2015秋 タカの渡り観察記録
1.このページに掲載している観察記録は、長年タカの渡りの観察を続けている「日本野鳥の会高知支部」の有志により、個人的に善意で提供されたものであり、未発表データですので、無断転載・転記はご遠慮ください。
2.同日の観察記録でも、観察地点によっては重複してカウントされている可能性があるものがあります。
3.日付が前後してUPされることがあります。
4.観察された皆さんからのコメントの掲載を始めました。
5.一部の観察地点について、オンライン地図とのリンク処理をしています。観察地点へお越しの際の参考にしてください。
6.赤字は、逆行(西→東)です。
★観察地点一覧 〔下記の位置情報を、グーグルマップに張り付けると詳しい場所が判ります〕
1.波介山 高山展望所 : 土佐市 33.466566, 133.415187 標高 260m
2.虚空蔵山 山頂広場 : 須崎市・土佐市・佐川町 33.460455, 133.307909 標高 675m
3.北 山 : 高知市 33.602392, 133.510554 標高 410m
4.五台山展望台 : 高知市 33.546726, 133.574097 標高 100m
5.鴻ノ森 : 高知市 33.578145, 133.496566 標高 75m
6.加賀野井 : 高知市 北緯33度34分 東経133度31分 標高 50m
7.横倉山 第1駐車場 : 越知町 33.533667, 133.223356 標高 450m
8.有瀬 : 香美市 33.657671, 133.772441 標高 160m
9.大峠 : 土佐町 33.706333, 133.518622 標高 500m
10.城ケ森 : 高知市 33.576683, 133.458149 標高 330m
11.考える村 : 芸西村 33.543847, 133.795443 標高 260m
12. 逢坂峠 : 高知市 33.593382, 133.583781 標高 60m
13. 見晴し台 : 高知市 33.589758, 133.549491 標高 160m
月/日 Date |
観察時間 Investigation time |
観察地点 Investigation point |
天 候 Weather |
サシバ Grey-faced Buzzard |
ハチクマ Oriental Honey-buzzard |
ノスリ Common Buzzard |
その他のタカ Others |
計 Total |
観察者 Investigator |
9/10 | 1100-1400 | 虚空蔵山 | 晴 | 5 | 2 | 7 | 原 敏夫 | ||
9/11 | 1000-1500 | 横倉山 | 晴 | 7 | 7 | 北川明子 西本和恵 |
|||
9/13 | 1200-1500 | 横倉山 | 晴 | 0 | 3 | 1 | タカSP1 | 5 | 北川明子 西本和恵 他、4名 |
0800-1700 | 大峠 | 晴時々曇 | 5 | 1 | 6 | 長崎良雄 | |||
9/15 | 1200-1430 | 横倉山 | 晴 | 16 | 2 | 18 | 西本和恵 平田芳江 北川明子 |
||
9/18 | 0950-1500 | 大峠 | 晴 | 2 | 2 | 永佐 清 | |||
9/19 | 晴 | ||||||||
9/20 | 1030-1400 | 大峠 | 晴 | 0 | 0 | 高橋 徹 澤村 彰 |
|||
0800-1500 | 横倉山 | 41 | 2 | 43 | 吉本海男 西村公志 |
||||
9/21 | 1000-1500 | 横倉山 | 曇のち晴 | 54 | 3 | 57 | 稲本由美子 細川公子 佐藤重穂 澤村 彰 西村公志 |
||
0905-1025 | 加賀野井 | 晴 | 117 | 117 | 西村俊彦 | ||||
0930-1430 | 北山 | 12 | 12 | 中村文二 | |||||
