い や、そうじゃなくて、仕事仕事……。おっと、大学に新住所を届けてないぞ。

2月14日(土)
 強風。日本海を強い低気圧が通過しているせいである。したがって南からの暖かい風 で、空気もずいぶん緩んだ感じ。しかし、気圧が下がっていくせいだろう、偏頭痛に襲われる。宇宙飛行士には絶対になれない。鼻もひん曲がってるし。などと 埒もないことを考えつつ頭を抱えてベッドに。


2月13日(金)
 採点、採点、また採点。まだまだ採点。あ、それでもって確定申告だよ。
 法科大学院は前期日程定員35名に対して合格者51名。最終手続者が確定すると思われるのが、3月18日の既習者認定試験以降。さて、歩留まりはどれく らいに?
  神大の給費生試験に文部科学省がクレームをつけたという件が何故か報道されている。これ、恒例のクレームだって話だけど、じゃあなぜ今年だけ報道された?  いや、もちろん門下省もとい文科省のリークに決まってるんだが、何故リークした? 大学で聞いてみると、なんか某西北大学とかが同じ事を始めたとかで (真偽不明)、放置しておくと無秩序な青田買い合戦になりかねないって危機感があるんではないかという説が有力。ちなみに神大のお答えはいつも同じ。「う ちのは1934年以来の伝統ある制度。昨日今日に急に客引きのためにはじめたわけじゃない。」

2月1日(日)
 藤山雅行裁判長に励ましのお便りを書こう!
 頑張ってますよ〜。(今週は中村修二さんの200億判決でかすんじゃいましたが。)よく知らずに風俗っぽいお店でバイトしちゃったばかりに、いきなり拘 束されて強制送還されかかってる中国からの女子留学生の件なんか、どうにかして単位だけでもとらせてあげようって苦労してます。グリシャムの「依頼人」に 出てくる裁判官みたいですな。で、そのわずか一週間後に、税務署が自分で間違った猶予承認したくせに後になって延滞税まで取り上げたという事例で、もとの 承認が違法だったせいで生じた損害だっていうんで、国の損害賠償責任を認めました。でも、せっかく書いた画期的判決は次から次へと高裁の官僚的判決に覆さ れちゃうし、「一時所得」っていうことでケリがつきそうだったストックオプションも、また「給与所得」っていう判決がバタバタと出てきてますね。

1月31日(土)
 朝9時から夜7時まで面接。疲弊しました。いろいろ言いたいことがあるのだが、ここには書けない。


1月30日(金)
 原稿書かなくちゃ書かなくちゃ書かなくちゃ。と書いたら<<否定の連続>>ってATOK小僧に注意された。うるさい!
  で、どうしてなんだか自分でもわからんが、この忙しいのに、幸田真音『日本国債』の文庫版を読んでしまった。現場の苦渋もわかるし、ジャーゴンも仕入れら れて面白いし、売れた理由はなんとなくわかる気がするけど、でもねえ、ここまであっけらかんと相場操縦を賞賛されると、やっぱ萎えますわ。このトレーダー 連中は何故まとめてお縄にならないのさ?っていう突っ込みは、「ラストサムライ」の設定に突っ込みを入れる無粋とはちょっと違う気がする。

1月29日(木)
 院生Hさんの修士論文審査。少し論点が散漫になったきらいはあるが、副査のI先生からも「楽しかった」と評価していただき、主査としてはほっとした。


1月28日(水)
 引き続きおでん。会議。採点に追われてみんな大変だということがわかった。(いや、そういう趣旨の会議じゃないんですが。)生協理事会というのにも出 た。なぜか監事をやっているのだ。生協もデフレの影響で大変大変。

1月27日(火)
 おでん食べました。鎌倉のおでんダネ。

1月26日(月)
 タマネギ長ネギ化阻止事業第2弾。挽き肉(合い挽き)とタマネギの細切れを炒めて、これをピカタというかオムレツというか、そういうようなものにしてみ ました。あんまり美味しくなかった……。なんか良さそうに思えたんだけどなあ……。やっぱり思いつきで作るとろくなことになりませんな。これは誰にも食べ させません。どうかご安心を。(誰に言ってるんだ?)

1月25日(日)
 ご飯を作る暇がありません。でも激しくお腹がすいたので、パスタを2人前茹でて、ボローニャ風ソースの素に、「そうだあれを早く使わないと長ネギに化け ちゃうぞ」とその存在を思い出されたタマネギ一個を細切れにしてよ〜く炒めたやつを混ぜて、パスタの量に見合うソースにしてしまう。もとが「青の洞窟」と いうレトルトのパスタソースの中では相当美味しいやつなのだが、タマネギ炒めを混ぜると、味が適度に俗っぽくなって大変ウマーなのである。
 ところで、J-WAVEはサッカーのニュースで「中田のボローニャは」とか言ってますが、あれはなんとかならないですか。中田も中村もチームオーナーで も監督でもないでしょ。「所属する」を言う1秒が惜しいというのか。あ、惜しいか。しかも早口言葉っぽいし。所属する所属する所属する……。

1月24日(土)
 ガラスープで煮込んだ水炊きをおいしくいただく。午後5時前から鶏料理屋で食事を始めちゃう人がこんなに沢山いるのは何故? って、まあお互いさまなん ですけど。

1月23日(金)
 ポール・クルーグマン『嘘つき大統領のデタラメ経済』(早川書房)は、後味のきわめて悪い本。あまりにも説得力があって、しかも日本の現状とあまりにも 類似点が多い話に、どっぷり憂鬱になれます。
 用事で某区の総合庁舎へ。さすがに新しい建物は職員にも来客にも快適にできてますね。いろんなスペースにゆとりがあるので、気持ちもゆったり。

1月22日(木)
 寒寒。昨日の答案の受領その他の用を足しに大学に。日なたはそれなりにぽかぽかしてるが、日陰の冷え方が厳しい。こんな時に髪を刈ると風邪ひきそうだ が、もうぼさぼさ頭も限界に達しているので、やむなく床屋に寄る。
 自民党の外交論文コンクールとかで総裁賞をとった東大農学部の学生が「汗をかかない国は一人前ではない」とかなんとか宣っている。そういう風に使い古さ れて陳腐の極みとなり果てたレトリックをクチにして憚らない人のことを人は「オヤジ」と呼ぶのだが、このオヤジは23歳の女性なのである。オヤジは年齢も 性別も超越する。それにしても、この受賞者の御夫君は外務省職員なんだそうでして、いったい夫の仕事をどう思っているんでしょう? 汗もかかずに楽して稼 げる旨い仕事?

1月21日(水)
 学部試験。たくさんの方に受講していただき有り難いのだが、採点のことを考えると、げんなり。もう採点したくない。。
 法科大学院の前期1次(募集定員35名)は、結局、615名出願に対して158名の合格者となりました。それだけの人数の方々に31日にもう一度白楽ま でご足労いただいたうえで、およそ4人のうち3人の方には「残念遺憾な がら」という通知をお送りしなければならないわけです。試験とはそういうものだとはいえ、申し訳ないことです(ぺこり)。

1月20日(火)
 さすがに、一日へたりこむ。

1月18-19日(日・月)
  というわけで、大学院法務研究科(法科大学院)前期試験の一次試験。隣の建物では並行してセンター試験2日目も朝から夕方遅くまで実施ちうなのだが、我々 は10時から12時までの120分一本勝負の小論文。さすがに2時間休み無しだと、トイレに行きたいという受験生が何人も現れて、監督はそれなりに忙し い。試験終了後、お弁当をいただいて、ただちに採点作業。なにしろ600枚ちかくの小論文の採点をするので、何時までかかるか予想もつかない。一応「夜の 12時で今日の分はやめましょうね」という約束になっていて、となると当然家には帰れないので、西口駅前の某ホテルに予約済み。
 で、案の定、夕食の出前を頼んでも終わらず、夜中までかかったため、タクシーを呼び、ホテル泊。
 翌朝は和定食をいただき、タクシーで大学へ。大学では、採点とか、会議とか、もひとつ別の会議とかして、金曜日が締め切りだった修士論文を事務から受け 取り(ということは、審査のために読まねばならないのだ。)、あと何やったっけ? もう忘れた。
 えーと、まだ2次試験(面接)が残ってますが、これまでのところでは、なかなか良い選考ができているのではないかと思います。小論文の問題も、ちょっと 意表を突いたようで、受験生の「教養」のありようがダイレクトに答案の出来不出来に反映されたんじゃないかと思うし。それにしても、いくら困ったからと いって、答案に嘘を書くのはやめましょう。それと、小論文で求められていることは論文を書くことであるってこともわかってますよね。ね?

1月17日(土)
 センター試験です。本部詰めですた。8時集合で、しかも朝から雪かもしれないということだったので、慎重を期して、早めに家を出て、岸根公園のデニーズ で朝食をとりつつ時間調整。 あまりにも寒かったので、熱々のオニオングラタンスープも頼んだ。ほ。
 試験本部では、出欠調査票を時間毎に取りに行く係。
 雪は終日ちらちらと降っていたけど、積もりはしないようだ。けど、気象庁のご意見では、夜のうちに積もるんだって。それが一番困る! 明日は法科大学院 の入試なのに〜。

1月16日(金)
 用事があって六本木へ。南北線の六本木一丁目という駅に初めて降りた。泉ガーデンとかいう高層ビルに直結する駅。なんだかすごく冷え冷えした感じのオ フィスビル。用を足した後は、時節柄、六本木ヒルズ近辺に長居は無用なので、さっさとズラかる。南北線がそのまま東横線に乗り入れているので、白楽まで楽 に出られた。
 明日は雪になるかも、という予報が出ている。それは困りますよ。明日はセンター試験ですよ。


1月15日(木)
 さらに缶詰め。午後、用事を思い出して横浜駅にある市行政センターまで出向いて、さて受付だ、というところで、肝心な書類を家に忘れてきたことに気付 く。すごすごと大学に戻り、夜、院生の修士論文の最終チェック。

1月14日(水)
 引き続き缶詰め。とうとう缶詰めされながら会議という仕儀に相成った。会議で今後の各人のスケジュールを確認しているうちに、あまりの過密スケジュール に「こりゃ破綻状態だ。金融庁に来て欲しい。俺に公的資金を注入してくれ〜」とわけのわからないことを口走ってしまう。でも、監視チームは来なくて良いで す。監視は良いから手伝ってくれ。
 ひさしぶりに1号館8階の食堂で昼食。外は猛烈に寒いが、ガラス張りの展望レストランはお日様ぽかぽか。遙か北東に位置するはずの西新宿が近く見える。 六本木ヒルズと思しきビルも望見される。南には、ベイブリッジ越しの三浦半島。そういえば前から気になってるんですけど、三浦岬って、三浦半島とはまた違 うもんでしょうか? 「ドルフィン」に行けばわかるのかな?
 夕方、オレンジに光る飛行機雲を見た。

