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stray notes 08/2003

08/30/2003

<行程>我が家−(中略)−瓜生山頂−北白川城出丸跡−大鳥居−水飲対陣跡−雲母坂−千種忠顕卿戦死地碑−ケーブル比叡駅−雲母越−延暦寺境内をうろうろ−雲母越−ケーブル比叡駅−雲母坂−音羽川−修学院道

 もうたいがい飽きました。いんうつ氏(↑写真)が登りたいと言い出して、また行ってきました比叡山。もう道は確実に覚えたので気は楽だけど、なにしろ4日振り。近!

 そのあと夜にはバイト。立ち仕事。限界。

 そんなこんなでいよいよ9/1・2富士登山です。高山病になりさえしなけりゃ楽勝すぎるとのもっぱらの噂ですが、真相を確かめに行かねば。

08/27/2003

 なんばHatchでくるりのライブみてきました。正直言って最近殆ど聴いていなかったのだけど、チケットを余らせてしまった人からお誘いを受けた。音楽の感想ってうまく書けないので飲み込んでおく。とか書くと不満みたいだな。そうではないです。すごく良かったです。

 「ワンダーフォーゲル」を打ち込みじゃなくて生演奏でやってて、ドラムの人がしんどそうでした。なんかドラムの人、外人さんでした。いつのまに。「ばらの花」の延々繰り返されるキーボードの音も生で弾いてました。へぇ〜、すごい。

 新曲はなんか難しかった。かっこよかったけど。いつもくるりの曲は何度も聴いてはじめて特有の良さに気付きます。ふつうにかっこいいなぁと思ったけど、そんなものじゃ済まないはずなんだ。

 曲目に「尼崎の魚」があってうれしい。そして、やっぱりアンコールは「東京」なのか、と。

08/26/2003

 <行程>我が家−バプテスト病院横−地竜大明神−白幽子岩居跡−清沢口石切場−瓜生山頂−北白川城出丸跡−大鳥居−水飲対陣跡−雲母坂−千種忠顕卿戦死地碑−ケーブル比叡駅−雲母越−山王院堂−阿弥陀堂−戒壇院−大講堂−根本中堂−蓮如堂−法然上人得度御霊場−本坂−日吉大社−京阪坂本駅

 比叡山に行ってきました。昨日も深夜までバイトだったため、正午過ぎの出発。天気予報によると雨が降るらしいが、まあ夕方までは保つだろうと判断。雨もまた一興。

 はじめは大鳥居の所から、一本杉、弁天堂、明王堂を経由して延暦寺に向かい、帰りは雲母坂を下って修学院方面に下りようという予定だったのだが、大鳥居の分岐で見たところ、弁天堂方面の道が砂利を敷かれた車も通れそうな道でつまらなく感じたので、一旦谷に下りる逆回りのコースを選択した。結果こちらのほうが京都一周トレイルの一部であるため案内板が充実しており、地図を殆ど見なくても迷うことなくケーブル比叡駅までつくことができた。

 ところがそこで予定と違うコースを選んだために、帰りに通ろうと思っていた雲母坂コースに登りの途中で合流してしまうことになった。延暦寺の境内に着いたあと、同じ道を引き返すのもまた面白くない。で、ついつい、坂本方面(琵琶湖側)に下山してしまったんです。家を出てから坂本駅までおよそ5時間。…たいしたことないなぁ。…高校生の頃は12時間とか歩いたよなぁ。

 さすが霊山、というべきか、延暦寺境内でないところでも石仏とか、○○跡とか、○○の碑とか、多すぎ。今日は天気が悪かったせいか、人間の数より多かった。不意に出会うと結構おどろきます。

 あ、そういえば比叡山頂には行かなかったな…。ま、別に良いけど。

08/24/2003

 結局水脹れになってしまった両足のかかとに絆創膏を貼り、スニーカーで(厳密にはテニスシューズで)また、山へ向かいました。

 自分の家から徒歩5分ほど、バプテスト病院の横から山道に入り、目指したのは瓜生山。京都造形芸術大学の裏山です。時折白川通りを通る自動車の音がきこえるほど街に近いのに、登山道は少し荒れています。しかし案内板が随所に設置されているので迷うことなく山頂に到着。帰りは狸谷不動を経由し曼殊院通りに出るコースで下山。