9/22 | 1030-1500 | 城が森 | 晴 | 44 | タカSP1 | 45 | 稲本由美子 澤村 彰 |
||
0845-1530 | 北山 | 32 | 32 | 中村文二 | |||||
9/23 | 1305-1520 | 久礼野 | 晴 | 34 | 34 | 細川公子 | |||
1100-1600 | 横倉山 | 曇一時小雨 | 29 | 29 | 浦口武男 | ||||
1105-1530 | 大峠 | 曇 | 447 | 2 | 449 | 永佐 清 | |||
0830-1500 | 北山 | 15 | 15 | 中村文二 | |||||
9/24 | 雨 | − | |||||||
9/25 | 1015-1230 | 横倉山 | 晴 | 6 | 6 | 高橋 徹 | |||
9/26 | 0930-1430 | 横倉山 | 曇のち雨 | 12 | 4 | ツミ1、ハヤブサ1 | 18 | 支部探鳥会 | |
1245-1430 | 大峠 | 曇 | 1 | チゴハヤブサ1 | 2 | 永佐 清 | |||
1000-1500 | 五台山 | 12 | 12 | 中村文二 原 敏夫 西本和恵 |
|||||
1155-1405 | 加賀野井 | 13 | 13 | 橋本裕子 西村俊彦 |
|||||
9/27 | 0700-1600 | 横倉山 | 小雨のち晴 | 312 | 8 | 6 | オオタカ1、タカSP1 | 328 | 支部探鳥会 |
0925-1700 | 大峠 | 曇のち晴 | 385 | 2 | 2 | チゴハヤブサ1 | 390 | 長崎良雄 | |
1100-1600 | 五台山 | 3 | 3 | 中村文二 | |||||
9/28 | 1200-1530 | 横倉山 (兜岩) |
晴 | 173 | 2 | 2 | 177 | 高橋 徹 | |
0930-1300 | 横倉山 | 52 | 8 | 60 | 別役 歩 古畑邦明 |
||||
0930-1030 | 十津 | 9 | 1 | 1 | 11 | 永佐 清 | |||
0917-1730 | 北山 (英志台) |
快晴 | 329 | 19 | ハイタカ1 | 348 1 |
橋本裕子 西村俊彦 |
||
0840-1600 | 五台山 | 73 | 73 | 中村文二 | |||||
9/29 | − | 加賀野井 | 晴時々曇 | 6 | 6 | 西村俊彦 | |||
0925-1630 | 北山 (英志台) |
223 | 21 | タカSP1、ハイタカ2 | 245 2 |
橋本裕子 西村俊彦 |
|||
1000-1530 | 横倉山 | 晴 | 210 | 5 | 2 | 217 | 浦口武男 | ||
0950 | 大津 | 2 | 1 | 3 | 永佐 清 | ||||
0815-1530 | 五台山 | 27 | 27 | 中村文二 | |||||
9/30 | 0700-0810 | 芸西村赤野 | 曇 | 5 | 33 | 永佐 清 | |||
1200-1420 | 27 | タカSP1 | |||||||
0917-1530 | 北山 (英志台) |
晴のち曇 | 183 | 5 | 188 | 橋本裕子 西村俊彦 |
|||
0900-1430 | 五台山 | 377 | 377 | 中村文二 | |||||
10/01 | 雨 | ― | |||||||
10/02 | 0900-1500 | 考える村 | 晴 | 182 | 14 | 3 | チゴハヤブサ2 | 201 | 支部探鳥会 |
0709-0800 | 加賀野井 | 33 | 1 | 34 | 西村俊彦 | ||||
0835-1630 | 北山 (英志台) |
54 | 6 | 60 | 橋本裕子 高木恭介 西村俊彦 |
||||
0755-1600 | 五台山 | 117 | 117 | 中村文二 | |||||
10/03 | 0730-1700 | 五台山 | 晴 | 343 | 6 | 5 | チョウゲンボウ1、ミサゴ2 | 357 | 支部探鳥会 |