1月13日(火)
 終日缶詰め状態。ぎゅうぎゅう。(それは鮨詰め。)

1月12日(月)
 しまった。パンを焼き忘れていた。というわけで、久しぶりにホットケーキの朝食だったりする。まあ、ほら、祝日だし。(誰に言い訳してるんだ?)そうい えば蜂蜜が切れてるなあ。でも、渋谷までえっちらおっちら出ていって蜜を買ってくる暇なんぞオラにゃねえだよ。

1月11日(日)
 また「中大ねっと」ネタですが、こ のスレッド はちょっと面白い。「義務感で勉強するから楽してる他人が許せなくなる」という指摘は鋭いと思うけど、「所詮は他人のことだから」と放置を積極的に勧める ところまで行くと、オジサンは違和感をおぼえるのだ。僕だって学生時代にはたまに見かけても放置してましたが、そこまで冷然と突き放したような見方をして たかなあ。「しょうのない奴だなあ」と苦笑いするような感じだったんじゃなかろうか? ああ、「『見つかるなよ』と思う」という人は、これに近いのかな。 とヲチしていたら、さらにスレッドが伸びて、積極的密告説、講義無価値論、価値相対主義、私語討伐隊なども登場し、賑やかに。
 天気晴朗ナレド浪高シ、というお天気。空気の乾燥も甚だしいし、インフルエンザが流行期に入ったそうだし、気をつけないと。昨日の会議で学部長Y先生に 「来週は風邪をひいてもらっては困ります。ひくなら明日と明後日の2日間にひくこと」と命令されたっけ。というわけで、風邪に負けない体を作るべく、某 ファミレスにて、ビフテキ+フォアグラ+トリュフ+キャビアの夢のカルテットでタンパク質補給。

1月10日(土)
 土曜日だけど会議。来週は火・水・木と朝から晩まで大学に出ずっぱりの予定。金曜日は会社法の補講。そして土曜日はセンター入試で、日曜日はロースクー ルの前期日程入試だ。その合間を縫って都心に行かないといけない用事があって、あっちゃこっちゃの銀行にも寄らないと。うへー。
 竹田青嗣『現象学は<思考の原理>である』(ちくま新書)を読んで、ついに納得のいくフッサール現象学解説に出会えたことを喜ばしく思う。そうそう、僕 は「それで、いったいぜんたい何のためにそういう理屈をこねくり回してるの?」という素朴な疑問に誰かにきちんと答えて欲しかったんだ。

1月9日(金)
 中大最後の授業と試験。スキー合宿の段取りなど。幹事、ご苦労様。
 も ぐりが多い って自慢になりますか?


1月8日(木)
 と思っていたら、600以上に増えたようです。20倍弱か 。嬉しいような、悲しいような。
 とてつもなく寒い。北風ぇ〜小僧の寒太郎ぅ〜。


1月7日(水)
 いきなり会議だよ。仕事始めの日で事務は3時終了だったのに、局次長以下の皆さんに4時過ぎまで付き合わせてしまった。そのうえに、教員はさらに居残 り。僕は医者に行くので中座しましたが。昼の段階で、ロースクールの志願者が300くらいという話。十倍ならまあまあですかね、というような話。


1月6日(火)
 時は明治9年。横浜の丘の上に江戸城が建っています。明治天皇が住んでいる以上、江戸城のはずなのですが、なぜか姫路城にそっくりな天守閣もあるので す。横浜から1,2時間歩いたところには、深い深い森があって、そこには鉄道が敷かれていますが、その鉄道の駅は西部劇に出てくるような駅(駅舎はあるが プラットホームがないやつ)です。その森から馬で半日ほど行くと、富士山の麓に出ます。そこからさらに一昼夜ほど馬で行くと、槍ヶ岳の麓にたどり着きま す。そこには『指輪物語』のホビット庄か、宮崎駿が一時期理想郷として描いていたような小さな村があり、この村も含めて、どう見積もっても人口2万いくか いかないかという小さな所領を、勝元という氏の殿様が治めています。これだけ小さな所領に、およそ5000ほどもの侍が、ひたすら武士道の追求に明け暮れ るというストイックかつ非生産的な暮らしをしていて、それでいて所領経済は完全に自給自足で、刀鍛冶までいたりします。この山奥の小領主勝元は、極めて熱 心な勤王派であった人で、今も明治政府の参議も勤めているのですが、しかし西部劇のインディアンみたいに鉄道の焼き討ちなんかもしちゃうんだな、これが。 こういうわけのわからない設定であるにもかかわらず「感動して泣きました」とかいえる人は不思議です。いや、たいへん面白い映画ですよ。たしかに渡辺謙の 演技は素晴らしいし、真田広之の殺陣も流麗で見事です。(渡辺謙は、殺陣に関しては、ちょっとヤクザ映画っぽい感じがした。あ、あと、小雪は演技が下手過 ぎ。)ドラマの作り方も、ハリウッドの基本に忠実で、日本史を全く知らないアメリカ人その他であるなら、感動できるんではないかと思います。しかし、仮に も日本で中等教育まで受けた人なら、感動する前に、「うーむ、西南の役をこういう風なファンタジーに料理するたぁ、さすがハリウッド」と感心しつつも、 「もしかしてアメリカ人に、日本ってキューバ程度の広さの国かって思われるんじゃないのかなあ」などと心配になったりもし、涙など流す余裕はないと思うの ですが、たぶん、アメリカ人並みにしか日本史を知らない(つまり全然知らない)から、純粋にファンタジーとして楽しめるんでしょう。そういや、ある世代の ある地域出身の人達は、高校で「日本史または世界史」っていう選択をさせられてるんだっけな。


1月5日(月)
 やっと年賀状を読む。忘れていたことに気付いて、アメリカにお年賀メール。


1月4日(日)
 仕事に身が入りません。ついつい父に付き合ってNHKの早碁など見てしまう。

1 月 3日(土)
 
箱根駅伝2日目。学連選抜がだんだん強くなっている。学連選抜が往路トップとかいうことになったらどうする気だろ?

1月2日(金)
 
すでに普通の生活。

1月1日(木)
 
明けましておめでとうございます。
 実家におります。
 兄一家5人も訪ねて来たので、橡川家総員集合。一番上の姪も今年成人式だし、こういう風に集まる機会ももうあんまりないかもね。
 僕も今年は公私ともにいろいろ変化がある予定。まあ、気負わずに、自然体で。


2003年
12月13-16日
とにかく死ぬほど忙しくなってきたが、比例してハイテンションになってきてるのがわかる。これはどこかでセーブしないと、反動 が怖い。
 用事があってでかけた税務署で、どこかの会社からお使いで法人税の納税証明書を取りに来ているお姉さん2人組がいたが、その会社の決算期がわからなくて 大騒ぎしていて面白かった。どうも子会社だか親会社だかの分らしい。8月か9月かわからないけど、8月っていうのはあんまりないわよねと申請書に9月と書 いたのが間違いとわかり、「ひゃあ、やっぱり8月だったかぁ」と口頭で修正、ところがそれも合っていないと言われて慌てだして、結局、会社の会計に電話し て、と思ったら、会計の人と同姓の別のお友達に間違い電話してしまい(携帯ではよくある間違いですな)、ちょっとおしゃべりしてから、もう一度会計係にか けなおして、机の電話機に書いてある会計事務所の電話番号を聞きだし、会計事務所の担当者を呼び出してやっとわかったのは「7月」という答え。これが確定 申告で殺気だった時期だったら、あんなことしてたら、他の客にド突かれるるだろうなあ。

12月12日(金)
 
「ロースクールでは“現行の”司法試験合格の力はつけられない」と明言して、何の問題もないでしょ? だって、新司法試験は 現行試験とは違う能力を測る試験にする、っていうのが今般の司法改革の一つの柱なんだからさ。それにしちゃ、新司法試験の内容がどうなるのか怪しいところ が多々あるわけだけど、その件については、現時点で僕を責めないでくらはい。2年半後に結果責任を問われるのは立場上しょうがないので、そうならんように 全力を尽くす所存でございますが。

12月2日(火)
 
台風一過で快晴。うーむ……。
 「あと2年半あれば自力更正できていた」ってのも、資金繰りがつかなくなって潰れた会社の社長の繰り言みたいで、知事の発言としてはどうかと思うのだ が、対する答えとして「銀行が債務超過と認め、破綻の申し出をしたというのが事実関係だ」という官僚的応対もどうなんだか。それは事実の半分しか伝えてな いってことは、みんなが知っている。どうせ儀式的な問答だから、それで良いのか? だったら学者が大臣やってる必要はないと思うが。政府としてこれ以上の リスクは許容できないと判断するのは何故なのか、中長期の展望の中でその政策判断がどう位置づけられてるのか、面倒だろうが、いちいち極力丁寧かつ平易に 答えて、その都度わき起こる不満不安を鎮めることが求められていることなんだと思うのだが。

12月1日(月)
 
今日から師走。しかし、台風の影響で大雨って……。
 北海道のスキー場も雪が溶けちゃって、いったんオープンしたのが閉鎖というのが相次いでいるとか。今年は年越しスキーは無理ですかねえ。ていうか、そん なことしてる暇ないだろ>自分
 現代化要綱試案への意見を書き出す。書きたいことは多々あるが、自制しないと。


11月30日(日)
 
新宿NSビルで「法科大学院合同説明会」。二日続けて営業だぁ。1時から6時までぶっ続けでしゃべりまくる。2時間を過ぎた あたりから、ナチュラルハイというか、軽いトランス状態というか、口が勝手に動くような感じになってくる。いや、口だけじゃなくて、説明と同時に手がひら ひらと動くのが抑えられない。
 都庁付近なんてテロ攻撃の標的の有力候補みたいなところには長居無用なので、終わるや否やそそくさと立ち去る。

11月29日(土)
 
朝一番の「こだま」で、S県某私立高校へ営業。法学部で何を学ぶかとかいう話をしたが、難し過ぎたと思う。すまん。
 H先生と久しぶりに懇談。S市街もちょっと見ないうちに……あんまり変わってなかった。でもスタバが4つに増えていたりとか、長崎屋が潰れた跡に大きな 書店が入ったりと、細かいところはいろいろ変わっている。行きつけのリストランテAでランチ。うーん、やっぱりここのパスタを食べると幸せになれる。ここ を超えるイタリアンにはまだ出会ってないなあ。

