●「犬夜叉考察」HPへようこそ！
Welcome to Inu-Yasha web page!

Welcome to Inu-Yasha web page! ●「犬夜叉考察」HPの構成について ●掲示板＆チャットを上手に利用するコツ ●掲示板＆チャットの「運営委員会」について ●"荒らし"のウイルスに注意しましょう！ ●掲示板・チャットの混雑を防ぐために・・・ ●書き込みが出来ない時は・・・ ●管理人からのメッセージ 保護者の方へ

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Welcome to Inu-Yasha web page!

Thank you very much for your visiting to my web page. There are some contents related about Inu-Yasha.

Community Area for Fans
It is prepared that the bulletin board and chat room for the person who visited this web page. Please contribute there freely. The Log of this bulletin board and chat room shares Japanese and English. Most contributions are in Japanese, but you can contribute there in English. If you do so, the responce will be added by the fan who understands English.
Fan Art Illustration Gallery
This corner has exhibited Fan arts about Takahashi Rumiko's comics, so-called Rumic world, not only Inu-Yasha but also Urusei-Yatsura and Ranma1/2. If you are good at drawing the picture and making CG about rumic world, please give your fan arts to my gallery.
About Inu-Yasha
In this corner, considering the outlook on the world of Inu-Yasha. I am not so good at English, so I think that my English is quite unskilled. However, because I am studying English; I will improve the level of the translation.
Introduction of Fan's activity
This corner introduces about some fan activity of the Rumic world. For instance, the questionnaire about Ranma1/2 by fans and the screening association of Rumic world's film. And, I want to add the theoretical consideration of the fan activity.

There are very ardent fans about Rumic world. The most ardent fans reach the level which should almost be called poisoning occasionally. We should not love becoming so poisoning ardently. Because when becoming too ardent too much, our study and job exerts a bad influence. So I think that we had better enjoy Rumic world to a appropriate extent which does not exert bad influence for our daily life . As for us, We can enjoy it more appropriately. Let's enjoy Inu-Yasha and Rumic world! Thank you. (by Y.Mohri)

in Japanese
●「犬夜叉考察」HPの構成について

「犬夜叉考察」ホームページへようこそ！
このホームページでは、「犬夜叉」を中心に以下のコンテンツを用意しています。
★コミュニケーション・スペース
ファンの交流スペースとして、総合掲示板、TVアニメ掲示板、チャットA・B、チャット待合所、フリートーク掲示板、お絵かき掲示板A・B、i-mode用掲示板を開設しています。マナーを守って楽しく利用しましょう。積極的な書き込みを待っています。
★CG・イラストのコーナー
ここは、「犬夜叉」をはじめ「うる星やつら」「らんま1/2」など、るーみっく作品全般のイラスト・ＣＧを掲載しています。
★「犬夜叉」を考察する
「犬夜叉」基礎データの紹介をはじめ、作品の世界観を分析していきます。また、「うる星やつら」「らんま1/2」等の過去の高橋留美子作品との比較も行いながら、それらの作品の違いについての考察も試みていきます。さらに、「犬夜叉」が一般にどのように紹介されているかという社会的側面からも取り上げ、現代の私達が暮らしている社会についても考えていきます。
★ファン活動＆企画のコーナー
このコーナーでは、るーみっくファンの様々な活動を紹介していきます。「らんま1/2」アンケート結果のインターネット版と、ファン有志で催した上映会の様子を紹介しています。何かファン活動をやってみたい！という熱意から企画を考えていくときの参考になれば幸いです。
★るーみっくわーるど：他作品の批評
「犬夜叉」以外の高橋留美子作品を採り上げ、その内容を解説します。まだ作りたてで作品数は少ないですが、随時充実させていく予定です。
★関連リンク・日記等
るーみっく関連ホームページ、その他のホームページへのリンクのページ、不定期に更新される日記のコーナーがあります。

