バリ島3泊4日の旅(94.9)
〜クラブメッドとの出会い

ローカル番組で募集のあったツアーに、母とふたりで参加した5日間。私にとって、初の海外旅行。そして、クラブメッドを知った記念すべき(?)旅!!でした。

1日め…午後の飛行機に乗ってバリ島へ。

夜にビンタン・バリ・ホテルにつき、そのまま就寝。3人が並んで眠れるような広いベッドに、母と一緒に寝た。

 2日めの午後、バカンス村入村。
ここで「みはりんの旅常識辞書(以後、旅辞書)」は大きく書きかえられることになりました。

 プールサイドでトロピカルドリンクと洒落てみたところ、それを持ってきたGO(ホテルスタッフ)が妙に人なつっこい。現地人らしいので、”これがバリの気質かな?”なんて思っていたけど、どうも違っていたらしい。

それは夕食時のこと…
ダイニングで案内された席は、すでに知らない人が何人か座っているテーブル。外人GM(お客さん)もいた。
   ”うっそー、知らない人と一緒?!気ィ遣っておいしく食べれないじゃん!ジョーダンじゃない!!”
旅辞書にはそう書いてある。

しばらくするとGOがひとり、同じテーブルに付いて食事をはじめた。
   ”うそ!スタッフの人と一緒?!ホテルスタッフは必要以上にお客に付き合わないのでは?!”
これも旅辞書に書いてある。

が、外人GMはあたりまえのようにGOと会話をはじめた。(英語だから、部分的にしかわからなかったけど)
   ”なんなのー?でも、きっとこの人たちが特別なんだろうな”
と思ってまわりのテーブルをみても…
あきらかに違うグループと思われるGM同士が相席して、楽しそうに会話してる。GOとGMも楽しそうに会話してる。

・・・どうやらこれがバカンス村の常識のようだ・・・

バーで飲んでいる最中もGOや知らないGMが話しかけてくる。
ディスコ(懐かしい響き!!)に入ろうか、やめようかと迷っているおばちゃんGMに、GOが「一緒にいきましょう!」と言って、ホントにつれていった。ホールではGOとGMが一緒に踊っていた。もちろん、テーブルでもGOとGMが一緒にいる。

”バカンス村滞在中はGOもGMもみんな友達なんだ!”

ようやくそう思えるようになった。そしてその晩は深夜2:00まで遊びました。  

 3日め、夜遊びがたたって、大寝坊!!目が覚めたら10:30。

この日、最初に参加したのは「クイズでビンゴ」みたいな企画。 その後、この日の夜に行われるGMショウの出演者選考会(?)があった。 出演したかったけど…次に参加予定のシュノーケリングスクールが 始まる時間になってしまい、スカウトを受ける前に退席。残念!!

シュノーケリングのあとは空中ブランコに挑戦!クラブメッド名物となっているこのアクティビティ、さすがにすごい人気だ。 待ち時間、1時間以上!!…待ちましたヨ。暑かったぁ…

さて、この空中ブランコ、いくつかのバリエーションがあるようで、GMの経験によって、挑戦するレベルが決まる。
どのレベルでも最初はポジション取りを教えられ、 これに合格したらキャッチができる。
(キャッチ:別のブランコに移ること。そのブランコにぶら下がっているGOが手を取ってくれる)

ちなみに、レベル1のポジションは(数年後に Knee Hung Catch という名を知ったのでした☆)

1.バーを両手で持ってスタート!
2.足を振り上げ、バーに膝をかける
3.両手を離して、逆さ吊り
4.再度、バーを両手で持って膝をはずす
5.腰から下を強く大きく前後に振り
6.バーから手を離して、一回転して着地!

私はポジション取りに一発合格! GOに、「明日はキャッチしようね!」といわれた。

 4日め、オプショナルでジャワ島のジョグジャカルタに。ボロブドゥール遺跡(だったと思う)を見に行った。

ツアーから帰ったら、空中ブランコはもう締め切られていた。あ〜あ、キャッチできないよぉ…残念!

その日のショウではキャッチにも合格した人が認定証を受けていた。私もほしかったよー!!

その日の夜12:00、とうとうバカンス村から出村する時間に。何人かのGOが見送りにきていた。その中にはよくお話したGOの姿もあった。

お別れの言葉は「またね!」 営業文句だろうけど、このときは友達からの言葉に聞こえた・・・名残惜しかった。寂しかった。泣き出す女性もいた。

「ただの友達ごっこじゃん。なんで?」なんていう人もいるだろうけど。

そんな強烈な印象を残したクラブメッド。またいつか会いにいくんだ、大勢の友達に。そしてGMショウへの出演をはたし、キャッチ合格の認定証をもらおう!!

そして「旅のお気に入り」にクラブメッドが追加されたのだった。

  おやぁ?バリ島の感想がないじゃん。

えっと・・・私のバリ島の印象は「開放的な空間」「シェンエン、しぇんえん(千円)」

この旅行で2つのホテルに泊まったけど、どちらも通路には壁がない!あと、高い建物がないせいか、空が広く見えた。「バリにはヤシの木より高い建物がない」・・・うん、ナットク。結構気に入った。

「しぇんえん」は観光地にいる物売りの方々。キーホルダー30コセットとか、民芸品のセットを売っていた。最初は怖くて、何も言わずにひたすらムシ!してたけど、3日目あたりから、慣れてきたせいか、値段交渉をして楽しんできた。

まぁ、交渉を楽しむだけで、買う気はまったくなかったけどね。 ごめんねー、物売りの方々。

逆に戸惑ってしまったのが、トイレ。なんと、トイレットペーパーがない!!用が済んだ後は、水で洗い流す、インドネシア式。聞いてはいたけど、目の当たりにするとやっぱりショックだった。
バリ島はまだよかったけど、 ジョグジャカルタは紙がないところが多かった。カンベンしてよ〜・・・

以上、私がクラブメッドを語る(?)上で、なくてはならないこのときの滞在でした。