11月26日(水)
 
それにしても、現代化部会の分科会は最低週1回という頻度で開かれていたという。そりゃ白髪も増えますわな。スローライフ、 スローライフ。しかし、神大法科大学院は「教員の負担の重さについて改善に努めること」という「留意事項」を設置審から頂戴した、全国唯一の法科大学院な のであった……。しくしく。

11月25日(火)
 
夜、都内某所にて、商法現代化要綱試案の「補足説明」の補足説明を受ける。もっとたくさん集まるかと思っていたけど、意外に 人数が少なかった。どうも大筋においてすら理解しかねる文書だと思っていたのだが、なるほど、わざとわかりにくく書いてあったわけね。「補足説明」は部会 委員が書いたんだと思いこんでたんだけど、そうじゃなくてあれも法務省サイドで書いたのか。ちょっと考えれば当たり前なんだけど、思いこみってのは怖い ね。じゃあ、いろんな思惑込みの官僚文書だと思って読めば良いわけだ。
 資本の件はだいたいわかったので(と言っても細かいところ(だけど大事なところ)でわからんことも多々あるわけだけど)、金曜日に解説するからね>N君 その他
 帰りは十時過ぎになり、土曜日とほとんど同じ時間帯に、またK先生と一緒に東海道線で。東京駅で「これは、デジャ・ヴだ。この道はつい最近通ったような 気がする」とボケをかましてみたのだが、突っ込んでもらえずに悲しい思いをした。

11月24日(月)
 
格子・諸革命。ミフネ将軍っていうのは、もちろん三船敏郎のことなんだろうなあ。「ああいう感じのオッサンって、九州あたり にいそう。中小企業のオーナー社長で、やたら精神論で突き進むタイプの人」というのが連れの感想。前作の「合い鍵屋さん」ほどハマッってはいなかったけ ど。それにしても設計者の人は何をしたい人なのか、とうとうわかんなかったぞ。

11月23日(日)
 
推薦入試。事前に暗記した文句の暗誦に付き合うのはうんざりしたので、非定型的応対に努めたが、いったいに女子の方がすばや く対応できる。この年頃だと、コミュニケーションは女の子の方が断然得意だからなあ。

11月22日(土)

 午後、研究会で跡見女子短大。横浜から茗荷谷の駅へのアクセスがよくわからないので護国寺駅から歩いて行ったのだが、えらく急な坂道を登る羽目に。お茶 女って茗荷谷にあるとは今日まで知りませんでした。なんとなくお茶の水近辺にあるに違いないと思っていたのだ。帰りはA学園大のK先生に、池袋から横浜へ の最楽ルートを教わる。いったん東京駅へでるとわ盲点でございました。東海道線だと4駅しかないから早いし。

11月21日(金)
 
認可されたそうです。(訂正。認可の答申が出たそうで す。正式な認可は週明け。)

11月17日(月)
 
木枯らし1号。
 そろそろ月末の静岡出張のネタを考えておかないといけない。前に附属中高でやったのと同じく「高大連携」の一環だけど、今度は90分だから、ネタもたく さん用意する必要がある。次の「神髄」もどうするか問題だなあ。トリなんですよね。前回は反則技を繰り出して手形法やっちゃたけど、2回もするもんでもな いし。
 そういえば、国民のみなさん! 法制審議会の商法現代化部会から、次期改正要綱案へのパブリックコメントを求められていますよ。法務省の「パブリックコ メント」のサイトを開いてダウンロードしましょう。でもさ、ものすごい量なんですけど。。。これをクリスマスまでに消化してコメントしろって、それはなに かの嫌がらせですか?

11月16日(日)
 
暑い。夜になっても暑い。「夜になると急に冷える」という天気予報を真に受けてコートを着て出たら、そんなバカは僕一人くら いだった。なんかここんとこ、短期の予報に限ってみても、天気予報は狂いっぱなしじゃないの?  規制緩和して予報の質が高くなったとはとても思えませんがどうでしょう。(八つ当たり)

11月15日(土)
 
また月報化してます。後期に入って、ほぼ毎週、何かの授業を休講にしてしまっている。申し訳ないことでござる。法科大学院パ ンフの新バージョンが刷り上がってきた。顔写真が恥ずかしい……。大学は早くも入試の季節に突入で、毎週のように入試関連業務で休日出勤。それでも、某ア パレルメーカーのバーゲンにふらふらと出かけて、 セーターやコートなどを整えた。おかげで、急に寒くなったけど用意万端。汐留に、なかなか美味しくて、そこそこ安くて、しかも夜景も綺麗という居酒屋風の 和食屋発見。土曜日でもさして混み合ってないし、六本木に客をとられて、はやくも「穴場」化したか?
 穴場と言えば、某掲示板で「中大商法ゼミの穴場」と評されたこともある某ゼミですが、来年は10人の新人さんです。(「17人」という発言がありました が、ちょっとした勘違いです。来年のトータルの人数が(5年生その他「居残り」を計算に入れなければ)今年と同じで17人、っていうことでした。)これ以 上規模拡大できないので、これで募集打ち止め。いやあ、二次募集も四月募集もしないなんて、兼任のくせに態度でかいですね。神大の方は、2年次の新規募集 ができず、しかも2年生の一人が事情があっていなくなっちゃったので、来年はちょっと寂しいことになりそうな。夏合宿は、本気で合同合宿を考えた方がいい のかも。


10月20日(月)
 
組合の会議。印象に残った言葉。
「組合の活動は他人事になってるのではないか。例えば私が今度の委員長だと話すと、皆さん『大変ですね』とは言うけれども、『有り難う』とは言わない。」


10月19日(日)
 
ふとチラシを見ると、今日までバーゲンだというので、慌ててイトーヨーカドーまででかけ、かねてより懸案だった遮光カーテン を買い込む。 ついでに、近所に建ちかけているマンションのモデルルームに足をのばしてみたが、なんだか売る気のなさそうな営業の人が出てきた。人は良さそうなんだけ ど、そんなんじゃ成績あがらないでしょ。少なくとも私は、なぜこんなに安い値段がついているのか、ということについて、要するに資材その他をケチっている からである、という印象を強く抱きましたぞ。

10月18日(土)
 
ジーパン(というかジーンズというかデニムというか、どう呼ぶのかよく知らんが、まあ、そういうもの)のポケットに大穴があ いてしまったりとか、種々不都合があるため、吉祥寺に買い出しへ。吉祥寺ロンロンの地下は大幅な改装をしたそうで、デパ地下並みの食品売場と化しており、 中華饅頭などを買い込んで井の頭公園で食事をした後、買い物大会。歩き回ったかいあって、大戦果。

10月17日(金)
 
急遽、日弁連法務研究財団主催の会合に出席することになったため、中大前半は休講。(そして、財団理事長・新堂幸司先生の御 謦咳に接した。)しかし、手形法だけは、今日休講にすると3連続休講になるので、4時半に会議を抜け出して、霞ヶ関→新宿→高幡不動→中央大学明星大学の コースで中大。1時間ちょいで着いてしまった。意外に近いですな。事前に「駅前探検倶楽部」で調べておいた成果でもあるが。講義の後、講義控え室にSN先 生と、「神髄」2度目の出講のSNが。「神髄を語る以上、私は神である」という橡川作のネタで盛り上がっていたらしい。ゼミ試験の採点に頭を悩ませるNS 先生ととりとめのない話を少しして、さて帰ろうかと駅に向かって歩き出したところでゼミ生のK君とM君に出会い、1時間ほど各種相談。M君は今年も秋の遠 足幹事をやるそうです。

10月16日(木)
 
水曜日は、だらしなくも喉が痛くなり休み、にしたのだが、欠席できない会議があり、これが夜まで長引いて、いったい何のため に休講にしたのかわからなくなった。というようなことがあったためか、本調子にはほど遠い体調。体のあちこちが痛む。肩は、肩凝りというよりは、寝違えた かのような痛みだし、喉の痛みは却って悪化したようにも思える。宿泊費をケチって安宿に泊まった報いであろう。来月末に静岡出張するときには、ちゃんとし たホテルに泊まろう。

10月1-15日

 半月分ぶっとんでますな。この間にあった主なできごと、と。
 浅草寺の境内に臨時に建てられた芝居小屋、平成中村座で白波誤認男(割と面白い誤変換なのでそのままにしておこう)の浜松屋と勢揃い、八重垣姫、文七元 結の三本立て。『文七元結』の勘九郎が素晴らしいのは予想通りだったけど、扇雀の婆さんが無類に可笑しい。七之助の弁天小僧は、可愛いかったが、芝居の方 はさすがにまだお勉強ということで。小屋を出ると、ライトアップされた浅草寺。そして、今まで見ていた芝居の舞台の近所をぶらついて帰路につくという趣 向。歌舞伎座からいきなり銀座通りに出ちゃったり、国立劇場付近の無機質なビジネス街をてくてく歩いたりするのと違って、芝居の余韻にゆっくりとひたりな がら日常へと戻っていけるわけ。しかしまっすぐお家に帰らず、六本木ヒルズ見学。夜景は確かに凄い。一見の価値あり。
 銀座のイタリアンレストランで食事というのもありました。妙にバブリーな内装がやや恥ずかしい店だったけど。
 大阪で学会。金融法学会は、前半が「法科大学院での『金融取引法』授業内容の試案」というような内容。後半は「銀行監督法」。前半は、正直いって神大の 法科大学院の目指すところとちょっとベクトルがずれていたので、あんまり参考にはならなかった。いくつかつまみ食いできそうなネタはあったけど。後半は、 さながら金融庁なんでも苦情相談窓口。そういうことをやりたかったはずじゃないと思うんだけど、実際にはそうなっちゃうところが、まさに銀行監督という分 野の問題であるということかも。
 金融法学会の会場の天満研修センターは、非常に活気のある問屋街のすぐそば。この問屋街の一角にある小さなフランス料理屋にふらふらと迷い込んでラン チ。2000円のランチコースなどというお手軽なメニューを軽い気持ちで頼んだら、かなり本格的なものが出てきてしまって焦った。前菜のパテは、厚さ 5cmはあろうかという大きなもので、こんなでっかいパテを喰ったのは、おフランスの田舎で入ったレストラン以来ではなかろうか。メインのホロホロ鳥とい うのがこれまたえらい量。いやあ、デザート付きにしなくてよかったよかった。
 日本私法学会は、関西大学で。いろんなことがあったけど、恥ずかしい出来事を。ほら、聞いたことありませんか?「有名人とすれ違って、なんとなく知り合 いに会ったような気がしてつい挨拶しちゃった」という話。それをやっちまいました。廊下でT大のI原先生とすれ違ったとき、つい挨拶しちゃったのだ。G大 のK先生にもつい会釈しちゃったなあ。いやいや、K先生は去年の僕のワークショップに出席されてたから、それはいいのか。微妙。なぜこんなことが気になる のかというと、実は、今年の学会ではずいぶん多くの「顔と名前が一致しない人」に話しかけられたり会釈されたりしたから。もとから他人の顔を記憶するのが 苦手なのだが、だんだん酷くなっている。逆に、夜の宴会で某先生に「神奈川大の橡川です」と名刺を差し出したら「ああ、やっとお顔と名前が一致しました」 と言われたりも。
 名刺といえば、阪急電車の中で、NS先生とお知り合いの女性研究者(複数)と名刺交換しようとしたら、NS先生が橡川を指さして曰く「あ、此奴のことは 別に気になさらなくて良いですから(笑)」
 こういうことはタヌキのようにいつまでも憶えているのであった。とはいえ実際、電車を降りたとたんに、その方々のお名前も判然としなくなるようなトッチ 君なのである。まあ、その後浴びるように酒を飲んだ(当社比)せい、ということにしましょう。呉春(ごしゅん)という大阪のお酒は大変あとくちが上品でお いしゅうございました。

