廃線跡散策1

東京都専用線 豊洲 《散策日 2001/12〜2003/03》


越中島貨物駅

豊洲は越中島から出ていた。 都営バス塩浜二丁目停留所付近から跡を追うことが出来る。
現在の越中島貨物駅はレール運搬車が使用。



団地内に残った一筋の空地。レールは無くなったがバラストは所々散乱している。
用地は広く2線分はあり、いずれ道か駐車場に転用されるだろう。実際、周辺の人は 裏道として利用され徒歩・自転車が通る。



都営アパート郡を抜け、都道319号線との交差点。
遮断機、警報機はないが、 道路の西側には踏切機器箱どころかレールまで残っている。
レールはすぐ先の平久川で途切れ、橋梁は残っていない。



運河をわたると再びレールが残っているが、線路内は土で覆われ耕作されているところもあった。



レールが残っているのは運河前後合わせても100mに満たない。
この踏切跡からまた線路敷のみとなる。



塩浜一丁目。ここも踏切機器箱が残されている。



塩浜一丁目と豊洲三丁目を結んでいた橋は撤去済。
豊洲運河に橋脚が残されている。



豊洲三丁目はその大半が私有地。その中を線路は通っていたが、 豊洲二丁目バス停付近の豊洲センタービルと運動場の間に空き地があり、 レールと入換信号機が残されていた。
時折、草が刈られているようだったが、2003年11月末にはレール・信号機共に 撤去されていた。



有名な春海橋。道路橋と並行しているので見つけやすい。 晴海運河河口にかかり、江東区と中央区の区界でもある。
中央のトラスを含め、完全な形で残っている。撮影は江東区側。


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