2020秋 タカの渡り観察記録





1.このページに掲載している観察記録は、長年タカの渡りの観察を続けている「日本野鳥の会高知支部」の有志により、個人的に善意で提供されたものであり、未発表データですので、無断転載・転記はご遠慮ください。

2.同日の観察記録でも、観察地点によっては重複してカウントされている可能性があるものがあります。

3.日付が前後してUPされることがあります。

4.観察された皆さんからのコメントを掲載しています。

5.観察地点のマップを提供していただきました。観察地点へお越しの際の参考にしてください。

6.
赤字は、逆行(西→東)です。


「過去のタカの渡り観察記録」        
「タカの渡り全国ネットワーク」


★高知県内の観察地点    ※県内の観察地点マップは、こちらから!

  1.波介山 高山展望所 : 土佐市  
  2.虚空蔵山 山頂広場 : 須崎市・土佐市・佐川町
  3.北 山       : 高知市
  4.五台山展望台    : 高知市
  5.鴻ノ森       : 高知市
  6.加賀野井      : 高知市  
  7.横倉山       : 越知町 
  8.有瀬        : 香美市   
  9.大峠        : 土佐町  
  10.城ケ森       : 高知市
  11.考える村      : 芸西村 
  12. 逢坂峠       : 高知市  
  13. 見晴し台      : 高知市 
  14. 英志台       : 高知市 