9月30日(火)
 
「横浜の医者はおしゃべり」という仮説が提唱された。そういえば、行きつけの胃腸科の先生もおしゃべりだ。昨日も、「まだ薬は要りま すか?」「ええ、もう良いかなと思うと、またシクシクと痛み出したりしまして」「それは夏休みが終わるからですよ。そう、高校の先生と大学の先生では、病 院に来る季節が1カ月違いますな」などというどーでも良い会話にほとんど終始してしまった。

9月29日(月)
 
サンマを焼いた。また、家中サンマの匂いに……。仕事が忙しいときに限って、面白い本をうっかり見つけてしまうというこの超 常の力をなんとかしてほしい。しかもシリーズもの。不幸中の幸いは、軽めの本なので小一時間もあれば一冊読めてしまうことだが。

9月28日(日)
 
出来合いのハンバーグのレトルトパックされてるやつを買ってみたら、これが意外にも結構ちゃんとした味なので、感心。
 洗濯しなくちゃしなくちゃと思っているうちに、日が暮れた。

9月27日(土)
 
久しぶりに研究会に出席。懇親会は失礼させていただいたが、腹が減ったので、高田馬場でお久しぶりのH先生と「和風シチュー セット」なるものをいただく。ファミレスに毛が一本足りないくらいの店だが、接客はファミレスよりずっと良いし、料理も旨いし、しかも肉もたっぷり入って るし、おまけに安い。良い店だった。H先生は新幹線の時間があるので、あんまり話をする時間もなかったが、結論としては「みんな疲れてる」。うにゃ。

9月26日(金)
 
中大の日。NS先生と久しぶりに顔を合わせたら「ゼミ合宿やったら、橡川君の話でもちきりだったよ」だそうな。
 何故にNSゼミであっしの話題が? と思ったら、他人名義署名とか無権代理の話のところで「もし僕(橡川)が勝手に『N村S也』と記名捺印したり、ある いは『N村代理人 橡川』などと記名捺印したら」というような話をしたのをNS先生にチクって「先生、勝手に名前使われてますよ。何か言っておいた方が良 いのでは?」などと申し向けた者がいたらしい。“本人に無断で名前を使用した事例”の話なんだから、無断で使うのは実に適切だと思うのだが。

9月25日(木)
 
ゼミの日。3年生幹事Sクンはゼミ開始時間に「今起きました」電話をよこして、本日リタイア宣言。一年ぶり二度目。代わりに 遅刻女王Yサンが時間前に到着していた。これもなかなか見られない光景であることだとしみじみ。休み明けというのは、いろいろハプニングが起きるもんであ る。
 昼は、外に出て、鶏とブロッコリーのクリームソーススパゲティ。ナスとベーコンのトマトソースにも心惹かれたんだけど、ベーコンは胃に悪いのでやめ。


9月24日(水)
 
久々にネクタイを締めて大学にでかけ、久々に会社法の講義。講義は疲れるけど、脳内にアドレナリンが大量に分泌される感じが 心地よい……。法科大学院関係の会議で、夜はいきなり休講。すまん。会議のついでに、パンフレット用の写真を撮る。ネクタイを締めて来たのは、これのた め。プロの人にパシャパシャと激写!(死語)されて、照れ臭い。「てっきり集合写真だと思っていた」と言ったら、教務のKさんにケラケラと笑われた。「組 閣記念写真」みたいなのを思い浮かべたらしい。確かに、あれは間抜けだよね。
 昼は、学食で……あれ? なんだったけ、ま、要するに学食の食べ物です。夜は、会議室でサンドイッチ。生協に注文してるらしいんだけど、これがいつも美 味しいので感心する。作りたてだからかな?

9月23日(火)
 
お彼岸。あんまりたくさん売ってるので、つい、おはぎ買って食べてもうた。それにしても、あのスーパーはどうして、こしあん のおはぎしか売らないんだろ? つぶあんのおはぎは苦手だから、売ってなくても僕はかまわないんだけど。

9月22日(月)
 
台風は逸れた。急に寒くなる。こりゃあ風邪がはやるぞ。やっと「頭ふにふに」からは脱却しつつある。

9月21日(日)
 
軽いスランプといいますか、頭のなかがふにふにになってしまい、なにも書けなくなってました。要するに暑くて頭壊れたらし い。人間熱暴走。いやはや、暑かった。

9月1-3日
 
ゼミ合宿。2年生の計算によると、合計11時間勉強したそうだ。皆さん、お疲れさま。良い宿だった。各部屋が廊下ではなくて 広場みたいな空間に面していて、部屋からふらふらと外へ出てきた者が気軽に談笑できるようなスペースになっているというユニークな構造で、しかも小さなペ ンションなので11人で貸し切り状態というのが、合宿に最適。

 学生「先生はバスケとかされたことありますか?」
 橡「いやあ、体育の授業でやったくらいだなあ。しかもまだ3ポイントシュートがなかった頃の話だよ」
 学生「えーっ!? 3ポイントって、もとからあったんじゃないんですか?」
という会話が何故かもっとも印象に残った。何故にバスケの話になったかは、もはや不明。ねこ博物館というところで ネコ におさわりしたり。

8月31日(日)
 
実は休日出勤なのだが、あまりそういう気がしない。1部が推論、2部が読解ということになっているのだが、なんだか、どちら もパズルっぽい。これのどこが「試験対策ができない問題」なんだろう? バリバリに対策可能だと思うんですが。1ヶ月くらい集中して、類似問題どしどし解 いていけば、相当の点数アップが図れるでしょ。「まず肢を読め」という鉄則を知っているかどうかだけで、軽く10点は違うと思われ。(ま、そんなことは、 高校・大学受験でさんざん練習してしっかり頭に叩き込まれてるだろうけど。)2部の問題を解いてるうちに(だって主任じゃない監督って退屈なんだもん)、 お茶の水の駿台東校舎で「長文読解」の授業を聴いていたあの頃をふと思い出してしまったことである。


8月27日(水)
 
当然ながら、2ちゃんねるあたりでは、相当な騒ぎになっている。まあ、種類の違う3つの試験のスコアが併存する、と考えざる を得ないでしょうな、今年は。

8月26日(火)
 2003年の夏は今日まで。明日から秋の長雨だってさ。
 Nステ18年と聞いて驚く。ということは、『ザ・ベスト10』って、もう20年近く前の番組ってことになるのか…。久米宏って僕にとっては“TBSの活 きの良いアナウンサー”だなあ、まだ。古舘伊知郎は「プロレス中継で売り出した色物アナウンサー」だし。

8月25日(月)
 
この、 異様に頭の良い女子高生 のお母さんって、俺と同年代だ……。ふん。

8月24日(日)
 
さらに暑い。

8月23日(土)
 
暑い。

8月22日(金)
 
おや、世間でも注目されてるんですね。 これ

8月17日(日)
 
雨。風呂に入った。

8月16日(土)
 
最盛期。あっちもこっちも滞在中。

8月15日(金)
 
36時間くらい降り続いて、やんだ。散歩した。夜、東京に電話した。

8月14日(木)
 
朝から雨が降り続く。台風のときよりもたくさん降っているのではないか。朝から夕方まで外の明るさが全く変化せず、非常に平 板に時が過ぎて行く。すっかり炬燵猫と化す。ニャ。

8月13日(水)
 
離れの屋根に上って屋根掃除。昨年の秋から積もりつもった枯れ葉やら枯れ枝やらをひっかき落とす。この引っ掻き落としに意外 に力を使うのと、大した傾斜ではない屋根なのだが、濡れ落ち葉の跡で湿っていて足場が一部不安定な場所もあったりしたのとで、結構疲れた。午後になって晴 れてきたため暑い下界に降りる気をなくした母が今日予定していた買い物を断念したため、夜は、残り物の野菜と何年前からあるかわからない薄力粉で、精進揚 げ。実は揚げ物は胃によろしくないのですが、しょうがない。一週間くらい前に買われてきたのだが色も感触もおよそ美味しそうではないので放置されていた桃 が、さすがに駄目になりかかってきたので、やむなく水道水で少し冷やして(といっても、ここの簡易水道はおそろしく冷たい)、まったく期待せずに食べた。 と、なんと、すばらしく甘くてジューシーな特級品の桃だったのでした。邪険に扱ってごめんね。邪険にして放っておいたのが良かったのだ、という説もある が。

8月12日(火)
 
炬燵と石油ストーブ再登場。アリも寒いのはイヤらしく、部屋の中を暖めておくと、いつの間にかアリの行列に取り巻かれること があるので、要注意。「斥候を見つけたら、1人(匹)たりとも生きて帰すな」と母に厳命される。たしかに、大群に取り巻かれていい気分はしない(ていう か、そういう部屋で布団敷いて寝るわけにいかない)。となると、大量破壊兵器(商品名アリフマキラー)使用命令に署名して大虐殺を許可する羽目になる前 に、通常兵器(指とちり紙)で斥候を排除する方がましなのである。(あ、ちり紙って死語? まあ、ここにはちゃぶ台もあるし、黒電話(ダイヤル式)も現役 で働いてるようなところなので許せ。そう、ここでは電話はジーコジーコジーコとかけ、リリリリンと鳴るのです。但し受話器を取っても「あっち側」には行け ません。)
 今夜はきっとトリ料理。なにしろ昨日の買い出し当番が僕だったので、ただいま鶏肉大量入荷中なのだ。