 自分の家を起点・終点にして約2時間のコース。なかなか悪くないです。瓜生山の山頂から比叡山の方へいく道もあるので今度行ってみようと思う。

 <行程>我が家−バプテスト病院横−地竜大明神−白幽子岩居跡−清沢口石切場−瓜生山頂−元勝軍地蔵尊道−狸谷山不動院−八大神社(一乗寺下り松)−詩仙堂前−白川北大路−我が家

 

 さて、瓜生山から戻り、昨日壊してしまった登山靴(↑左)を修理に持っていくと、3週間はかかる、と言われてしまいました。それでは来週の富士登山に間に合いません。しかも靴底を張り替えるとなると最低8000円するとのこと。そこで思い切って新しい靴(右↑)を買っちゃいました。

 壊れたからといって新しいのを買うのは勿体ない、という感覚は充分持っていますが、(1)修理に出すと富士登山には間に合わない。(2)登山靴の修理費と殆ど変わらない値段で新品のトレッキングシューズが買える。(3)富士登山には重たい革の登山靴より動きやすい軽登山靴のほうが良いという話も聞く。理由がこれだけ揃えば新しい靴を買うことはもはや不可避です。

 問題がひとつ。さすがにおろしたての靴で富士山に登るわけにはいかない。馴らしに歩かねば。吉田山では許してもらえませんか。

 夕方、アンパンマンプロジェクト。今日はパン焼いてません。焼くための装備を調える。

08/23/2003

 9月1日、2日と、富士登山に行くのです。予行演習にもならないけど比叡山に登ろうと、朝10:40、家を出ました。自分のアパートから、登山口までバスとかじゃなく、歩いて直接いけるのですよ。山中越えを30分ほど歩いて北白川温泉に到着。昭文社エアリアマップによるとこの辺りから左手に登山道があるはずなんですが、それらしき道が見あたらない。左手にある谷の右側から入って尾根道が続くはずなんだけど、谷の左側の沢沿いの道しかないんです。それでも、まあ、案内板もあるから大丈夫だろうとその道を入っていくと、明らかにあまり人が歩いていない道で、細く一筋のこして道の両側は高く草が茂っている。数十メートル進むとまた案内板があり、それによると…

 「地蔵谷から無動寺川を経て瓜生山々頂を結ぶ山道は、あまり行き交う人もない静かな森の小径で、都会の喧噪から離れて深山の趣きさえあります。迷路のような分岐の多いこの道が、京と近江を結ぶ間道として、あるいは比叡山から京へ下りる裏道として利用されたのが、なるほどと頷けるような気がします。…(後略)」

 やぶぁいなぁ、と思いながらさらに進むこと数十メートル、道と沢が合流しました。分岐が多い方がまだ良いです。ついでに沢登りが出来るほど僕はタフではありません。身の危険を感じて引き返しました。結局歩いた行程の殆どがアスファルトで、久しぶりの登山靴に、やや靴擦れ気味。アスファルトの道はもう嫌だ、明日は別ルートで挑戦してみよう…。

 と、帰りに靴底が壊れました。明日登れない〜、もう、やめだやめだ。で、済まない。富士登山までに修理に持って行かねば。だり〜。

08/22/2003

 

 京都に帰ってきたのは良いが、しばらく↑こいつら↑に会えないのが寂しい。

08/21/2003

 今日の映画:市民ケーン

08/20/2003

 今日の映画:オール・ザット・ジャズ

08/19/2003

 まだ実家にいるのですが、そろそろ京都が恋しくなってきました。実家と京都のアパートでは断然実家の方が暮らしやすいけど、実家のベッドより京都の部屋のベッドの方がずいぶんと眠りやすいんです。覚醒を吸うスポンジのごとく。

08/18/2003

 今日の映画:踊る大捜査線THE MOVIE 2」、「茄子 アンダルシアの夏」

08/17/2003

 今日の映画:ハムナプトラ」、「ハムナプトラ2」、「日の名残り

08/15/2003

 おとつい自分の運転で八尾へ帰ってきました。クルマの運転は約半年ぶりでした。あやういあやうい。

 実家に帰ってくると近所に巨大なレンタルCD/VIDEOショップが出来ていた。河内のガラの悪い兄ちゃんが揉めていたり、小学校の同級生がレジにいたりして、地元感に満ちている。そこにサンベア・コンサートを発見。一度聴いてみたかったのでもちろん借りたけど、一度聴くのに400分程度を要する。うれしい悲鳴。