0835-1730 | 北山 (英志台) |
373 | 17 | 2 | 392 | 橋本裕子 西村俊彦 |
|||
0900-1700 | 考える村 | 527 | 12 | 3 | チゴハヤブサ1、ハヤブサ1 | 534 | 支部探鳥会 | ||
10/04 | 0630-1710 | 五台山 | 晴 | 294 | 13 | 1 | オオタカ1 |
308 1 |
支部探鳥会 |
0921-1600 | 北山 (英志台) |
7 | 5 | 12 | 橋本裕子 西村俊彦 |
||||
0700-1600 | 考える村 | 719 | 6 | 2 | チゴハヤブサ2、ハヤブサ2 チョウゲンボウ1、ミサゴ2 |
734 | 支部探鳥会 | ||
0630-1230 | 十津 | 71 | 1 | 4 | 76 | 長崎良雄 | |||
10/05 | 0800-1600 | 五台山 | 晴 | 222 | 222 | 中村文二 | |||
10/06 | 0810-1100 | 考える村付近 | 快晴 | 1 | 1 | 高橋 徹 | |||
1130-1600 | 考える村 | 412 | 3 | 8 | ミサゴ4、ミサゴ1 | 427 1 |
支部探鳥会 | ||
1600-1715 | 考える村付近 | 179 | 3 | 182 | 高橋 徹 | ||||
0800-1600 | 五台山 | 123 | 123 | 中村文二 | |||||
10/07 | 0900-1600 | 考える村 | 快晴 | 140 | 2 | 1 | チゴハヤブサ1、ハイタカ1 | 145 | 支部探鳥会 |
1000-1330 | 横倉山 | 7 | 7 | 原 敏夫 | |||||
0800-1600 | 五台山 | 33 | 4 | 37 | 中村文二 | ||||
1245-1500 | 鴻ノ森 | 4 | 1 | 5 | 永佐 清 | ||||
10/08 | 1000-1400 | 波介山 (大峠) |
晴 | 10 | 2 | 12 | 原 敏夫 | ||
0900-1600 | 考える村 | 43 | 43 | 支部探鳥会 | |||||
0800-1600 | 五台山 | 20 | 20 | 中村文二 | |||||
1605-1705 | 十津 | 0 | 0 | 永佐 清 | |||||
10/09 | 0840-1535 | 考える村 | 晴 | 139 | 4 | ミサゴ1、ツミ1 | 145 | 支部探鳥会 | |
0800-1600 | 五台山 | 39 | 39 | 中村文二 | |||||
10/10 | 0700-1400 | 考える村 | 曇 | 3 | ミサゴ1 | 4 | 支部探鳥会 | ||
0800-1600 | 五台山 | 14 | 14 | 中村文二 | |||||
1150-1500 | 十津 | 2 | 2 | 永佐 清 | |||||
10/11 | 0900-1500 | 考える村 | 曇 | 7 | 5 | タカSP3 | 15 | 支部探鳥会 | |
0800-1500 | 五台山 | 3 | 1 | チゴハヤブサ1、オオタカ1 | 6 | 中村文二 | |||
0730-1100 | 十津 | 0 | 0 | 永佐 清 | |||||
10/12 | 1200-1610 | 十津 | 晴 | 31 | 7 | チゴハヤブサ2、タカSP1 | 40 1 |
永佐 清 | |
0900-1600 | 考える村 | 273 | 1 | 6 | ミサゴ2 | 282 | 西本和恵 田中夫妻 吉本夫妻 |
||
10/15 | 1245 | 高知市鏡 | 晴 | 2 | 2 | 高橋 徹 | |||
10/16 | 0900-1130 | 五台山 | 快晴 | 5 | 3 | ツミ1、ハイタカ1 | 9 1 |
高橋 徹 | |
総 計 Total meter |
