2002年7月20日より全国で「猫の恩返し」が封切られた。初日舞台挨拶が行われる日比谷映画では約170名の徹夜組の行列が出来た。一番乗りは朝5時半頃、二番手は午前10時半、三番めのグループは昼前といった具合で列が出来はじめ、日没までに約20人、午後10時で約40人といった具合で列が伸びていったという。日付が変わる0:00時過ぎに約150名の行列が出来ていた。
7月20日0:25AM頃、鈴木敏夫プロデューサーが現れた。徹夜組に情報が伝わるのは早く、プロデューサーはたちまちサインを求めるファンに取り囲まれた。混乱回避のため、プロデューサー自らが行列を順番に回っていくとことになって行列は元通りになり、つとめて行儀のよい"サイン会"となった。サインが終わる頃になると再び大勢のファンが集まりはじめ、すべてのサインが終わった1:15AM過ぎには大きな拍手がわき起こった。
日比谷映画側も徹夜態勢での対応となった。終電が終わった頃の時刻には正確な人数確認が行われ、2:00AM過ぎには窓口が開いて前売り券を持っていない人向けの当日券が販売された。大型のゴミ袋も用意され、ゴミが散乱しないような対策も施された。
7月19日 23:50PM 日比谷映画前の様子 |
7月20日0:15AM 徹夜組の行列 |
0:25AM 鈴木プロデューサーが現れ、たちまちファンに取り囲まれる | |
0:56AM サインに応える鈴木プロデューサー |
1:04AM サインの後の記念撮影 |
1:15AM ファンに囲まれて挨拶する鈴木プロデューサー | |
2:15AM 当日券の販売 |
4:31AM 空が白みはじめる |
2002年7月20日、始発電車とともに当日組が列に加わり、6:00AMの行列は約230人、7:00AMには約300人ほどになった。取材陣も早くから到着し、6:30AM頃よりTVカメラを回して本格的取材活動が開始された。7:15AMには列の再整理が行われたほか、早くもパンフレットの販売も行われて入場後の混雑緩和が図られた。
7月20日 5:43AM 当日組が列に加わる |
6:08AM 人数の再確認 |
6:24AM ゴミの回収 |
6:50AM 伸びていく行列 |
6:52AM 取材風景 | |
7:21AM 行列が動き始める |
7:22AM 誘導風景 |
7:47AM パンフレットの即売 |
7:55時点での行列は425人に達していた。8:00より入場が開始され、ロビーはパンフレットやキャラクター商品を求める人波で混雑した。8:25AM時点での入場者は600人弱、8:35AM過ぎには約650ほどの座席は満席となり、以降は立ち見となる旨のアナウンスが流された。
9:10AMに「ギブリーズ episode2」が、続いて「猫の恩返し」が上映された。上映開始時点での立ち見客は約20名、ただし関係者も含まれていたので、実質的な立ち見客は10名前後と思われる。
8:00AM 入場開始 |
8:05AM 場内取材風景 |
8:05AM ロビーの様子 |
8:18AM 売店前の様子 取材陣も必死 |
8:20AM 場内の様子 まだ満席にはなっていない 最前列は関係者席 | |
8:25AM 売店前の様子 |
8:50AM 立ち見の説明をする係員 |
11:00AMの上映終了とともに大きな拍手が巻き起こり、西村雅彦氏、古田新太氏、篠原ともえさん、今田耕司氏、池脇千鶴さん、袴田吉彦氏による舞台挨拶が行われた。福沢アナウンサーの好アシストもあり、舞台挨拶は終始笑いと拍手に包まれた。この模様は、夕方のニュースや翌日のスポーツ新聞で報じられた。
11:23AM 舞台挨拶おわった場内 | |
11:25AM 退場風景 |
11:27AM 売店前の様子 |
11:30AM 2回目の入場が始まる |
11:32AM 取材風景 |
11:34AM 日比谷映画前の様子 |
11:35AM 日比谷映画前 この日、関東地方で梅雨が明けた |
(撮影:2002年7月19日〜20日)
リンク ●舞台挨拶の詳細(音声のみ) by Noriyuki Arisaka |