 今日の映画:第5惑星」、「テルミン

08/12/2003

 

 AM1:30、びわこ花火大会から帰ってきました。shihokoさんちを出るのが遅すぎて、電車が四宮止まりしかなく1時間歩いた。実家でもよく屋上からPL花火芸術を見たりしましたが、近さが違う。びわこの花火大会は発数からいえばPLの1/12なんだけど。

 花火が終わった後、ダベっていてM2A氏らとともに発見したんですが、アンパンマンは狂言である。いやいや、最近の経験を無理矢理くっつけて一般化したとかじゃなくて。狂言というのは、茂山千の丞さんが言うには、抽象的な概念を登場人物にすることの出来る芝居だと。例えばね、「怨念さん」とか「正義くん」とかが出てきてしゃべったり出来るわけです。そのような意味においてアンパンマンは狂言であろうと。「かばおくん」は、擬人化された或るかばなのではなく、カバ一般、アノニマスなカバ、カバという種、カバという語で表されるものの総体、とか、そういうのを擬人化した登場人物なんですね、きっと。だから「かばおくん」と「うさ子さん」は同じ大きさでもイイんです。アンパンマンは「正義くん」であり、ばいきんまんは「弱い男くん」なんですね(もちろん、ドキンちゃんは「さん」)。そりゃあもう、永遠にばいきんまんはアンパンマンに負け続けるでしょう。

 ↑マンションが爆撃されたみたいに写ってしまった。

08/10/2003

 バイトから帰ってきてテレビつけたらCDTVSpecialで'94年のゲストライブ特集をしていた。すげー懐かしい。わー、ど真ん中だ。生まれて初めて買ったCD、MIYA&YAMIの「神様の宝石で出来た島」が流れてる!それ以降、今は絶対聴かないようなのを良いなーと思ったりしたこともあったが、あれはイイ!今聴いても名曲だ。万歳!

 バイトというのも、しがない店員をしているんですが、いちばん嫌な客は、携帯電話でしゃべりながら金払うやつと、レジ横で作業しててお客さんに気づいてない(もちろん、それが悪いんだけど)俺に一声掛けて気付かせてくれずに黙って立ってるやつだ。俺の存在を完全に無視するんやったらネット通販でもしとけ、街出てくんな、阿呆。何のために口ついとんねん、しゃべれ。

 「ありがとう」の威力を知る。ホントに嬉しい。お釣り受け取るときに小首傾げてステキに笑顔はじけさせたりするのは反則。今日は負けて帰ってきた。

 逆に、たとえば深夜コンビニ行くときも、嫌な客にならないようにしてます。あまり威力は持ってないけど。

 午後、またもや炎天下、あんぱんを焼きました。人間が着用できるアンパンマン型あんぱん製ヘルメット、すなわち実物大アンパンマンを目指して日夜試行錯誤を繰り返しています。写真にうつってるのはプロジェクトリーダーのsho u goさんです。第2号試作釜(写真左上)による、ベンチスケールでのアンパンマン作り。前回の第1号試作釜では、釜をかっちり作りすぎて熱の循環が悪く生焼けだったんですが、今回は前回鉄板を使った部分をアルミ箔に変えるなどして、うまくいきました。少し底が焦げたけど、改善の余地有りです。

08/08/2003

 なんでやねん。どうやったらこんな不味いお好み焼きが焼けんねん。やってられへんわ、ほんま。俺嫌い。

08/07/2003

 午前4時TVをつけると「地上デジタル放送設備のテストのため」番組をお休みしますと、各局どこも静止画を映している。毎日放送、よみうりテレビ、KBS京都が整っているようでいて散らかっている謎の室内の写真。ABCとNHK総合・教育がエッフェル塔。関西テレビだけが、3色のカーネーションを右手でつまんでいる一昔前の髪型をしたおねーさんのほほえみ。いったい何なんだこれは。いつものカラーバーでは何がいけなかったんだろうか。

 さらによく見ると、番組の休止が終わる時間がまちまちだ。エッフェル塔は3局とも4:55まで。よみうりテレビと関西テレビは5:00まで。毎日放送は4:56まで。KBSは不明だ。

