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7月に入り福博の街に「オイサー」の男衆の掛け声が鳴り響く。770年の歴史有る「山笠」の始まりである。 7月1日の「注連(しめ)下ろし」で始まり7月11日の「朝山」・7月13日の「集団山見せ」そして7月15日午前4:59の「追い山笠」とクライマックスを迎える。
刻を同じくして第96回全国高校野球選手権福岡南部予選会が幕を開ける。 7月11日の2回戦・7月13日の3回戦と粛々とこなしパート決勝戦の7月15日へ駒を進めた。対戦相手は名門柳川高校。昨秋苦渋を舐めさせられた相手。 勝負の世界、終われば勝者・敗者に分かれる。君達は素晴らしい雄者でした。そしてピンチの時に駆け付けてくれたラグビー部、雨の中館歌を歌い続けてくれたOB、初戦から最後の大雨の中でもエールを送り続けてくれた応援団。皆素晴らしい雄者でした。 君達は教えてくれました。ワンヒットで2塁から生還出来ることを。隙有れば3盗だって可能な事を。狙い玉を定めて振り抜けば連続ホームランも可能な事を。
手一本の「ヨー、シャンシャン」の全てを水に流すけじめの響きと共に戦いが終わりました。男衆に向けれる「勢い水」の様に昨日降り注ぐ雨は私の目に映りました。 私は忘れない。「キラキラの笑顔」「キラキラの涙」「キラキラの感謝」を。 有難う。
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