言葉の世界・伝言板 1998年9月




読売新聞北海道発

佐藤和美 (98/09/25 12:03)

 私のHPが以下のHPで紹介されていますので、よかったら、見てやってください。

「読売新聞北海道発」
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/

「はい!編集部」の「水曜夕刊「パソコン編」」
「アイヌ語地名を訪ねて(9/16掲載)」

です。

(9月16日、読売新聞(北海道版)夕刊の記事と同じ内容です。)



これであなたもアイヌ語地名研究家

佐藤和美 (98/09/24 12:04)

 最短でアイヌ語地名研究家になる(なったふりをする?)には次の3冊を手に入れましょう。

 知里真志保「アイヌ語入門」北海道出版企画センター
 知里真志保「地名アイヌ語小辞典」北海道出版企画センター
 山田秀三「北海道の地名」北海道新聞社

まず知里真志保「アイヌ語入門」を読んで、後の2冊は手元においておく。
「地名アイヌ語小辞典」は地名に出てくる単語が、「北海道の地名」は北海道内の地名が解説されています。必要のつど辞典のように引きましょう。
これであなたも一週間でアイヌ語地名研究家です。(笑)



日本語と中国語と南洋語

佐藤和美 (98/09/22 12:03)

 日本語の音読みのルーツは中国語だとは、このHPではいたるところでふれていますが、これは歴史的事実で間違いのないところです。

 ところが日本語と南洋語の関係となると五里霧中で、似ている単語は多くあるようですが、その単語が同じルーツだと断言できるのかと言うとそうもいかないですね。へたをすると「トンデモ本」と同じになってしまいます。トンデモ言語学ですね。アメリカのオハイオは日本語の「オハヨウ」が語源である。これを信じますか?

 というわけで、このHPでは日本語と南洋語の関係を積極的に扱う予定はありません。私はもっと音読みと中国語みたいに規則的なほうに興味を持っているものですから。



基督

佐藤和美 (98/09/21 12:06)

 一般的に言って、もとの語と音を当てはめた漢字があわないときは、中国語での発音で当てはめられていることが多いと思います。

8月12日の伝言板の内容を引用します。
「近世以降ヨーロッパのものが中国・日本に流入しましたが、江戸時代では中国で翻訳された語が日本に流入しました。(「漢字と日本語」でふれた温度の「華氏」や、数学の「幾何」など)江戸時代、日本は鎖国していましたが、オランダと清(中国)とだけは貿易していました。中国で翻訳された語が日本に流入する余地はあったわけです。明治以降は逆に日本から中国に翻訳した語が流入しました。」

 「基督」は中国語辞典にもでていて、発音(ピンイン)は「Jidu」です。「チトゥ」といったところでしょうか。「基督」は中国語発音で当てたものだと思いますが。(たしか、司馬遼太郎の「ダッタン疾風録」に書いてあったと思うのですが、中国語では、清朝になって制服者の満州族の発音の影響を受け、「キ」の発音が「チ」になったそうです。その後、中国語からは「キ」の発音がなくなったわけです。)



アイヌ語の数

佐藤和美 (98/09/21 12:03)

 アイヌ語の数、「一、二、三」ですが、

まずは、一つ、二つ、三つ(もの・動物)から
「シネプ」、「トゥプ」、「レプ」

次は一人、二人、三人
「シネン」、「トゥン」、「レン」

(「エクスプレス アイヌ語」白水社)

私個人の感覚で言うと、一の沢、二の沢、三の沢というのはアイヌ語地名的でないように思います。
北海道の知床半島の知床五湖を、一湖、二湖、三湖、四湖、五湖というように呼びますが、あの地名感覚ですね。

和人がつけた地名なような気がするんですけど。



「基督」の語源

篠原 徹 (98/09/19 20:59)

初めて投書します。 漢字で「基督」と書いて「きりすと」と読むのですが、なぜその字が当てられているのか、最近気になって仕方ありません。どなたかわかる方、教えてください。 下の「一の沢」「二の沢」の件ですが、北海道地名解(だったか)の本(これは北海道のみ網羅されていますが)には数字の付いた地名について、「由来あるアイヌ語の地名が和人によって変えられてしまった」旨の解説がありました。多分和人が入ってからの地名ではないでしょうか。(推測ですが)

一、二、三

佐藤 義昭 (98/09/18 12:57)

