”CLUB LOS AMIGOS”LIVEレポート

1997年5月11日(日)PM7:00〜 渋谷・クロコダイル

出演者:中野D児、金津宏、さいとうみわこ、AMIGO7


本日は、AMIGO7をトリとする定例LIVE(だと思う)である。
結局のところ、今日の参加メンバーはMMRより今後レコードを発売(予定)の人達(中野D児さんは除く、となるのかな)が一堂に会した、という感がある。みわこさん以外ははじめてみるひとばかりなので、結構興味深々状態でクロコダイルに向かった私であった。

しかしまあ。7時開始だというから6時30分頃に店に入ったわけだが、客が一人もいないぞ!おいおい!!まさか中止なんじゃないだろうな、とマジで心配になってしまった。あ、でもみわこさんがいる。出演メンバーが一人でもいれば安心だ(笑)。それでも、はじまったのは結局8時ちょっと前であった。やれやれ。
(ほんとは、出演予定者に「青空プレタ・ポルテ」(一色進、大野恵)がクレジットされていたのだが、出てこなかった。ドタキャン?ということは、時間調整か?)

では出演者順にコメントを。中野D児さんは、えーと風貌がコワイです。でもやっぱり雰囲気はある。オープニングということもあり、気持ちを高めていくのに苦労している様子が伺えたが、ノったときのD児さんはなかなかスゴイのではと思わざるをえなかった。ただD児さんには申し訳ないが、実際には私はほとんどパーカッションの女性に釘付けになっていた(ちなみにメンバー構成は、vo. 中野D児、あとg.の男性とperc.の女性の3人である)。名前は何というのだろう。他にもLIVEなどに出ているのだろうか。そんなことを考えながら、うっとりと見つめているうちに、4曲ほどでD児さんの部は終了した。

次に、金津宏さんが登場。金津さんも一見ちょっとコワめの感じがした。しかし、話し振りなどとてもふつうでした(って当たり前だろうが。金津さんすいません)。LIVEのほうは、vo.の女性との2人組で行われた。音は基本的には打ち込みで作られたもので、そこにvo.をのせていくスタイル。どんな音だったかというと・・・う〜む、やっぱりLIVEから2週間もたつと記憶があやふやに・・・再び、金津さんすいません。こんないい加減なLIVEレポートではいけませんね。反省します。今後はせめて1週間以内に作ります。でもこれだけは信じてほしい。いい感じだったのだ。これから出る予定のアルバムにはこれらの楽曲がはいるのだろうか。そうであれば、私は「買い」だ。いやー、MMRの今後が楽しみである。金津さんSETは2曲とちょっと少なめであった。

ふ〜、何とか切り抜けたかな。さていよいよ私のお待ちかね、さいとうみわこさんである。今日のメンバーは、g.山田直毅、vl.武藤祐生という、6月上旬リリース予定の新作にも参加している人達だ。新作からセレクトした曲を、アコースティックな雰囲気で演奏していた。要するに今日が、本邦初公開ということになるのかな。本当は1曲ずつ解説をしたいところなのだが。これまた、種々の事情によりじっくりと曲を聴けなかったのでそれができないという超なさけな状態の私である。こんなLIVEレポートがあるかっっ。ひらにご容赦のほどを。そのかわりといってはなんですが、ステージ写真を掲載するのでこれで我慢しようね。



(左側が山田直毅さん、右側が武藤祐生さん。暗くてよく見えませんね。申し訳ないです)

ちなみに曲目は以下の通り。

1.恋人はサイエンティスト
2.how do you love?
3.さりげない奇蹟

それにしても、早く全曲聴きたいものである。CD発売日が待ち遠しい。solo liveへの期待も高まる一方である。

さて、最後の締めとしてAMIGO7の登場である。私は、band名からしてやはりラテン的色彩が強いのかなと思っていたのだけれども、実際にはそれほどではなく、テイストの1つとして、という感じだ。どちらかというと、音的なものよりもむしろ久保田真吾さんのキャラクタそのものがアミーゴだなあ、などとと思ったりして(何のこっちゃ?)。パフォーマンスそのものも、久保田さんのパワーを前面に押し出した、非常にエネルギッシュなものであった。
ところが、見てる方は十分ノっているようにみえたのだけれども、どうもご本人はそうでもないようだ。度々MCでそんなことを言ってたように思う。そうしたら、後半にさしかかった頃だろうか、客席から、
「きょうはまだ脱いでいないからじゃない?」
と声がかかった。え″〜そういうひとだったのか。どこまで脱ぐのだろうか、と期待?してしまったがまあ常識の範囲内でした。残念。そもそも、ノドがちょっと不調だったようで、そういう意味でも今日のLIVEは多少なりとも不本意だと感じていたのかも知れない。でも、十分楽しめましたよ、私は。
途中(前半の方)で、2曲ばかりbacking vo.の1人、TAKEさんがリードをとってうたったのだが、これがまた素晴らしく良かった!私、ファンになりました。MCでは「私はもう若くないけど・・・」との主旨の発言をされていたが、そんなことないですよ。PUFFYルックも違和感なかったし。あまり年のはなしをするのは止めましょうよ。かくいう私も今年は四捨五入するとついに・・・不惑!?ね、だから止めましょうって。

とまあそんなこんなで、結局終了したのはいつもと同じ時間だ(10時40分頃)。日曜日からこれだと、サラリーマンにとってはこれからの一週間がちとつらい。余韻を楽しむ暇もなく、私は早々にクロコを後にした。

(1997.6.8)

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