 いんうつがパソコン原体験について書いているので思いだした。僕が初めてさわったのはPC-6601。小学生の頃、付属の「コロニーオデッセイ」というアドベンチャーゲームで遊んだりしていた。描画がひどく遅くていらいらした。実際どうなのか知らないけど、当時はストーリーにものすごい深遠さを感じた。結局クリアしていない。父親もクリアしてなかったと思う。懐かしー。あの頃から既に僕はきっと家電の意識で使っていて、特別な気持ちを持たなかったようだ。そのため、20年以上電子レンジや冷蔵庫の世話になっていても特にその達人でもないのと同じように、あんなに昔から身近にあったにもかかわらず、未だにブラインドタッチも出来ない。あれは慣れとかじゃ出来ませんね、練習しないと。コンピューターの仕組みもよく知らない。自分で修理できない。餅は餅屋じゃないか。目的がはっきりしてれば、その道具として使うのはあまり支障はないのだけど、それくらい、おとつい始めた人でも出来るよな。しかし、…調べてみると小学生(仮に10歳)の僕は10年近く昔のゲームをさわっていたことになる。普通にファミコンとかあったはずだが。

 あまりファミコンにはまった記憶もないなぁ。そうそうRPGとかAVGが嫌いだったんだ。ちまちましててさぁ。けど不器用で、アクションとかスポーツとかじゃ、ろくに勝てないんだ。じっくり腰を据えてやるRPGなどの面白さに少し気づいたのはスーパーファミコンが登場してからだ。宮沢賢治の世界を旅する「イーハトーヴォ物語」(もちろん戦闘シーンは全くない!)から入って、「MOTHER 2」「テイルズオブファンタジア」。ドラクエなんて殆どやったこと無い。驚くべきことに初めてプレイしたFFシリーズが「X」である。そこでもう、ゲームを楽しめない体質を痛感する。自由度がないならゲームじゃなくてムービーで良いし、自由度がありすぎると何したらいいか分からない(ロマサガ3は途中で飽きた)。

 ついでに言うと「週刊少年ジャンプ」を買ったことがない。「幽遊白書」も「スラムダンク」も経ずに、親の本棚にあった「浮浪雲(ジョージ秋山)」とか(←これまさに原体験だ)、衝動買いした「夜明け(しりあがり寿)」。

 流行ものが流行ってるだけで嫌いだった昔は(今でもその気はあるが)、こういうのは「おまえらとは違うんだ」って自己満足の材料だったかもしれないが、まわりのみんなの思い出話についていけないのは悲しい。押さえておくべきだったかもしれない。

 おー、なんかstray notesだわ。テーマ揺れすぎ。

08/05/2003

 横尾忠則の展覧会の関連イベントとして行われたスーパー狂言「王様と恐竜」(作:梅原猛/演出:茂山千之丞/美術・装束:横尾忠則)を見に京都国立近代美術館に行って来ました。

 開演前に再び展示のほうを見ていると、横尾氏ご本人が瀬戸内寂聴さんなどのお友達や家族の方に(おそらく)解説をしながら会場内を回っておられて、その後ろにゾロゾロとファンだか野次馬だかがついて回っていた。横尾氏は一昨日と同じ長袖の黒いTシャツを着ていた。背中には「FUCK YOU」のプリント。一昨日の講演会で聴いた展示の見かたを参考に、イメージのしりとりをひとつひとつ追っていくと、最初は見落としていたイメージをいろいろと見つけた。会場構成による作品同士の横のつながりとかをとりあえず置いておいて、単品としてみたら「水の回路」という作品が一番印象的だった。凝ったデザインの図録に、この作品は小さい図版でしか載っていないのが残念。

 横尾氏が家族に、絵の中の人物を指さして、これはどこどこのおばあちゃんの若い頃で、これは誰々で…云々と説明しているのを聴いて、ふと気づいたが、僕は家族を描いたことなど無かったし、実は家の歴史とか系譜をあまり知らない。