　
●掲示板＆チャットを上手に利用するコツ

「犬夜叉考察」ホームページには、訪問者同士のコミュニケーション・スペースとして、次のような掲示板・チャットを設置しています。マナーを守って上手に利用しましょう。
※このホームページは、海外10カ国以上から参照されています。掲示板やチャット、お絵かき掲示板には、時々外国人のファンからの書き込みがあります。試験勉強のための英語はつまらないですが、コミュニケーションのための英語は使えばつかうほど楽しいものです。海外からの書き込みを見たときは、ぜひ英語で歓迎してあげましょう。(^^)

　
●掲示板＆チャットの「運営委員会」について

「運営委員会」は、熱意ある常連の有志によって構成された自治的な集まりです。みんなが快適に掲示板やチャットを利用できるよう、マナーの向上を呼びかけるとともに秩序の維持にもあたっています。

「運営委員会」が設立されるようになった背景を説明しましょう。2000年10月に「犬夜叉」のTVアニメ放送が始まって以来、「犬夜叉」関連のホームページは大勢の訪問者で賑わうようになりました。しかし、訪問者の増加に比例して"荒らし"の襲来も増加し、また訪問者の増加と反比例するかのように掲示板やチャットのマナーの低下が目立つようになりました。他の犬夜叉系ホームページでは、あまりのマナー低下の激しさに、チャットが一時閉鎖される事態になったほどです。誰だって、チャットの閉鎖を望む人はいません。しかし、管理人が何度注意しても改善されず、手に負えなくなるほどマナーの低下が進めば、閉鎖することも仕方のない決断です。

さて、この「犬夜叉考察」ホームページでも、掲示板とチャットのマナー低下が目立つようになりました。もちろん、大部分の人のマナーは良いのですが、一部の人のマナーがとても悪く、そのために全体の雰囲気の荒廃が進むのです。特に、夕方の時間帯のチャットは言葉遣いが荒く、暴言に傷つけられてしまう人が続出する有様でした。管理人としても、何とか皆さんが気持ちよく掲示板やチャットを利用していただけるよう、掲示板に不適切な書き込みがあれば削除し、"荒らし"にはアクセス制限をかけ、様々な質問や苦情のメールに対応するなど問題の解決にあたってきました。しかし、もはや個人で管理できる限度を超えるほどの状況になり、掲示板やチャットの閉鎖も考えなければならないところでした。

しかし、掲示板・チャットは多くの利用者があって活発に交流が行われています。これを管理人の都合だけで閉鎖するのも忍びないです。そこで、2000年12月、掲示板で告知したのち「管理委員会」を発足させ、常連の何人かで分担して掲示板とチャットの管理とマナー向上を手伝ってもらう態勢を作ることで、閉鎖を避けることを選択しました。（その後、担当してくれる人数が増え、2002年4月に「運営委員会」に改称しました。

「運営委員会」は、皆さんが気持ちよく掲示板やチャットを利用できるように、全体的なマナー向上のための役割を担当してくれます。マナーの悪い人に注意を呼びかけるほか、その役割を実効性あるものにするために、掲示板における不適切な書き込みを削除したり、チャットの"荒らし"に対して一時的にアクセス制限をかけたりすることが出来ます。"荒らし"ほどではなくても、あまりにマナーが悪くて注意しても聞かない人がいた場合、運営委員の判断で退場を命じられてしまうことがあるかもしれません。みんなが快適に掲示板やチャットを利用できるよう、皆さんの協力をお願いします。

掲示板やチャットで困ったことがありましたら、私だけではなく、気軽に運営委員まで相談して下さい。何だかすごいことをやっているような感じでびびってしまうかもしれませんが、担当してもらっているのは普段から掲示板やチャットによく顔を出している常連さんです。中学生でも委員をやってくれている人もいます。そして、何より快適に掲示板やチャットを利用できるような良い雰囲気を守りたいという気持ちは皆さんと同じです。皆さんで、掲示板やチャットの雰囲気を良くしていけるよう、協力して下さいね！

※運営委員は特別な存在ではありません。このホームページに参加して下さっている人なら、誰でも立候補出来ます。委員をやってみたいなと思う人は、まずは既に委員をやっている人と仲良くなって、どのようなことをしているのかをいろいろと聞いてみましょう。あまり大所帯には出来ないので人数には限りがありますが、事情によって委員をやめる人もいて入れ替わりもあります。どうぞよろしく！（以前名乗りを上げて下さった人も、やはりやってみたいと思われる時は改めて立候補して下さいね！）