樺太に次のような駅名がありました。これもアイヌ語でしょうか?
一の沢、二の沢、三の沢
場所は樺太東線の大泊から少し北へ行ったところにあったそうです。
そもそも、アイヌ語では、数・数値の概念はどうなっていたのでしょうか?
教えて下さい。





佐藤和美 (98/09/18 12:02)

牛を英語でなんと言うかですが、
まず思いうかぶのは「cowboy」の「cow」あたりでしょうか。
他にも「ox」、「bull」、「calf」といろいろあります。

これらはそれぞれ違う牛をさします。

「cow」雌牛
「ox」雄牛(去勢している)
「bull」雄牛(去勢していない)
「calf」子牛

英語を話してる民族は牧畜をしていた民族だったんですね。



日本橋

佐藤和美 (98/09/17 12:05)

 東京の中央区の地図を見ていると、おもしろいことに気がつきます。日本橋浜町、日本橋茅場町、日本橋人形町、等の日本橋XXXという町名がかたまって存在しています。(「茅場町」という町名は毎日マスコミで目にしますね。)
 これはかつての旧区名の名残なんですね。中央区は日本橋区と京橋区が合併したんですが、この日本橋XXXという一帯が以前の日本橋区なわけです。



三内丸山遺跡

佐藤和美 (98/09/16 12:03)

 東北地方北部はアイヌ語地名地帯です。多くのアイヌ語地名が残っています。

数年前、青森県で縄文時代の遺跡である三内丸山遺跡が発見されました。
この三内というのもアイヌ語地名のようです。

北海道では吉村昭の「羆嵐」(くまあらし)の舞台となった三毛別(サンケベツ)がありますが、語源は同じです。

意味は「サン」san(下る)です。「ケ」keは他動詞にする接尾辞です。「サンケ」(下す)の意味になります。

三内  「サンナイ」San-nay(下る川)
三毛別 「サンケペツ」Sanke-pet(下す川)

問題はなにが下るのかということです。
これは「水」だったようです。大雨などのとき、急に「水がどっとでる川」だったんですね。
(「サンナイ地名の謎」山田秀三「東北・アイヌ語地名の研究」所載)

 縄文時代の三内丸山遺跡では、どんな言葉が話されていたでしょうか。それはたぶんアイヌ語だったのではないでしょうか。



食べる

佐藤和美 (98/09/15 19:32)

 「食べる」ですが、沖縄方言では「カムン」になります。

 で、前回引用した村山七郎「ことばの考古学」(朝日出版社)には次のように書かれています。
「かむ(噛む) 九州・琉球方言でカムは「食べる」。カは原南洋語ka(食物。食べる)に対応。ムは活用語尾。」
(kaは推定形)

 インドネシア語では「makan」だそうですが、ここに書いてある「ka」と関連があるとすれば、いろいろ見えてきそうですね。



左党

佐藤和美 (98/09/15 08:05)

 石工などが鑿(のみ)を持つ方の左手を「鑿手」(=飲み手)と言ったところからだそうです。
(岩波漢語辞典)



左党

がめら (98/09/15 02:30)

右手の箸で肴をつまみ、左手の猪口で、酒を飲む。
だから、「左党」
ホントかウソかわかりませんが、
私の飲み仲間の学説です。



“まかな(賄)う、まかない”について

レオ29 (98/09/14 23:34)

沖縄方言では「飲む」は「ヌムン」だったのですね。これでつながりました。有難うございます。
今度は、「食べる」方の(飲食ばかりですみません)南洋語で、やはり印尼語では動詞:makan(マカン:食べる)→名詞:makanan(マカナン:食べ物)
と言いますが(タガログ語は不明)、これが日本語での「まかなう」「まかない」(意味は、ずれますが…)の語源のように思えて仕方がありません。

飲むとか食う(こっちの方が一般的か?)といった言葉は、おいそれとは変化しにくいのでは?との勝手な思い込みからです。何か分かれば、また、教えて下さい。



左党の語源

さば (98/09/14 17:19)

酒飲みのことを「左党」といいますが
なんでなんでしょう・・・・
気になって夜も眠れません
ご存じの方、教えてください!



