(1)あなたは独身ですか。
YES:次へ進む。
NO:大変お疲れさまでした。まだ独身で、結婚問題に直面している知人、友人、後輩のよき相談相手になってさしあげて下さい。
(2)あなたは同人誌関係者ですか。
YES:次へ進む。
NO:この文章を最後まで読まれたあなたは、同人活動にはそれなりの理解があるものと思います。もし、あなたのお嫁さん(お婿さん)になる人が同人誌関係者ならば、その活動に理解を示すと同時に、二人でより広い別の世界へ乗り出して行きましょう。
(3)あなたは、履歴書の特技欄に「同人誌活動」と書けますか。
YES:あなたのお嫁さん(お婿さん)は、同じように履歴書の特技欄に「同人誌活動」と書ける人しかいません。よきパートナーに恵まることを、そして愛すべき同人誌の世界で、末永い活躍をお祈り申し上げます。
NO:次に進む。
(4)あなたは、同人誌の関係者の中で、将来お嫁さん(お婿さん)にしたいと意識している異性はいますか。
YES:同じ学校や職場にも、同様に意識している人はいませんか。それぞれ思いを寄せている異性の愛情が同じだと思ったら、迷わず学校や職場で出会った方の異性を選びましょう。もちろん、愛情をより強く感じる方に惹かれるならば、そちらを選びましょう。
NO:次に進む。
(5)あなたは、将来、結婚しようと思っていますよね?
YES:次へ進む。
NO:独身でいたい理由は何でしょう。明確なポリシーがあるのでしたら、もちろんそれは原則として尊重されるべきですが・・・。ただし、もしその理由が、自分を卑下したものによるならば、その考えは即刻改めるべきです。あなたが天性の怠け者ならもうこれ以上は申しませんが(異性にアピールできる)自分の魅力を磨く努力を惜しまないようにしましょう。
そのために無理に同人活動を犠牲にする必要はありません。しかし、同人誌活動にしか関心を持たないのは禁物です。同人誌活動をしている自分と、世間一般での自分を相乗的に高められるよう、柔軟な発想と旺盛な好奇心、そして何よりも確かな実行力をを大切にして下さい。そういうあなたを、異性はしっかりとみてくれています。
(6) 他人の目を気にすることはありません。内心の問題で、あなたは今まで同人誌活動をしてきたことに誇りをもっていますか。
YES:おそらくは、大半の人がここにたどり着いたことと思います。あなたの気持ち、それは、ある程度年齢を重ねてしまった同人誌関係者の多くが思い抱いていることと同じです。この問題で悩んでいる人は、あなただけではないのです。
同人誌活動の世界で、既に名誉ある一定の地位を確保していると思われるあなたは、それが密かな誇りであると同時に、それを世間一般に紹介できないもどかしさにもなっていることと思います。まずは、身近な同人誌関係者と話してみましょう。いえ、多くの人が同じように思うことですから心配は無用です。
ここで、自分のやってきたことを客観的に直視することも忘れないで下さい。同人誌活動を卑下するのも、無条件に賛美するのも好ましいことではありません。その視点さえ忘れなければ、自ずから自分の目指すべき方向というものが見えてきますし、その誇りさえ失わなければ、あなたはどこの世界でも自分は自分らしくあり続けられるでありましょう。
惜しむらくは、あなたは多分に演技両立同人の要素を抱えていると思われることで、同人の世界でも、世間一般の世界でも、ちょっとした勇気がないために、今まで多くの恋を逃してきたことと推察します。これまでの文で、勇気を持つことにはリスクを伴うことは既に承知いただけたことと思いますが、あえて言いましょう。勇気を持つこと。積極的になること。
それがすべての始まりです。
NO:どうして、あなたはそこまで自分を卑下するのですか。同人誌の世界がイヤでイヤで仕方がないけれども他に居場所がないから仕方なくそこにとどまっているのですか。他人の視線は問題ではないといったはずです。好きでもない活動なら即刻やめなさい。
でも、この世界をやめたって行くあてがないでしょうし、ひとつ馴染んだこの世界で、やりがいのある別のことにチャレンジしてみませんか。何か人の役に立つことが出来れば、その活動に誇りを持つことが出来ます。それは世間一般の世界においても、強い自分の復活につながります。たとえ、自分が何をしているかを友人に話すことが出来ないとしても。
そうですね。同人誌関係者の結婚情報サービスをはじめるのはいかがでしょう。
いわゆる世間の結婚相談とほとんど同じです。唯一違うのは、同人誌の関係者か、それに理解のある人が対象になるということ。その枠をベースに、後は全く通常の条件で理想の相手を見つけたいというニーズは相当にあるはずです。そういう人達の力になってさしあげましょう。これをテーマにメーリングリストを開設したり、ホームページを作ったり、パソコン通信上で会議室なりパティオなりを新設したり、あるいは得意の同人誌メディアを使って広く問題を提起するのです。
この試みが立ち上ってくれば、それに協力してくれる異性のパートナーもきっと現れます。そのパートナーは、単なる情報サービスを運営する相棒としてだけではなく、生涯をともにするパートナーとして意識し始めることだってあるかもしれません。
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