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stray notes 09/2003
09/29/2003
Pharoah Sandersの「Live」が最高。なぜかこの秋、この人のアルバムが再発ラッシュ。もちろん全部買えるわけもないけど、聴いてみたいものが多すぎる…、置いてるレンタルCD屋とか無いものか。それでなくとも、そもそも概して、出費を無駄だと思えないような音楽の名盤とか、名画・名著、オーラ出まくりのマンガとかも、多すぎる。凄いものには出来るだけ出会いたいけどキリがないな、というのと、果たして僕は何か価値ある創造が出来るだろうか、というのと。
いろいろ調べてネットで試聴とかもしてみたところ、今持ってる「Live」ほどの衝撃はどれも受けなかったのでちょっと助かった。
09/28/2003
随分昔に一度だけ読んだきりなんだけど、カフカの「変身」の“毒虫”は甲虫だと昨日まで思いこんでいた。あれはイモムシみたいなやわらかいヤツだという意見を2人から聞く。俄には信じがたい。イモムシならきっと寝返りが打てる。甲虫だからこそ寝床から起きあがるのに苦労を強いられるんじゃないか?投げつけられたリンゴは硬い前翅にバキッとめり込んだんじゃなかったっけ?本文中に虫の種類を判断できるような表現があったかどうかは覚えていない。確かめようにも文庫本が手元にない。
「私も甲虫だと思っていた」「本文中のこれこれの表現から虫の種類は特定される」云々、BBSに是非ご意見を頂戴したい。
09/27/2003
またもアンパンマンを焼くも失敗。
works 6 に作品を追加。
09/26/2003
イスを買った。SELLEX社製YAGO(Made in Spain)だと思われる。色はブルー。リサイクルショップで504円(税込)。
09/25/2003
後輩から黙って借りてきた「水曜どうでしょう」のDVD2本を睡眠を挟んで一気に見た。7時間。やってしまった。
works 6 に作品を追加。地味に。もうこれは部展には出しません。駄作ゆえ。
動機もアイデアも技術も限界を感じて絵を描く気がちっともしないのですが、目の前にはF80の白紙(↓)。
09/22/2003
壁紙のコーナーを新設。いきなり23点も公開。
09/20/2003
九州から帰ってきた。上の写真は行きのフェリーから見た明石海峡大橋。タイガースのリーグ優勝を祝して海がトラ色に染まっている。
09/13/2003
国立国際美術館と兵庫県立美術館を経由して実家に帰って参りました。
「実家に帰る」と「ヤノベケンジ展を見に行く」と「クリムト展を見に行く」の3つの行動をどの順序で行えば電車賃が安く上がるか考えたら、展覧会を2つハシゴしながら帰るのがベストだという結論に至りました。しかも、土曜なら兵庫県立美術館は夜20時まで開いてるし、第2土曜だから国立国際は無料観覧日。最高の選択。
まずは「MEGALOMANIA」について。コンセプトもそれなりに興味深いんだけど、深く追うと政治的でなんか嫌だな、やっぱあの造形それ自体の面白さを鑑賞したい、ヤノベケンジの作品は。「近作展」ということで、作品数があまり多くなくて、展示スペースは1室だけ、しかも動いてるところを見られる作品が少ない。「デメ」と「スタンダ」だけの展示だったけど去年キリンプラザで見たときの方が衝撃的だったなぁ、期待はずれかな〜、と思っているところに館内放送。なんとヤノベケンジ本人によるギャラリートーク。コンセプトの解説とか、作品ののバックグラウンドにある万博にまつわるビデオとか、鑑賞のヒントになる情報もあって良かったが、なんといっても作者が作品をいじりまわしてくれるのだ。動かしたり、乗り込んだりできるようになってる作品が静かに陳列してあってもつまらん。自分で触れるわけではないとはいえ、動かして見せてくれるときに居合わせてホントに良かった。明日にはお客さんが作品に乗ったりできる楽しげなイベントもあるらしいのだが、希望者全員ができる訳じゃなく抽選とかだろうし、まあいい。満足。
「クリムト展」はちょっと期待はずれだった。おかげで図録を買わずにすんだ。なんかテーマが絞り込めてない感じ。クリムトの画業を丁寧に追う回顧展でもないし、ウィーン分離派に絞り込んだ展示でもないし。20世紀初めのウィーンの絵を集めて、時代の空気を伝えようといろいろ陳列したけど、その中ではクリムトが一番有名だし人集められそうだから展覧会のタイトルに掲げとくか、という程度のものかと思えばそうでもなくて、作品だけじゃなくて遺品のたぐい(クリムトが着ていた作業服とか)まで持ってきたりクリムトの妻の写真を展示したり、妙なクリムトへのこだわりを見せる。
しかし、クリムトの作品自体は凄かった。とりあえずうまい。絵描くのやめてしまいたくなりました。あのホワ〜ンとした輪郭の人物って近くで見ると細かく重ねられた筆のタッチが毛むくじゃらみたい。ちょっと沈んだ色なんか単に塗りが薄くて地が透けてるだけ。けどそれでいて絶妙の効果が。ちゃんとデッサンもうまいし、背景の装飾的な紋様は何だかぶっ飛んでるし。あと、クリムトとシーレ両方にいえるけど、肌色の色が良いわ。
