●「ゲド戦記」イラストエッセイ
Fan Art and Essay of "Tales from Earthsea"

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ここでは、イラスト+エッセイ形式でまとめられた「ゲド戦記」の感想を紹介します。
お絵かきの常連さんによる力作を、ぜひご覧下さい(⌒▽⌒) 順次追加予定です。


★詰まってた栓が・・・抜けた! by コトスケさん  


★早く本編観なきゃッ! byでめてるさん










★詰まってた栓が・・・抜けた! by コトスケさん 2006/09/07

イラスト+エッセイって事ですが、絵はトモカク、エッセイ!!!
私、こう見えて口下手なんです。真っ赤なウソですが・・。
しかし皆様、アテンションプリーズ!この先はやや、ネタバレです。観てない方はご注意を。

ゲド戦記、色々レビューで言われてるじゃないですか、それで、見る前からドキドキしてたんです。
つまり、「そんなにも アレなのか」と。
人によってドコを論点としてるかはさまざまですが、私としては、物語よりも絵が重視なのです。
映画見る前に、下調べをしました!ネットでアレコレ調べたり、書店でロマンアルバムを立ち読みしたり。
まず!私としては、観る前にかなり気になったトコロがありました。それは、アレン君が怒った時の顔のシワ;
シワはお肌の大敵です。あんまりシワ描かないでー!
そして鼻の下、三角やん!?ってトコ。
ハウルとかの絵と、明かに違うっ;「私、この鼻の下三角の絵を、好きになれるかしら?」と危惧していたのです。

そしてイヨイヨ映画館へ(前置き長い?)
映画始まって前半、いきなり海の表現に少々違和感を感じながらも、ポートタウンやその他の景色は綺麗でした。
ゲドが鷹になってクモの館を偵察する場面の背景の絵の色合いが特に好きでした。
鼻の下が三角なのもあんまり気になりませんでした。(横顔になる時チョット気になったけど;)
しかしアレン君のシワはやっぱりあんまり描き込まないでほしかった;駄目ヨそんなに若い頃からシワ作っちゃ!
テルーが子羊をなでてるところの絵も可愛くて好きでした。

そして後半、(いきなり後半)クモ様の目ぇ穴になった顔、コワイヨー!!!!(絶対目ぇ見えてへんやろーて感じ;)
私、根本的にコワイ絵は苦手なのです;コワイコワイ。
※しかし中盤の場面で、クモ様(何故か様付け)が沼で倒れてるアレン君を抱えて、影に「悪いがこいつは俺がもらっていくぞ!去れ!」って言ってる時、
一瞬やたら男前な顔になってますよね?ロマンアルバムを観ながら、「クモ様いつもこうならいいのに・・・」と思いました。

トモカク、最終的に竜が出て来ましたけども、竜!!!「宣伝と絵がちゃうー!?」と驚愕。
だって、ハウルの動く城の宣伝の城の絵とか、映画で動いてる城とあんまり変わらなかったじゃないですか?
それなのに竜、いきなりポ○モンっぽくなってる!衝撃。
そして竜がテルーに戻る場面で、一瞬、景色か何かが写って、次の瞬間、もうテルーになってました。
私としては変身から戻るトコが見たかった・・・。(服とかどんなんなってたの?)
(こんな私はウルトラマンの後ろにチャックが無いか気になる人でした。)

しかし映画は最終的になかなか良かったという印象です。
色々考えると、粗いトコロもありましたが、「まあそれくらいいいじゃないの」という感じでした。
「肯定派の人はどういう風に楽しかったか判らない」と、よく言われておりますが、
そうですね〜、前半、すごく長くて暗かったじゃないですか?そして、最後あたり、急にバタバタして、ハッピーエンドっぽく終わったでしょ?
しかも、普通よりも前半、めちゃめちゃテンション低かった。
それで、私は、映画が終わった瞬間、「詰まってた栓が・・・抜けた!」というような晴れ晴れとした気分になりました。
一緒に観に行った旦那はスゴク感動してて、「最高だったね!観に来てよかったね!」と言ってました。
我々、ニコニコして映画館をあとにしました。





★早く本編観なきゃッ! byでめてるさん  2006/07/19

思い返してみれば、ほとんどゲド予告目当てに子どもをダシにして映画館へ足を運ぶこと数回。
にもかかわらず劇場の大画面でアレン君を拝むことは一度たりともありませんでしたわ。やはりシネコンは効率が悪いやね。(いや単にバチがあたってるのか、極悪非道な母親ぶりに。)しかしながらジブリ公式サイで予告第1弾、第2弾とも無事視聴することができましたvvワーイ\(^^)/
そんなこんなで予告を堪能しているうちに公開日を迎え、世間ではゲドの世界を堪能された皆様も多々いらっしゃると思いますが、そこをあえて、予告のみを観た状態での感想などをつらつらと書いてみたいと思います。(前置き長ッ!)

まずは何と言ってもテルーの唄!も〜心に染み入るとはこのこと!シンプルでいて深いメロディや歌詞、それに手嶌葵さんの透明感溢れる声にはひたすら驚愕です。
こんな唄もあったんだ…(´▽`)と再認識。
予告全編を通して、静かな空気や世界観が感じられるのもこの唄の成せる業でしょうね、きっと。
そして、いつもながら、描かれている風景も見事としかいいようがなく、どこか絵画的なのにも惹かれました。美術館で見てるみたい♪
素晴らしい音楽と映像で、ある意味、予告だけでお腹いっぱいになれます!

ところで、予告第1弾で一番衝撃的だったのは、
−首輪アレンでしたよ。ええ、お察しの通り。どうせ腐ってますよあたしゃ。
画面にうなだれたアレンのカットが出た瞬間、マジで「なっ何コレ!?」と大声を出したのはこの私ですよ。ええ。子どもがビビってましたよ。(開き直り)
いやぁ、王子でありながらボロボロになったあの姿…何かに気付いてふと頭を起こすその時、痛さからか苦しさからか、「クッ」てな感じで片目をしかめるあの瞬間、
キタ――――!!!!キタキタッこれちょっといやかなりキタよ!!!

め ち ゃ く ち ゃ 心 臓 鷲 掴 み さ れ た ん で す け ど !

ハウルの「いい子だ」「貸しなさい」の時以来でしたよ、電流走ったの。

あぁ、天下のジブリ様、それもゴロー監督の記念すべき初作品をヨコシマな視線で見てしまう私をどうかお許しください…
 でもそれほどに、アレンの姿は衝撃的でした。そして否が応にも映画への期待が高まるばかり・・・全くジブリ様は罪なことをなさりますなぁ。

結論!やっぱ予告だけでは満腹になれましぇんッ!早く本編観なきゃッ!








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