『四稜郭』
北海道南部、函館市の北西部、上磯町の小高い丘の上に位置する史跡『四稜郭』の紹介です。
函館といえば歴史上有名な五稜郭が観光名所として有名です。
ここで紹介する『四稜郭』は味わいという点では二重丸です。

正式名を「史跡、松前藩戸切地陣屋跡」といい、安政2年(1855)
幕府の命で松前藩が築いた城郭跡です。
函館の五稜郭に対して、亀が首を出したような四方形をして、規模
も小振りです。
それでも当時、120名の守備隊が居住していたといいます。
明治元年の函館戦争が始まり、敵方に使用されないように焼き払わ
れて今日に至りました。
敷地内には木が生い茂り、家族連れが休日に散策する、素敵なスポ
ットです。
また、史跡へ通じる道は、桜並木がトンネルとなっており、春は素晴らしい光景で、地酒の銘にもなっています。

この案内板から細い道へ入ります このように四方形をしています

史跡へ続く桜のトンネル

いよいよ史跡の入口です
史跡に入って左側、風呂屋跡方面 史跡に入って右側、砲台跡方面

右奥、文庫跡方面

左奥、馬屋跡方面