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チャイコフスキーの作品に関する本

目次

チャイコフスキーの芸術... 2

ロシヤの音楽 上・下... 2

チャイコフスキー 生涯と作品... 3

チャイコフスキー/交響曲・協奏曲... 4

チャイコーフスキイ歌曲歌詞対訳全集 第1巻』... 4

チャイコーフスキイ歌曲歌詞対訳全集 第2巻... 5

オペラ名曲百科(下)... 5

バレエの情景... 6

チャイコフスキー エウゲニ・オネーギン』... 7

チャイコフスキーのバレエ音... 7

作曲家別名曲ライブラリー8 チャイコフスキー』... 8

バレエとモダン・ダンス − その歴史... 9

交響曲読本 The Symphony. 10

完訳 エヴゲーニイ オネーギン... 10

『胡桃割り人形』論―至上のバレエ―... 11

永遠の「白鳥の湖」−チャイコフスキーとバレエ音楽−... 11

フランス&ロシア・オペラ+オペレッタ... 12

クラシック千夜一曲 −音楽という真実... 13

ロシア・オペラ 名作20... 13

プーシキンとロシア・オペラ... 14

クラシックCD異稿・編曲のたのしみ... 15

名曲悪口事典 ベートーヴェン以降の名曲悪評集... 15

ロマン派の交響曲 『未完成』から『悲愴』まで... 16

ピアノ協奏曲の誕生 19世紀ヴィルトゥオーソ音楽史... 17

チャイコフスキー〜三大バレエ〜 初演から現在に至る上演の変遷... 18

チャイコフスキーの音符たち 池辺晋一郎の「新チャイコフスキー考」... 18

 

チャイコフスキーの芸術

 

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園部四郎著(弘文堂、19511115日発行)

T チャイコフスキーの芸術(序論)

 A 正しい音楽美の探求者

 B 国民芸術家としての特徴

U チャイコフスキーのバレー

 A 三つのバレーのあらすじ

 B バレー音楽の特徴

V チャイコフスキーの交響曲とその原理

W 第6(悲愴)交響曲

X チャイコフスキーの歌劇

 

ロシヤの音楽 上・下

 

 

アサイエフ著、樹下節訳(音楽文庫、音楽之友社、195471日、81日発行)

(上巻)

ロシアのオペラ(グリンカの先人達)

グリンカとロシア・オペラの発達

チャイコフスキーとリムスキー=コルサコフのオペラ

併行的な諸傾向

近代音楽

現代の諸傾向

19世紀のロシア・ロマンス

都市の音楽における民謡の育成

室内重唱音楽

合唱音楽

(下巻)

交響曲

交響組曲と序曲

器楽協奏曲

室内器楽

音楽思想

 

チャイコフスキー 生涯と作品

 

園部四郎著(音楽之友社、1960315日発行)

プロローグ

チャイコフスキー家の人々

音楽への廻り道

モスクワの生活

国民学派との交わり

新しい道を求めて

新しい峯への到達

孤独な魂のさすらい

実りおおき秋

エピローグ

※ あらすじの記載があるオペラ

  かじやワクーラ(改作「女靴」)、エヴゲーニ・オネーギン、マゼッパ、

チャロデイカ、スペードの女王、ヨランタ

 

チャイコフスキー/交響曲・協奏曲

 

ジョン・ウォーラック著、森田稔訳(日音楽譜出版社発売、1981620日)

チャイコフスキーの交響曲様式

3つの初期の交響曲

交響曲第1番ト短調

交響曲第2番ハ短調

交響曲第3番ニ長調

3つの後期の交響曲

交響曲第4番へ短調

交響曲第5番ホ短調

交響曲第6番ロ短調(悲愴)

協奏曲

ピアノ協奏曲第1番変ロ短調

ピアノ協奏曲第2番ト長調

ピアノ協奏曲第3番変ホ長調、アンダンテとフィナーレ

幻想協奏曲

ヴァイオリンと管弦楽のための小品

ヴァイオリン協奏曲ニ長調

ロココの主題による変奏曲

奇想曲風小品

マンフレード

おわりに

訳者あとがき

 