　
●"荒らし"のウイルスに注意しましょう！

大変残念なことですが、時々掲示板やチャットには"荒らし"が出没します。単に人を不快にさせる暴言だけ吐いて去っていくだけならまだしも、参加者にコンピューターウイルスを忍ばせた電子メールを送りつけるといった極めて悪質な"荒らし"も出ています。コンピューターウイルスに感染してしまうと、パソコンの大事なデータが失われてしまったり、自分自身が気付かないうちに他の人まで感染させてしまったりといった困った症状に見舞われます。

特に、メールアドレスを公開している人には"荒らし"からのウイルスの入ったメールが送りつけられるかもしれませんから、特に注意して下さい。メールアドレスはなるべく公開しない方が無難ですが、公開していたとしても、次の事柄に注意していれば被害に遭わずにすみます。

・身に覚えのないメールが届いた時は読まずに削除する
・メールを開いてしまったとしても、身に覚えのない内容の時はそのまま削除する
・身に覚えのない添付ファイルは絶対に開かない

万一、ウイルスに感染してしまっても、ウイルスを駆除するワクチンソフトがありますので、慌てず駆除してしまいましょう。
（※掲示板にアクセスした時に原因不明の不具合が生じたときは、至急管理人まで連絡して下さい。掲示板にアクセスしただけで感染するようなウイルスは存在しないので、少なくともウイルスが原因というわけではありませんが、タグの閉じ忘れ、あるいはわざと不具合の発生を狙ったタグが埋め込まれているなどの原因によって、正常に表示されないことがあります。）

ともあれ、インターネットでは自分の安全は自分で守らなければなりません。普段からきちんと注意しておけば被害を避けることが出来るでしょう。見知らぬ人からのメールは、くれぐれも注意して下さい。

　
●掲示板・チャットの混雑を防ぐために・・・

「犬夜叉」のTVシリーズが始まって以来、アクセス数の増加に伴って掲示板・チャットの混雑が目立つようになってきました。特に、夕方から夜間にかけて　CGI Execute BUSY!!　または Lock BUSY というBUSY表示（エラー）の出ることが多くなっていますが、これはCGIプログラムの処理能力を超えるほど多くのアクセスが集中した結果起きているものです。少しでも混雑を少なくし、快適にアクセス出来るようにするために、皆さんも以下の事柄を守るようにして下さい。よろしくお願いします。

★BUSYが出ても「更新」ボタンは連打しないで下さい。
BUSY表示が出ると、ブラウザの「更新」ボタンを連打する人がいます。これは、掲示板やチャットを置いているサーバーに大きな負荷をかけます。BUSYが表示された時点で既に充分混雑しているのに、ここで皆さんが「更新」ボタンを連打すると混雑に一層拍車がかかってしまいます。混雑が激しいと、文章やイラストの投稿が失敗する確率が増えてしまいますし、最悪の場合は既に投稿された発言やコメントまで壊れてしまうこともあります。BUSYが表示されても、あせって「更新」ボタンを何度も押さないようにして下さい。特に、チャット中にBUSYが出ると「更新」ボタンを連打する人がいますが、連打すればするほどBUSY状態をひどくさせてしまうだけです。混雑が収まるまで少し待つように心がけましょう。BUSYでチャットが難しくなった時はチャット待合所等に伝言を残すようにしておきましょう。（チャット待合所の掲示板は比較的混雑に強いです。）

★混雑時は、チャットでむやみにタグを使わないようにしましょう。
チャットでタグを使って文字を装飾したり動かしたりすることは、会話のアクセントにもなりますし話題の幅も広がりますからタグを使えるようにはしていますが、混雑している時間帯はなるべく使わないようにしましょう。タグを使うと、それなりに処理に時間がかかります。タグの種類によっては表示に時間がかかるため結果的に混雑を招くことになります。特に、混雑時に画像を貼り込むタグを使ってはいけません。空いている時間帯ならばＯＫですが、混雑している時間帯は、なるべくタグを使わないようにしましょう。運営委員がチャットにいるときは、運営委員の指示を守るようにして下さいね。 （なお、掲示板では色を変えたり太字にしたりするタグはＯＫですが、文字を動かすタグを使うのはやめましょう。画像を貼り込むタグやFORMタグは使えません。）