5353 | 149 | 53 | ハイタカ1、オオタカ2、ミサゴ12、 ツミ3、チゴハヤブサ11、ハヤブサ4、チョウゲンボウ2、アカハラダカ、タカSP8 チョウゲンボウ、ハヤブサ、ハイタカ4、ツミ、ミサゴ1 チゴハヤブサ、オオタカ1、タカSP1 |
5598 7 |
※最下段の総計の欄は、同日で重複していないと考えられるものを除き、
単純に1日の最大数のみを種類別に集計。
高知では、少なくともこれだけの数のタカの仲間が渡っているという数字です。
〔観察された皆さんからのコメント〕
10/12 考える村 う〜ん、、、まだ残ってる感じがする。
10/11 考える村 今日も最低記録更新かと思いながら出かけた。
タカはほぼ予想に近い数字だったが,朝の1時間くらいは、ハリオアマツバメとショウドウツバメの群が
絶え間なく飛んでいた。
頭上の鳥をもって識別したもので、遠いものを含め全て2種類のツバメだったかは正確でない。
富士山が初冠雪とのこと。残るタカが居たら逃げるように渡る筈。
五台山 午後になって高知城探鳥会に参加した方々が五台山に集まり人は賑わいました。
サシバは全く飛ばなかったものの20羽ほどのハリオアマツバメが3回ほど回ってきたり、
チゴハヤブサやオオタカが現れるなど場は盛り上がりました。午後2時頃からは空は少しずつ
明るくなる一方、逆に風がめっぽう強くなり、体感温度も下がり明日に期待を残しつつ
午後3時には撤収となりました。
3時前に強い風に流されながらも必死に前に進もうとする3羽のサシバを観察しました。
10/10 考える村 この時期としては、考えられない数字。
空の様子や気流等、あまり数が出る条件ではなかったが、それでも少なすぎる。
天候が回復する、明日以降に期待。
10/08 考える村 二日続きの寂しい数字になりました。
理由は分かりませんが、やはり台風による風の影響か?とも思われます。
観察場ではあまり風を感じませんが、海上から手結岬を目指して飛んでくるサシバを少数観察しました。
明日は試験的に観察場(考える村)から、渡りの状況を支部の掲示板にUPしてみたいと思います。
なるべく1時間おきにUPしますので、スマホ等で確認してみて下さい。
波介山 ほとんど北側を飛ぶ。少し西側の高山展望台でも、K氏が観察。
10/07 考える村 この時期、この天気なのに極めて低調。
雲も飛びません(観察中一片の雲も出ませんでした、、、)
横倉山 この時期。この空に誘われて........予想外の数。
早めにおいてコスモスを見て帰る。サシバもコスモスも青空がよく似合う。
10/06 考える村 今朝は放射冷却で冷え込みましたので空は快晴です。
今日は飛ぶかな?と気持ちが焦りながら用事を済ませて着いたのが11時半でした。
飛び始めたのは13時前からで、双眼鏡が無くては見えないほどの高さをタカ柱もなく北側を40分程で、
250羽の群れが空に広がって流れて行き、時には真上を流れたり、観察者の皆さんは首の痛みをこらえながらも
双眼鏡から目を外すことなく、そんな事が楽しく皆で見送りました。
考える村付近 気になっていた「考える村」の近く。北東に600mほど行った飛来方向が見通せる場所。
朝の低いのを狙った行ったけれどさっぱり。それからずっと待てど暮らせど飛びません。
ふと、双眼鏡で上を見上げると芥子粒のようなサシバが・・・
この時点でカウントを諦めました (^_^;) という事で参考資料。
4時を過ぎるとさすがに肉眼でも見られるようになって、カウント再開。
しかし、5時を過ぎてもまだまだ高く、結局期待するようなコースには来てくれませんでした。
残業までしたんですけどねぇ (;_;)
10/04 英志台 昨夜の強豪のサモアとのラグビーのワールドカップ戦にモチベーションが上がった今朝、
西の方から「今日は2000羽飛びますよ、しっかり見て下さい」と発破が。
う〜む、空も申し分ない。過去の実績から、もうそろそろ北側のコースのピークではないか。
空は絶えず表情を変え、飛びそうな幾つかのコースを探すこと探すこと。
早朝からスタンバイの他の観察点からは威勢のいい声で数が届く。懸命に探すのに実績が上がらない。
