マウンドに登るもの

 投稿者:謝道  投稿日:2014年 3月13日(木)09時43分2秒
  野球には他のスポーツには無い幾つかの不思議が有るように思う。
その中の一つがマウンドである。
折角、平らに綺麗に整備されたグランドの中にそびえたつ山。
投手という責務を負った者は一人でその山に登る。

野球は投手有利に出来たスポーツだということは選手諸君は周知の事と思う。
投手は3アウトに対し打者は塁を4つ進めなくてはならない。
投手は4ボールに対し打者は3ストライクでアウトになる。
試合記録には其々のチーム名の横に勝利投手・敗戦投手の名前が記載される。

しかし、投手が投じた其の1球でチームの勝敗を大きく左右される。
打者が時には手に痺れを感じながらでも打ち返し
走者が額に汗を浮かべ塁を駆け抜け頭から滑り込み
必死に4つの塁を進めて手に入れてくれた得点も
野手が体を張り泥だらけになりながら死守してくれた失点も
投手の投じたたった一球で失ってしまう事もある。
其の一球で夢の夏を左右する。仲間の高校野球をも左右する。

私は思う。
マウンドに登る者は野球が上手いだけでは登る資格は無い。
人間としての資質を持ち合わせ且つ全ての責任を背負う努力を日々続けた者にしか其の権利を有しない。
グランドにそびえ立つ山に登るに相応しい人間で有って欲しい。

投手諸君、君が投じるその一球はチームを代表するピカピカの一級品である事を願う。



 

 投稿者:謝道  投稿日:2014年 3月12日(水)09時41分49秒
 

一、夢ある者は希望がある
二、希望ある者は目標がある
三、目標ある者は計画がある
四、計画ある者は行動がある
五、行動ある者は実績がある
六、実績ある者は恐怖がある
七、恐怖ある者は反省がある
八、反省ある者は進歩がある
九、進歩ある者は未来がある
十、未来ある者は夢がある


選手諸君この夏の大きな「夢」の為に残り時間悔い無き様に頑張れ!!
 

危機感

 投稿者:謝道  投稿日:2014年 3月 4日(火)10時33分16秒
  いよいよ3月を迎え対外試合解禁となりました。さっそく今週末には佐世保遠征が控えています。今、選手諸君は何を考えているのでしょう?

先日の紅白戦を観戦させて頂き私は危機感を覚えました。
選手諸君は本当に甲子園を目指しているのでしょうか? 紅白戦を、ただ楽しんでプレーしている様にしか映りませんでした。確かに「スポーツ」の語源は「スポルト」そう「楽しむ」からきています。楽しんで練習に取り組む事は非常に大切で私はその事を否定はしません。私の印象は
紅白戦の為の紅白戦をしている様にしか映りませんでした。

もう既に組み合わせが発表されている目の前の強豪校を仮想してプレーしていたでしょうか?
バッターボックスに向かう時に「どの球種」を「どの方向に」打つと強い意志で臨んでいたでしょうか?
約束稽古で「0アウトランナー1塁」は攻撃陣は送りバントと解っているのに何故「セカンドでアウトにする」強い気持ちで攻撃的守備をしないのでしょうか?
2塁ランナーは何故ヒットで本塁を狙わないのでしょうか?
生き残りを懸けてレギュラー争奪戦の時期に何故「3ボールからの甘い球を強振」してアピールしないのでしょうか?
何故得点圏にランナーを置いて投手は「ワンバウンドしても良いから低めで」「ど真ん中でも良いから気持ちで」「三振を獲る」と鬼気迫る思いで、投球しないのでしょうか?

練習でアウトに・エラーに成っても出来るように成るまで練習すれば良い。
簡単に練習で四球を選んでも何のアピールにもならない。練習で安全なプレーをしても得るものは何一つ無い。

本番では簡単に打たせてはくれない・走らせてはくれない。
だから練習で獲る・打てる・走れる・アウトにする練習に挑んで欲しい。

選手諸君が戦う強豪校の2塁ランナーはヒットで簡単に3塁で止まらない事を君たちは観て知っているのに。それが出来るから強豪校と呼ばれる事を知っているのに。柳川戦であの球速にバットにすら当たらない屈辱を知っているのに。九州を代表する投手・スラッガーを倒さなければ夢の先にたどり着けない事も知っている筈なのに。

練習で勇気を持って・鬼気迫る思いで・危機感を持つて挑戦して欲しいと願う。
暑い夏を高校球児として挑戦権を勝ち取るのにもう既に3か月を切っている。
 

3月突入!

 投稿者:風曜日  投稿日:2014年 3月 2日(日)18時42分27秒
  いよいよ3月に入り、来週には練習試合解禁。
佐世保遠征からシーズンが始まります。
今日は2チームにわかれて紅白戦。
どうですか?冬練の成果は自分で感じ取れましたか?
思ったプレーがしっかりできましたか?
野球はミスするスポーツ。ミスをしなければバッターは10割打てるし、ピッチャーは27個アウトにとって0点で抑えられる。
どんどんミスしていい、、、けどそれを最小限に抑える。
また、野球は一瞬に輝けるスポーツ。
バッターではタイムリーの長打、ピッチャーではここぞという時の三振、ランナーでは盗塁や素晴らしい走塁。守備ではファインプレーなど、、、
今日の紅白戦でもいろいろ見えたはず。
成長をしっかり表に出せる思い切ったプレー、、、
佐世保でも楽しみにしています。
そして春季大会、勝利につなげましょう!