2004年11月3日、｢ハウルの動く城｣劇場公開に先立ち、東京・汐留の日本テレビでPRイベントが開催された。このPRイベントは「ハウル」を宣伝するために企画され、そのために日本テレビのイベントスペースに「ハウルの動く城」の内部が再現され、実際に城の内部に入って「ハウル」の世界を体感出来るというもの。マルクルの声を演じた神木隆之介君が招かれ、午前10時のオープニングには盛大にテープカットが行われた。この模様は日本テレビ系列の番組で生中継された。一般の観客は午前11時から入場可能となったが、たちまち建物を取り巻くほどの行列が出来て終日賑わいを見せていた。
｢ハウルの動く城｣の宣伝方針は「宣伝しないこと」であるといわれており、今回のPRイベントは、貴重な宣伝の一つとなった。

汐留の日本テレビタワー （撮影：2004年11月03日 以下同じ）	日テレプラザの広場 生中継が開始された頃の状況
生中継の放送用カメラ	鈴木敏夫プロデューサーの挨拶

テープカット時の様子 この様子は日本テレビで生中継された。

テープカット後の様子 ハウルの城の"入口"から白煙が吐き出された。

おもむろに女性ファンのところへ 歩み寄る神木隆之介君。

気軽に握手に応じ、黄色い歓声が上がる。 この時点まで、報道陣はノーマークだった。

ようやく報道陣が気付き、カメラに囲まれる。 気にせず引き続きファンサービス。

撮影風景。左より鈴木敏夫プロデューサー、 我修院達也氏、神木隆之介君

入場待ちの行列。 午前11時頃から入場可能となった。

2004年11月上旬より、全国各地で「ハウルの動く城」の試写会も始まった。ハウス食品がスポンサーとなった試写会が最も規模が大きく、全ての都道府県で開催されている。各会場とも、少しでも良い席をとるために、早くから入場待ちの行列が出来た。下の写真は、神奈川県川崎市の鶴見会館での試写会の模様である。

試写会会場のひとつ（鶴見会館） （撮影：2004年11月03日 以下同じ）	試写会の看板
1階ロビーの様子。入口は3階にある。	行列はロビーから屋外の駐車場まで達した。
上映後の退場風景 看板前では記念撮影も。

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