問題は北風。北山での観察は北風に弱い。一時は音を立てて吹く、止んだと思えど上空は千切れ雲。
風に吹き飛ばされ雲のない空に。昼過ぎにやっと一羽、飛翔力の強いハチクマが風に左右されずに正規のルートを。
かつて経験したことのない「この時期、この天気に」の数に、サシバの数が大幅に減少した現実を突きつけられた。
観察者は増え、使う道具もいいものなのに.......以前は100羽になったらやめるという、贅沢さであった。
考える村 昨日夕方に多く飛んだため、7時からスタンバイする。快晴、無風であり気温は肌寒いほど低い。
気温が上がる9時までは北の方角を低く飛翔しているようで、たまに舞い上がる個体のもカウントする。
9時以降は気温の上昇と共に個体数が増え、午後1時〜3時には60羽ほどのタカ柱も出現し412羽を確認する。
しかし、午後2時半過ぎから急降下して休息する個体が散見されるようになる。
2日連続の好天でさすがにサシバも飛び疲れたのか、午後3時以降は飛来がめっきり減り、急降下したり、
うろうろする個体が続出し、午後4時には動きがほぼ止まったため終了とする。
五台山 朝の塒立ちを狙って、早出したのは3名。それが見事に空振りして、午前中は140羽ほど。
昨日に続いて三原野鳥の会の皆さんがお昼まで滞在。午前中最大の42羽のタカ柱や逆行オオタカ等をご覧になって帰路に。
午後は次々と芸西村からの情報が入り、期待されたものの、ここからは見えないところを通過した模様。
それでも16時台、本日最大60羽ほどのタカ柱が見られ、終わってみれば300羽台。
これからの1週間は、晴マークの予報が多く、高知では観察者泣かせの空と渡りが続きそうだ。
10/03 英志台 石鎚山の紅葉が報じられた今日、空は澄み渡った。空気も乾き爽やかだが、日向に出ると真夏を思わせる。
モズの高鳴きがその空気を切り裂く、生命の歌。
テリトリーを守って冬越、かたや食べ物の豊富な南の国へ命がけで渡って行く、
その壮大なドラマに感動をもらおうと山へ上がる人々。今日のドラマはどうだったのだろう。
五台山からの電話に急ぎ上がると、昨日と変わらぬと数も切ない。この青い空、遥か南を行くものを捉えるのは酷。
午前中は無惨! 思いがけないサシバのコースに虚をつかれた感じ。
午後になり南風、コースも変わり、大きい群れはハチクマを含み46。
俄然元気が出るが13時台、雲が消えてしまって快晴に近い空、また苦闘が始まる。
ちらっと見えた微かな点を頼りに追跡すればすぐに消える。
あ〜、夕方が近づくにつれ、真上を飛び始め首が痛いと言いつつも数えた。
17時終了と下りようとしたら「まだ帰ったらいかん」とばかりに来る来る、だんだん明るい南に飛ぶ傾向。
84羽もゲットできた。同じ日、冬の使者コハクチョウ5羽が平年より5日早く、福島県猪苗代湖に飛来したそう。
考える村 午前中はサシバ120羽程でしたが、2時前から3時過ぎまでに考える村の屋根の上を最大50羽のタカ柱が数回、
太陽にかざされてきれいに次々と流れて行きました。
その後、3時半から5時まで観察して頂いたT氏からサシバ163羽飛んだと連絡頂き、明日も期待したいですね。
五台山 今日の五台山は、探鳥会参加者26名。参加者の皆さんが、時折入れ替わる中、
広島県三原野鳥の会の23名の皆さんも合流。今日明日で、五台山で見られるとのこと。
終日、賑やかな声に包まれました。サシバの方は、9時前までは目線より下の北側を通過。
10時台は、展望台の真上に来るものや北で40羽程度のタカ柱が見られた。至近のものもこの時間帯に出現。
午後になると雲が少なくなり、青空ばかりの観察者泣かせの空に。
考える村から連絡のくる群れは、考える村を通過してから約40分後に、ここで捕捉できる感じだ。
ただ15時以降の群れは、ここを通過した様子はない。なので明朝、塒立ちの至近の100羽ほどの群れに期待。
10/02 英志台 10月は雨で始まった。タカも私たちも休養、今朝は晴れて期待が大きく膨らんだ。
西村氏が朝いつものように北山を見ると「なんと飛んでるではないか......」大急ぎで観察点に駆け上がったそう。