8月11日(月)
 
固定電話時代には考えられない話、「 クローン携帯 」。なるほど、番号とIDを盗まれると、こういうことが起こり得るわけだ。事実とすれば、ショップでの機種変更時に番号が漏れるというのが一番ありそう な。もちろん、J-Phone曰く「仮に社内の人間が作ろうとしても、同じ番号を二台に与える『二重登録』はできないシステムになっている」。うーん、誤 解かもしれんので詳細は書かないけど、それは本当なのかどうか疑わせるような事例を知っているような気がしますが。まさか、社内では駄目だがショップでは できる、とかいう尻抜けシステムになっていないことを切に祈る。晩御飯は冷凍してあったコロッケ。あんましヘルシーではないですな。すまん。

8月10日(日)
 
山下達郎師匠の番組を正座して拝聴する。ありがたやありがたや。
 昨晩は、豚肉の冷シャブ、今日の昼は余りの肉で豚なんばん。おお、割とヘルシーではないですか。しかも今朝は久々に快晴だったので、散歩にも行けたし。

8月9日(土)
 
引き続き寒い。ついに炬燵登場。昨晩はダイニングで石油ストーブを焚いた。台風がかなり近くを通っているはずなのだが、風は 無い。県内の他の地域ではかなり強い南風が吹いているようだが、ここら辺は南アルプスにガッチリ守られてるらしい。
 朝、妙なことがあった。88MHz〜100MHzあたりの周波数帯で、かなりの数の中国語FM局が非常に明瞭に(ステレオ受信できるくらいの感度で)受 信できた。局数の多さ、商業局っぽい放送内容から考えて、台湾か香港割り当ての周波数帯のFM放送がまとめて聞こえてきたような感じ。しかし、いくら高地 だといっても、そんなことはかつて一度も経験したことがない。だいたい、こういう高周波数の電波って、普通は電離層を突き抜けちゃうんじゃなかったっけ か? 台風の影響で一時的に特殊な電離層が形成されるというようなことなんだろうか? それにしても、本当に高感度だったぞよ。最初は、近所で誰かが違法 電波を飛ばしてるのかと思ったけど、何しろ少なくとも5〜6局は聞こえてきたからなあ。

8月8日(金)
 
寒い。昨晩は生暖かい感じだったのだが、今日は朝から気温が上がらない。台風がこっちの方に来るらしいが、雨っぽいほかはあ まり影響を感じない。お客さんがあったので、鰻丼。ここいらの蒲焼きは関西風で、蒸さずにいきなり焼いたやつ。西焼津の「三昧(しゃみ)」のウナギが食べ たくなったぞ。

8月7日(木)
 「週報はついに月報になりましたか?」
というご指摘がありましたが、 いろいろあって書く気がしなくなっていただけです。今は蓼科。さすがにちょっと寒いくらいだけど、来る途中で暑さ負けしたらしく、丸一日寝込んだりもし た。まだ弱まってる感じ。天気が良いうちに屋根掃除しようと思っていたのに、これじゃあ危なくて屋根に昇れないなあなどと考えていたら、実は僕が来る前に 両親で屋根に昇って掃除済みだと聞いてあきれる。祖母が本堂の屋根掃除だかなんだかで、とにかく梯子から飛び降りて足の骨を折ってからえらく不自由してい たのを、何の教訓にもしていないのだろうか?

7月26日(土)
 
朝、非常に気持ち悪い揺れ方の地震。波長が長く、しかも揺れている時間も長い。乗り物酔いしそうな感じ。こういう揺れ方のは 遠くの大地震ってことがあるんだよなあ、と思ってラジオをつけると、案の定、宮城県で震度6強だと言う。と思っていたら、実は昨晩零時過ぎにも震度6弱が あったそうな。眠りこけていて知らなかった。しかも大雨洪水警報が出ているとか。うわ、最悪。そうこうしているうちに、夕方に、また震度6弱との報。
 ちょっと晴れた。久しぶりに青空を見た。綺麗だった。でも、なんだか秋空っぽいね。もう立秋も近いもんなあ。ちゃんと立秋前に梅雨明けするんだろうね。

7月25日(金)
 
なぜかNS先生の改正会社法講義のビデオを見る。大変参考になりました。他人の講義を見学するのは大変有益です。講義の組み 立て方とか板書の仕方とか、割と僕と趣味が似てるなあと思いました。学生さんからすると、かなり印象が違うんでしょうけど。

7月24日(木)
 
商法系の院生の人達、K先生らと前期打ち上げ。紹興酒飲み過ぎ。

7月23日(水)
 
10時から10時までお仕事。休憩はお弁当の30分だけ。うひー。あまりにもアレだったので、珍しく仕事帰りに居酒屋に寄 る。へえ、こんなところに居酒屋なんてあったっけ? おかしいな。通勤路の途中なんだけど。。。

7月22日(火)
 
中大手形小切手法試験。そうか、こういう問題出したんだっけ。忘れてたよ。まあ、一応補講でも触れたところだから許してね。

7月15-21日
 
恒例の週報でございます。ほとんどの講義・演習が終了したが、仕事はまだまだ続く。ていうか、山ほど夏休みの宿題があって、 首が回らない状態。近いところから言うと、試験の採点とか。いや〜ん。田園都市線と東横線にはいい加減見切りをつけました。高すぎます。手が出せません。 鰯の手開きに挑戦。完璧に修得しました。これで活きの良い鰯をいろいろ料理できるぜ。というわけで、鰯のトマトソース煮込みとか、鰯の蒲焼きとかをいい気 になって作る。なすの梅肉ソースかけというようなものも。魚ばかりでもアレだし、と突如贅沢になって、国産牛でヒレステーキなんぞ。そうそう、月曜日の午 前中に地下鉄に乗っていて発見したこと。浴衣で花火見物をすることの欠点の一つは、朝帰りすると、通りがかりの人全員に「あの女の子は花火見物の後の朝帰 り」ということがバレバレになってしまうということ。どうせ夜帰れなくなっちゃったんなら、いっそ翌日の夕方までうろついていたらどうでしょう? そうす れば「ああ、今日もまたどこかでお祭りか花火大会があるんだな」と思ってもらいつつ帰宅できると思いますが。

7月14日(月)
 
朝起きたら、パンを焼き忘れていて、食べる物がない。しょうがないので非常用のホットケーキミックスを取り出し、次に冷蔵庫 の扉を開けたら、ミルクはあるが卵がない。あれ? 一個だけ残っていたはずなんだけどなあ。いや、半熟にして食べちゃったんだっけ? まあ、ないものは無 いので、泣きながらスーパーに買いに行った。月曜の朝にスーパーが開店しているような時間に起き出すというのはどうよ?という疑問はこの際却下。

7月13日(日)
 
いくつかの疑問。その1。「半角カナ」っていうのは、アメリカ人には「クール」に見えるんでしょうか? なぜ半角カナを裏返 しにしたのを縦に流して見せたりするんですかね。その2。ワイヤアクションというのは、香港映画の人の独占的技術なんでしょうか? その3。より上位の権 限をほしがっているプログラムが連れてる美人の奥さん(または愛人)って、もともとどういうプログラムなんでしょうか? 銀しゃりと魚の炭焼きというのを 頂戴した。ご飯も魚も美味しかったけど、魚を自分で焼かせるんなら、煙の処理をもう少し何か考えてほしい。体中魚臭くなってしまった。道を歩いていて、ふ と後ろを振り返ると、猫がにゃんにゃんにゃん!と行列してついて来ていた(ような気がした)。

7月12日(土)
 
K高校3700同窓会復活第2回。国立のイタリアンレストラン「文流」。イタリアンのはずだけど、立食みたいな形式だったの で、何を食べたかよくわからん。炭水化物が多かったような。暑かった。ヘタったので、早めに失礼した。

7月11日(金)
 
講義が始まる前から寝ていて、ずーっと寝続け、結局何も聞かずに帰っていく人というのは何なのでしょうね? って、実は魂胆 はわかっているんだけど。出席はとらないし、独学で勉強しようが予備校で勉強しようが講義を聴こうがどれでもお好みのやり方をどうぞ要は試験で合格点をと れればそれで良いんですと最初に言った以上、試験範囲だけ聞きたいというご要望にもお答えする気持ちは十分あるわけですが、その寝方があまりにも図々し く、かつ、その図々しい輩の数があまりにも多いのに軽くムカついたので、ついに試験範囲について何も触れずに終わってしまいました。というのは半分は嘘 で、例年、試験範囲については実質的なコメントは何一つしてません。というわけで、試験前の貴重なお時間を奪うのは心苦しい上に、目障りなので、来週は来 ないでほしいんだけど。と、こんなところに書き込んでも何の意味もないわけですが。

7月10日(木)
 
神大ゼミは実質今日までにした。前期試験も近いし。ゼミ1の2年生にはことのほか喜ばれる。そりゃあそうだよね。3人しかい ないんで、毎週毎週課題があったもんなあ。いや、ご苦労様。後期も引き続きよろしく。

7月9日(水)
 
会社法の講義。金融庁でのダメージをまだ引きずっていて、不調。後で「難しかった」と苦情を頂戴した。そういえば1文字も板 書しなかったような気がする。引き続き教授会とか研究科委員会とか研究所員会議とか法科大学院設置作業部会とか。そしてまた講義と大学院。

7月1-8日
 
はい、また週報です。
 前期終了に向けて粛々と講義その他。
 金融庁にて某金融庁顧問の代役で研修講師。そういえば、ああいう中央官庁の本省のある建物に入ったのは初めての体験だったかもしれない。あ、法務省があ るか。いやいや、あれは中庭です。公共の建物なんだから黙って建物に入れるのかと思っていたら、さすがにそうではなかったけど、ボディチェックも荷物検査 もされずにすんだ。しかし、講義自体は 大失敗に終わったのであった。わははは。近来まれにみる糞講義を してしまったぞ。自分が一番聞きたくない種類の講義をしてどーする? 全体の構想が間違っていたのであった。大反省。非常にヘコんで帰ったので、役所が呼 びつけた黒塗りのタクシーに偉そうに乗り込み(運転手さんが車の外に立って待っていてくれて、手でドアを開けてくれるのだ。これを「偉そう」と呼ばずにな んと言おう)、あまつさえ課長補佐とゆー肩書きの人に見送りまでしてもらったのに、あんまり感激しなかった。そういえば、六本木ヒルズの脇を通ったみたい だったが、車中でもぼーっとしていたので、実物初見なのによくよく眺められなかった。というわけなので、もう二度と頼まれないであろう。ま、それはそれで 余計な仕事が増えずにすむし、そっちの方が良いんだ(けど、ぐやじー!)