★お絵かき掲示板では、文字だけの投稿は控えめに・・・
お絵かき掲示板では、よく「リクエスト募集！」「友達募集！」という文字だけが書かれたイラストが投稿されています。このような文字だけの投稿は出来るだけ控えるようにしましょう。文字だけのイラストも、それなりにサーバーへの負荷をかけてしまいます。むやみに投稿枚数が増えると、それだけ投稿に失敗する確率も増えてしまいます。文字だけの投稿が成功した代わりに、別の人が時間をかけて描いた力作が投稿に失敗してしまっているかもしれません。無理に募集をかけなくても、きちんとしたイラストを描いて投稿すれば自然とリクエストも来るでしょうし、仲良しも増えていくはずです。ぜひ協力して下さいね。(^^;　

★空いている時間帯にアクセスしましょう。早起きは三文の得。
掲示板やチャットは、学校が放課後になる午後3時頃から夕食後の午後10時頃までの混雑が特に激しいようです。いわゆるテレホタイムが始まる午後11時以降になると、こんどはインターネット全体が混雑してきますので、やはり混雑が続きます。出来るだけ空いている時間帯にアクセスするようにしましょう。特に、朝の時間帯は快適にアクセス出来ます。気合いの入った文章やイラストの投稿にはオススメです。(^o^)

★投稿する原稿はバックアップをとっておきましょう。
掲示板に文章を投稿する時、出来るだけバックアップ（コピー）をとるようにしておきましょう。文章は掲示板の入力ボックスに直接打ち込んでから投稿すると、BUSYで弾かれてしまった場合に投稿されないまま文章が消えてしまうことがあります。せっかく書いた文章を消してしまわないために、文章はワープロソフト等で作成し、それを掲示板の入力ボックスにコピーして投稿することをおすすめします。こうすると、万一投稿に失敗しても文章は手元に残っていますので、再度投稿を試みることが出来ます。（ただ、混雑している時間帯はあまり頻繁には試みないで下さい。「更新」ボタンの連打と同じで混雑を増してしまう上、二重・三重投稿の原因にもなります。）お絵かき掲示板では、出来上がったイラストを投稿する前に、パソコンの画面のコピーをとっておきましょう。そうすれば、万一投稿に失敗してイラストが消えてしまっても代理投稿で対応することが出来ます。（ただし、多少時間がかかりますので予めご了承下さい。）

混雑が激しいということは、それだけ「犬夜叉」の人気が高くてファンも増えているということですから、基本的には喜ばしいことだと思います。ただ、あまりに混雑が激しいと悪影響も出てきます。管理人としても、より快適なサーバーへの移転も含め出来うる限りの対策を検討していますので、いたずらに混雑を加速させないためにも、皆さんの理解と協力をお願いします。

　
●書き込みが出来ない時は・・・

掲示板やチャットに書き込みをしようとしても、エラーが出てしまって書き込みが出来ないことがあります。インターネットが混雑している時間帯なら、少し時間をおいてからもう一度書き込んでみて下さい。そうするとうまくいくはずです。反応が鈍いように見えても、あわてて何度も[送信ボタン]を押さないようにしましょう。二重投稿といって、全く同じ文面が複数投稿されてしまいます。二重投稿になってしまった時も、焦らないでそのままにしていて下さい。管理人または運営委員が見かけたら二重投稿のうちの一方を消しておきます。

さて、混雑が原因とは考えられないのに、何度投稿を試みてもうまくいかない場合、別の原因があるかもしれません。例えば、このホームページに到達するまでに通過するサーバーあるいはコンピューターの設定に関する問題が考えられるほか、"荒らし"を排除するために設定されたアクセス制限に偶然引っかかっていることも考えられます。どうしても投稿が出来ない時は、管理人までメールで問い合わせて下さい。投稿できない原因を調べ、うまく書き込みが出来るように工夫してみたいと思います。どうぞよろしく。(^^)/

