SVA東京市民ネットワークNEWS LETTER「里程標」第14号

こちらSVAクラフト課

村田 美江

 ひょっこりと顔を出せば、山ほど仕事が待っている・・・ここは通称“クラフト蟻地獄”。うろちょろとはたらく働き蟻の私たちに、いつも明るく救いの手を差し伸べてくださるボランティアさんは、定期、不定期、平日、土日を含めて15,6人。いろんな方々の善意にクラフト課は支えられています。

 その中で今回は、平日定期的に手伝ってくださっているボランティアさんのことをご紹介しようと思います。

 平日いらしてくださるボランティアさんの主な仕事は、山のようにうずたかく積まれた商品の検品作業、値札付け、DM発送のためのチラシ折り、宛名書きなどです。単調で大変な作業ですが、根気よく、そしてとても明るくやっていただいています。こちらが気を使って“大変じゃないですか?”と聞くと、“いやだったらボランティアに来ないわよ。”とゆとりの微笑み。(愚問でした)

 こういう仕事は必ずやらなくてはいけない大切な作業なのですが、スタッフの数だけでは、とてもこなせず、平日のボランティアさん達に補ってもらっています。ほんと「縁の下の力持ち」です。

 実は平日ボランティアの皆さんは、私たちスタッフよりSVA歴が長い人たちばかりです。長い人はなんと7年!!(クラフト課スタッフは長い人で2年半。ちなみに私は6ヵ月のひよっ子です。)SVAを去来するいろいろな人をご存知だし、作業は職人技!!です。そしてなにより人生のベテラン揃い。話題がとても豊富で、同じくおしゃべり好きなクラフトのメンバーとの間に、日々明るく楽しいお喋りが飛び交っています。私はボランティアさんの隣で、皆さんの処世術人生訓を「ふむふむ」と学習させてもらう毎日です。

 同じクラフト・エイドの仲間として、どうぞこれからも末永く、おつき合いください。日頃の感謝の気持ちを込めて、「どうも、ありがとうございます。」


里程標内容SVA東京市民ネットワーク