6月23-30日
 
せっかく改心して日記に戻したのに、また週報になってしまった。
 神大ロースクールは、とにかく申請書は受理されたとか。「こんな事なら、6月にいきなり書類却下されてた方がましだった」とかいうことになりませんよう に。それから、広報をバリバリやらなくちゃいかんですね。カリの内容も、入試の内容も、ガンガン宣伝しましょう。神大のは、大風呂敷を広げない、堅実な良 い計画になってると思いますよ、皆さん!
 中大「神髄」第1回は、憲法SN担当。非常勤のSNが企画趣旨の説明までやるのはどうか? そういや僕も、NS先生と担当分野の調整してませんが、ま、 どうせ夏休み後の話だし良いか。
 ああ、書類仕事にかまけて放っておいた仕事の山がぁぁぁ。

6月22日(日)
眠くて眠くて、食べてる時以外は、一日中寝ていました。ご飯も、宅配ピザで誤魔化しちゃった。

6月21日(土) 
 
牛肉のクリーム煮というのに挑戦。生クリームは牛乳で代用しても良い。コツは、牛肉とタマネギを炒めるのに、バターをケチら ず使うこと。グリーンアスパラは、軽く炒めるけど、主としてクリーム(牛乳)でコトコト煮るつもりで。簡単に作れて、見た目は割とゴージャス感がある献立 なので、お客様のときなんかにも良いかも。付け合わせはほうれん草と椎茸のソテー。

6月20日(金)
 
某NS先生から、「法科大学院の入試に要求される答案は、司法試験とは違うと思うんだよね。そこらへんのところを学生達に講 義してあげてほしいんだけど」と相談されて、神大の法科大学院は法律試験を課さないから利益相反にもならないし一回二回のことならまあ良いかなと思って引 き受けたら、その講座の名前が「法律学の神髄を学ぶ」っていうのは参った。神髄かあ……。やはり私は「神」なのですね。まあ、それはともかく、論文式の問 題でもって法学既習者を認定するんだったら、なるほど「たしかにA、しかしB、思うにC……」式の定型答案書く奴は落としたくなりますわな。ただし、そう いう答案を書かずにすむ程度の考慮時間は受験者に与えないといけないわけだけど。

6月19日(木)
 
昨晩は、私を「神」と呼んだT先生と、お家探しの話で盛り上がってしまった。民法の某M先生は「借金なんていくらでも返せ る」と豪語するのだが、それは、低成長であれ経済成長してた頃の話ですよ。今どき住宅なんて資産じゃなくて、債務の固まりですぜ。デフレ期に好んで債務を 背負い込んでどーするのだ。とはいえ、私は投資家ではないので、別にそういう観点で家を買いたいと思ってるわけではないのですが。
 しまった、会議をひとつ忘れてた。昨日、議長に「明日の5時からですよね」ってちゃんと確認しといて、手帳に書かないとこれですよ。メインメモリがだん だん摩耗してきてるみたいな。映画「メメント」みたいになっちゃったらどうしよ。

6月18日(水)
 
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。当日休講をやてまいましたわ。だってだってだってだって。まあ、言い訳はやめましょう。補講やるから堪忍しておく れやす。話はとびますが、ちょい前ですが、やっと読みました、『死都日本』(講談社)。なかなか面白うございますことよ。火山話の蘊蓄と「見てきたような 嘘」のつき方はかなりの出来映え。「火砕サージ」という言葉はしっかりと脳裏に焼き付けられました。帯に『日本沈没』への言及があったけど、『日本沈没』 の下巻のクライマックスシーンがいきなり始まって、全編その描写が延々と、しかもあの緊張感を保ったまま続く感じ。もっとも、政治経済がらみの描写は、あ まりにも戯画化されすぎていて、白ける。もうちょっと何とかしてたら、『日本沈没』に並ぶ傑作と思ったかもしれない。 「K作戦」って、やっぱり「D計画」へのオマージュなんでしょうねえ。
 しかし改めて思うに、今、「マントル対流」とか「フィリピン海プレート」とか書かれても、特段説明の必要性を感じないのは、『日本沈没』で田所博士が丁 寧に説明してくれたおかげなのです。ああ、そういえば「ザ・コア」で、「核には外核と内核があって……」とかいう説明を聞き流せたのも、やっぱり田所博士 のおかげです。 (追記。高校の地学の先生、猪狩先生のおかげでもあります。地質が専門のODで、非常勤講師で来ていた。地質調査のあれこれの話は面白かったなあ。でも、 地学が面白いって思ったのは、小学生の時に予め田所博士から講義を受けていたおかげなので、やっぱり田所博士は偉い。)

6月11日-17日
日記じゃなくて週報になりつつありますが、なにしろいよいよ書類仕事の大詰めなのだ。来週に申請書を文部科学省に提出。講義や 演習をいくつもぶっちぎってます。T先生によると、私は文書作成の「神」だそうですが、いやだよー、そんなもんの神様になりたくないよ〜(涙)。しかし、 もちろん「書類仕事の」大詰めに過ぎないわけでして、大変って意味では、これからがいよいよ本当に大変なわけだし、来年になるともっと大変になり…。憂さ 晴らしに22.8畳の巨大リビングダイニングのあるお家(但し駅から歩いて18分)を衝動買いしそうな自分が怖い。
 憂さ晴らしといえば、川崎チネチッタへふらふらと出かけて「ザ・コア」を見ました。突っ込み所満載。どうせ映画だとは思っても、地核に潜った船と地上の 管制センターの交信方法だけは、どうしても気になる。どうやってるのか説明してくりー。ストーリーも陳腐っていうか、なんか予想の範囲のアクシデントしか 起きないっていうのはどうよ? あんなことなら、ハンソッキュの「二重スパイ」を見ればよかったよ。彼女は「良かったんじゃない? 典型的なデート映画で しょ。」と言ってくれたけど。先週見た「シカゴ」で許してくれ。チネチッタは面白そうなところなので、今秋全面オープンしたらまた行こう。

6月3-10日
先週はフルに働いて肉体的にはなかなか疲れました。しかし、31日にもらった薬の中に「精神を安定させる薬」が入っていたおか げか、または単なるブラシーボ効果か、心は穏やかに過ごせました。眠くなるのが困るんだけど。(薬は7日分しかもらっていないので、今はもう飲んでませ ん。)これで、この先余計な仕事を抱え込まなければ、まあなんとか平穏に過ごせるのではないか。と思っていたら、某NS先生が悪辣にも携帯電話に「非通 知」でかけてきたうえに、その「余計な仕事」を投下していきました。おまけにクラスター爆弾ばりに、後から何発も爆発する可能性もあるとか。赦すまじ、ク ラスター爆弾。
 あるマンションのモデルルームがどうしても気になるので、休日に彼女に無理を言ってついてきてもらった。応対してくれた営業の人は「この沿線は住環境や 雰囲気が良いところで、とくにこのマンションの周辺は高級感があり、橡川様のような方々に大変向いております」という自分のセールストークが受けたと思っ たらしく(残念ながら橡川様は、場慣れしていない消費者なので、こういう場面で意味もなく迎合的な笑顔を浮かべてしまうのである)、「特に、奥様のような 方に是非住んでいただきたい!」と迫ってきた。そのうち「橡川様のような方はここに住むべきです。港北区などに居てはいけません!」と口走りかねない勢い がいとをかし。落ち込んでて誰かに誉められたいと思っている人は、モデルルーム訪問をすると良いと思います。ただで飲み物飲めるし。中大ゼミ合宿幹事のみ なさま、橡川様はおハイソなので、間違ってもハワイなんて俗なところには行けませんことよ。おほほほ。

6月2日(月)
で、また会議。運動不足もストレスの原因であろうと思いつき、久しぶりにフィットネスクラブで汗を流した。うーむ、体力なく なってるわ。もっと頻繁に来たいなあ。体重も60キロ台(10キロ単位)に落としたいし。昼はいつものように(虚ろな笑)学部長室でお弁当だったが、カツ は潰瘍の敵なので食べずに残した。アルコールも潰瘍の敵なので(ということについて、昨日、豆腐料理を食いながらみっちり説教されたのだ。山よりも高く海 よりも深く反省。)、打ち上げ宴会までになおってなかったら、僕はノンアルコールです。>前期打ち上げ宴会幹事への業務連絡

6月1日(日)
 というわけで、胃の療養のためにもストレスを和らげなければならないので、映画「シカゴ」鑑賞。リチャード・ギアはなかなか出来の良い演技だっ たのに、どうして助演男優賞にノミネートもされなかったのか? ルーシー・リュウ(「アリー・マイ・ラブ」の高飛車弁護士リンちゃん。)が、ちょっとだけ 出ているが、いい味出してる。でもキャラが固定してきてませんか。来週からいろいろ見たい映画がかかるらしい。どうしよう。えーと、すみません、私、広末 涼子の映画(「恋愛写真」)、見に行くんじゃないかと思いますが、責めないで下さい。少なくとも予告編はヒジョーに良い出来なんです。原田知世さま主演の 「時をかける少女」を思い出しました。んー、じゃなくて、富田靖子の「さびしんぼ」か?

5月31日(土)
 タイミング良く薬が切れたので、医者へ。なぜタイミング良く、か。(1)ちょうど土曜日で、医者に行く時間が捻出できる。(2)この一週間胃の 痛みがぶり返してきているのがわかる。
 で、結論としては、減っていた薬の種類と数が、また増えた。こうストレスフルな生活が続くと、どんなに薬を飲んでも再発・再燃するのは防げない ような気もする。

5月30日(金)
 中大。3年生は4年生のかますハッタリにダマされないこと(w 

5月29日(木)
 8階の食堂に新しく入った業者に言いたいことがある。その場所で採算をとるのが大変だというのは良くわかる。よくわかるが、なぜ良くわかるのか というと、店が 全体として貧乏くさい からだ。そういう店は客足が遠のくと思うのだが。とくに、あの券売機が良くない。100円駐車場じゃないんだからさあ、メニューの番号を客が自分で入力す るのってどうよ?

