手塚治虫研究・伝言板 2002年5月



『鉄腕アトム・ロビオとロビエット』のラスト

佐藤和美 (2002/05/31 12:52)

「悪魔映画の系譜」(講談社全集「手塚治虫エッセイ集5」収録)で以下の文章を見つけました。

「フランスの鬼才、マルセル・カルネ監督(といったって、もう、いまの人はご存じあるまい。「霧の波止場」(一九三八)とか、「天井桟敷の人々」(一九四五)なんていう、もう、フランス映画のいいところを全部集めたような、甘くせつなく、超豪華なロマンの映画をつくった人なのだ)が戦時中につくった「悪魔が夜来る」(一九四二)という、お伽映画がある。ジュール・ベリーという名優が、カッコいい悪魔になって、恋人たちふたりを、ひとつの石に変えてしまう。だが、その石のなかから、恋人たちの心臓の音がドッキドッキとなおも聞こえてくるのだ。悪魔はムチでその石をうちのめす。だが、心臓の音はなおもうち続けるのだ。
 この感動的なラストシーンに、ぼくは胸もはりさけんばかりになって、とうとう「鉄腕アトム」のなかにアイデアをいただいちまった。「ロビオとロビエット」というのがそれである。」



少女フレンド版『リボンの騎士』

佐藤和美 (2002/05/28 23:08)

少女フレンド版『リボンの騎士』ですが、掲載は以下の号のようですね。

67/06/13,67/06/20,67/06/27,67/07/04,67/07/11,67/07/18

http://www.rinc.or.jp/~kurata/t-osamu/osamu_4.html



ReRe:35年前?の記憶の確認

シン (2002/05/28 20:43)

佐藤様、ありがとうございました。
>お尋ねの内容ですが、残念ながら私には心当たりはありません。
うーん、そうですか・・。
自分でもっと探してみます、ありがとうございました。



亜麻色=金髪

七四式 (2002/05/28 20:36)

亜麻色=ややくすんだブロンド、と覚えています。金髪の一種でしょうね。外人は髪の毛の色についていろんな言い方をするようで、「金髪の乙女」よりもロマンティックで好きな表現です。



亜麻色

エイイチ (2002/05/27 20:16)

私も、「亜麻色の髪の乙女=リボンの騎士」派です。昔は「亜麻色」がどんな色か、イメージがわきませんでした。広辞苑では、【亜麻色】灰色がかった薄茶色。亜麻糸の色。
あまり、いい色とは思えませんが・・・



亜麻色の髪の乙女

佐藤和美 (2002/05/27 19:58)

昔なつかし「亜麻色の髪の乙女」がヒットしてますけど、この題名を聞いて『リボンの騎士』を思い出すのは私だけだろうか?



Re:35年前?の記憶の確認

佐藤和美 (2002/05/27 19:57)

シンさん、はじめまして。
お尋ねの内容ですが、残念ながら私には心当たりはありません。
手塚作品を全て読んだわけでも、読んだ作品を全て覚えているわけでもありませんが、
手塚作品ではないかもしれませんね。



35年前?の記憶の確認

シン (2002/05/26 16:49)

はじめまして、佐藤様ならご存じかと思い、投稿いたします。
自分が小学校の頃読んだ漫画が手塚先生の作品なのか、また続きはどうなったのか・・をです。
全集が出るたびにチェックしたつもりでしたが、見当たりませんでした。
もし以下の文章でおわかりでしたら、是非お教えください、お願い致します。
主人公が雪山で倒れている所から物語が始まります。(主人公の名前は失念しました)
気が付いて、電車で自宅に戻ろうとするのですが、車中の窓に映る自分を見て、顔がふけてる
と思い、また、昨日は自宅で寝たはずなのに何故雪山に登ったのかと自問自答します。
主人公は小学校6年の算数問題を頭の中で計算して、頭がおかしくなっていないのを確認します。
次の日学校へ行こうとすると、自分は中学生であることを知らされます。
友達と記憶をたどるのですが、途中から抜け落ちているのに気づきます。
(このときの友達とのやりとりのなかで、美濃部東京都知事の話が出てきます)
しばらくして生活になじんだころ、某国が誤って核ミサイルを日本に発射したとのニュース
が流れますが、いまさらじたばたしてもどうしようもないと家族で決め、主人公は寝よう
とするのですが、ここで、「どうしたんだろう?もうすぐ死ぬというのにちっとも怖くない」
とつぶやくところでおしまいでした。
だいたいこんなストーリーだったと思いますが、細かい部分は記憶違いがあるかもしれません。

