2002年3月27日、ムートンが初めてオー・ド・ヴィーとリクールをリリースしました。しかも限定販売とのこと。即、あっちこっち探してなんとか手に入れました♪江戸屋さん、毎度どうもです

 ムートンの敷地内にはプルーンやカシスも栽培されており、なんとワイン以外のお酒がプライベート用に造られているそうで、今回それが限定販売として市場に出てきました。生産本数は当初のプレスリリースではカシスは800本、他は1,000本とのことでしたが、実際はカシスが800本、プルーンが1,520本、マールが1,294本造られたようです。


オー・ド・ヴィー
我が家の地下金庫に納まったシンプルな面構えのボトルたち。
(アーティストラベルではないのはちょっと残念。
左からカシス、プルーン、マール。どれも手書きのシリアルナンバー入り。

木箱
木彫りの紋章入りのかなり豪華な木箱に1本ずつ入っています。
ものによっては蓋が硬くて女性には開けられないんじゃないかと思います。
実際、私も開ける際に相当な力を入れたので親指に水ぶくれが出来たほどです。
なお、フランス語の説明書きと思われるものが入っていましたが私には意味不明(学生時代に3年も仏語履修したのに!)。







(参考)
●リクール・ド・カシス・ド・ムートン・ロートシルト
Liqueur de Cassis de Mouton-Rothschild
アルコール: 24%
生産本数:  800本
ムートンの専属庭師によって作られたカシスは、収穫後、2回の選別を経て、潰されます。そしてムートンで作られたオー・ド・ヴィーの入ったオーク樽に50日間漬け込まれ、圧縮されます。これだけ手をかければ美味しいに違いありません♪

●オー・ド・ヴィー・ド・プリュヌ・ド・ムートン・ロートシルト
Eau de Vie de Prunes de Mouton-Rothschild
アルコール: 42%
生産本数:  1520本
ムートンでは5種類のプルーン(アルザス産系クエッチ、仏北東部メッツ産系ミラベル、仏北東部ナンシー産系ミラベル、西洋系2種)を栽培しており、これらが使用されているそうです。ちなみにセパージュは分かりません(笑)手摘みによる収穫、蒸留の後、15年間オーク樽と大瓶で熟成させているとのこと。

●オー・ド・ヴィー・ド・マール・ダキテーヌ・ド・ムートン・ロートシルト
Eau de Vie de Marc d'Aquitaine de Mouton-Rothschild
アルコール: 41.5%
生産本数:  1294本
毎年、ムートンの若木からできた葡萄が数樽マール用に使われるそうです(うー、毎年飲ませてほしい・・・)。果の搾り残しを2回蒸留し、15〜30年間オーク樽で熟成。そして瓶詰6ヶ月前に平均熟成年が20年になるようブレンドされてから出荷されるそうです。どうやら売れ行きはマールが一番人気?!


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