木星が条件よく観望できます。
12月は暗くなるともう東の空に木星が見えます。
18:00の回でも65cm望遠鏡で木星の観望が可能です。20:30の回では空の高い位置に上がってきており条件よく観望することができます。 しかし、12月、1月は北風が強く、望遠鏡で見た木星は、揺らいでハッキリ見えない時が多くなります。風が強くない時に見るときれいな縞模様をはっきりと見ることができます。
オリオン座が見えてきました。
小さい子でも知っているオリオン座がいよいよ見えてきました。12月初でも20:00には、東の空にオリオン座の特徴的な7つの星の並びが見えてきます。オリオン座は昇る姿、南の空を移動する姿、沈む姿、どれをとってもきれいです。4月末までいろいろなオリオン座の姿を楽しんでください。
冬は星がきれいなの?
冬は星がきれいですよね。としばしば質問されます。正解は○です。しかし、理由は分からない人が多いですね。2つの理由があります。1つ目の理由は、明るい星が多いからです。1等星以上の星が冬は7つあります(他の季節は1つから4つ)。また、2等星も他の季節より多くあります。明るい星が多くあるのですから、にぎやかに見えます。もう1つの理由は、空気が澄みきっていて光を遮るものがないからです。湿気があると水蒸気が邪魔をして星の光を地上まで届かなくしてしまいます。 冬は乾燥していて透明度が良いため、暗い星の光まで地上に届くのです。