|
先日、保護者会懇親会が開催された。本来であれば春季九州大会福岡大会準決勝進出を祝うた為の会である筈だったと幹事の方からお聞きした。しかし、結果はご存じの通り敗戦である。幹事のお心遣いで急遽福岡地区大会決起集会へと成った。その席で一人の保護者の方から素晴らしい叱咤激励のお言葉を掛けて頂いた。「今回は期待しとったちゃんね。それがくさ・・・。エースとしての自覚ばもう少し持ってくれんね。いや親子であと少しだけ自覚ば持っちゃらんね。俺、夢ば見たいとよ。夢ば見せちゃらんね。甲子園行たかー。」そう話終えるとうっすらと目に涙を浮かべていらした。その思いが痛いほど身に染みた。嬉しくて私まで涙が溢れてしまった。
今年の春、ご卒業を迎えられた先輩方。去年の夏もあと少しの所で苦渋を飲ませてしまった。その先輩方からもどれだけの応援のお言葉を掛けて頂いただろう。
決して努力を怠って来た訳では無いが福岡地区大会も不甲斐無いピッチングで負けた。
「努力は必ず報われる。 報われない努力があるとするならば それは努力が足りないからである」 福岡ソフトバンクホークス 王 貞治会長
「あと少し自覚を持って・・・。」 「夢ば見させちゃってん・・。」 「来年は頼んだよ」 「修猷館が甲子園出場したら公立高校野球が変わるよ」
全ての方々に恩返し出来る様にもう一度、一から始めようと思う。 私自身も仕事以外の一切を捨てて取り組もうと思う。
甲子園に行く。
|
|