ウェン

佐藤和美 (98/09/14 07:30)

 「北海道のアイヌ語地名」の「地名の中のアイヌ語」に「ウェン(悪い)」を追加しました。「地名の中のアイヌ語」もこれで4つ目になります。ちょっとずつですが、増えてます。次回は「岬」あたりをやる予定です。



飲む

佐藤和美 (98/09/13 17:10)

 「飲む」ですが、
村山七郎「ことばの考古学」(朝日出版社)には次のように書かれています。
「飲む 原南洋語inum(飲む)に対応。タガログ語inom(飲む)参照。」
(inumは推定形)

これが正しいのかどうか、私には何ともいえませんが、定説にはなっていないと思います。

この本で他に原南洋語と対応するとしているのは、
網、烏賊、青、白、ハネ
等、いろいろあります。

なお「飲む」は沖縄方言では「ヌムン」になります。沖縄方言では動詞の語尾には「ン」がつきます。「書く」が「カチュン」で、「読む」が「ユムン」、等です。



トップレベルドメイン

佐藤和美 (98/09/13 17:08)

 Otsukiさん、日本語環境手に入ったようですね。
これからも見にきてくださいね。

ちなみに、トップレベルドメインは以下のようになります。
jp 日本
uk イギリス
fr フランス
de ドイツ
kr 韓国
cn 中国



“飲む(nomu)”について

レオ29 (98/09/13 00:32)

こんなにすごい伝言板があったとは。感激です!
当方、外国語や語源に人一倍興味をもつ、万年青年のオジです。
どうか、よろしく。
さて、日本語の語源には中国語もさりながら、南方から来たものもずいぶん多いと思っています。
これは以前、インドネシアやフィリピンに行った時、自らの体験として出会ったものの一つ。

インドネシア語(&マレー語)“minum”   ミヌム
タガログ語          “inum”   イヌム
沖縄方言(古代日本語)     “num”?   ヌム?
現代日本語           “nom(u)” ノム
これで良いでしょうか。沖縄<U>→大和<O>と、書いておられましたので。

他にも“potong”(ポトン→『〔切って〕落とす』)や
“suka”(スカ→『好き』)
“anda”(アンダ→『あなた』)等、いっぱいありそうです。



こ ん に ち は

M.Otsuki (98/09/11 17:57)

佐 藤 さ ん へ
は い 、 そ の 通 り で す 。 留 学 で 今 に ド イ ツ に 居 り ま す 。
日 本 語 に つ い て 質 問 す る こ と も あ る か と 思 い ま す が 、 そ の 時 に は よ ろ し く お 願 い し ま す 。



イギリス

佐藤和美 (98/09/11 12:07)

「English」は「Englandの」という意味です。国全体にはならないですね。
日本では「イギリス」を国名の意味で使っていますが、「イギリス」はたしかポルトガル語かスペイン語で、「イングランド」の意味だったはずです。ポルトガル語、スペイン語というと、安土桃山時代から使っている言葉なんでしょうか?



イギリス人

ペルセ (98/09/11 02:24)

民族ではなく、国籍としての"イギリス"人は、Britishと言うそうですね。
Englishだと、Scotlandなどを含まない狭義のEngland人をさす場合があるということで。



ブリテン

佐藤和美 (98/09/10 12:01)

 ブリテンとはブリトン人(ケルト人の一派)の地方のことです。
ブリテンは広さによって、大小にわかれます。
大(グレート)ブリテンが、イギリスのある島、ブリテン島のことです。
小ブリテンがフランスのブルターニュ地方のことです。
ブルターニュがブリテンに似ているのがわかりますね。

グレートブリテンというのは、「大ブリテン」という意味の地名用語に過ぎません。



サクラソウじゃないのね

ペルセ (98/09/10 03:13)

そうですか。primroseとは関係ないんですね。
9月10日発売とは、タイミングいいですね。昔のマンガが文庫本でどんどん復刻されるのは、うれしいものです。買って読んでみましょう。



プライム・ローズ

佐藤和美 (98/09/09 12:05)

 手塚治虫の「プライム・ローズ」ですが、題名が「プライムローズ」でなく、「プライム・ローズ」となっているところがミソです。
 この題名のスペルは「primrose」(サクラソウ)ではなく「prime rose」なんですね。
意味は「最高のバラ」です。主人公が生まれたとき、黄金のバラをプレゼントされたためそう名付けられたのでした。

「prime」には「最初の、最高の」という意味があり、「primrose」の語源は「最初のバラ」です。

なお「プライム・ローズ」ですが、今月から秋田文庫で発売開始されます。(第1巻は9月10日発売予定、あしたですね。)まだ読んでないなら、買ってみてはいかがでしょうか。



primrose?