もし何か分かりましたら、伝言板にてお返事願います。
長文すみませんでした。



ガロンの記憶

佐藤和美 (2002/05/26 11:25)

記憶が断片的に残ってるところがあって、『魔神ガロン』の海が凍る場面、覚えてました。
小学校二、三年生の頃だと思います。当時、確かに雑誌で読んだんですよねぇ。



Re:ブラックガロン編の謎

佐藤和美 (2002/05/25 17:23)

私の持ってる集英社コンパクトコミックス版『マグマ大使』は全3冊の予定でしたが、2冊目までしか出ませんでした。「ブラックガロン編」の最初の部分まで収録されてます。私は代筆部分があったので出せなかったんじゃないかと疑ってるんですが。
『魔神ガロン』も代筆があったんで、秋田書店のサンデーコミックスみたいに中途半端なところまでしか出てなかったんですよね。それにしてもあの代筆のガロン、ヘタクソだなぁ。幼稚園くらいの絵みたい。



ブラックガロン編の謎

エイイチ (2002/05/23 17:51)

「マグマ大使」は何回か単行本化されていますが、ブラックガロン編が収録されたのは、講談社全集版が始めてではないでしょうか。全集以前には、秋田書店のサンデーコミックス全2巻で出版されています。そのカバー裏の著者の言葉より
「この物語は後半になって、宿敵ゴアの正体がえがかれるあたりで、クライマックスになりますが、おしいことに、後半の原稿が紛失してしまって、全部再録できないのが残念です。」
さらに、最後のページには、「マグマ大使 第2巻完」全完 と記してあり、以後、絶対に続きは出ないぞ、と強調している感じを受けます。現在では、マグマ大使の連載の終盤は代筆であったことは、周知の事実ですが、このブラックガロン編でも、一部代筆があったのではと勘ぐりたくなります。講談社全集のあと、秋田から出された手塚治虫傑作選集版「マグマ大使」では、マモルがガロンの中に入れられる場面はカットされています。



マモルはいつブラックガロンから脱出したか

佐藤和美 (2002/05/22 22:12)

『マグマ大使』の「ブラックガロン編」で、マモルはブラックガロンの中に閉じ込められますが、脱出のエピソードがないまま、いつのまにか家に戻ってます。これっていったい?

同じような疑問を持つ人はいるもので「手塚ファンmagazin」で質問した人がいます。(「手塚ファンmagazin vol.133」)
その時の手塚プロからの答えです。
「連載当時のままです。単純に先生のミスだと思われます。」

ウーン、そんなもんなんかなぁ。



『三つ目がとおる』のエロマンガ

佐藤和美 (2002/05/20 21:09)

『三つ目がとおる』に「復活の谷」という短編があります。
この短編に出てくるのが「エロマンガ」。
なんかすごい名前ですね。
この「エロマンガ」ですが実際に存在する地名です。
バヌアツにある島の名が「エロマンガ」なんですね。
地図で確認してみてください。
手塚治虫もこの島の存在を知ってて名付けたんでしょうねぇ。



リボンの騎士

佐藤和美 (2002/05/19 11:18)

数日前に送られてきた「手塚ファンmagazin vol.139」からです。

森晴路「この一冊 第4回 リボンの騎士」
小学館ゴールデンコミックス『リボンの騎士』
「この「リボンの騎士」は『なかよし』に'63年1月から'66年10月号まで連載されたもので、連載中の'64年8月〜'66年8月に『なかよしコミックス』(B5判)として5冊刊行されたが、未完に終わっている(講談社の全集でいえば3巻41pまで)。
 そして連載終了の'67年4月2日から'68年4月7日までテレビでアニメが放映されたのにともない、'67年5月〜6月には『別冊少女フレンド増刊』(B5判)として総集編で2冊刊行された。この総集編は一応のまとまりを見せてはいるものの、ビーナスの登場の前で終わりになっている。そしてこの本が出たわけだが、この本ではフリーベの登場シーンが割愛されたので、ファンの要望により講談社の『手塚治虫漫画全集』収録のとき('77年)付け加えられた。」
「連載版とこの版とのいちばん大きな違いは、白鳥に変身させられたサファイアは人間の姿のままバレエの白鳥の衣装をまとってイメージ的に表現されていたが、この単行本からまんま白鳥の絵に変えられたことである。先生は読者にわかりづらいと判断したのだろう。あと、本文の中に描き文字ではいっていた章タイトルが1ページ立てになった。それにともない、章扉のエンゼルのカットが描き下ろされている。「リボンの騎士」が全集の他の作品と比べて凝っていると感じるところである。サファイヤの名もこの本からサファイアに変えられている。」



Re:ライオンズのマークは

佐藤和美 (2002/05/19 11:17)

