終電風景20

阪急三宮 <2008/10>


23:25発 普通梅田行(8両)
西宮北口まで先着、塚口・十三・梅田へは次の快速急行が先着。

新開地発の列車で、三宮から大量乗車があってこの状態。つまりスカスカの車内で到着した。
見送るのは塚口・十三・京都線方面へ行く人々。単純に梅田へ行くならJR利用が多い。

23:33発 快速急行梅田行(8両)
西宮北口で普通梅田行きに連絡、 十三で準急高槻市行きと急行雲雀丘花屋敷行きに連絡。高槻市への最終連絡。

これも新開地発で梅田まで行く優等列車はこれが最後。
半数近くの駅に停車しても「快速急行」を名乗る。それだけ停まれば乗客も多い。
車内の人は8割以上が三宮から乗った人。
宝塚線・京都線の最終優等列車に接続する。

23:35発 普通西宮北口行(8両)
西宮北口まで先着。

快急が通過する4駅を使う人だけとなれば、4両でも全員着席が出来そうだ。

23:40発 普通梅田行(8両)
梅田まで先着。塚口で伊丹行最終、十三で普通正雀行最終と普通雲雀丘花屋敷行最終に連絡。

「梅田」の行先はこれが最終。前の普通からわずか5分ではホーム上の人も少ない。
それでも写真の車内は7割程度が三宮から乗車している。到着時は…

23:49発 特急西宮北口行(8両)
夙川で甲陽園行最終に、西宮北口で普通梅田行最終と今津行最終と宝塚行に連絡。
西宮北口より先、梅田・正雀・雲雀丘花屋敷までの各駅へ最終連絡。

三宮だけでなく新開地・高速神戸からも梅田への最終となる阪急特急。
阪急線内はかなり広範囲が終電にあたる割に空いていた。

定刻に到着して乗降もすぐ終わったが、改札階からの合図があったのは発車時刻を1分ほど過ぎた頃。

23:50発 普通西宮北口行(8両)
西宮北口まで先着。

三宮始発で、特急から乗り換える人もわずかにあった。特急が少し遅れて出て行ったので、こちらも若干遅れた。
これ以降、全ての列車が西宮北口までとなる。

23:53発 阪急三宮行普通(4両)


姫路発で東二見からは特急待避無しでここまで来る山陽普通。
三十人も乗っていただろうか、半数以上は階段を下りていった。
JR三ノ宮へ向かえばこの時間でも大阪どころか京都へ行く列車を捕まえられる。

24:00発 特急西宮北口行(8両)
西宮北口で宝塚行最終に連絡。

入庫回送を営業化した列車。思った以上に見送る人が多く、ホームにはかなりの人が残った。
これと前の特急はダイヤ改正で快速急行になり、西宮北口行の特急は無くなった。

24:09発 普通西宮北口行(8両)


ここだけ20分ほど普通列車は間隔がひらくので、列車到着時はホームにかなりの人がいた。
といっても、混雑というほどはなく、最後部付近は空席が残っていた。

0:20発 普通西宮北口行(8両)
上り最終。

9分発が出て数分は静かだったホームは、15分を過ぎる頃には大勢の人で賑わっていた。
やはり終電に合わせて動く人が多く、撮影した中で最も多い乗客を乗せて出て行った。約1分遅れ。

これに乗り遅れた人はJR線へ。

0:30 三ノ宮駅上りホーム


阪急の上り終電が出て数分後、JRの上りホームは人で一杯だった。

0:33発 普通大阪行(7両)
上り最終

阪急の梅田最終連絡列車が出て約45分後、JRの大阪行最終が到着する。
乗車の列はホーム幅一杯まで広がり、到着時に空席が半分ほどあった車内は満員に。
各ドアから20〜30人は乗ったと思われ、7両で合計500人以上。
阪急・阪神とは比べ物にならない乗客数だった。

駆け込み乗車を辛抱強く待って、約3分遅れの発車となった。混雑が解消されるのは西宮を過ぎる頃になる。
ここで出た遅れは終点の大阪までほとんど回復出来ない。

1:04発 普通西明石行(7両)
下り最終

阪急三宮発須磨行最終の約1時間後、いつまで経っても人が減らないJR三ノ宮に下り西明石行最終が空席無く到着。
各車両数十人乗り込んで乗車率は100%程に。
3分遅れて到着した上、延々と続く駆け込み乗車を救済するのに4分停車。この日は7分遅れで発車した。


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