SVA東京市民ネットワークNEWS LETTER「里程標」第20号

嗚呼!タイ舞踊

ここは、○学童保育クラブ。

小学1年生から3年生までの共働き、あるいは母子・父子家庭の子どもたちがここで放課後を過ごす。タイ舞踊会の日。

知人に紹介していただいたいたタイ舞踊学校の校長先生 ソムシー花岡さんがいらっしゃる。

初めてお会いするのでドキドキ・・・。

白のブラウスに灰色のスカート、小柄で、品の良い印象の女性が現われた。
が、あでやかな桃色の民族衣装に着替えるとまるで別人。華やかで存在感のあるタイ人だった。

子どもたちは男の子が多いのでみんなのってくるかなあ との当初の不安は杞憂だったようだ。

初めて見るタイ舞踊にみんな興味津々。

1曲踊り終わるとタイ舞踊の講習会が始まった。まずは準備体操から。

片方の手をもう片方の手で持ち外側にそらせる。みんないっしょうけんめい。

「恥ずかしい」「うれしい」の意味の振り、 ひとさし指と親指で輪をつくるなどの動作にもすごい集中力!子どもたちの「学びたい、何でも吸収したい!」という力をあらためて実感!

子どもたちにとっては、普段の生活ではお目にかかることのできないものだっただろう。

自分たちの文化を大事にするからこそ、相手の文化も受け入れる。

私たち日本人と同じアジアの血が流れている タイ人の文化に触れることで日本人としてしっかり大地に足をつけて新しい文化を創造していける、
そんな人間に育って欲しい。
という願いがあった。

なんて、おこがましいですね。

とっぴんぱらりのぷう。


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