月/日

Date
観察時間

Investigation
time
観察地点

Investigation point
天  候

Weather
サシバ

Grey-faced Buzzard 
ハチクマ

Oriental Honey-buzzard
ノスリ

Common Buzzard
その他のタカ

Others


Total
観察者

Investigator
9/13 1315-1500 横倉山 0       0 西村公志
9/19 0840-1330 横倉山 5       5 池内 大
0950-1300 北山 2       2 稲本由美子
1020-1500 東石原 0       0 永佐 清
9/20 1040-1440 五台山 曇時々晴 3 1     4 浜田 太
1000-1300 北山 2       2 稲本由美子
1230-1600 東石原 0       0 永佐 清
9/21 1145-1530 五台山 0     ミサゴ2 2 浜田 太
1030-1500 北山 15       15 稲本由美子
原 敏夫
0900-1640 大峠 18 1     19 永佐 清
9/22 1000-1455 五台山 19     タカSP2 21 浜田 太
0930-1600 横倉山 58 7 2 ハヤブサ3 70 西本和恵
平田芳江
池内 大
高橋 徹
川野雄生
浦口武男
1000-1500 北山 0       0 稲本由美子
1000-1400 東石原 28 4     32 永佐 清
9/23 1000-1300 北山 1       1 中村文二
1030-1530 東石原 4       4 永佐 清
1030-1430 横倉山 2       2 川野雄生
0700-0800 有瀬 1       1 冨山陽聖
9/24 0930-1120 中央霊園 曇のち雨 1 2     3 中村文二
0900-1000 有瀬 1       1 冨山陽聖
9/25 1300-1500 北山 曇のち晴 0       0 中村文二
9/26 0930-1600 五台山 29       29 浜田 太
片岡恵美子
中村文二
0840-1600 横倉山 12       12 高木恭介
井上夫妻
浦口武男
池内 大
杉本 公
片岡 功
西村公志
9/27 0830-1500 五台山
(強風)
8 2 1 ハヤブサ2、ハイタカ1 12 浜田 太
片岡恵美子
中村文二
0650-1700 横倉山 72 3     75 支部探鳥会
14名
9/28 0945-1530 五台山 快晴 0       0 片岡恵美子
中村文二
0740-1530 横倉山 203 7 オオタカ1、ミサゴ1 215 〔展望台〕
高橋 徹
井上夫妻
西村公志
〔第1駐車場〕
西本和恵
吉本海男
1545-1734 加賀野井 122       122 西村俊彦
0920-1030 波介山 16       16 武田和志
9/29 0920-1430 五台山 曇一時雨 16 1     17 片岡恵美子
中村文二
1040-1323 加賀野井 169       169 西村俊彦
9/30     小雨のち曇        
10/01 0925-1700 五台山 快晴 132   2 ハヤブサ2 136 片岡恵美子
稲本由美子
中村文二
0815-1045 加賀野井 681       681 西村俊彦
0930-1430 横倉山 41 4     45 〔兜岩〕
高橋 徹
0930-1400 384 4 2   390 〔織田公園〕
高木恭介
平田芳江
西本和恵
1100-1300 三宝山 415       415 冨山陽聖
10/02 0920-1700 五台山  晴 22       22 浦口武男
片岡恵美子
中村文二
0900-1530 横倉山 300 20 3   323 片岡 功
井上夫妻
1020-1100 加賀野井 11       114 西村俊彦
1243-1415 79      
1502-1538 24      
10/03 0720-1700 五台山  晴時々曇 419 4   ハヤブサ1、ツミ1 425 支部探鳥会
18名
0800-1500 横倉山 151 2 6 ハヤブサ1、ツミ1 161 池内 大
井上夫妻
0900-1100 加賀野井 49       56
1
西村俊彦
1400-1605 4   3 小型タカSP1
1200-1630 考える村 338 3     341 冨山陽聖
吉本海男
10/04 0900-1230 波介山 曇時々晴 0 1     1 井上夫妻
0740-1640 考える村 44       44 長崎良雄
0710-1600 五台山 119  1   ハヤブサ1
ハイタカ1
121
1
支部探鳥会
20名
10/05 1330-1600 波介山 16       16 井上夫妻
0930-1630 五台山 43       43 横田 明
片岡恵美子
西本和恵
北川明子
平田芳江
中村文二
0935-1700 考える村 曇のち晴 53 1 1   55 冨山陽聖
吉本海男
10/06 0915-1630 加賀野井 快晴 25 1     26 橋本裕子
西村俊彦
0840-1600 五台山 47       47 浜田 太
横田 明
片岡恵美子
西本和恵
北川明子
平田芳江
中村文二
0830-1600 考える村 333 3     336 吉本海男
0900-1430 波介山 快晴 60   2   62 川野雄生
武田和志
10/07 0900-1430 波介山 188 4 2   194 川野雄生
井上夫妻
武田和志
0815-1630 五台山 晴のち雨 553 1   チゴハヤブサ1 555 浜田 太
稲本由美子
片岡恵美子
北川明子
高橋 徹
中村文二
0900-1400 考える村 晴のち曇 98 4 2 ミサゴ1、チゴハヤブサ1 106 西本和恵
吉本海男
10/08              
10/09     台風14号          
10/10 0830-1530 五台山
(強風)
23 1 1   25 片岡恵美子
浦口武男
西村公志
浜田 太
1100-1400 波介山 曇一時晴
(強風)
3   3 チゴハヤブサ1 7 井上夫妻
0900-1700 十津 2       2 永佐 清
10/11 0830-1600 波介山 99 1 2 ハヤブサ1、チゴハヤブサ1
ハイタカ1
104
1
川野雄生
吉田直樹
井上夫妻
高橋 徹
武田和志
池内 大
0815-1630 五台山 117 3  3 ツミ1 124 浜田 太
稲本由美子
片岡恵美子
北川明子
西本和恵
浦口武男
澤村 彰
西村公志
松田六男
細川公子
中村文二
0820-1700 考える村 103 3   ミサゴ1 107 長崎良雄
吉本夫妻
10/12 0930-1550 五台山 晴のち曇 79       79 片岡恵美子
北川明子
西本和恵
平田芳江
中村文二
1100-1630 考える村 晴のち薄曇 181 1     182 冨山陽聖
吉本海男
10/13 0850-1545 五台山 62       62 中村文二
細川公子
北川明子
西本和恵
1621 神田トンネル
北側・県道
63       63 中村文二
1020-1600 考える村 131 2 4 ミサゴ1 138 高見夫妻
冨山陽聖
吉本海男
0900-1430 波介山 8   3 チゴハヤブサ1 12 川野雄生
武田和志
10/14 0800-1530 波介山 40 1 11 チゴハヤブサ1、オオタカ3、
ハイタカ1
ツミ1,ハイタカ9
57