　
●管理人からのメッセージ

このホームページは、ファンが「犬夜叉」の世界を存分に楽しめる手助けが出来ることを目指しています。掲示板やチャットに行けば、同じ犬夜叉ファンが大勢来ています。マナーを守って、みんなで楽しく盛り上がりましょう！

でも、いくら「犬夜叉」が好きだからといっても、勉強をほったらかしにしてはダメですよ！宿題を残したまま「犬夜叉」の単行本やビデオを見るよりも、全部終わらせてから見た方がずっとずっと楽しめます。どんなに「犬夜叉」が好きになっても、それで成績が下がってしまい、高校入試や大学入試、就職試験に落ちてしまっては何にもなりません。社会人のファンはテストこそありませんが、あまり熱中しすぎてしまうのも良くないことだと思います。

私達には、テストで良い成績をとることや、志望校に合格することや、競技や試合に勝つことといった、それぞれ目指している目標があると思います。当然ながら、それらの目標は「犬夜叉」のキャラクターが代行してはくれません。私達自身の手で実現していかねばなりません。「犬夜叉」のキャラクターは、それぞれに悩み、迷い、努力しながら明日に向かって頑張っています。同じように、私達も悩んだり迷ったりすることがあるかもしれませんが、自分の力で目標に向かって頑張っていかないといけません。そうしないと、ファンは犬夜叉やかごめ達に負けてしまいます。

「犬夜叉」に出会うことによって成績が下がるのではなく、「犬夜叉」が好きになって成績の上がるファンがいいな！
「犬夜叉」を楽しむ時間が充実するのと同じように、「犬夜叉」を楽しむ時間以外の時間も充実するファンがいいな！
「犬夜叉」のキャラクターが頑張って成長していくように、ファンもそれぞれに頑張って成長していけたらいいな！
そして、目標を達成していく喜びをみんなで分かち合える時が来るといいな！

・・・そういう「犬夜叉」ファンがいいな！と思っています。


さあ、それでは「犬夜叉」の世界へ！

　
保護者の方へ
このホームページは、高橋留美子女史によるコミックを原作とし、日本テレビ系列で放映されているTVアニメーションシリーズ「犬夜叉（いぬやしゃ）」について扱っています。基本的には「犬夜叉」を国内外に紹介し、その作品世界を考察していくことを考えており、掲示板やチャットについては、ホームページを訪れてくれる皆さんの親睦を深めるのに役だってくれればという思いで設置しています。18歳未満に有害と思われるコンテンツは含みませんし、掲示板においても18歳未満に悪い影響を与え得る書き込みがなされないか常に注意しています。

このホームページは、「犬夜叉」に没頭して現実から逃避することを推奨するものではありません。ファンがファンとして楽しめさえすればそれで良い、という快楽主義的な方向性を指向するものでもありません。「犬夜叉」の作品世界に接することによって、また同好のファンとのコミュニケーションを行うことによって、自分自身の客観的な現在を再確認し、将来の自分についても考えていく機会を持ってもらう機会の一助になればと幸いであると考えております。青春や努力・思いやりの心といった要素は、「犬夜叉」の登場人物に代行してもらえば良いものではありません。それらは、たとえ理想ではなくても自分自身の手で体現していくべきものであると考えます。作品中の登場人物がそれぞれに迷い、悩み、努力しながら目標を達成していくように、現実の社会に生きる私達も、迷ったり悩んだりしながらそれぞれの目標を見定めることが出来れば、その目標に向かって頑張っていけることが出来れば、そして成長していく喜びをみんなで共有していくことが出来ればいいな、と思っております。

さて、このホームページで私が作ろうと思ったのは「空き地」でした。誰に気兼ねすることなく、好きなときにやってきて、好きなときに遊び、好きな時に帰ることが出来る、そんな「空き地」を提供しようと思っていました。なぜ、ホームページに掲示板やチャットを作ろうと思ったのか、それは失われて久しい「空き地」の機能がインターネットの時代において部分的ながらも復活しているかもしれないと感じたからです。