チャイコーフスキイ歌曲歌詞対訳全集 第1巻』

 

伊東一郎訳(新期社、1981630日発行)

「私の守護神、私の天使、私の友よ...」(1850年代末)から

作品6「6つの歌曲」(186911月、12月)

作品16「6つの歌曲」(187212月)

作品25「6つの歌曲」(18749月)

作品27「6つの歌曲」(18753月、4月)

作品28「6つの歌曲」(18754月)

作品38「6つの歌曲」(1878年春)

作品47「7つの歌曲」(18807月、8月)

作詩者解説

歌唱のためのロシア語の発音

 

チャイコーフスキイ歌曲歌詞対訳全集 第2巻

 

伊東一郎訳(新期社、19831214日発行)

作品54「16の子供のための歌」(188310月、11月)

作品57「6つの歌曲」(1884年)

作品60「12の歌曲」(18868月、9月)

作品63「6つの歌曲」(188711月、12月)

作品65「フランス語の詩による6つの歌曲」(1888年)

作品73「ラートガウスの詩による6つの歌曲」(18934月、5月)

チャイコフスキーの歌曲について

作詩者解説

歌唱のためのロシア語の発音

 

オペラ名曲百科(下)

 

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永竹由幸著(音楽之友社、1984310日第1刷発行、2004731日第16刷発行)

ドイツ・オーストリア・ロシア・チェコスロヴァキア・ハンガリー・ポーランド・イギリス・アメリカ・日本編

※ 選曲されたチャイコフスキーのオペラ

エヴゲーニイ・オネーギン

オルレアンの乙女

マゼッパ

スペードの女王

イオランタ

 

バレエの情景

 

福田一雄著(音楽之友社、19841210日発行)

オーケストラ・ピットから見たバレエ

バレエ音楽あらかると

“ラ”と“レ”ではおおちがい

どれが本物?「海賊」の音楽

「ばらの精」考

“同名異曲”について

チャイコフスキーはドラを二度鳴らす

「コッペリア」のワルツはクライスラー?

バレエの題名と音楽の題名

「白鳥の湖」のレコードとバレエ指揮者

バレエの楽譜を探すには

ほんとうの作曲者はだれ?−版についての考察

「ジゼル」−版についての考察(1)

「白鳥の湖」−版についての考察(2)

「ドン・キホーテ」−版についての考察(3)

 

チャイコフスキー エウゲニ・オネーギン』

 

アッテラ・チャンパイ/ディートマル・ホラント編

(名作オペラ・ブックス25、音楽之友社、19881020日発行)

チャイコフスキーの3つの小悲劇

−プーシキン作《エウゲニ・オネーギン》による《抒情的情景》の構想について

オペラのあらすじ

リブレット対訳

[ドキュメンテーション]

T.原作:プーシキン 韻文小説《エウゲニ・オネーギン》

<アレクサンドル・S・プーシキン>

<フョードル・M・ドストエフスキー>

<ジェルジ・ルカチーナ>

U.チャイコフスキーの《抒情的情景》の成立について

V.1877年におけるチャイコフスキーの私生活

W.オペラ《エウゲニ・オネーギン》の解釈について

 

チャイコフスキーのバレエ音楽

 

小倉重夫著(FM選書45、共同通信社、1989818日発行

はじめに

T 『白鳥の湖』の依頼から初演まで

U 『眠れる森の美女』

V 『くるみ割り人形』

W 『白鳥の湖』の蘇演

あとがきにかえて

 

作曲家別名曲ライブラリー8 チャイコフスキー』

 

(音楽之友社、1993510日発行)

