これが国産オオクワ幼虫♂33gオーバーの勇姿です

「あなたは国産オオクワガタ幼虫をどのくらい(g)まで大きく育てることが出来ましたか?」
「そうですね、28g程度なら育てたことがありますよ。でもなかなか30gまではねぇ・・・・」
そんな方多いんじゃないでしょうか。そして28gオーバーの幼虫なんか今だ見たこともないとい
う方もおられるでしょう。そんな方々のために、30g前後の幼虫の写真を掲載しましょう!

これから紹介する3頭の幼虫はすべて、私の高校の大先輩であり、オオクワ飼育の師匠であり
大型個体飼育において血統論を主張する山口県にお住まいのU氏が飼育された国産オオクワ
ガタの幼虫です。U氏は毎年78mmオーバーの大型個体をコンスタントに育成されておられる
表舞台に出てこられないプロのオオクワガタブリーダーです。大型個体フェチの私にとっては、
T.KATO氏とともに大変お世話になっている大型個体飼育において大変尊敬している方です。
まぁ、皆さんじっくりと幼虫を眺めて下さい。脂肪たっぷり、真黄黄の立派な幼虫です。

 
実物大写真はこちら
1999年6/27 初齢 → 8/26(18.4g) → 1/9(28.6g) → 6/19(33.4g)

 
1999年6/27 → 8/30(17.4g) → 10/25(25.4g) → 1/9(26.2g) → 6/19(29.4g)

 
1999年6/24 → 8/10(19.2g) → 10/13(25.6g) → 1/9(26.2g) → 6/19(28.2g)


なぜこんなに大きく育ったのでしょう? そのあたりをU氏に聞いてみると、
「この幼虫の種は、100PAほどペアリングさせて友人が、1ペアーからでた幼虫で、材飼育にも
関わらず、75mm、73mm、72mmメスも47mmと菌糸ビンなみの大きさになるのがいると言
っていました。それを聞き、これは必ず大きくなると確信し、一昨年購入しました。」

菌床ビンはどんなものを使ったのですか?
「有名どころのものを3種類ぐらい使用しました。菌糸ビンの銘柄交換は、成長にはなにも問題あ
りません。」

とにかく無事に羽化してもらいたいですね。羽化したらぜひまた報告させてください、Uさん。