★メールの添付ファイルは小さめに！の巻★

★電子メールは、単なる文字メッセージだけではなく、様々なファイルをくっつけて送ることが出来ます。電子メールにファイルをくっつけることを添付（てんぷ）するといい、くっつけられたファイルを添付ファイルといいます。デジタルカメラなどで撮影した写真も、添付ファイルとして電子メールと一緒に送ることが出来ます。

★ところで、デジタルカメラで撮影した写真は、ファイルサイズが大きいものが多いです。特に、新しいデジタルカメラは画質が良い分ファイルサイズも大きく、１MB（メガバイト）を超える大きさのものも珍しくありません。普通の電子メールのサイズがだいたい2〜5KB（キロバイト）くらいであり、約1000KB＝１MBですから、メールに１MBの写真を添付して送るということは、200〜500通以上のメールをいっぺんに送るのと同じということになります。

★このような大きなサイズのメールは、受信するのに長い時間がかかります。特に、外出中にノートパソコンを公衆電話につないでメールを受信する人は、メールを受け取るのにあまりに長い時間がかかってしまうと、テレホンカードがなくなったりバッテリーが切れてしまったりして、結局受信出来ないばかりか他のメールも受信できなくなってしまいます。

★また、人によってはメールを受け取ることの出来る量（メールボックスのサイズ）が決まっています。メールボックスが2ＭＢしかない人の場合、１MBの写真が2枚添付されたメールを1通受け取るだけで、もう満杯になってしまいます。満杯になってしまうと、その人は新たにメールを受け取ることが出来ません。これでは困りますよね。

★ですから、電子メールに添付ファイルをくっつける時は、ファイルサイズを出来るだけ小さくしましょう。画像加工ソフトを使えば、１MBの写真も100KB以下のサイズまで小さくすることが出来ます。特に断りのない場合、添付ファイルのサイズは100KB以内に抑えるように努めましょう。

★１MBを超える大きなファイルを添付する時は、いきなり送らずに「これから大きなファイルを送りたいが大丈夫？」という予告メールを送りましょう。そうすれば、相手もあらかじめ受信する準備を整えることが出来ますよね！

★最近のデジタルカメラはビデオ（動画）も撮影することが出来ますが、そのファイルサイズは下手をすると10〜20MBに達してしまいます。これだけ大きなサイズのファイルになると、よほどの事情でもない限り電子メールに添付してはいけません。将来、高速のインターネット接続網が普及すれば、大容量のファイルも短時間で送れるようにはなりますが、当面はCD-Rなどの大容量記憶媒体にコピーして郵便で送りましょう！

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