アマチュア無線用 AM 50MHz帯 真空管3A5トランシーバーです。 2003年、送信側を水晶発振式で組み立てましたが、 今回、LC 発振にて組み立てました。 送信機周波数変動は大きいです。 受信は、超再生回路(Super Regenerative Detection)です。 超再生受信機は、非常に少ない部品で構成出来、 AM/FM 受信出来る利点ありますが、スプリアス放射が多い、 選択度が悪い等の欠点があります。 再生受信機で発振直前のポイントが感度最高です。 この部分を行ったり来たりするように発振させています。 (クェンチング発振) クェンチング発振は、250KΩ VR で調整します。 現在、発振管を直接変調かけるのは、認定されませので、 |
正面 カーボンマイク、クリスタルイヤホン接続しています。
3A5トランシーバ内部
【参考回路図】
1:20トランス Sansui ST-14 "1: 22.4"1K:500K
1:3 トランス Sansui ST-27 "1: 3.13"2K:20K
50MHz 送信機出力(75Ωダミーロード負荷)
変調時、送信機出力(75Ωダミーロード負荷
超再生時のクェンチング発振波形
【参考部品リスト】
品名 | 仕様 | 員数 | 品名 | 仕様 | 員数 | |
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底カバー付きシャーシ | W160*H50*D100 mm | 1 | L型アルミ板 | 50*200mm(加工前) | 1 | |
ゴム足 | 4 | 真空管 | 3A5 | 1 | ||
カーボンマイク | 電話機用 | 1 | 真空管ソケット | 7P ミニチュア管 | 1 | |
小型バーニアダイアル | φ36mm | 1 | ツマミ | 超再生、送受切替 | 2 | |
ANT端子 | M型 | 1 | 電源端子 | 3P | 1 | |
250KΩ B型VR | 超再生調整用 | 1 | 電源スイッチ | 2回路 | 1 | |
送受切り替えSW | 6回路2切替 | 1 | 15P バリコン | タイト製 | 1 | |
中空絶縁体 | φ5mm * 30mm | 1 | タイト製カップラ | バリコン、バーニア | 1 | |
エナメル線 | φ0.29mm | 1.5m | 錫メッキ線 | φ1mm | 1m | |
M3モノラルジャック | イヤホン、マイク | 2 | M3+リード | マイク配線用 | 1 | |
クリスタルイヤホン | 1 | アース端子 | 1 | |||
1:22 トランス | Sansui ST-14 | 1 | 1:3 トランス | Sansui ST-27 | 1 | |
セラミックコンデンサ | 500V: 2〜10PF | 1 | カーボン抵抗 | 1/2W 20kΩ | 1 | |
セラミックコンデンサ | 500V: 47PF | 1 | カーボン抵抗 | 1/4W 4.7MΩ | 1 | |
セラミックコンデンサ | 500V: 0.001uF | 1 | カーボン抵抗 | 1/4W 470kΩ | 1 | |
セラミックコンデンサ | 500V: 0.01uF | 1 | カーボン抵抗 | 1/4W 270kΩ | 1 | |
フィルムコンデンサ | 100V: 0.0047uF | 1 | 基板サポート | 高さ 10mm | 2 | |
フィルムコンデンサ | 100V: 0.001uF | 1 | 端子板 | トランス取付 | 2 | |
配線用線材 | 2m | 端子板 | 5P | 1 | ||
ビス、ナット、ワッシャ | 16 | 卵ラグ | 2 | |||
UM3 | A電池 単三 | 2 | 006P | B電池 | 7 | |
UM3 ケース | 2個直列用 | 1 | 電池端子 | 006P 用 | 7 |
【参考資料】
1964 8月臨時増刊 CQ Ham Radio トランシーバ・ハンドブック
および、皆さんよりの資料、情報、図書館(有り難う御座いました。)