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DATA

白ナイル、ニジェール川、ボルタ川、チャド湖に分布

側線鱗数 55〜59 周辺鱗数 46〜52 背中線鱗数 11〜15

体長40〜70cm?

販売名 エンドリ、エンドリケリー




リプテルスの中で一番人気がある種ではないだろうか。

国内繁殖が近年最も盛んで安定供給がされているが、良質な個体は非常に高額で取引がされている。

東南アジア(インドネシア)の養殖個体も2002年頃から幼魚の入荷が始まり、

現在、安価で安定した入荷が続いている。

ワイルド個体もナイジェリア、ギニア、などから現在も安定して輸入される。

また、ドイツ経由でワイルド、養殖個体も輸入されてくるケースも多々ある。

流通量はポリプテルスの中でも1、2位を争う種ではないかと思う。

 国内初輸入は、1981年



の種の特徴は、通常体側に太いバンドが3〜5本程度入り下方で細かい模様が点在する。

変わった模様では後方に流れる個体など、バリエーションの豊富さも魅力の1つである。

また、体色、模様の濃さなども環境で大きく変わりやすい。

頭部は扁平で下顎が突出し成長と共に背部が盛り上がる感じで太さが増す。

胸鰭には年輪や斑点の模様が入る。背鰭から尾鰭にかけても模様が入りまた尾鰭の模様も多彩である。

食性は魚食性が強く、現地で胃内を調べると小型のナマズやティラピアなどが見出されている。

川での生息域は、氾濫地帯、河川床であるが、河川床での捕獲例が多い。

また、繁殖期は雨季(増水期)が知られている。



槽内飼育では、環境にもよるがおおむね40〜50前後と考えて良いでしょう。

良く水槽の奥行きで成長が止まると言われているが、45cmの奥行きの水槽ならば、

奥行き以上に成長した個体の報告を私は何例もしっている。

飼育にあたり最低でも120x60x45水槽は用意したいものだ。