昔の日本には、街のあちこちに「空き地」がありました。高度経済成長期以前、「空き地」は子供たちの遊び場所であると同時に、社会性を身につける場所でもありました。遊び仲間は年齢が異なるのが普通で、上級生は下級生の面倒を見て、下級生は上級生の姿を観察しながら時と場合に応じた行動のしかたを学んでいました。これを専門用語で「社会化」といいます。「社会化」は、教室で詰め込まれる知識だけで身につくものではありません。むしろ、「空き地」で遊びながら体感的に習得していく性質のものであり、それはすなわち社会性を獲得していく過程そのものであると言えます。

もちろん、昔から「空き地」には様々なトラブルがありました。ケンカもしょっちゅう起きていました。しかし、度が過ぎると上級生からの注意が入り、謝るべき人を謝らせるなどして秩序の回復が図られました。そのようなトラブルの発生と解決への流れを目の当たりに体験していくことを通じて、例えば「どういう言葉を言ったら人を傷つけてしまうのか」といった"加減"を習得していきました。そして、"加減"を知ると、今度は知らない人を注意する立場に回っていきました。"加減"を積み重ねることで他者からの視点が獲得され、「相手の立場に立って考える」習慣も身についていきました。

ところで、時代が下るにつれて「空き地」はどんどん消滅していきました。それは単に物理的な「空き地」がなくなるという意味だけではなく、「年齢の異なる集団の相互作用による社会性の獲得」という大事な機能までもが失われることを意味しました。実際、同じ学年の友達とはよく遊ぶけれども、違う学年の人とはあまり遊ばなくなってきています。同じ学年の同じような考えの友達とばかり遊んでいては社会性はなかなか身につきません。年齢が違い、立場が違い、ものの見方・考え方が違い、知識や常識の習得段階が違った様々な人達と接しなければ「相手の立場に立って考える」習慣は身につきにくいのです。「空き地」の消滅によって年齢の異なる遊び仲間がいなくなり、したがって注意してくれる上級生もいなくなれば、他者からの視点が獲得されず、自己中心的な考えはなかなか改善されません。昨今、「教育崩壊」が叫ばれて社会問題化していますが、その一因として「空き地」の消滅および付随要素の消滅があるのではないかと、私はひそかに考えています。

時代は平成に入り、インターネットの時代になりました。ここで、ホームページにおける掲示板やチャットは、バーチャルリアリティといわれる間接コミュニケーションをベースとしていながらも、かつての「空き地」機能が部分的に復活しているのではないかと、私は考えています。すなわち、「年齢の異なる集団の相互作用」の復活であり、その相互作用による「社会常識の習得」機能の復活です。ここでいう「社会常識」は、インターネットにおけるマナーを指します。それはネットワークのエチケットという言葉をつなげて、ネチケットとも呼ばれています。大人ばかりが集まるホームページでは問題は少ないかもしれませんが、小中学生が大勢集まるこのホームページでは、このネチケットを習得していく「空き地」としての機能は大いに注目されるべきであると思われます。

例えば、チャットで乱暴な言葉遣いをするという行為には当然ながら限度というものがあって、限度を超えた場合はトラブルに発展します。そうなった時、もしチャットの参加者に健全なマナー感覚を持った人がいれば、先述のような相互作用の機能が働くことによって、自浄的に問題が解決されていくことは充分に可能なのではないかと考えております。（その意味では、トラブルの解決を管理人に委ねることは、子どものケンカに大人が介入するのに似て、あまり望ましいことではありません。このホームページには管理人の他に運営委員もいますが、その名称に頼ってしまうことも望ましくありません。参加者同士がお互いに注意しあい、話し合って納得することを通じて問題の解決が図られることが、最も理想的な展開であると考えます。）

「○○することは管理人がダメと言うからダメ」という強制力で問題を解決しては、自分で考える習慣は身につかず応用がききません。「そこにルールが書いてあるからダメ」という発想で押さえつけては、ルールをすり抜ける方法ばかりを考えてしまいます。何故トラブルが起こってしまったのかを考え、何が問題であるのかを考え、今の例でいえば「○○することは相手を傷つけるからダメ」というふうに相手の立場に立った視点から理解していかない限り、暴言を吐く人は同じことを繰り返してしまうでしょう。

