since 2001.8.22








DATA

コンゴ川、マラガラジー川、タンガニイカ湖などに分布

側線鱗数 61〜65 周辺鱗数 40〜42 背中線鱗数 22〜27

体長 50〜60cm

販売名 オルナティピンニス




ポリプテルスの中でも美しく、派手なタイプであるように思う。

観賞魚としての歴史も古く30年前の書籍にも写真とともに紹介されている。

体色はもっとも特徴的で腹部を除く全身に黄色と黒の網目模様が入り、

胸鰭も黄色と黒の年輪状の模様が美しい。

幼魚期は体色の黄色が目立つが、大型になると模様も消え体色が黒くなる個体が多い、

まれにきれいな黄色と黒の模様を残した個体も見かける事がある。

最近では見かける事も少ないが、黄色の部分が多く模様も明瞭な個体もまれにいるので

探してみて欲しい。

成長は比較的緩やかで、40センチ頃までは長さが先行するが、

その後は太さもましてかなりの迫力が出てかなりの重厚感を楽しめる。

 左画像は国内ブリードの2匹

幼魚期は尖ったようなシャープな顔つきの個体を見かけるが、

結局成長と共に丸みを帯び通常の個体と同じになる。

販売されている個体は、東南アジアからのブリード個体、コンゴ便でのワイルド個体となり、

流通量は、ほぼ半分といったところか。

以前は、国内ブリードもちらほら見かけたが現在は殆どみかけなくなってしまった。

最近では、あまり人気がないらしく動かない為流通も少なくなってきているように思う。

ウイークシーとならんで上顎突出型では大型種である。

かわいい幼魚が安価で販売されているが、大型になる事を覚えておいて欲しい。