チャイコフスキーの生涯と芸術

【交響曲】

チャイコフスキーの交響曲

曲目解説:第1番、第2番、第3番、第4番、第5番、第6番、マンフレッド

【バレエ音楽】

チャイコフスキーのバレエ音楽

曲目解説:白鳥の湖、眠れる森の美女、くるみ割り人形

【管弦楽曲】

曲目解説:組曲第1番、組曲第2番、組曲第3番、組曲第4番、弦楽セレナード、幻想曲《運命》、幻想序曲《ロミオとジュリエット》、幻想序曲《テンペスト》、スラヴ行進曲、幻想曲《フランチェスカ・ダ・リミニ》、イタリア奇想曲、序曲《1812年》、幻想序曲《ハムレット》、交響的バラード《地方長官》

【協奏曲】

曲目解説:ピアノ協奏曲第1番・第2番・第3番、ヴァイオリン協奏曲、憂鬱なセレナード、ワルツ・スケルツォ、ロココ風の主題による変奏曲、奇想的小品

【室内楽曲】

曲目解説:弦楽六重奏曲《フィレンツェの思い出》、弦楽四重奏曲第1番・第2番・第3番、ピアノ三重奏曲《偉大な芸術家の思い出に》、なつかしい土地の思い出

【独奏曲】

曲目解説:四季、ピアノ・ソナタ ト長調、ハプサルの思い出、ロマンス、3つの小品、2つの小品、6つの小品、中級程度の12の小品、6つの小品、ドゥムカ

【歌劇】

チャイコフスキーの歌劇

曲目解説:エウゲニ・オネーギン、オルレアンの少女、スペードの女王

【声楽曲】

概説

曲目解説:なぜに、あこがれを知る者のみわが悩み知る、とくや忘れつる、子守歌、カナリヤ、ドン・ファンのセテナード、さわがしい舞踏会で、眠れ悲しげな友よ、祝福あれ森よ、私は野の草ではなかったか、私はお前に何もいうまい、ジプシーの歌、失望、夜、月の明るい夜に、また前のようにただひとり

●チャイコフスキー作品リスト

●チャイコフスキー略年表

●チャイコフスキー関係人名リスト

●主なチャイコフスキー作品の日本初演

●チャイコフスキー交響曲全集のCD/バレエ&オペラのビデオ

●主要参考文献

 

バレエとモダン・ダンス − その歴史

 

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ジャック・アンダソン著、湯河京子訳(音楽之友社、19931130日発行)

第1章 舞踏史の楽しさ

第2章 垣間見る過去

第3章 宮廷舞踏の開花

第4章 プロフェッショナル・バレエの誕生

第5章 ロマンティック・バレエ−月のかげりと日の輝き

第6章 帝政ロシアのバレエ

第7章 おどろきの時代

第8章 アメリカにおけるバレエの隆盛

第9章 不死鳥のモダン・ダンス

第10章 世界へ広がる舞踏

 

交響曲読本 The Symphony

 

ONTOMO MOOK、音楽之友社、1995111日発行)

交響曲とは? −創る立場と聴く立場

独断・ism交響曲全史

[国・地域別 世界の「交響曲」]

埋もれたマイナー・シンフォニストたち

演奏と解釈の変革の時代

前古典派の交響曲

交響曲と現代の作曲家たち

交響曲インデックス −主要交響曲完全網羅の徹底楽曲解説

[15人の大シンフォニストたち]

ハイドン、モーツァルト、ベートーベン、シューベルト、メンデルスゾーン、シューマン、ブルックナー、ブラームス、チャイコフスキー、ドヴォルザーク、マーラー、シベリウス、ヴォーン・ウィリアムズ、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチ

 

完訳 エヴゲーニイ オネーギン

 

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プーシキン・小澤政雄訳(群像社、1996630日発行)

韻文訳

作者の<自注>と<オネーギンの旅の断章>

脚注に付された詳細な訳注

(訳注例)

〇 「額を削る」とは農民を兵隊にやること。 ← オペラの演出にありました。

〇 ・・オリガ、ユーリアは貴族の名前である。「タチヤーナ」という名前は農民の女性の間では百回に対して18回から30回、貴族の女性の間ではたった10回しか見られない。・・・

 

『胡桃割り人形』論―至上のバレエ―

 

平林正司著(三嶺書房、19981015日発行)

