SVA東京市民ネットワークNEWS LETTER「里程標」第16号
実はこのNGOについてあまり正確な情報を持っていないので、もしかしたらいい加減な紹介になるかもしれない。その際は、関係者からの投稿をお願いしたい。
かつてわたしの職場の図書館のメンバーがラオスツアーでお世話になった高野はる子さんが中心メンバーのお一人、という程度の認識でしかなかった同会と、再会したのは昨年7月のラオスツァーであった。その直前からラオスに派遣されていた土屋麻利子さんが私たちの交流パーティーに参加されたのが円である。それから半年、私が務める都庁の労働組合の関係者が、その土屋さんの陶芸のお弟子さんという新たな事実も判明した。
こうなったら、あとはその人たちと一緒にラオスへ行くしかない。ということで、5月に1週間ほどラオスを訪問した。ワッタイ空港で再会した土屋さんはすっかりラオス人。<ラオスの子どもに絵本を送る会>で有名なチャンタソン・インタヴォンさんの実家に下宿して、彼女が取り組むプロジェクトが<ホアイホン職業訓練センター>の建設と運営である。
出来たての同センターはビエンチャン中心部から車で4〜50分。マンゴーの木に囲まれた自然の中にある。手織り物の訓練を中心とした活動に取り組み始めたばかりだ。
SVAとは異なり、こぢんまりとした個人NGOといった感が強いが、土屋さんと寄宿して働いているラオスの若い女性たちの熱意がビンビン伝わってくる。センターは見学だけでなく、草木染めの体験などもできるという。カンパも兼ねての訪問をお薦めする。
SVAでもお馴染み、チェルノブイリ被爆の子どもたちの支援に走り回っていた高橋卓志さんが、この間、急速にタイのエイズ問題に取り組み始めた。
バンコクから北へ3時間ほどのロッブリにあるエイズホスピスを運営するお寺の僧侶との出会いが、彼の新たなエネルギーとなったようだ。具体的な取り組みとしては次の通りである。
【医療的支援】
医師・看護士派遣、医薬品・医療器材提供、環境改善への提言。
【自立生活支援】
通称<2000ライフプロジェクト>として、エイズ感染者および家族が、差別から解放された状態で自立生活する1万人の村作りに参加、35棟建設予定の病院用コテージ作りを支援する。
【子どもたちの支援】
感染したあるいは親が死亡した子どもたちへの経済・教育・精神的支援。ほか。
これらの活動を支えるための募金と会員を募集している。
[郵便口座]0570−8−60223<アクセス・21>へ振り込みを。
◎一般支援会費5千円(年)
◎賛助会費3千円(年)
★390-0303 松本市浅間温泉3−21−1
TEL:0263−46−0096
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