09/12/2003
↑月。そして右↑は火星。
美術部のBOXで「ストーカー(露、A・タルコフスキー監督、1979)」のビデオを見たあと、帰宅途中に名月に気付く。日付はもう12日だが。月は大接近中の火星なんかよりはるかに明るくて、素人の僕には写真で撮るのも難しかった。いかに月が明るいかは空の色で分かるでしょう。適切なシャッタースピードが全然違うのだ。
09/11/2003
googleで1件目に出るようになってることに気付く。
植物の絵を扱ったサイトなどが散見される。なるほど。
09/10/2003
大学の事務から電話があって全学共通科目の登録を確認された。「BではなくてDですよね?」
僕の場合「健康科学」はB群ではなくD群として登録していないと卒業単位に認定されない。最初は間違ってB群に登録していて、前期終了間際に気付いて変更を申し出たのだ。そんなぎりぎりに変更を認められたのも驚くべきことで、とても助かったのだが、念を入れて確認の電話をくれるなんて、さらに大学事務を見直した。確認があったということは、単位は取れてるのだろう。やっと般教が揃ったようだ。
09/08/2003
昨日蓬莱山から帰ってきたら体重が3kgくらい減っていたが、夜中、うなされるくらい喉が渇いて、朝までに2Lのミネラルウォーターを空けたら、体重が2kg戻った。体中よほど渇いていたのね。歩きながらも2L水を空けたのだけどなぁ。
09/07/2003
<行程>下坂下バス停−葛川橋−サカ谷道−小女郎ヶ池−小女郎峠−蓬莱山−笹平−蓬莱山−小女郎峠−ホッケ山−権現山−アラキ峠−ドン谷−平バス停
蓬莱山を登ってきました。めちゃくちゃ天気良くてかなり日焼けしてしまった。琵琶湖側からロープウェ−で上ってきた親子連れとか多すぎ。びわ湖まる見え。ススキ群生。赤とんぼ。
09/05/2003
アンパンマンを作る。今回は失敗でした。まだ目鼻は付けられていない。生地の分量が少なくてあんが詰められなかった。アンパンマンのほっぺたの部分がだらんと垂れ下がってしまった。部分的に炭になった。
にしても、こんな巨大なパンらしきモノを目の当たりにしたのは生まれて初めてです。非日常万歳!
09/04/2003
筋肉痛も治ってきたのでまた山に行きたい。京都近郊の山でいってみたいところがいくつかある。というか、ちょっと飽きたから違うとこも行ってみたくて地図を眺めてるんだが。
<鷹ヶ峰・烏帽子岳・白倉岳>約7時間
出町柳=(1時間23分:1450円)=朽木学校前バス停−東山−雲洞谷山−大彦峠−鷹ヶ峰−烏帽子岳−白倉岳−中岳−南岳−栃生
バス停=(1時間12分:1250円)=出町柳
※広葉樹の大木がバコンバコン立ってるコース。白倉山は朽木村の最高峰949.9m。
※バスは1日2本。時間に間に合わせないと帰れなくなる。
<沢ノ池>約5時間
三宝寺バス停(8系統)−沢ノ池の周りを一周−沢山−一ノ坂−鷹峯源光庵前バス停(北1系統)
※桂川の源流のひとつ。山中にある周囲1.6、7kmの池。
<大原から比叡山>約10時間
出町柳=(29分:420円)=大原バス停−大尾山−仰木峠−水井山−横高山−延暦寺境内−明王堂−弁天堂−大鳥居−瓜生山−北白川仕伏町
※長い行程だが北白川からは家まで歩いて帰れるので何時間かかっても大丈夫。
<武奈ヶ岳>約7時間
出町柳=(1時間:990円)=坊村−御殿山コース−一本松−御殿山−西南稜−武奈ヶ岳−コヤマノ岳−中峠−シャクシコバの頭−小川新道−牛コバ−三ノ滝−坊村=(1時間:990円)=出町柳
※武奈ヶ岳は比良山系の最高峰1214.4m。
※バスは1日2本。時間に間に合わせないと帰れなくなる。
09/02/2003
高校の時に一緒に映画を撮った連れと富士山を登ってきました。
夕方に5合目についてすぐ登り始め、8合目で仮眠を取って翌朝頂上からご来光を眺め、下山してすぐバスに乗り、その日の夜(すなわち今日)には帰ってくるという強行軍でした。
たしかに、富士登山経験者に先に聞いていたとおり、別に大したことはなかったです。ゆっくり登れば誰でも登れる。頂上につく直前にハイテンションになってついペースを上げてしまった(ご来光に間に合うかも微妙なところだったためでもあるが)ために、少し最後に疲れたけど、普通にしてりゃ楽なもんです。
ただし、寒い。頂上は4℃だったとか。強風。前日と前々日のツアーは強風で登頂が中止されたとか。そして酸素薄い。
パックツアーだったのですが、なかには高山病の症状が出て脱落する人もいました。僕は下り始めてから少々頭痛がしたのですが、出発前明け方まで世界陸上を見ていたため、睡眠不足の可能性がたかく、高山病だかどうだか分かりません。
特筆すべきは雲海。これこそが雲海というものだ、という雲海を見ました。THE雲海。交換不可能な雲海。今まで見てきたものは質の低い類似品でした。
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