第1部 『胡桃割り人形』の受難

第1章 受難

第2章 「冬の樅の森」

第3章 ホフマンとデュマ

第4章 バレエ音楽

第5章 豊穣と死

第2部 「接ぎ木」の開花

第6章 「接ぎ木」のバレエ

第7章 チャイコフスキー

第8章 覚書と台本

第9章 楽曲分析

第3部 『胡桃割り人形』の現在

10章 ヨーロッパの劇場の『胡桃割り人形』

11章 ディスコグラフィー

 

永遠の「白鳥の湖」−チャイコフスキーとバレエ音楽−

 

森田稔著(新書館、1999315日発行)

はじめに

第1章 ロシア・バレエの起源

第2章 クラシック・バレエへの道

第3章 作曲家チャイコフスキー

第4章 白鳥の湖

第5章 眠れる森の美女

第6章 クルミ割り人形

第7章 白鳥の湖 蘇演

資料 初演台本

白鳥の湖、眠れる森の美女、くるみ割り人形

あとがき

曲番表

参考文献表

人名索引

 

フランス&ロシア・オペラ+オペレッタ

 

音楽之友社編(スタンダード・オペラ鑑賞ブック[5]、音楽之友社、1999510日)

<イントロダクション>

《ファウスト》 (グノー)

《ホフマン物語》 (オッフェンバック)

《こうもり》 (ヨハン・シュトラウス)

《サムソンとデリラ》 (サン=サーンス)

《カルメン》 (ビゼー)

<インテルメッツォ>

《ボリス・ゴドゥノフ》 (ムソルグスキー)

《エヴゲニー・オネーギン》 (チャイコフスキー)

《スペードの女王》 (チャイコフスキー)

《ウェルテル》 (マスネ)

《ペレアスとメリザンド》 (ドビュッシー)

《メリー・ウィドウ》 (レハール)

《エディプス王》 (ストラヴィンスキー)

<人名総索引>

 

クラシック千夜一曲 −音楽という真実

 

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宮城谷昌光著(集英社新書00091999126日発行)

◎第1夜 メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲

◎第2夜 ベートーベン 交響曲第6番「田園」

◎第3夜 チャイコフスキー ピアノ協奏曲第2番

 演奏聴きくらべでは、ポストニコワ盤を高く評価。同感です。

◎第4夜 ビゼー「アルルの女」

◎第5夜 グリーグ「ペール・ギュント」

◎第6夜 プロコフィエフ「三つのオレンジへの恋」

◎第7夜 ムソルグスキー「展覧会の絵」

◎第8夜 フォーレ「エレジー」

◎第9夜 ブラームス 交響曲第3番

◎第十夜 ミヨー「プロヴァンス組曲」

 

ロシア・オペラ 名作20

 

キーロフ・オペラ友の会編(ユーラシア・ブックレット47、東洋書店、2003620日)

1.皇帝に捧げし命(イワン・スサーニン)[M.グリンカ]

2.ルスランとリュドミーラ[M.グリンカ]

3.ルサールカ[A.ダルゴムィシスキー]

4.ボリス・ゴドゥノフ[M.ムソルグスキー]

5.ホヴァンシチナ[M.ムソルグスキー]

6.イーゴリ公[A.ボロディン]

7.デーモン[A.ルビンシテイン]

8.エウゲニー・オネーギン[P.チャイコフスキー]

9.マゼッパ[P.チャイコフスキー]

10.スペードの女王[P.チャイコフスキー]

11.雪娘(スネグーロチカ)[N.リムスキー=コルサコフ]

12.サトコ[N.リムスキー=コルサコフ]

13.皇帝の花嫁[N.リムスキー=コルサコフ]

14.見えざる町キーテジと乙女フェヴローニヤの物語
[N.リムスキー=コルサコフ]

15.金鶏[N.リムスキー=コルサコフ]

16.三つのオレンジへの恋[S.プロコフィエフ]

17.セミョン・コトコ[S.プロコフィエフ]

18.修道院での婚約[S.プロコフィエフ]

