終電風景12

近鉄あべの橋 <2006/ 9>

23:10発 橿原神宮前行特急(6両)
尺土で橿原神宮前行各駅停車と御所行に連絡。

券売機で特急券を買い、自販機で飲み物も買う。そんな人が多かった。
通勤車では出来ない飲食と喫煙、快適な座席がワンコイン500円。気持ちは良くわかる。
次の停車駅は30km先の尺土。15分後の急行を待つのは面倒だし、準急・普通の乗り継ぎは勘弁。
南大阪線特急としては長い6両なので満席では無かったが、
最後尾車両には駆け込みで乗った特急券を持たない立客が何人もいた。

23:19発 河内長野行準急(8両)
河内松原で藤井寺行各駅停車に連絡。
後3両は古市で切り離し、古市から橿原神宮前行各駅停車。

南大阪線の主要列車は準急。23:04発以降は15分間隔に減るが、編成は長くなる。
列車到着時には結構な列が出来ていて、座席はすぐに埋まった。

23:21発 藤井寺行各駅停車(6両)
河内松原まで先着、藤井寺へは後の準急が先着。

座席は全て埋まり、改札付近では立席が多少。

23:25発 橿原神宮前行区間急行(4両)
古市で河内長野行と橿原神宮前行各駅停車に、尺土で御所行に連絡。

最後の急行。編成が短いのは停車駅が少ないからだろうか、混雑は特に目立たなかった。
尺土以遠へは停車駅の多い準急を避けて急行を選ぶ人が大半。10分発の特急が発車する前から並んでいる人がいた。
2つ目の停車駅、尺土まででも30分。座って行きたいのは当然。
近距離と中距離の利用者を分離するため、急行停車駅を絞るのは良い方法と思う。

23:34発 河内長野行準急(8両)
河内松原で藤井寺行各駅停車に連絡。
後4両は古市で切り離し、古市から橿原神宮前行各駅停車。
富田林より先、河内長野までの各駅と、古市より先、橿原神宮前までの各駅へ最終。
御所線最終連絡。

最終になる駅は多いが、特に案内は無し。混雑も前の準急・区間急行と同じ程度。
あべの橋駅改札口は最後尾と中程の2箇所あり、中程からもかなり乗ってくる為、
編成全体へ均等に人が散って混雑はあまり集中しない。

23:39発 藤井寺行各駅停車(5両)
河内松原まで先着、藤井寺へは後の準急が先着。

前の各駅停車から18分あくと、さすがに乗客は多かった。 それでも車内中程は余裕がある。

23:49発 富田林行準急(7両)
河内松原で藤井寺行各駅停車に連絡。
喜志・富田林の各駅へ最終。

この列車から最終の案内放送が入った。松原から先は、これを逃すと到着が20分以上 遅くなるので駆け込んでくる人も多い。
発車ブザーは鳴り終わり、行先案内も消えているのに次々と走りこんで来た。環状線 外回り23:47着からの乗り換え客だろうか。

23:50発 河内天美行各駅停車(6両)
各駅に停まります。

大阪市内駅+天美駅だけの8kmに届かない短距離列車。
前後の列車に比べ格段に空いていた。準急がやや遅れていたので、出発信号が変わるとすぐに出て行った。


23:50の天美行が出ると、1・2番線への通路は閉鎖される。

0:02発 古市行各駅停車(5両)
河内天美より先、古市までの各駅へ最終。

松原・藤井寺・古市の主要駅へは全てこの列車が最終となるので駆け込みは多いと思ったが、とにかく長かった。
発車ブザーは2分近く鳴り続け、次々に走りこんで来る。駅員も特に急かさず、辛抱強く待ち続けていた。
接続は御堂筋線 天王寺0:00着と環状線 内回り23:58着になるが、環状線 外回り0:03着でも全力で走れば間に合っただろう。
結局、3分ほど遅れて出て行った。

この夜は、この列車の混雑が最も激しかった。

0:14発 河内天美行各駅停車(5両)
各駅に停まります。

一気に閑散となった。

0:27発 河内天美行各駅停車(5両)
下り最終列車。

駆け込み乗車は数名。14分発より乗客は多かったが、空席を残しあっさりと発車した。


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