終電風景2
南海難波(南海線)
23:00発 特急サザン 和歌山市行(8両 全車指定)
堺で普通車羽倉崎行、泉佐野で普通車樽井行、尾崎で普通車和歌山市行に接続。
次々と指定券が売れて、発車5分ほど前に完売。
満員の区間急行よりリクライニング特急でゆったり帰りたいのは当然。
ただし、この時間は程よい暖房にやられて寝過ごす人が絶えない。
難波発車時の空席は、大半が天下茶屋までに埋まる。
23:02発 準急行 高石行(6両)
臨時列車。高石まで先着。
年末の臨時列車だったが、乗車率は芳しくなかった。入線時から次の区間急行
を待つ列があり、目の前の準急は空席だらけ。
下り準急は平日朝1本しかないので、見たことの無い列車がいると映ったのかもしれない。
それでも発車直前には席が埋まっていた。
23:04発 普通車 羽倉崎行(4両)
堺まで先着。
先程の準急と似たような混み具合。
23:10発 区間急行 和歌山市行(6両)
堺と泉大津で普通車羽倉崎行に接続。
車内中程まできっちり詰め込まれた混雑だが、ドア付近には少し余裕があった。
8両に出来ないのが厳しいところ。
23:20発 区間急行 羽倉崎行(8両)
臨時列車。泉大津で普通車羽倉崎行に接続。
続いて区間急行。臨時列車で8両だと余裕があり、次の和歌山市行の露払いとして
は十分。
当然空席など無く、100%を越す乗車率で出て行った。新今宮・天下茶屋に停車すると
いい混雑になるだろう。発車前でも空席が無くなると次を待つ人が列を作っていた。
23:23発 普通車 羽倉崎行(4両)
堺まで先着。
臨時区急運転の為、堺まで3分繰り下げ。普通車はすでに20分間隔なので
乗客は少なくない。
23:30発 区間急行 和歌山市行(6両)
羽倉崎より先、和歌山市までの各駅に最終。堺で普通車羽倉崎行に接続。
和歌山行きの最終。10分前の臨時区急を見送った人も多く、一瞬で座席が埋まった。
その臨時があったにもかかわらず混雑は激しく、臨時の乗客が全てこれに乗るとすると
新今宮で積み残しが出たかもしれない。
普段から混雑が激しい列車であるのだが、8両
に出来ないのが厳しい。(羽倉崎−和歌山市間の急行通過駅は6両制限)
23:40発 普通車 羽倉崎行(6両)
堺まで先着。
次の区急は堺以外で接続が無いので、堺より先の急行通過駅へもこの列車が先着
となる。
6両でも混んでいる普通車はこの列車ぐらいだった。
23:50発 区間急行 羽倉崎行(8両)
堺で普通車羽倉崎行に接続、羽衣で高師浜線最終接続。
普通車との混雑差が大きい。相変わらずの混雑で出て行った。
24:00発 普通車 羽倉崎行(6両)
堺まで先着。七道への最終。
最終が住ノ江までなので、七道だけはこれが最終列車。
座席が埋まり、ドア付近に数人といったところ。
24:08発 区間急行 羽倉崎行(6両)
堺で普通車羽倉崎行に接続、堺から羽倉崎までの各駅へ最終。
主要駅はこれが最終列車。最終優等列車というのはどの路線でも混雑するのが
当然かの如く、ここもまた混みあっていた。
発車ベルが鳴り終わり、行先案内が消えても走りこんで来る人を吸収して出て行った。
24:20発 普通車 住ノ江行(4両)
南海線下り最終。
区間急行が出てしまうと一気に静かになった。この列車は落ち穂拾いのような感じ。
地下鉄からの乗換え客を辛抱強く待ち、堺東行と同時に3分遅れて発車。
車内は定員乗車ほど。
新今宮で大和路線最終に乗り換えると、天王寺で阪和線鳳行最終に乗り継げる。
この頃は環状線大阪行最終にも乗り継げた。