「手塚治虫本人がTVで言っていたので間違いあるまい。」
(唐沢俊一『トンデモ一行知識の世界』)

だそうですが、それでも素直に信じられない私。(^^)



レオとライナ

七四式 (2002/05/18 19:55)

う〜ん、読んでないので何とも言えませんが、ライオンズのキャラクターグッズにはちゃんと「レオ」と書いているし、手塚先生がそんなこと発言したことあったのかな〜。

それよりわからないのはレオの妹、ライナです。これも手塚先生デザインだそうですが・・・何といっていいやら。



ライオンズのマークは

佐藤和美 (2002/05/18 17:13)

ちくま文庫の新刊、唐沢俊一『トンデモ一行知識の世界』をひろい読みしてます。

46ページ
「ライオンズのマークは「レオ」ではなく、そのお父さんの「パンジャ」である。」

これって、本当なのかなぁ?



舞踏会へきた悪魔

佐藤和美 (2002/05/17 21:22)

『舞踏会へきた悪魔』の色ですが、手塚メーリングリストで質問してみました。
全7ページ中、雑誌掲載時は3ページが4色カラーで、4ページが赤っぽい一色だそうです。
いくらかは雑誌掲載時の色が反映してるようですね。



カラーのページ

佐藤和美 (2002/05/16 22:11)

ちくま文庫の新刊「手塚治虫音楽館」に『虹のプレリュード』の雑誌掲載時のカラー4ページが再現されてます。

『舞踏会へきた悪魔』もカラーになってるけど、雑誌掲載時のカラー? それとも連載時の色とは無関係?
知りたいとこですね。



「リボンの騎士」の最終回

佐藤和美 (2002/05/16 22:10)

なかよし版「リボンの騎士」の最終回は'66年10月号ですね。
中学校の学級文庫になぜかこの「なかよし」がありました。
私の初めて読んだ手塚の少女マンガは、なかよし版「リボンの騎士」の最終回ということになります。



なかよし版リボンの騎士

七四式 (2002/05/16 06:17)

○エイイチさま
「なかよし」版「リボンの騎士」を手に入れる簡単な方法は「なかよし別冊・リボンの騎士(総集編)」を手に入れることだと思います。全2巻で前編に白鳥サファイアは出ています。古本屋で全2巻で1万〜1万五千円ぐらい。「まんだらけ」か神保町の古本屋で手に入ります。ネットで調べてもいいかも知れませんね。(先月、福岡まんだらけで在庫を確認しています)



手塚治虫 ロマン大宇宙

佐藤和美 (2002/05/15 21:56)

以前、潮出版社から出版された大下英治『手塚治虫 ロマン大宇宙』全2冊が講談社文庫の新刊で全1冊で出てました。
手塚ファンとしてはぜひ持ってたい一冊かなと思います。



白鳥姿サファイア

エイイチ (2002/05/15 21:16)

恥ずかしいような・・色っぽいような・・サファイアを見てみたいものです。
「なかよし」を古本屋で探すか、国会図書館で「なかよし」を閲覧するしか、方法はありませんか?



リボンの騎士の白鳥

七四式 (2002/05/15 20:56)

○エイイチさま
>馬上のサファイアが登場という場面で・・

これは第一回のラストシーンですね。わたしも次を思い出せない・・・というか、あまり出来が良くなかったので「なかったこと」にしたもかも知れません。
少女ものぽい「リボンの騎士」ですが、わたしは「なかよし版」の、それも連載版が一番好きです。というのは、白鳥になったサファイアが全集版と違いバレリーナの白鳥姿なのです(全部)。これはちょっと恥ずかしいような・・色っぽいような・・。チャンスがあったら是非。



結末は

エイイチ (2002/05/15 18:54)

七四式さん、佐藤和美さん、ありがとうございました。
お二人の情報のとおり、それが、私の記憶の「リボンの騎士」です。
北野英明氏の代筆だったのですね。馬上のサファイアが登場という場面で、次号へつづき、結末を読んでいないか、記憶に残っていないかのどちらかです。復刻は、無理なのでしょうね。
時間テーマのSFが好きなので、他の「リボンの騎士」より、入りやすかったのです。



リボンの騎士

佐藤和美 (2002/05/15 00:10)

小学館ゴールデンコミックスの『リボンの騎士』に次の文章があるのを思い出しました。

「四回めのは、テレビで「リボンの騎士」が放映されたのがきっかけで、「少女フレンド」に七週間連載されたまったく別の物語でしたが、これはあきらかに失敗作で、途中で終わってしまいました。もっとも、ぼくは原案だけで、絵は虫プロの人が代筆したのです。」

