SVA東京市民ネットワークNEWS LETTER「里程標」第2号

活動紹介コーナー

ラオスの子供と女性を支える会です

そもそも・・・

 私たちがラオスの応援をしようということになったのは、昨年春SVAの協力で行った“プアンプアンツアー(ラオスの児童図書館活動を訪ねて)”がきっかけでした。子供の本の現場で仕事をしている参加者の多くにとって、その時見たラオスの現実は素通りできない状況でした。私たちに何ができるのかわからないけれどとにかく言葉を勉強しようということで、有志が集まってラオス語勉強会がスタートしました。先生はラオスの子供に絵本を送る会代表のチャンタソンさん。言葉を学ぶと同時に、「私たちにできることは何か?」を共に考え続けてきました。そして今年1月、女性ばかりの発起人9名で会が発足しました。

いま・・・

 私たちは現場で買い付けてきたラオスの織物を中心に展示・即売会を各地で開催しています。これはラオスの女性に継続的に仕事がつくれたら、そしてまた自分たちも生き甲斐を見いだせたらという思いからはじまった活動です。そんなバザーの時には必ず、ラオスについての講演や児童図書館活動の一環であるお話会も同時に行うことにしています。少しづつでもラオスの現状を紹介しながら仲間の輪を広げていきたいと考えているからです。

そして・・・

 バザーの収益金を少しづつ貯めながら私たちがまず目指していることは、ラオスに女性のための職業訓練センターをつくることです。そこでは機織り・縫製などの技術訓練、保母・教員の養成、児童図書館活動などを併せて行う予定です。また子供を抱えた訓練生のための託児室や地方からの訓練生のための宿泊室も併設したいと考えています。将来、センターで技術を身につけた女性たちが社会に出て自立した人生を歩み、子供たちが夢を持って成長してくれることが、私たちの何よりの願いなのです。

 こんなふうにいま私たちはもっぱら“バザー屋さん”をしています。ラオスの織物や会の活動に興味のある方はぜひバザーをのぞきに来てください。ひやかし大歓迎です。お待ちしています!

バザーの日程、ニューズレター(8月創刊予定)、その他のお問い合わせは
〒248 鎌倉市扇ガ谷1-1-23 TEL・FAX:(0467)24-2527 高野はる子 までどうぞ
◆郵便振替 00100-7-99000
      ラオスの子供と女性を支える会
                  


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