| ルヴァ様: | あー、こんな遅くにごめんなさい。 少しあなたにお話ししたいことがありまして・・・・ よかったら、その、一緒に散歩でもしてみませんかー? あー、こうしているとあなたが聖地で女王試験に励んでいたときのことを、思い出しますよ。 あの頃は毎日が穏やかに流れて・・・。 本当に、聖地は守られた地だったんですねぇ。 思い起こしてみれば、あなたは、いつも笑顔で私たちに元気を与えてくれましたよね。 あなたは気づいていないかもしれませんけど・・・その笑顔ひとつで、みんなが心強くなれるんです。 それはあなたの持つ不思議な魅力だと、私は思いますよ。 ですから、これからどんな絶望に陥ることがあったとしても、その・・・ 忘れないでください。 あなたの笑顔が、宇宙を救う偉大な力を、生み出していくんだということを。 そうすればきっと、たくさんの人があなたの助けとなってくれるはずですから。 私の言っていること理解してもらえますかね? |
| アンジェリーク: | はい! |
| ルヴァ様: | あぁ、安心しました。 やっぱりあなたは、女王になるべき人だったんですねー。 どんなにつらい旅も大丈夫。 えぇ・・・乗り越えていけますよ。 あなたならね。 それでは帰ることにしましょうか。 部屋まで送りますよ、アンジェリーク。 |
| アンジェリーク: | ルヴァ様が私のことを信頼してくださってるわ・・・うふっ、うれしい) |
| ルヴァ様: | あー、今日は星たちのまたたきが美しくて、いい夜ですねー。 なんだか、何が起こっても大丈夫だと、いってくれているような気がしませんか? その姿はですね、ええと・・・あなたによく似ていると、私は、そう思うんですよ。 宇宙を救おうとするあなたの強い思いはいつも、私たちの曇りがちな心を照らしてくれます。 そして、平和な未来が必ず訪れると思わせてくれるんです。 夜空の星たちのようにね。 もちろん、苦しいこともあるでしょう。 それでも、自信を持って闘ってください。 その自信は私たちの行く先を・・・心を明るくしてくれる大切な力なんですから。 必ず未来は良い方向へ続くと信じて、いつも前向きに進んでください。 私はそんなあなたが・・・ あーその、なんでもないです。 ただ、あなたがとても不安そうだったので、気になってしまって。 えーっと、こんな話をしておせっかいでしたかね? |
| アンジェリーク: | いいえ! |
| ルヴァ様: | あなたはいつも、私の話を素直に聞いてくれるんですねぇ。 嬉しいですよ。 私もこの頃少し苛立っていたのかもしれません。 久しぶりです。 こんなに穏やかな気分は・・・。 あなたが、私のそばにいてくれたおかげですね。 感謝しますよ。 もう夜も遅いですし、そろそろ帰りましょうか。 部屋でゆっくり、身体を休めるといいですよ。 それじゃ、行きましょう。 アンジェリーク。 |
| アンジェリーク: | ルヴァ様・・・) |
| ルヴァ様: | あのー、不安ですか? あぁ、そんなにうつむかないで、私を見てください。 そう、そうして顔を上げるだけでも、心が軽くなるでしょう? 今日はあなたに、ぜひ伝えたいことがあるんですよ。 えーっと、それはですね・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・。 はあ、駄目ですねー。 あなたを元気づけようとあれこれ考えていたんですけど。 本当に伝えたい思いというのは、なかなか口をついて出ないものです。 うーん・・・。 それじゃあ、ひとつだけ。 これだけ、私の隣で聞いていてください。 そのままでね・・・。 私があなたを・・・必ずあなたを守ります。 この大地のように揺るぎない力と心で、支えてあげますよ。 どんなときもね。 ですからその、あなたは何も心配せず、何も恐れずに立ち向かってください。 私を信じて・・・。 慣れないことを言うと、やっぱり照れますねー。 でも、どうしてもあなたに伝えたかったんです。 |
| アンジェリーク: | ありがとうございます、ルヴァ様・・・。 |
| ルヴァ様: | 夜も更けてきましたし、そろそろ帰りましょうか。 送りますよ、アンジェリーク。 |
| ルヴァ様: | ・・・あー、アンジェリーク。 |
| アンジェリーク: | え・・・? |
| ルヴァ様: | ちょっといいですか? あなたとお話しがしたいんですよ。 聖地の景色を見ていると、ホッとしますねぇ。もうこの地は私の、第二のふるさとなんですよ。 隣には、微笑むあなたがいて・・・本当に今の私は、聖地で・・・いえ、宇宙で一番の幸せ者ですよー。 でも、完璧な幸せなんてやはりそう長くは続かないものなんですね。 あなたは明日にはもう、この聖地を去ってしまうんですから。 わかっていますよ。 私はこの宇宙の守護聖。 第二のふるさとを捨てることはできません。 それでも私は・・・あ、いえ、何でもありません。 なんでも、ね。 あー、あなたが別の宇宙へ帰ったら、しばらくはこの景色も、寂しく見えそうですねぇ。 あなたと共に眺めるこの景色を、私はずっと忘れませんよ。 どんなに時が流れても・・・。 ですからもう少し、そこにいてください。 そして、私の話を聞いてください。 その・・・あなたは知らないでしょうけど、実はこのターバンには、ちょっとした訳があるんです。 だからいつもは外せないんですけど、一番大切な人・・・えぇ、あなたの前ならもう、つける必要はないですよね。 |
| (アニメーション) | |
| ルヴァ様: | 調べてきたんですけどね、あなたの宇宙はどうやらあっちの方向にあるらしいんですよ。 不思議ですよね・・・今ここにいるあなたが明日はもう、遙かかなたなあの辺にいるなんて・・・。 私は毎晩、あの辺を見ますから、ですから、あなたも私がいるこの宇宙を探してくださいね。 |
| (ルヴァ様独白) | |
| 宇宙に平和が戻り、穏やかに流れる時の中でときおり、想い出すんです。 長かった旅の日々をね。 懐かしいですねぇ。 最初の頃は、明日をも知れぬ運命に翻弄され、苦労を重ねたものです。 ですが、多くの出会いや、仲間たちの笑顔に・・・いつも隣にいてくれたあなたの笑顔に・・・私は励まされていたんです。 そう、・・・今もね。 二人で眺めた美しい星空や、聖地の景色がみんな、今を生きる力になっているんです。 あなたに会えてよかった。 ・・・本当に、よかった。 心からの感謝を込めて、新しい宇宙へ向け、遠く離れたこの地から私の想いを送りましょう。 これから育まれる多くの命と大切なあなたのもとに、たくさんの幸せがもたらされるよう・・。 再会の日には、可愛い笑顔を見せてくださいね。 ・・・アンジェリーク・・・。 私のたった一人の天使・・・。 | |