10
川野雄生
井上夫妻
池内 大
武田和志
0730-1530 五台山 4 2 8 オオタカ2 16 高橋 徹
北川明子
西本和恵
平田芳江
中村文二
1300-1600 考える村 78 2 10   90 高見夫妻
冨山陽聖
10/15 0900-1200 波介山 6   2 ハイタカ1 8
1
武田和志
井上夫妻
0800-1330 五台山 8 1 1 チゴハヤブサ1、オオタカ3 14 中村文二
1000-1630 考える村 15 2 9 ミサゴ2 28 冨山陽聖
吉本海男
10/16 0900-1230 波介山 曇時々晴 15   8 チゴハヤブサ1、ハイタカ1、
ミサゴ1
ハイタカ5
26
5
川野雄生
波介仙人
10/23 1500 土佐市
波介
      チゴハヤブサ1 1 深瀬茂文
10/24 0925-1100 波介山
西風・強風
    2 ハイタカ2 2
2
波介仙人
                   
                   





Total meter

      4281 70 62 オオタカ7、ミサゴ9、ツミ2、
ハイタカ3、チゴハヤブサ8、
ハヤブサ8、
ハヤブサSP、タカSP2

ハイタカ19、ツミ1
タカSP1
4452

21
 


       ※最下段の総計の欄は、同日で重複していると考えられるものを除き、単純に1日の最大数のみを種類別に集計。
        高知では、少なくともこれだけの数のタカの仲間が渡っているという数字です。



  〔観察された皆さんからのコメント〕



  09/22  五台山    9/20は曇と晴れの間のような天気。21日は真っ青な空で見にくい1日。今日は、薄い白い雲が出て、
              絶好の観察日和でした。


       横倉山    天高く澄み切った空に、時にうろこ雲が流れ、秋の到来を告げるにふさわしい天気でした。
              コロナも関係なくサシバが元気に渡って行く姿が見られて、今年も無事に秋が来たと感謝の一日でした。
              超ベテランの方々が参加されており空高く飛ぶサシバも見逃さずカウントできました。
              いよいよ始まりです。



  09/23  北山     暑い1日だった。1羽のサシバは、北山のポイントを南から北に向かって通過した個体だった。



  09/27  五台山    終日、強風。飛来した個体は、ほぼ真上に現れ、市内上空へ飛去。
              ワシかと思われる個体が出現したが、写真判定でハチクマとなった。


       横倉山    こちらも午前中から風があり、午後から強くなった。展望台の2階と屋上では風の強さが全然違った。
              探鳥会ということで、眼の数も多く、ほぼ見逃しはないと思われる。
              近い個体は、サシバ1と頭上のハチクマのみ。
              この時期にこの数は、思いもよらなかった。



  09/28  五台山    他にも、何名か観察に来られたが、さっぱりだった。
              風は昨日よりは、弱くなっていた。明日明後日の曇の後に期待。


       横倉山    最大の群れは、10時半過ぎの48羽。やっと「タカ柱を見た」という感じ。
              主に午前中に飛び、午後は空に薄雲が出て見やすくなったものの、少なかった。
              第一駐車場で、西本さん・吉本さんコンビが観察されていたが、サシバ36とのこと。
              今日は展望台より北側を多くが通過したようだ。
              クマタカも2羽同時に2回出て、遠いものの楽しませてくれた。

       加賀野井   朝から時々空をながめていましたが、1羽も見えませんでした。この時期、この空で、飛ばないはずがないと
              3時過ぎに改めて北山の上空を眺めておりますと、8倍の双眼鏡でやっと見える遠くに4羽が見えました。
              そこで、20倍の双眼の厄介になることになりました。
              このような見え方は、当地では大変珍しい見え方だと思いました。



  09/29  五台山    現地は、北の風。その影響か、サシバは全て南側を通過。
              時折雨がパラつく天候で、何度目かの雨で、撤収した。



  10/01  五台山    132羽のうち、肉眼で視認できたのは61羽。ほとんどが南を通過。
              やっと、3桁に乗った。2羽のハヤブサうちの1羽が、かなりサービスしてくれた。


       横倉山    〔兜岩〕視野に障害物が多く遠方も見ていません。午後は飛ばず。
             
              〔織田公園〕秋空に10時頃は低くて肉眼でも見える高さに歓喜。
                    昼頃までは休みなくパラパラと飛んで、昼過ぎには高く双眼鏡でも芥子粒ほどでタカ柱も足早に
                    流れていきました。今日は今季のタカの渡り観察に満足しました。

       加賀野井   まとまった一つの群れが通過したようです。
              9時20分ごろに現れたサシバ128羽のタカ柱は、さすがに見ごたえがありました。



  10/02  五台山    ほとんどが南側を通過。午後は、1羽のみ。
              10時頃から西風が強くなり、一時パラソルが開けないような風も吹いた。

       横倉山    至近のハチクマ、連発!!!