ペルセ (98/09/09 01:16)

私も、swordは、スウォードだと思ってました。
ところで、手塚治虫の「プライム・ローズ」は読んだことはないのですが、題名の意味はprimroseとは、関係ないのでしょうか?primroseは、プリムローズですが、ついつい、プライムローズと読んでしまいそうになるのです。



葛飾

佐藤和美 (98/09/08 12:03)

 東京都に葛飾区という区があります。

 葛飾は旧国名の「下総」(しもうさ)の郡の名です。
葛飾郡はかなり広い地域を指すようで、今でも千葉県には東葛飾郡があります。(千葉県の北西部です。)

 東京都江戸川区に葛西という地名があります。葛西臨海水族園があるところです。この葛西は葛飾の西の意味です。

 江戸川をはさんだ千葉県浦安市(ディズニーランドのあるところ)は以前は東葛飾郡浦安町でした。江戸川が葛飾の東西の境目だったんですね。



スウォード

佐藤和美 (98/09/07 12:02)

 RPGが好きな人ならよく知っていると思いますが、装備3点セットといえば、アーマー(armor、よろい)、ソード(sword、剣)、シールド(shield、たて)ですね。例えばミスリルという金属でできていれば、ミスリル・アーマー、ミスリル・ソード、ミスリル・シールドというぐあいです。

 ところで、手塚治虫の作品に「プライム・ローズ」というのがあります。この中で主人公のエミヤ(プライム・ローズ)が剣の試合に出場しますが、その試合は作品の中で「スウォードプレイ」と呼ばれています。

「プレイ」は「play」でしょうが、「スウォード」とはいったいなんなんでしょうか。ここで思いだすのが、「ソード」(sword)です。手塚治虫は「sword」をスペルにひきずられて「スウォード」としてしまったんではないでしょうか。「ソードプレイ」なら意味がとおりますよね。

もっとも、「プライム・ローズ」は現代の話ではないので、現在の英語の発音と違っていてもかまわない、という考えもなりたつでしょうが。



樺太の地名

佐藤和美 (98/09/05 23:10)

樺太のアイヌ語以外の地名ですか。
全然知識ないですねえ。

樺太のアイヌ以外の民族にはウィルタ(旧称オロッコ)、ニブヒ(旧称ギリヤーク)などがいたようですが、亜屯、古屯、気屯という地名もこのどちらかの言葉なのかもしれないですね。

網走の「ジャッカ・ドフニ」というのはウィルタの施設だったと思うのですが、こういうところにはウィルタ語辞典とかあるかもしれませんね。



(無題)

佐藤 義昭 (98/09/04 13:05)

コタンの意味について、ありがとうございました。
アイヌ語地名の由来では、音を訳したのと、意味を訳したのがあり、さらに当字にしているのでむずかしいですね。
樺太の地名は、南部はアイヌ語からのが多いと思いますが、北に行くにしたがい、それ以外の言葉が由来と思われるのがあるようです。
樺太の駅停車場一覧(北海道鉄道百年史掲載)をみると次のような駅名があります。由来は何語で、意味は何なのか、わかりませんか?

亜屯
古屯
気屯



「しすせそ」

佐藤和美 (98/09/04 12:07)

「しすせそ」という名前の店はなんの店かということですが、「しすせそ」が「サ抜き」(讃岐)なので、「讃岐ウドン」の店です。

Otsukiさんのメールアドレスのトップレベルドメインが「de」になってますけど、これって「ドイツ」ですよね?
ドイツからこのHPにアクセスしてるんでしょうか?



コタン

佐藤和美 (98/09/04 12:06)

 「コタン」の意味は
1.部落、村。
2.国土、世界。
です。
(知里真志保「地名アイヌ語小辞典」)

「谷」という意味はありません。

「クシュンコタン」に「楠渓」という字を当てているということですが、
私が思うには
「クシュン」には「楠」(クス)という音を当てていますね。
こういう場合は普通は次も音を当てます。
「コタン」の「タン」に「タニ」(渓)の字を当てたのではないでしょうか。
そうだとするとつじつまがあうと思うのですが。



>>shi-su-se-so<< no kotae

M.Otsuki (98/09/03 17:49)

Satou-san he!
>>Shi-su-se-so<< no omise wa, >>sa<< ga nai node, >>sanuki<<, tsumari, sanuki soba/udon no omise desu ka?



