●「猫の恩返し」イラストエッセイ
Fan Art and Essay of "The Cat Returns"

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このコーナーでは、ホームページのイラストを描いて下さったねンズさんが綴ってくれたイラストエッセイを紹介します。




わたしのバロンはこんな感じ・・かも!?

バロンがいたら、わたしも? by ねンズ

「ジブリ作品にしてはレベルが低い」
「質が落ちている」

映画を見る前、周りからそんな言葉を聞きいていた。
そう、批判的な意見が多かったのだ。
それでもわたしは映画館へと足を運んだ。
「質が落ちているのか…」という不安なんて正直なかった。
周りの言葉なんてあまり気にしなかったというのもあるのだろう。
ともかく、周りの意見が正しいかどうか。それを確かめに行ったのである…。

…なんて、堅苦しく書いてみたり(笑)

わたしは見る前から「面白そうかも」と内心思っていました。
そりゃあ、ジブリにしては映像やら絵柄やらなんやらが落ちてるかもしれない。
でもそんなことを気にして見るような奴じゃ無かったので、気楽に観ました。

観た後。…思わずパンフレットを買ってしまいました(笑)
ああいうテンポの映画ってとても好きなんです、面白くて。
自分がイロモノ思考って言うのもあるんだと思いますが(笑)

「自分の時間を生きられない奴が行く国」。それが猫の国。
わたしもハルと同じ17歳です。この時期っていろいろ悩みとか…
何やらモヤモヤしたものが多いんですよね。そういうとき、空のかなたを見つめては

「あ〜、どっか遠くへ行ってしまいたい…」

とか、道端で寝転がっている野良猫を見ては

「あ〜、この猫と変わりたい…猫になりたい〜…」

なんて思ったりしますよ。


こう言うことを言うんでしょうかね、「自分の時間を生きられない」ってのは。
こんな時、バロンがいたらわたしも自分の時間を生きる事が出来るのでしょうかね。

ちなみに、猫にはなりたいですが、猫の国には行きたくないですね〜。
自由気ままに過ごすはずが、かえってストレス溜まりそうだもの(笑)






猫の国に行ってみたい・・かも!?



ショートにしたら、こんな感じになる・・かも!?



(イラスト&エッセイ:ねンズさん)



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