  10/03  五台山    最初の1羽は、展望台の至近を通過。9時半過ぎに最初の大きな群れが飛来。
              その後、12時台約100羽。15時前に約70羽と、波のある飛来状況だったが、五台山は
              今季初の400羽越え。今日も北山沿いは、飛んだかもしれない。
              16時頃、1羽のサシバが降りようとしていたが、3羽のカラスに執拗に追われ、そのまま西に向かった。

       考える村   秋の景色には程遠い視界ですが、渡りの観察にはやはり適していると実感した。
              以前のように連日の観察はできないが、可能な限り続けたい。



  10/04  考える村   時給悪し。とっても英雄じゃなかった、疲れた(疲労)。

       五台山    本日最初は、逆行のハイタカ1羽。東の雲が厚く午前中は期待できなかったが、探鳥会ということで、
              眼の数は、十分過ぎるほど。何人もの達人が探すが、昼前までは20羽に届かず。
              沸いたのは、正午前。早弁を始めるやいなや、75羽の群れサシが飛来。
              この群れは、今日の参加者の皆さんの大半が、見ることができた。
              ちなみに本日の至近は、0840に飛来したサシバ成鳥1羽。皆さん、長時間お疲れ様でした。



  10/05  五台山    最初の1羽は、11時過ぎに飛来。東の風が強かった。
              終日、パラパラ飛んで、まとまって飛ぶことはなかった。明日、明後日の晴天に期待。

       考える村   意外と天気の回復が遅いのにガッカリ。紀伊水道をタカが渡れるのは明日になりそう。
              午前11時過ぎに風が変り、大陸の空気になったので明日に期待。



  10/06  五台山    終日、北の風が強かった。
              目視は、11羽のみ。我慢の一日だった。台風前の明日に期待。

       考える村   今日は千羽超えを期待したが、程遠い数字です。
              何がどう違うのか、当たらないのがタカの予想で、外れは毎度のこと。
              1時間以上飛ばないかと思えば100羽余りの群れが来たりで、訳が分からない一日でした。



  10/07  五台山    飛んだのは15時半以降で、約320羽。それまでは、パラパラだった。
              15時半から16時までに約200羽。雨が来たので撤収し帰る途中、青柳橋で上を見上げたら、約120羽のタカ柱。
              数は少し稼いだが、台風明けの飛びに期待。

       考える村   昨日の「紺碧の空」とは異なり朝は鱗雲も見える秋らしい空模様だったが
              昼前頃から一転どんよりした空となり帰る頃には小雨という忙しい天気だった。
              肝心の鳥はさっぱりで訳の分からない渡りの年のように思える。
              今日は助っ人が少ないタカを見つけてくれるので大助かりだった。

       波介山    サシバのほとんどは、高山展望所の北側(土佐市街の上空)を飛んで、南側(海上方向)は15羽のみ。
              まだ、多少北側を通過している様子。もう少し後になれば、海上が増えるのではないかと思う。
              波介山でよく見られるチゴハヤブサは、今シーズン確認できていない。
              エサのトンボの数が、少ないのが影響しているかもしれない。



  10/10  五台山    予想外に早く通過した台風。朝から青空が広がっていた。
              午前中は風が強いことが予想されたため、午後に期待しお昼前に展望台へ。
              先客は、浜田さんひとり。強風にあおられながら、ポツポツ飛んでいるとのこと。
              午後になっても風は弱まらず、おさまってきたのは14時過ぎ。
              ただ、サシバも13時21分以降は、2羽のみ。降りたと思われるものもいたので、明日に期待。

       十津     本日十津劇場、”渡る世間はトビばかり”特別出演ハシブトー家、絶賛上映中!!!