しかし人数が増えてもタカはさっぱり、お客様が遠くより来てくれたのにお愛想なし。
四国の出口からの電話では北風が強く、朝から木が揺れ止まず電線が唸り放し。
そんなことで高茂岬ではなく九州に一番近い場所で観察、風に負けず昼過ぎまでに170余羽が海に出たと。
こちらでも一時北風に樹々が揺れた。地上の風は止んだが上空の雲は千切れ、南へ流れるがすぐに消えてしまう。
きっと風が強いのだろう。数は少なかったけど捉えたサシバたちは高い空を飛び、
雨で失った時間を取り返すかのように飛び去った。
その中で真上を飛んでくれたハチクマたちや最後に真上に来たサシバ4羽らが明日への希望を繋いでくれた。
考える村 午前中は建物を挟んで、南北両方から飛来して来ました。
流れていくスピードは速かったのですが、太陽の光に羽が透けて、きれいな姿を見せてくれました。
午後はほとんど南の海上を通ったので、双眼鏡なしでは数えられませんでした。
9/30 英志台 サシバが通過する徳島では朝から曇りということだった。
観察点に着いてこれは曇りかとと聞くと、雲の量から晴れと返って来た。
なるほど雲は多いけどバックには青空が.....9時過ぎから待っているのにまだ0とも。
そのうち五台山からもうすぐ三桁に、ご丁寧に今頭上に1、2、3.....と
北山には11時30分過ぎから13時までに165。肉眼で見えたのは少なく、双眼鏡で、腕が辛い。
最大は51羽。13時過ぎから曇り、ついにはパラパラ雨が帰るまでに二度。
それでも双眼鏡を振って懐かしい姿を待ち続けた。28に北海道の旭岳は初冠雪とか。
ここにも少し寒いと思う北風が、次は上着を持って来なくちゃ。
(調べました。天空率を魚眼レンズで見て、快晴:雲量が0〜1 晴れ:2〜8 曇り:9以上で
なおかつ中・下層の雲が上層の雲より多く降水現象がない状態)だそう。
9/29 加賀野井 昨日、夕方遅くまで飛んだので、早朝見てみたが意外と少なかった。
英志台 昨日の今日、数が増えると期待しカウンターを持参。そんな私たちの期待をよそにここでは勢いがなかった。
ほとんど肉眼で見えた昨日、今日は双眼鏡で探すことが多く、気流に乗って快調に距離を稼ぐのや、
気がつくと遠くにタカ柱が立ってあたふたとカウント、ほとんど南側。
雲が出て見つけやすい空だったが一群れの数も小さかった。
そんな中、ハチクマの真上近くを単独通過が多く、ただ眺めるだけという贅沢な時間を過した。
北側には見事な土佐ブルーの空、南は曇ることが多かったが4時過ぎには青空が戻ったが、探せど見えず早めに下山した。
横倉山 今日はカンカンに晴れて暑い一日でした。着いて後ろを見れば西の空に2羽のサシバが。
いやが上にもテンションが上がります。圧巻は、12時に展望台の下から目の前を駆け上がってきた9羽でした。
サシバの飛翔を上から見下ろしたのは初めてです。あんまり慌ててしまい、写真は後追いばかりです。
探鳥会に続いて、コンスタントに飛んでいるようです。
9/28 横倉山 早い時間帯は上空を通過してくれましたが、後はかなり高い所を飛び、ぱったり止んでしまったので帰りました。
兜岩 12時過ぎからちょっと爆発しました。高かったです。
13時に帰る予定だったけれど、少し粘りました。
英志台 もうそろそろ高知市内を飛ぶ頃と出かける。とはいえ空気は澄み、日差しは射るような強さ。
高年齢の観察者には日陰が必須条件。動かずに椅子に座ってても疲れの度合いが全然違う。
鍋の底で炒られるような五台山は若手にお願いして、年相応にできる所でできることを。
あまりにも美しい空に期待が膨らむが、見えない高さを行っているのか午前中は低調、
まだまだ北側のコースかとじっと我慢。
飛び始めたのは午後2時近く真上を通過。単独もあったが肉眼でキャッチ、双眼鏡で確認。
いい気流に乗ってさっさと通り過ぎる、待つ身にはまるで不愛想。
15時、来る方向が北側から南に横切ってくる。
この時は久しぶりにまた来たまた来たと、声も大きくなりタカ笑い?、二人とも笑って免疫物質を増やした。