コタン

佐藤 義昭 (98/09/03 16:51)

アイヌ語の”コタン”に、谷・渓の意味はありますか?

近頃読んだ本に、大江志乃夫著「日本植民地探訪」(新潮選書)があります。
この中で樺太大泊にあった楠渓町(樺太東線の駅)の由来について次のように書いてあります。

クシュンコタン(幕末にはふつう久春古丹と表記していたが、クシュンの当字に楠を当て、
アイヌ語コタン(谷)を渓と和訳して楠渓とした表記も見られる)

コタンは部落・村等の意味があると思いますが、それ以外の意味もあるのか。
教えて下さい。



鉄道路線名

佐藤和美 (98/09/03 12:05)

 黒沢尻が北上にかわり、それにともなって路線名もかわったなんておもしろい話ですね。
おもしろい話をありがとうございました。

 どうも国鉄は由緒ある駅名を地元の要望とかで簡単に変更するような気がするんですが。変更になった駅名というと、「北上」以外に「摩周」とか、「十和田南」とかあると思うんですが、一覧表にするとおもしろいかもしれませんね。(言葉からははなれすぎかな?)

 抜けている路線名ですが、私が気がついたのは
「池北線」(池田、北見間。現在第3セクター化。)
だけです。
廃止されてないとだめですか?



”しり”について

masahiro (98/09/03 07:22)

"sir""しり”について、ご説明いただき、ありがとうございます。
”しり”にもいろんな意味がありますね。
”島”あるいは”陸地”のような意味にも解釈できて、安心しました。
アイヌ語辞典をこんど用意してみてみます。
黒沢尻は黒沢柵のあったところですね。合併を繰り返して人口10万人の岩手県で2番目の大きな町になりました。(北上市として)
これからも宜しくお願いいたします。       小田正博



鉄道路線名について

佐藤 義昭 (98/09/02 12:53)

アイヌ語のシリのところで、岩手の黒沢尻というのがでていましたが、駅名は現在北上になっています。
ここから出る路線も当時は横黒線(横手ー黒沢尻間)でしたが、現在は北上線になっています。
このホームページの中で、鉄道路線名の由来をまとめられていますが、廃止路線は入っていないので、以下にまとめてみました。二個所の地名国名から路線名になったものです。もれがあったらおしえて下さい。(但し国有路線のみです)
天北線(天塩と北見間)
美幸線(美深と北見枝幸間)
興浜線(興部と浜頓別間)
勇網線(湧別と網走間)
根北線(根室と北見間)
豊真線(豊原と真岡間)
思いつくのはこれぐらいです。



map、atlas

佐藤和美 (98/09/02 12:42)

 いまさら「map」の意味でもないですが、さてどういう意味でしょうか。
辞書で調べるまでもなく「地図」という意味が出てきます。
それでは実際に辞書で「map」を調べてみましょう。
意味は「一枚の地図」です。一枚になっている壁にはってあるような地図のことを言うんですね。
地図帳のように複数の地図からできているのは「map」ではないわけです。
地図帳は「atlas」といいます。
「map」でさえこうなのですから、油断大敵ですね。



ホームページ見ました(^^)

小西 明 (98/09/01 21:34)

ホームページ拝見しました。言葉というのは奥が深いですね。
また、ちょくちょく覗かせてもらいます(^^)



P.S.

佐藤和美 (98/09/01 12:03)

 中学生でも知っていると思いますが「P.S.」は、手紙の「追伸」の意味ですね。
(そういえば、ビートルズの曲に「P.S. I love you」というのがありました。)
で、この「P.S.」ですが、「postscript」の略です。

この「postscript」というのは、プログラマならどこかで聞いたことがあるのではないかと思います。
実は「postscript」というのは、プリンタ用言語の名なんですね。
「postscript」に対応しているプリンタだったら、Windowsではコントロールパネルのプリンタでプリンタのプロパティを見れば、「PostScript」というタグがでてきます。

プリンタ用言語に「追伸」っていう名前をつけてるわけですが、
なかなかおもしろい感覚ですね。



勇者ダン

佐藤和美 (98/09/01 01:54)

 昭和50年代から、手塚作品のネーム(セリフ)はだいぶ変更されています。「勇者ダン」もその一つです。「勇者ダン」で変更されている大部分はアイヌに関連する部分です。なかには変更する必要がないのではないかと思われるところもあります。

 具体的な内容はメールで送ります。



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