注意:分解をしてしまうとマイクロソフトのサポートは受ける事が出来ません。
また、当ページを参考にして故障等問題が起きた場合、当方は責任を持ちません。
偶然、フリーマーケットを見ていたら破格でXBOXが売っており、軽く調べると
ゲーム以外でも使えるという事で早速購入しました。
尚、ここでは”XBOX”のゲームは紹介しませんので他のページで調べてください。
まず、本体です。
大きさが予想以上に大きくVHSデッキと同等です。
狭い日本の部屋では非常に邪魔です。
ちなみにXBOXのスペックは
CPU Intel Pentium3 733MHz
グラフィック nVIDIA
メモリ 64MB
HDD 8GB
買った値段(5千円位)と考えるとそれなりに良いと思います。
まず、最初にゲーム以外でも使えるようにするために本体を分解します。
○で囲んだ所にネジがありますので外しましょう。
ただし、ネジが特殊なので
この様なドライバーが必要です。
分解後。
見たまんまパソコンですね。
左の物がDVD-ROMでCD-Rは読み取りが出来ませんがCD-RWはok
右は8GBのHDです。
DOS/Vパソコンに一般的に使われている3.5インチ。
ケーブルはATA33用。
今回は、ゲーム以外でも利用出来るようにするために
まずはHDのデータをパソコンに一旦保存します。
但し、HDは特殊な方法でロックがされているため
一般的にBIOSを改造をする等がありますが、費用をかけないために
XBOX起動中はロックが外れますのでその隙に強引にIDEコネクタを抜いて
パソコンのIDEに繋いで改造プログラムファイルを転送します。
これが標準の起動画面です。
これが改造後の起動画面です。
次に、XBOXではコントローラにパソコンで一般的なUSBが採用されています。
そして、一般的マウス、キーボードが動作しますので使ってみましょう。
まず、これがXBOXのUSB端子です。
パソコン用とは見た目が違いますが内部は同じ物が使われています。
使えるようにするためにまずは、XBOX=USB変換コネクタを作りましょう。
1.XBOXのコネクタに入るサイズにカットした基盤を準備します。
端子用にダイソーで買った銅テープを利用します。
端子が繋がるように銅テープを基盤に貼り付け
そしてUSB端子を繋げます。
配線が外れないように熱縮小チューブで仮固定し、ハンダをします。
ハンダ後しっかりと固定します。
何せ内部に5Vの配線がありますので。
コネクタの逆刺し防止に紙テープで段差をつけています。
ホットボンドを遣い絶縁、完全に固定します。
最後に強度と見た目を良くするために
再度熱縮小チューブで全体的にかぶせます。
完成。
見た目がちょっとゴツゴツしてますが気にしない。
左がXBOX端子。
右がPC用USB端子。
次に、USB機器、キーボードです。
マンガ倉庫で安かったので買っておいてラッキー。
ちなみに、パソコン環境はまだPS/2のままです^^;
XBOX用コントローラ達。
左からXBOXリモコン、リモコン用受信部、コントローラ。
ちなみに、このリモコンが無いと標準XBOXではDVDは再生できません。
リモコンと受信部拡大。
よく見るとなんと
電源ON/OFFがありません!
本体の電源を入れないと使えないとは・・・
家電ではあり得ませんね。。
受信部をXBOXに繋げた様子。
何だがゴツイ。
XBOXのロゴが何だか昔の機械と思えてきます(汗
XBOX改造後は以下の事が出来ます。
メディアプレイヤー
何故か天気予報も見れます。
このように
ファイルを一覧から選び左のミニ画面で見たりフル画面で見る事も出来ます。
日本語okなのが嬉しい^^
おまけにDVD-RやLANでパソコン内の動画、音楽、画像ファイルを読み出す事もok
改造後起動画面のスキンを変更が可能。
キーボードとマウスが使えるならLinuxでしょう。
と言う事で起動中の画面。
このLINUXはどうもHDをフォーマットが必要のようで
パス。
結局改造XBOXプログラムとLinuxが共同で動くLinuxを見つけインストールに成功しました。
デスクトップ画面。
メニュー・仮想キーボード・もじら・ターミナル
TVでギリギリ見れる文字サイズだとこれが限度。
フル画面にして何とか使える位?
D4端子付きのTVなら1024x768いけるかも?