19.戦争と平和[S.プロコフィエフ]

20.ムツェンスク郡のマクベス夫人(カテリーナ・イズマイロワ)
[D.ショスタコーヴィッチ]

 

プーシキンとロシア・オペラ

 

田辺佐保子著(未知谷、20031210日発行)

序章 ロシア・オペラの霊感の泉、プーシキン

1 ルスランとリュドミーラ(グリンカ作曲)

2 ボリス・ゴドゥノフ(ムソルグスキー作曲)

3 エヴゲーニイ・オネーギン(チャイコフスキイ作曲)

  プーシキンの韻文小説『エヴゲーニイ・オネーギン』

  チャイコフスキイのオペラ『エヴゲーニイ・オネーギン』

4 スペードの女王(チャイコフスキイ作曲)

  プーシキンの小説『スペードの女王』

  チャイコフスキイの10作目のオペラ『スペードの女王』

5 金鶏(リムスキー=コルサコフ作曲)

資料 ロシア・オペラの来日公演についてのメモ

日本人によるロシア・オペラの上演

ロシア文学年表/ロシア・オペラ年表/ヨーロッパ・オペラ年表

私的なディスコグラフィ

 

クラシックCD異稿・編曲のたのしみ

 

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近藤健児著(青弓社、2006128日発行)

第1章 モーツアルト

第2章 ベートーヴェン

第3章 シューベルト

第4章 メンデルスゾーン

第5章 シューマン

第6章 ブルックナー

第7章 ブラームス

第8章 チャイコフスキー

    交響曲の異稿・編曲

    管弦楽曲の異稿・編曲

    協奏曲の異稿・編曲

    室内楽曲の編曲

    ピアノ曲の編曲

    声楽曲・歌劇の編曲

第9章 ドヴォルザーク

 

名曲悪口事典 ベートーヴェン以降の名曲悪評集

 

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ニコラス・スロニムスキー編(音楽之友社、2008610日発行)

序文(ピーター・シッケレ)

『事典』への序文

『事典』出版の経緯とお世話になった方々

名曲悪口事典

ベートーヴェン ベルリオーズ ショパン シューマン リスト ワーグナー ヴェルディ

グノー フランク ブルックナー ブラームス サン=サーンス ビゼー ムソルグスキー

チャイコフスキー リムスキー=コルサコフ ダンディ プッチーニ マーラー ドビュッシー

シュトラウス シベリウス スクリャービン レーガー ラフマニノフ シェーンベルク

ラヴェル ラグルズ ブロッホ バルトーク ストラヴィンスキー ヴェーベルン ヴァレーズ

ベルク リーガー プロコフィエフ ミヨー カウエル ハリス ガーシュウィン クルシェネク

コープランド ショスタコーヴィチ

※ 悪口で取り上げられたチャイコフスキーの曲

  交響曲第4番 交響曲第5番 交響曲第6番

ピアノ協奏曲第1番 ヴァイオリン協奏曲

ロミオとジュリエット フランチェスカ・ダ・リミニ スラブ行進曲 序曲1812年

エフゲニー・オネーギン

  ピアノ三重奏曲イ短調

 

ロマン派の交響曲 『未完成』から『悲愴』まで

 

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金聖響+玉木正之著(講談社現代新書、2009520日発行)

第1章 シューベルトの交響曲 夭折の天才が遺した全8曲

第2章 ベルリオーズの交響曲 永遠の青年が描くリアルな≪幻想≫

第3章 メンデルスゾーンの交響曲 音の風景画家にして近代指揮者の祖

第4章 シューマンの交響曲 楽譜にこめた柔かな「響き」

第5章 ブラームスの交響曲 知性と品格をたたえた絶対音楽の極み

第6章 チャイコフスキーの交響曲 哀しみが昇華した「快感」の音楽

    「堕落」と断じた小林秀雄/楽譜にない「手垢」がこびりつく/演奏家本能をくすぐる「快感原則」/自筆譜を筆跡鑑定してみたら/『マンフレッド』と「ロシア5人組」/師に酷評された最初の交響曲/ロシア民謡と日本人/祝祭的な『第3番』と裏腹の深い悩み/「好事」と「魔」が奏功した『第4番』/運命に対する「勝利」か「敗北」か/『第6番』−「この交響曲のタイトルは謎である」