16時台、山側は陰って暗く、サシバたちは明るい南側の白い雲の中を遠く高くを羽搏きながら通過、
たまにタカ柱を作り、西の空に消えて行った。
9/27 横倉山 早朝は雨と判っていたので、ガスの中の小鳥狙いで現地に上がった。
今日も展望台から見ることにして、2階で待機。
8時くらいまでは、小鳥の動きも活発でリュウキュウサンショウクイやエゾビタキなどを至近で観察。
人が集まり始めた10時前からは、晴れ間も見え始め、サシバの第1陣は10時50分。
11時台から13時台までは、ほぼ100羽/時間ペース。パラパラと途切れなく飛来した。
その後はペースダウンし、15時台には降りる群れも見られたので、16時にて終了。
大峠 大きなタカ柱、長く流れる川はなかったが、1600まで、まずまず途切れることなく出ました。
9/26 横倉山 曇りで、霞がかかったようで視界はあまり良くない。肉眼で見られたのは最初のハチクマ1のみ。
あとは遠く、双眼鏡でも苦しい距離。横倉〜虚空蔵の間で低く飛んでいた。
低かったので、多分見落としも多かったと思う。
大峠 やや低空気味のところ、一生懸命、健気に通り過ぎました。
五台山 5日で北山での観察を終了、秋空を仰ぎつつ修行の日々。白樺の数に期待を持ったが惨敗。
心を新たに五台山での初日、朝のうちは陽も拝めたが次第に暗雲。
悪天候に負けず高知の空へ来たサシバさん、ありがとう! 明日も頑張るぞ〜。
加賀野井 ごぶさたの挨拶に伺って、久しぶりに双眼鏡を並べ見る。
この地で幾度「タカ柱」に酔いしれたことだろう。時は平等に老いをもたらし、視力も体力も衰えた。
しかし、卒寿を過ぎた鳥友は双眼鏡で暗い空の中から遠くのサシバを見つけ、
しっかりとおもてなしをしてくれた。感謝!
昨日見たかの永ちゃん(ロックスター)曰く、「たった一つドキドキ出来るものがあれば老いは........」
鳥友の渡りの真摯な観察は、若き日と変わらない。
9/23 久礼野 久礼野に観察会の下見に行って、空を見るとサシバが3羽。殆ど、双眼鏡不要の高さを通過。
朝ランで、五台山に行くと木に止まるサシバも見たし、ラッキー!
横倉山 どんよりとした天候で時に小雨が降りました。雲が低い間は全く飛ばず。
少し空が明るくなった13時30分頃より北の空、東の空の遠くを飛びました。
14時40分には真上を9羽通過。やっと目に見えました。
足元以外の色んな所を通過するので一人で右往左往しました。
9/21 横倉山 今日も織田公園の展望台。いつもの駐車場に着くと先客がいて、展望台に案内し観察開始。
ここは日陰もあって風も通るので、快適に観察できる。
午後になって、ポツポツ飛び始め、俄然展望台が賑やかになった。
至近を通過したハチクマやサシバや、23羽のタカ柱も出現。
数は少なかったものの、楽しめました。ご一緒した皆さん、お疲れさまでした。
9/20 横倉山 昨年から横倉山で見る時は、織田公園の展望台を使っている。3階建てで、2階でも十分な視界が得られる。
数は出なかったものの、至近を通過するものもあって、油断できない観察場所となっている。
9/18 大峠 この数日の白樺〜滋賀・京都方面の毎日3桁に誘われて。
えっ、えっ、えっ 単発2回。
飛ばないのか、見落としなのか、それとも別ルートがあるのか。
今日は、絶対2桁。少なくとも、50はいくと思ったが。
9/13 横倉山 タカの渡り、これからですね。楽しみにしています。
大峠 前日、前々日の白樺を見て出かけたが、う〜ん?
山間の割に開けたところで、一人で見るにはなかなか的が絞れず、あっという間に1日が過ぎる。
鳴門も出てなっかたので、1日早かったか?
9/11 横倉山 真っ青な空にサシバが11時30分頃に2羽、13時30分過ぎから14時頃までに7羽渡って行きました。
いよいよかな?、タカの渡りにワクワクしてきました。
9/10 虚空蔵山 まだ早いかなと思いつつ、あまりの天気のよさに出かけてみた。見渡すかぎり、久しぶりの美しい秋空。
風は心地よいが強い日差し。そんな中、南側の塔の辺りから上がり、風の里の風車の方へ流れて行った。
今シーズンも命のドラマをしっかり見たい。