5月28日(水)
 ……と思っていたのだが、帰り着くなりベッドにバタンキュだったので、結局、泣きながら早起きして泥縄準備。それにしちゃ良い出 来だったと自画自賛。教授会。肩の荷を一つ(だけ)下ろす。しかし、すぐまた次の荷を背負わねばならない。折悪しく、この前一つ借りを作った本郷の某先生 に廊下でばったり出会い、生協の監事職をゲーット!(予定)

5月27日(火)
 またしても消耗する会合。まあ、なんとかこれで一段落ではあるが。しかし、講義の準備ができていない。帰ったらとりかからなけれ ば……

5月26日(月)
ふらふらと出かけ、へらへらと会議に出て、しゃきしゃきと散髪してもらったら、夕方ゆさゆさ。

5月25日(日)
全身がだるく、一日寝ていた。どう考えても風邪だろうと思い、タンパク質を摂るため、夕方に親子丼を作って食べたら、食べ終わったとたんに滝のよ うな汗が全身から噴き出してきた。それ以降体調は上向き。

5月24日(土)
付属中高で、高・大連携の進路指導企画ということで、「法学部へ進学するとどうなるの?」というような趣旨の話をする。企画趣旨を良く理解してな くて「3学部の担当者で合わせて1時間、つーことは質問時間とか抜いて15分くらいの持ち時間」という計算で話の内容を考えていたら、なんと3学部それぞ れ別々の教室に分かれて50分の話と10分の質疑応答という話だったのだ。それを聞いたのが開始10分前。しょうがないので用意しておいた話を薄く延ばし て50分ものにすることにしたが、途中でネタ切れしたらどうしようと冷や汗もの。と思っていたら、なんと、自分でもあきれたことに、前に検討したうえで時 間不足になりそうだからやらないことにしてあった「そごう」ネタとか、その場で急に思いついたフーコー(もどき)ネタなど織り交ぜて、ぴったり50分で話 を収めたのであった。本当に教師稼業が身に付いてきたようですね。良いのか悪いのか…。「法学部も進路として一応視野に入れている高校2年生」に何を話そ うかとこの一週間、ときどき考えていたのだが、結局、次のような話をした。
(1)法学部はスペシャリスト養成の学部ではありません。
(2)法学部では法律学や政治学の基礎の基礎くらいしか学べません。
(3)でも、真剣に取り組むと、余録でいろいろ良いこともあります。
(4)法学部志望が真剣なら、是非、世界史・日本史をきちんと勉強しておいて下さい。
(5)でっかい袋に重そうな本をしこたま詰め込んで学内をうろつく人達、それが法学部生です。活字嫌いの人には向きません。

5月23日(金)
 中大。さすがに疲れが溜まっているのが自分でもわかる。3限目の講義は、最初の30分、スイッチ切れていた。聴講していたゼミ生Y君によると 「今日は機嫌悪いの?」と思うほどだったとか。しかし教師稼業の哀しさよ、しゃべっているうちにアドレナリンを自動的に分泌するという体質が染みついてい て、後半は調子を取り戻す。が、次のゼミの時間に反動が。なんかゼミの進行がとりとめもなくなっているのに制御できない。えーと、ゼミで恥をかきたくない という気持ちはよくわかりますが、しかし、ゼミは恥をかくところです。仲間同士なんだから恥ずかしくない、と思えばどってことないことよ。僕がゼミ合宿を 必ず実施するのは、お互い恥をかいたってどうってことないっていう関係を作りたいからです。僕はゼミ生諸君が「間違えないこと」を求めてなんかいない。誰 も変なことを言い出さないゼミなんて、やる意味ないの。変な発言てんこ盛りのゼミこそが意義あるゼミってもんです。

5月22日(木)
 ゼミと、その合間にとっても精神が消耗する会議。あまりにも消耗したので、研究室へ帰ってから音楽を聴かずにはいられない心境になり、久しぶり にチャイコフスキーのピアノ協奏曲1番を聴いた。もちろんCDだけど、この版は、僕が生まれて初めて自分で買ったLPと同じ音源で、清浄な心(笑)を取り 戻せるような気がする。リヒテル/カラヤン(ベルリンフィル)。小学生の頃は派手な第1楽章が好きだったけど、今は静かな第2楽章が心地よい。

5月21日(水)
 飛行機は偉大です。たった1時間で秋田から羽田へ。1時前には、またしても学部長室に(涙)。全ての会議が終了したのは午後8時過ぎ。

5月20日(火)
 東北巡業第2日目は秋田。秋田“新幹線”というのはどう考えても詐称。座席は四列しかないし、スピードはのろいし、踏切はあるし、そもそも単線 だし。新幹線のふりをした在来線特急じゃないのか? 新幹線と相互乗り入れしてるっていうところは他の在来線とちょっと違うけど、でもガーラ湯沢線とか、 他の例もないわけじゃないわな。しかし、昼御飯の稲庭うどんといい、夜食べた巨大岩牡蠣(生なのにまったく生臭くない)とかギバサという海藻(御飯にかけ て食べるとたまらない)といい、食べ物は大変結構でした。

5月19日(月)
 東北巡業第1日目は仙台。感心した食べもの。やーらかい牛タン。月山筍のミソ焼き。青森の酒だという田酒(でんしゅ)は、いかにも飲兵衛が好き そうな、どっしりしたボディの辛口のお酒。一合飲んでフラフラ。

5月18日(日)
 たまには、御飯を炊いて朝御飯。「特選」真鰺の開きを焼いて、冷凍野菜を具にした赤だしと、甘い味の卵焼き(大失敗)と、たくあん。

5月17日(土)
 いかすみパスタにしようとしたら、前に買っておいたとおもっていたトマトソースの缶詰がない。ない。ないよー。。。うーん、使っちゃったんだっ けね?? しょうがないので、別のレトルトソースを使う。夜は生クリームと「とろけるチーズ」を使った“なんちゃってドリア”を作ってみました。

5月16日(金)
 朝早くに神大に行って書類を作ってメールしてから中大に移動。なーんてことをしてると、もうヘロヘロ。来週はもっとタイトなスケジュールなんだ なあ、これが……。

5月15日(木)
 真鯛を煮てみましたが、塩焼きにした方がきっと美味しかったに違いない。ちぇ。

5月14日(水)
 3日連続で昼休みに学部長室。ふえーん。あげくに、秋田行きのJRチケット。ま、実は「乗り鉄」のケがあるので、しょぼい新幹線だと噂に聞く秋 田新幹線初乗りはちょっと楽しみなのではあるが。

5月13日(火)
 歯医者をキャンセルして大学へ。昨日から学部長室に入り浸ってる感じ。いやーん。

5月12日(月)
 昨晩、すごーーーく長く揺れ続いた地震があった。やな感じ。今日は、えーと、うーんと、不正規の幹事会みたいな会議。幹事に選出された憶えはな いのですが、まあ良いです、どうせ手続を践んだって僕も選出されちゃうんだし。その後、御茶ノ水に移動して、入試懇談会という名前の営業活動。これが夜7 時過ぎまで続くという非道な会議で、へとへとです。

5月11日(日)(世間的には母の日だが)
 恒例、日本全国親不孝者の日司法試験第二次試験択一式試験日。K本クンとM好クンは文字通り半信半疑で神大 校門に現れたが、約束どおりちゃんと握手しましたぜ。今年卒業したH君も登場して、校門前で懇談。他の受験生達は「あの集団は何?」という訝しげな目でみ ていたことである。「Nが受かった程度のものなんだから、君らが受からないはずがない」と激励したら、Kは妙に納得してました(告げ口)。W大、C大その 他いろんな会場で受験の諸君も、実力を発揮できるよう祈念。

5月10日(土)
 皆様に申し訳ないとは思いつつ、麻布十番にて、美味なる釜飯など。六六から溢れた人が流れてきているという噂もあったが、そういうこともなく、 普通の土曜日の人出だと思う。 (えーと、自意識過剰かもしれんですが、ひょっとして海外その他遠方で読んでくださっている方がいらっしゃるかもしれないので補足。「六六」というのは 「六本木六丁目」のことで、先週グランドオープンした「六本木ヒルズ」の所在地でございます。森社長は、ああいう場所にしたくて作ったんじゃないと思うん ですが、ま、当面はしょうがないか)

5月9日(金)
 中大は休講して、締切ギリギリの書類作りなどに勤しむ。あんなんで良いんでしょうかね?

5月8日(木)
 仕事の能率があがらない。何食ったかもよく憶えてない。

5月7日(水)
 水曜フルバージョン。ぐったり。

5月3-6日(いわゆるひとつの連休)
 基本的にはまったりしてましたが、1mあるかないか(その気になれば手でさわれる距離)というすぐそばで、実物の松たか子、藤原竜也などのご尊 顔を拝見させていただいたりもいたしました。藤原クンは、それくらい近くでみても写真の通りの顔であるということに非常に感心。あ、いや、舞台での身のこ なしとか、そこらの芸なしアイドルとは全然違うことは、はじめからわかっているので。。。お、それに小林聡美もずいぶん近くで見た。実はオケピ!から、三 谷幸喜つながりか?

 気に入った科白。「復讐心こそが、愛も尊敬も友情も、すべてを含んだ美しい心。そのことを示す例を挙げなさい」と煽動する松たか子に指名 されて

 片桐はいり 「はい。えー、もし、あなたの愛する人が、目の前で強姦され、殺され、その肉をむしゃむしゃと食べられて、げーげー吐 いたそのゲロにされたとしたら……」
 松 「例が不適切です!」
 極めて適切な例なのである。
 野田秀樹って何歳なんですかね。相変わらず跳ね回ってますが。

5月2日(金)
 中大。ゼミ中にわかってるのに発言しないのは困ります。次から僕は黙ってますから。

メーデー(木)
 立て!万国の労働者!! 
 Y君、H君、明日の報告準備ガンバってね〜。
 本日は他に記すべき事無し。

4月30日(水)
 というわけで、和光市に行ってきましたが、昨日あんなこと↓を書いたら、仙台からも先輩が来てました。お疲れさまです。
 で、今日の収穫は、この謎のお土産。何が謎かって、いったい誰に向かって「ようこそ」なんて言ってるのか……? ようこそ、って言われても、ね え。。。。

4月29日(火)
 最近、肉料理ばかりなので、煮魚に挑戦。キンメ鯛の煮付け。理想の味付けになりました。(ということは、常人には濃すぎる、ということもしれな い。)尤も、魚料理で一番厄介なところはスーパーの魚調製部にやってもらってるわけで(つまりパックされた切り身を買ってきた)、そのうち、三枚に下ろす とか、腸を抜くとかいう作業も一度やってみないといかんですな。
 明日は、倭寇じゃない和光市までえっちらおっちら行かなくちゃいけない。かねてから司法研修所というところを一度は覗いてみたいと思っていたの ではあるが、しかし、あまりにも遠い……。来月待っている仙台→秋田の出張ツアーほどじゃないけど。