 

ピアノ協奏曲の誕生 19世紀ヴィルトゥオーソ音楽史

 

小岩信治著(春秋社、20121220日発行)

1 モーツァルト

2 ベートーヴェン

3 フンメル

4 モシェレス

5 ヴェーバー

6 ショパン

7 メンデルスゾーン

8 シューマン夫婦

9 リトルフ

10 協奏曲の新たな概念(ブラームス&サン−サーンス)

12 世紀を超えて

チャイコーフスキーの第1番&ラフマニノフの第3番 ・・・・・・拡散するピアノ協奏曲

ネヴァ川のほとりで/アントン・ルビンシテーイン/グリーグの≪イ短調≫チャイコーフスキーとルビンシテーイン兄弟/スタインウェイの現代ピアノ/ポスト・チャイコーフスキーのピアノ協奏曲/歌う弦、歌うピアノ/未知の世界へ

 

 

チャイコフスキー〜三大バレエ〜 初演から現在に至る上演の変遷

 

渡辺真弓著(丸善出版、2014331日発行)

第1章 白鳥の湖

《白鳥の湖》主要上演データ

《白鳥の湖》初演から改訂版の比較

作品の成立/台本の由来/初演/《白鳥の湖》全幕復活上演に至るまで/1895年プティパ/イワーノフによる復活上演/《白鳥の湖》上演史

第2章 眠れる森の美女

《眠れる森の美女》主要上演データ

作品の成立/1890年マリインスキー劇場初演/《眠れる森の美女》上演史

第3章 くるみ割り人形

《くるみ割り人形》主要上演データ

作品の成立/1890年マリインスキー劇場初演/《くるみ割り人形》上演史

 

 

チャイコフスキーの音符たち 池辺晋一郎の「新チャイコフスキー考」

 

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池辺晋一郎(音楽之友社、2014930日発行)

第1章 音階で、こんなに豊に!−弦楽セレナード その1

第2章 音階で、こんなに豊に!−弦楽セレナード その2

第3章 この曲集は、寒い!−「四季」〜12の性格的描写

第4章 骨組み似ていて、肉付けちがう−弦楽四重奏曲第1番

第5章 若い緊張感に満ちて・・・−交響曲第1番「冬の日の幻想」

第6章 文学の蓑を着て、やりたいことを−幻想序曲「ロメオとジュリエット」

第7章 シンプルな民謡を大建築に−交響曲第2番「ウクライナ」

第8章 言葉、文学性への感受性が・・・−歌曲「憧れを知る者のみが」ほか

第9章 新しい道を開拓!−バレエ「白鳥の湖」

10章 哲学的?高慢?それとも気負い?−幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」

11章 サブタイトルを消して聴こう−交響曲第3番「ポーランド」

12章 編曲を、楽しんだな!−組曲第4番「モーツァルティーナ」

13章 穏やかに、しかしラストは・・・−ヴァイオリン協奏曲

14章 下降を書こう!充実の名作−交響曲第4番

15章 センチメンタリズムの真骨頂!−ピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出に」

16章 注文に応じつつ、たくさんの工夫−バレエ「くるみ割り人形」

17章 引用を消化する−イタリア奇想曲/序曲1812年

18章 抑制と、そこからの解放!−交響曲第5番

19章 テーマの吟味と、他者改訂への考察−ロココふうの主題による変奏曲

20章 「歳月」を描く−オペラ「エフゲニー・オネーギン」

21章 名作には確固たる理由が−ピアノ協奏曲第1番

22章 主人公に似て、思い悩み・・・−マンフレッド交響曲

23章 組曲ならではの面白さ−バレエ組曲「眠りの森の美女」

24章 死を前にした大傑作−交響曲第6番≪悲愴≫