  10/11  考える村   観察時間は長崎さんの時間で、私(吉本夫婦)は10.30-15.00です
              暑い中、長時間の観察本当にお疲れ様でした。

       五台山    朝から暑い1日だった。お日様の動きで変わる日陰を追いかけて、少しずつ移動。
              サシバは9時半過ぎの計75羽が、最大。
              お城の探鳥会組も加わって万全の体制となった午後は、長い修行の時間。
              本日の至近は、地元のミサゴだった。
              今週中に最後の山が来るのか?



  10/12  考える村   今日も遅くて短い私(海男)の観察でしたが、午後には富山さんが来てくれて有難かった。
              単独の渡りが少なくなったように感じた。私の観察は11.00-12.30、富山氏は12.30-16.30。

       五台山    今日も暑い1日だった。展望台の上段にはおれず、早々に日陰に避難。
              最大の群れも、30羽弱。低く黒い雲が垂れこめてきたので、16時前に終了。
              今後、もうひと山あるのか「?」マークが点灯した。
              すっきりした天候の回復に期待。



  10/13  神田トンネル 五台山を午前中で抜けて、高校野球の決勝戦へ。
              試合終了後、市内への帰路にある神田トンネルを抜けて北側の県道沿いで、市内上空を飛ぶサシバを発見。
              短時間で、63羽を確認。ほぼ目線の高さだったので、そんなに遠くに行かず降りたと思われる。

       五台山    最近の五台山のパターンで、10時前に少しまとまって飛び、その後はポツポツ。
              午後は、8羽のみ。いよいよ終盤戦か。
              今の状況では、今週中に観察終了となるかも。



  10/14  波介山    今日は、ガスが出てかすんで、遠くは見えず。
              サシバは、南の海方向を飛ぶ数が増えてきた。(15羽/40羽)
              ガスのために遠くが見えず、海上を渡るサシバはもっといたかもしれないが。
              ハイタカ、ツミの逆行が見られた。ノスリの数も増えてきたので、そろそろタカの渡りも終盤が
              近いのかもしれない。13日のチゴハヤブサは、トンボを捕まえて捕食していた。
              トンボの数も今日はぐっと増えていたので、すぐに渡っていかずに、もう少しゆっくり波介山で
              栄養補給をしてほしいものだ。

       五台山    ノスリが増え、終盤戦の様相となってきた。今季は、サシバの目視率が低い。
              例年なら7割ほどだが、今季は5割程度。今日も目視できたサシバは1羽のみ。
              そろそろ、千秋楽になりそうだ。



  10/15  考える村   高知の観察記録を見てみると、4000羽に届いていない。
              ただ総数では、あと24羽で四千羽に届く数字。
              この数字なら何とかなるかも、、、と思って出かけ、28羽を観察した。
              いかにも秋らしい空を眺めていると名残惜しい気がするが、私の観察は本日で終了とします。

              〔※ 冨山氏から、10/1の観察記録をいただき、当日の観察時間帯が加賀野井と重複していなかったため、
                 その数字を加算しました。サシバの総計は、4000羽を越える結果となりました。〕

       五台山    本日の至近は、11時前のサシバ1羽。それ以降、観察終了まで0羽。
              私の五台山での観察は、本日で千秋楽とします。



  10/16  波介山    1昨年は、10月22日までチゴハヤを確認できていたので、チゴハヤとハイタカの逆行ねらいでお山へ。
              チゴハヤは、遠くの空を羽ばたいて、急いで通過していった。波介山でゆっくりしてくれそうになかった。
              ハイタカは、10時から11時半ぐらいに逆行が見られた。
              明日から天気も良くないし、来週からは本業が忙しいので、次の波介仙人の出番はいつになることやら。
              今季は、とりあえず、「チゴハヤと言えば、波介山」の面目を保つことができたように思う。
              今後、「タカの渡りの終盤、ハイタカの逆行見るなら、波介山」となればいいなと思っている。



  10/24  波介山    天気は良かったけれど、三脚が倒れそうな強風。サシバは終わっている感じ。
              ハイタカは西から東に風に乗って吹っ飛んでいき、ノスリは風に逆らって、西向きに飛んでいきました。
              今シーズンの観察は、今日までしかできません。波介山でのチゴハヤブサの終認は、昨日(10月23日)
              波介山のふもとでベテランウォッチャーF氏の確認になりそうです。