 狂言は、戦争を風刺した痛快なストーリーで、話の展開は単純なのだが、どこまで深く読めばいいのか図れない難しさがあった。馬鹿はきっと皮肉を皮肉と気づかずに騙されてしまう。僕もどこまで賢かったか自信がない。総じて面白かったが、オチが意外ですこし肩すかしを喰らった。半ば投げ遣りなハッピーエンドという感じがした。風刺ものでブラックなオチにしないのは珍しい気がする。ブラックなオチというのは登場人物のうちの一部にとってブラックな結末であって、皮肉な結末を笑う別の人物の存在が必要であるだろう。あるいは作品内の世界全体にとってブラックな結末だったとしても、観客にはそれを遠くから眺める、皮肉を笑う視線がある。しかしこの半ば投げ遣りなハッピーエンドでは、皮肉な結末を迎えてしまった登場人物の可笑しさのような種類のユーモアを、他の登場人物や観客が共有することを否定されてるような気がして、スカッとしない。

 舞台が美術館のロビーに特設されたものであったため、裏側が存在しない。出演者のための控室はあるが、裏の出入り口はない。したがって公演が終わると、われわれ観客と同じようにして関係者が美術館をあとにする。横尾忠則、近っ。梅原猛、近っ。握手してもらってる人もいた。僕は、なんか、そんなことできないんだ。

08/04/2003

 炎天下、コンクリートブロックで釜を組み立てて、あんぱんを焼いた。パン焼き釜も一種の気固反応器だろうから、実はわりと専門っぽいんですが、理論が応用できるような装置を組む技術がない。ありあわせのもので温度を制御しようと、そのために木炭や酸素の流入量を操作しようと思っても、まずそれを計測する機器がいる。暑は夏い。

 ん?この夏一番の暑さだったらしいぞ。京都35.2℃?そのなかで木炭焚いてたんだけど。熱中症の症状ってどんなのだ?自覚はないけど俺、大丈夫かなぁ。

08/03/2003

 眠い目をこすりながら行ってきました京都国立近代美術館。お目当ては「横尾byヨコオ 描くことの快楽:イメージの遍歴と再生」。そして、横尾忠則氏ご本人による講演会を聴き、展覧会図録にサインをもらって帰ってきました。大変満足です。

 横尾忠則でなくとも、(その足元にも及ばないどころかナノスケールな僕でさえ)自分の作品についての解説は、笑いを誘えるような浅いものから、本当に深くてごく親しい人にしか怖くて晒せないようなものまで、幾段階か用意できます。今日の講演会では、その著書において音速で読者を置き去りにしてあっちの世界に行ってしまう横尾氏も、あまり深すぎる部分までは言及せず、割と浅い解説と楽しみ方をかいつまんで教えてくれたという感じです。特にこの展覧会では、作品にしばしば登場するイメージをしりとり式につないでいくという凝った展示方法が採用されているため、そのことについて横尾氏と学芸員の方から解説があり、鑑賞のひとつの手がかりとなりました。

 宇宙人と交信したり出来る人らしいので、(だいじょうぶかなぁ)と思っていたんですけど、割とだいじょうぶでした。へんに狂気じみていたりすることなく、普通にいるんでしょう宇宙人は、きっと。草間弥生みたいに見ててハラハラするような感じはないし、むしろ、そういうパフォーマンスは嫌いそう。

 明後日にはこの展覧会の関連イベントのスーパー狂言を見に行きます。

 さらにその後、美術部の部室で第一回タルコフスキー作品上映会「ソラリス」をやったんだけど、バイト関係の用事と疲労で途中までしか見られず。

08/02/2003

 最高に晴れた夏の朝に布団を干しながら聴くcremaster3のサントラは格別だ。いや、ほんとに。こんなに良かったっけ、って。

 メモ:いんうつ氏に返すもの

 ●佐々木倫子「Heaven?」第5巻
 ●Fishmans「98.12.28 男達の別れ」

 メモ:いんうつ氏に貸すもの

 ●しりあがり寿「弥次喜多inDEEP」全巻
 ●「MUSIC FOR MATTHEW BERNEY'S CREMASTER 3

 漏れがあれば指摘して下さい。

08/01/2003

 誰かがパチンとスイッチをつけたみたいに暑くなった。8月だ。往生際の悪い蝉が転がっている。

 前期試験終了。とりあえず部屋の掃除からはじめないといけないが、気が遠くなる。2,3日わりと外出の予定が続いてて、まとまった時間がないのだけど、掃除ってはじめたら一気に徹底的にやりたくなるし、この惨状を回復するには相当の時間がかかるし、それだけの時間が取れそうにないとなればストレスがたまる(というか途方に暮れる)ので、コツコツやることにしよう。

 ごめんなさい。長い目で見れば蝉はかなり往生際の良いほうだ。

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