乱暴な言葉遣いは、管理人や運営委員がダメと言うからダメ・・・・・・・×	（何故ダメなのかを考えないから応用がきかない）
乱暴な言葉遣いは、ルールで禁止されているからダメ・・・×	（ルールにさえ書いてなければ何をしても良いと誤解する）
乱暴な言葉遣いは、それで傷つく人がいるからダメ・・・・・○	（ダメといわれる理由が理解できるから、応用がきく）

また、暴言を浴びせられて傷ついてしまう人にも、頑張ってもう少し強くなって欲しいと思っています。もちろん、傷つきやすさは人それぞれであり、それは個性の一部なのですが、ちょっとした言葉で簡単に傷ついてしまうようでは、これからの人生が大変です。例えば、風邪を引きやすい子は、部屋に閉じこもったままでいるのではなく、運動して体力をつけて風邪を引きにくい強い体質にすることが、風邪を予防する最も効果的な方法です。これと同じように、多少変なことを言われた位では何とも思わないくらい精神的に強くなることも必要です。これを専門用語では「コミュニケーション耐性」といいます。この「コミュニケーション耐性」をつけることは、出会いの幅が格段に広がったインターネットの時代には特に求められる能力です。

チャットで「お前はバカか？」と言われたとしても、それで簡単に傷ついてしまうのではなく、逆に「あんた私のこと知ってるの？ろくに知らないくせにバカと決めつけるあんたの方がバカよ！」と言い返せるくらいの気構えを持って欲しいものです。バカと言い返された方もそれなりにショックを受けて、相手の痛みが分かるようになってくれるかもしれません。

掲示板やチャットには、様々な年齢の人が訪れます。もっとも、かつての「空き地」で見られたような「学年別」の上級生・下級生という区別はありません。インターネットでは、より多くの知識や常識・マナーを身につけた人が"上級生"です。"上級生"は、まだ知識が少なく、マナーの知らない"下級生"の面倒をみることが求められています。分別のある中学生が、常識知らずの大学生を指導することが実際に起こりうるわけで、ここがインターネットの面白いところです。このように、様々な立場の様々な人達とのコミュニケーションを通じて、長所を伸ばし、短所を改善し、お互いに切磋琢磨することを通じて、インターネットにおける常識・知識・マナーを体感的に身につけていくことが期待されています。その経験は、必ずや実社会にも通じる社会性の獲得にも良い影響を与えていくものと信じます。

そんなことを言っても、たかがマンガやアニメを通じたコミュニケーションに過ぎないかと思われるかもしれません。しょせん通信回線を媒介した間接的なコミュニケーションに過ぎないと思われるかもしれません。確かに、そのような側面があることは否めません。けれども、その本質は、マンガやアニメを見るだけのような片方向コミュニケーションではなく、テレビゲームのようなプログラム相手の擬似的双方向コミュニケーションでもなく、通信回線の向こうに確かに存在している相手との「人間と人間との双方向コミュニケーション」であることは紛れもない事実であり、そこには必ず一定の相互作用があって人間的に成長していく可能性が秘められているのです。

どうか、温かい目でインターネットを通じたコミュニケーションを見守ってあげて下さい。21世紀の時代において、インターネットにおけるネチケットを習得していくことは、今後ますます重要になってくるでしょう。ただ、あまりに長い時間利用すると、実生活とのバランスが崩れて、いわゆるネット依存症に陥ってしまうことがあるかもしれません。また、インターネットは善人ばかりとは限りませんから、ウイルスの添付されたメールが届けられるかもしれません。もっとも、それらは適切な対処を行えば心配するほどの影響を被らずに済みます。

インターネットを全面的に否定するのではなく、全面的に容認するのでもなく、そのメリットとデメリットを充分に見極めた上で、お子さまに適正な範囲でのインターネット利用を勧めて下さいますよう、お願い申し上げます。文責：毛利（大学院社会学専攻）

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