ハヤカワノヴェルズ


早川書房は、1953年ポケットミステリーを刊行開始し、続いて57年にSFシリーズを刊行しました。 そして、どちらのシリーズにも向かない?と判断されたものが、64年10月「ハヤカワ・ノヴェルズ」として 刊行され、現在までに900点は刊行されているようです。 冒険物、ミステリー、SFと色々なジャンルの作品が含まれており、 最近では、マイケル・クライトンのジュラシックパークなどもこれに分類されています。 たぶん、SFの読者だけでなく、一般的にも売れると判断した物は、こちらから発行するという考えなのでしょう。 当初、ソフトカバーで発行されましたが(今回紹介するのは全てソフトカバーです)、1973年頃からはハードカバーで発行されています。 そのまま、ほとんどが絶版になっていますが、ヴォネガットの作品はSF文庫で、クライトンの作品は早川文庫NV で入手可能です。


マニアの条件
カバー付き、帯付き。
評価価格
一冊1000円〜3000円


世界の小さな終末
ロシュワルト
1964-12
杉村篤
私のすべては一人の男
ポアロ&ナルスジャック
1967-4
勝呂忠
猫のゆりかご
ヴォネガットJr
1968-5
伊藤直樹


ローズマリーの赤ちゃん
アイラ・レヴィン
1968-8
宇宙のオデッセイ2001
クラーク
1968-10
アンドロメダ病原体
マイクル・クライトン
1970-1
真鍋博


宇宙からの脱出
マーティン・ケイディン
1970-5
時計じかけのオレンジ
アンソニイ・バージェス
1971-4
真鍋博
時の暗闇
ルネ・バルジャベル
1973-5
新井苑子


エントランスへ 日本のSFへ