4月28日(月)
 昨日は用事があって夕方実家に帰ったのだが、テレビで何気なくBSにチャンネルをあわせると、学部生だった頃よく見ていた糸井重里+荻野目慶子 の“YOU”(NHK教育)をやっていて、しかも「YMOの音楽講座」などという回であったので、しげしげと眺めてしまったことである。会話からして「胸 キュン」を出した直後らしいので、今の学部生諸君はまだ生まれていない頃か? 教授も幸宏さんも、見た目からして明らかに僕より年下なのがとても変。細野 晴臣も、その頃は老成した感じの人だなあと思っていたのだが、やはり若々しい。当時、糸井重里がしきりに「坂本クン」「高橋クン」という呼び方をするのに 違和感があったのを思いだしたりしたが、しかし、今になって見てみると、なるほど、ああいう困った子達はクン呼ばわりしたくなるキモチがわからないでもな い。
 その後、今度は「サンダーバード」の再放送。何度も再放送されているが、最初の放送は幼稚園の頃。今回はジェットモグラが出てくる回らしいが、 救出される(はずの)米軍の新兵器が、超小型原子炉を動力にして、ジャングルもバリバリと切り開きながら前進する巨大戦車(?)の試作機という設定なの が、いかにも60年代。あの頃は原子力っていうのはまだ夢の動力だったんだよねえ。でも、そういうアホな機械を作りそうなのは英軍じゃなくて米軍だろうっ て制作者は考えたわけですな。そういえば、鉄道でロンドンからオックスフォードへ行く途中、野原の真ん中ではあるが線路のすぐ脇に大きな(そして古ぼけ た) 原子炉が建っている (じゃなくて「原子力発電所が建っている」。原子炉が剥き出しで建っていたら、驚くどころの話ではないと思われ) のを見て驚いた覚えがあるけど、あれは今でも稼働してるだろうか?

4月27日(日)
 怒濤の一週間でした。ちょっと思いだしてみますと……
日曜日:法務省の意見照会への意見書をざっと書いてみる。ていうか、締切前にまとまった時間がとれるのは今日だけなんすが。
月曜日:運転手役で都心へ。ついでに西の方まで行ってシラス丼など食したり、買い物したり。大事なリフレッシュの日なのである。
火曜日:日曜日の仕事の仕上げをしたり、水曜日の講義の準備をしたり。
水曜日:講義→会議→会議で夜八時半くらい。やむなく講義2コマ休講。
木曜日:ゼミ2・3→さらに火曜日の続きをやって内容が穴だらけなのは承知の上で学長室に書類を放り込んで走って逃げる→ゼミ1で留学生Zさんの 優秀さに唸る→ゼミの新歓コンパ
金曜日:中大。講義→ゼミが2コマぶっつづけ→講義
土曜日:床屋その他買い物→水曜日の会議で判明した緊急の宿題の調査
 で、今日に至る、と。今日は、朝からお洗濯してお掃除して、これからおもむろに勉強仕事その他の予定。

4月19日(土)
 いきなり画像を貼り付けて重くしてみたりして。いや、綺麗な虹だったから。よく見ると二重の虹になっている。
4月19日の夕方六時頃の虹の画像

 ところで、「○○部で講義に出られないのですが云々」という相談は、お願いですから専任の先生のところへ行ってください。あなたがたが勉 強しないで卒業するのを認めるかどうかというのは、もっぱら大学の経営戦略の問題であるわけで、そういうややこしい問題に兼任を巻き込むのはおかしいで しょ。それくらいのことは部活の顧問と監督がちゃんと指導しておいてね。

4月18日(金)
 中大。昼と夜、手形法の講義。調子出ないぜ。今年もお客さん少なそうだなあ。なぜかなあ。やっぱり試験一回だけ一発勝負ですっていうのが不評な んでしょうかね。それともシラバスの書き方が悪いんでしょうか。簡単過ぎる印象ですか? 講義を聴きに来ない人に「あなたはなぜこの講義を選ばなかったの ですか?」ってアンケートとりたいな。F原先生やH泉先生におねがいしようかしら?
 ゼミは連休前はサボっちゃえと思ってたら、4年生に思い切り叱られました。そういえば司法試験受験生はゴールデンウィークって関係ないんだっけ ね。俺は休みたいよ〜。(まだ言ってる)
 「四季御膳」の炊き込み御飯はちょっとびちゃびちゃしてたなあ。鶏肉はまあ普通だったけど。

4月17日(木)
 ゼミの日。昨日の商法(会社法)の講義の感想を訊いたら、わかりやすくて良かったという意見が2。眠りましたという意見が2。ちなみに、「眠っ た」のは3年生、「わかりやすかった」のは2年生と留学生の研究生。3年生にはちょいと退屈でしたでしょうか。まあね、民法の話しかしなかったし、レジュ メの半分しかいかなかったし。2年時以上配当って科目は難しいですな。

4月16日(水)
 朝9時から学長選挙→講義の準備(印刷)→講義→会議→学長選挙決選投票→会議→講義→大学院 と、昼御飯食べる暇なし。終わったのが午後8 時。腰が痛いのでT先生から頂戴した判例評釈の生原稿(のコピー)を読みながら下半身浴。預金者の認定という古典的問題に関わる面白い事例なんですが、だ んだん「客観説って何?」ってな状態で、なにがなんだかわかんなくなって寝る。浴槽で沈没しなくてよかった。

4月15日(火)
 舌に口内炎ができた。もとは、チンして熱くなった今川焼きを急いで頬張った罰があたった火傷なんですが。痛くてうまいことしゃべれません。食べ るのも難儀だし。

4月14日(月)
 次はシリア? ヤクザが因縁つけてるみたいだ。

4月13日(日)
 夜は牛の胃と野菜の煮込み、地鶏のグリル、生ハムとルッコラのとっても薄くてパリパリのピザ。隣のテーブルのカップルは、結婚式場予約の帰り で、議題の一つ一つ(結婚指輪、衣装、式次第、新居etc.)でいちいち喧嘩。喧嘩の合間は仲良く食べているのだが。喧嘩の中身が丸聞こえで吹き出すのを 堪えるのが大変。「だって指輪は一生してなくちゃならないのよ」「家は粗末でも我慢できるってな、お前だけじゃなくて俺も住まなきゃなんないってこと考え ろよ」って、おいおい、そんなことの確認から話を始めないといかんのですか。無事ゴールするまでの道のりは遙かに遠そうで、いや、どうもお疲れさま。

4月12日(土)
 というわけで、区役所で朝一番に不在者投票してから、新幹線で名古屋へ。名古屋大学の現代企業法研究会。どういうわけか中大の野村先生が報告者 になっていたので不思議に思っていたのだが、事務局担当の中東先生に珈琲一杯で買われてきたそうな。野村先生は僕の顔をみたとたんに「なんで橡川がここに いるんだ」と叫んだけど、僕は静岡時代からのメンバーなんです。夜は、一度泊まったらやめられないホテルマリオットアソシアで、大好きな高層ホテル宿泊。 今回は46階の部屋だったので大満足。

4月11日(金)
 学長選挙の不在者投票の日。選管なので、受付などのお仕事。そういえば、日曜日は研究会で名古屋に出かけているので、不在者投票せねば。

4月10日(木)
 ゼミ生が増えた。土曜日の段階では、「ゼミ1」はぬぁんとゼロ名だったのだが、なんとか3名に。去年も3人、一昨年も3人。おま けに今年の3という数は、実は研究生まで勘定に入れてたり。それはともかく、椿事というか、珍しくも3年生の「ゼミ2」の方に新人が一挙に4人も来て、7 人になった。
 地獄の書類書きがやっと終わった。ほ。

4月9日(水)
 昨日、調子に乗って飲み過ぎました。日本酒を一合も飲んではいけないのです。二合飲むと震えが止まらなくなるんだから。午後4時 過ぎまで二日酔いに苦しむ。なにしろ、のべつ頭痛はするし、軽い吐き気までする。こんな酷い二日酔いは、小学生の頃、正月休みにうっかりお屠蘇代わりに朝 の空腹時にワインを一口飲んでしまって午後一杯寝込んだとき以来、ちょっと覚えがない。しかし我慢して会社法のガイダンス講義をこなし、さらに会議に出席 する。会議が終わると同時にアルコールが抜けたらしく、二日酔いからも解放された。急に身体が軽くなり、反動なのか、えらくハイな感じに。これはこれで、 危なくない?

4月8日(火)
 晩に、木内ゼミOBで、今は某著名法律事務所所属の弁護士F君と会食。高窪先生の葬儀のときに久しぶりに会ったのだが、挨拶を交 わした程度で終わってしまったので、改めてつもる話でも、と。「昔の弁護士は、三十代は稼いで、四十代は儲けて、五十代は儲かる、と言われたけど、今はも う違いますねえ」という話に苦笑。さあ、十年後はどうなってるんでしょうね。

4月7日(月)
 研究生のZさんとちょこっと研究の進め方について相談した後、地獄の書類書き。気が狂ってしまいそうです。今まですっかり忘却の 彼方に追いやられていた記憶がよみがえった。S大学に赴任した直後に、大学院の法学研究科を立ち上げるってんで、同じ作業をやらされたことである。しかし あのときは、リコーの「リポート」という非常に使いづらいワープロ専用機だったので、もっと大変だった。「マイ・リポート」はあんなに優れたワープロだっ たのに、「リポート」は全然駄目だったなあ。事情通の友人Sは、違う事業部が作ったからだと解説していたが。

4月6日(日)
 すばらしく上天気。地元在住でありながらオープンから一年間行く機会がなかった「赤レンガ倉庫」に、やっと行けた。汽車道、大桟橋、山下公園、 ホテルニューグランドの喫茶店、ってまるでお見合いコースですが、違います。外人墓地のそれは見事な桜の根元には、たぶん、本当に死体が埋まっている。元 町の小さなスペイン風小皿料理のお店。オーナー(推定)がとっても若くて元気で気持ちいい店だった。

4月3日(木)
 大戸屋で「つくねの温玉定食」。お昼休みをはずして入ったつもりだったのだが、けっこう新入社員っぽいお客さんが多かった。

4月2日(水)
 青山劇場/PARCOプロデュース/三谷幸喜作・演出「オケピ!」観劇。至福の3時間半だった。鼻水垂れるほど笑いましたぜ。

4月1日(火)
 年度が変わった。新任教員が一挙に4人も着任したため、教授会で改めて全員自己紹介。4年目に入って気も緩んだらしく、とうとう地が出て、1人 だけウケ狙いの自己紹介をしてしまった。夜、桜木町のWホテルで新任歓迎の宴会。これにて3月4月の宴会シリーズの打ち止め。いや、ずいぶん飲んだ。あ、 まだ研究会があるか……。