私の知ってるのはこれだけです。

講談社全集の『手塚治虫シナリオ集』に『鉄腕アトム ブラック・ジャックの大作戦 シノプシス』というのが入ってます。
「未来の人間が、サファイアが、男だったのか女だったのかを確かめるため、タイムマシンで、過去にさかのぼり、「リボンの騎士」の時代に行くという導入だったと思います。」
なんかこの設定に似てるような気がする……



第四のリボンの騎士

七四式 (2002/05/14 23:11)

北野英明氏の「リボンの騎士」は67年に少女フレンドに6回にわたって掲載されました(・・のはず)。最近まで第一回の載った雑誌(24号)のみ保管していたのですが・・今はどこにやらです。復刻は無理みたいですね。いちおう終わったみたいなんだけど、最終回とその前の回の雑誌を手に入れられずわたしも又聞きレベルの知識です。



舞踏会へきた悪魔

エイイチ (2002/05/14 21:56)

秋田文庫の手塚作品新刊「舞踏会へきた悪魔」を読んでいます。手塚少女漫画セレクションです。解説のひかわ玲子氏のコメント「彼の描く少女漫画は、それほどに自然に<少女漫画>なのです。」に納得しました。
30年以上も前のことですが、姉がいたこともあって、少女漫画誌も読む機会がありました。望月あきら氏の「サインはV」、やちばてつや氏の「みそっかす」は、少女漫画誌にあっても、抵抗感なく読めたのですが、手塚氏の少女漫画は、少年であった(または、少年である)私には、他の少女漫画家の描く少女漫画と同じように、ずっと、恥ずかしい思いを抱きながら読んだ「少女漫画」でした。
この伝言板には、手塚少女漫画の話題はあまり登場したことがありませんね。そこで、ちょっと少女漫画の話題につきあって下さい。
私が、今でも確かめたい謎の少女漫画作品「リボンの騎士」の記憶があるのです。
テレビで「リボンの騎士」が放映されていた頃だと思います。少女フレンドに新しい設定で「リボンの騎士」の連載が始まりました。未来の人間が、サファイアが、男だったのか女だったのかを確かめるため、タイムマシンで、過去にさかのぼり、「リボンの騎士」の時代に行くという導入だったと思います。この作品は連載がいつまで続き、完結したかも定かではありません。描いていたのは、手塚本人ではないと思います。佐藤さんは、ご存じですか?



ルンチャイと野ブタの物語

佐藤和美 (2002/05/13 22:21)

5月31日に発行される潮カジュアルコミックス『ブッダ』5に『ブッダ外伝 ルンチャイと野ブタの物語』が収録されるそうです。



コバルトの存在意義

七四式 (2002/05/11 21:01)

二度目の人生を与えられたコバルト・・でも、何の役にもたっていないし、不在がち。なぜウランと共にコバルトまで復活させてしまったのでしょう?そもそも初代コバルト(コバルトの巻)ではじっくり時間をかけて科学省で作っていたのに、ウラン・コバルトは連載の最後の一こまで「プレゼント(それも二人も)」として御茶ノ水博士が太っ腹なとこを見せていますが、う〜ん、手塚先生、どういうつもりだったのかな・・?
 ウランに関しては不要とまでは思いませんし、アニメでは人気者になっているからいいのですけど・・。



ある時期漫画は現実でした

ジョン太 (2002/05/10 07:39)

ジョン太です。重ねてシュマリネタありがとうございます。ご指摘の部分読み返しました。きっと3巻まで読んでこれで終わったと思い込んだのかもしれませんね。それが長年のうちに美化されて先述の記憶になっていたかも。赤面です。お手数かけました。それにしても手塚先生は現実的フィクションが上手い。初期ブラックジャックをドキュメンタリーに近い感覚で毎週読んでいた頃を思い出します。



夏目漱石とポンションの徴兵

佐藤和美 (2002/05/09 22:10)

『シュマリ』ネタです。

夏目漱石は日清戦争の頃、北海道に本籍を置いたそうです。
なぜそういうことをしたのかですが、当時北海道はまだ徴兵制が敷かれていなかったので、合法的徴兵拒否だったのではないかという説があるそうです。
(半藤一利「漱石先生ぞな、もし」文春文庫)

ポンションの徴兵っていったい……



Re:シュマリが好き

佐藤和美 (2002/05/07 22:27)

『シュマリ』が初めて本になったのは小学館文庫でですけど、このときは全4巻でした。
その第3巻の最後の言葉が「お妙をあの男爵から取り戻すんだ!」です。
(「第23章 華本男爵」の最後のところ)
そことは違うんでしょうか?



シュマリが好き

ジョン太 (2002/05/06 22:58)

突然おじゃまします。ジョン太と申します。貴ホームページを知り益々手塚熱急上昇です。
「シュマリ」について。登場人物全てが豪胆でしぶとくて徹底的な熱愛者。この話大好きでした。そこで教えて欲しいのですが、はるか昔読んだとき、非常に中途半端なところで終わっていた記憶があります。シュマリが「必ずお前を取り戻すぞー!」とか叫んで。でもそれが決して悲痛じゃなくて希望に溢れていていいシーンと記憶しています。ところが、先日古本屋で購入した大都社版上・中・下巻では見事完結、大団円しています。でも肝心のそのシーンがないんですよ。手塚先生得意の文庫化におけるリメイクでしょうか。記憶違いでしょうか。どうでもいい書き込みですみません。もし、ご存知でしたらよろしくお願いします。



「ウランちゃんの巻」のラスト

佐藤和美 (2002/05/06 19:24)

アトムの白黒版アニメはずっと見てたはずなんですが、全然覚えてないですねぇ。

で、マンガ版のアトムの「ウランちゃんの巻」のラストなんですが、私はずっとパンの味が半分になるという場面があると思ってたんです、復刻版にもその場面がないんですね。
おかしいなあと思ってたんですが、BSのアトム見ててやっとわかりました。アニメ版の「ウランちゃんの巻」のラストだったんですね。何十年かの疑問が解消しました。たぶん、アニメ版で私の記憶に残っていたたった一つの場面でしょう。



「リボンの騎士」付録復刻

佐藤和美 (2002/05/05 08:48)

「リボンの騎士」少女クラブ昭和31年7月号付録が復刻されるそうです。

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「リボンの騎士」付録復刻のお知らせ。

少女クラブ昭和31年7月号付録。
内容は連載時のダイジェスト版となっています。
A5判ハードカバーで、各ページの印刷色まで忠実に復刻しています。

価格は1冊¥2500円・・・・冊子小包で送付。
 (送料は1冊310円 2冊340円)
お一人様2冊まで。

注文・・・・郵便振込で  00970−0−38517  京都漫画研究会
      に2500円と送料を振り込む(手数料70円)
       1冊の場合2500円と310円になります。
      「リボンの騎士」を注文と書いてください。

送付待ち・・・・復刻本は4月末に完成しています。
         現在発送作業を随時おこなっています。
         少時間がかかる場合がありますがご了承ください。
          京都石川古本店からの発送となります。

京都漫画研究会では「珍念と京ちゃん」に続き2冊目の復刻です。



「ミドロが沼」のラスト

佐藤和美 (2002/05/04 08:53)

「手塚治虫完全解体新書 THE KING O.T.」をながめていたら、「ミドロが沼」関連の内容を見つけました。19〜21ページです。
「ミドロが沼」のラストに関して、伝説マガジンの二階堂黎人の文章よりも詳しく書いてあります。

初出(「少年」のこと?)のラスト近くからのコマから。

お茶の水「コバルトはじぶんをぎせいにして おしくもきえてなくなってしまったがアトムさえぶじならまた二世をつくることもある」
ヒゲオヤジ「しかしアトムのかなしみはなみたいていのものではないのです 兄弟ですからな」
お茶の水「だが 人間をすくうために死んだコバルトはまあ いわばまんぞくだったじゃろう」
ヒゲオヤジ「まあ人間なみにとむらってやりましょう」

そのコメント。

科学省長官とアトムの先生のあんまりの会話。かわいそうなのはアトムじゃなくコバルトだろ! この後ふたりの会話は「だから おはかも つくってやったよ」「ロボットにしてみれば前例のない特典ですな」と続いて、アトムがその墓前にひざまずく。人類滅亡についてのセリフなどまったくない(トカゲたちは怨み言をいい遺す前に全滅)、今見ると能天気な幕切れ

ちなみに「連載ではその後2代目コバルトが作られ、同じく生まれたてのウランと同時にアトムにプレゼントされる('60年)。」だそうです。



ミドロが沼

佐藤和美 (2002/05/03 12:20)

講談社版全集ではトカゲは「テストパイロットの巻」でタイムマシンでついた来たことになってますが、「少年」ではどうだったんだろう? チャンスがあったら調べたいですね。



手塚治虫完全解体新書

佐藤和美 (2002/05/02 17:26)

新刊情報です。

池田啓晶「手塚治虫完全解体新書 THE KING O.T.」(集英社)
「オールマン」に連載してたのの書籍化したものです。



Copyright(C) 2002 Satou Kazumi

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