014春 タカの渡り観察記録





1.このページに掲載している観察記録は、長年タカの渡りの観察を続けている「日本野鳥の会高知支部」の有志により、個人的に善意で提供されたものであり、未発表データですので、無断転載・転記はご遠慮ください。

2.同日の観察記録でも、観察地点によっては重複してカウントされている可能性があるものがあります。

3.日付が前後してUPされることがあります。

4.観察された皆さんからのコメントの掲載を始めました。

5.一部の観察地点について、オンライン地図とのリンク処理をしています。観察地点へお越しの際の参考にしてください。

6.
赤字は、逆行(東→西)です。




★観察地点一覧  〔下記の位置情報を、グーグルマップに張り付けると詳しい場所が判ります〕


  1.波介山 高山展望所 : 土佐市         33.466566, 133.415187  標高 260m
  2.虚空蔵山 山頂広場 : 須崎市・土佐市・佐川町 33.460455, 133.307909  標高 675m
  3.北 山       : 高知市         33.602392, 133.510554  標高 410m
  4.五台山展望台    : 高知市         33.546726, 133.574097  標高 100m
  5.鴻ノ森       : 高知市         33.578145, 133.496566  標高 75m
  6.加賀野井      : 高知市         北緯33度34分 東経133度31分  標高 50m
  7.横倉山 第1駐車場 : 越知町         33.533667, 133.223356  標高 450m
  8.有瀬        : 香美市         33.657671, 133.772441  標高 160m
  9.大峠        : 土佐町         33.706333, 133.518622  標高 500m
  10.城ケ森       : 高知市         33.576683, 133.458149  標高 330m
  11.考える村      : 芸西村         33.543847, 133.795443  標高 260m
  12. 逢坂峠       : 高知市         33.593382, 133.583781  標高 60m
  13. 見晴し台      : 高知市         33.589758, 133.549491  標高 160m


月/日

Date
観察時間

Investigation
time
観察地点

Investigation point
天  候

Weather
サシバ

Grey-faced Buzzard 
ハチクマ

Oriental Honey-buzzard
ノスリ

Common Buzzard
その他のタカ

Others


Total
観察者

Investigator
3/22 1130-1215 逢坂峠 快晴 0       0 永佐 清
3/23 13:00 高知市長浜 快晴 1       1 谷岡 仁
0645-0930 逢坂峠 0     タカSP1  1 永佐 清 
3/24 10:27 五台山 1       1 橋本夫妻
1200-1330 伊野 6       6 永佐 清
3/25     晴のち曇          
3/26              
3/27 0730-1440 有瀬
(北風 強) 
864       864 吉本志津
吉本海男
0900-1000 北山 0       0 小畑義明
1200-1305
1415-1445
土佐山田 23       23 永佐 清
1645-1705 逢坂峠 4       4
3/28 0730-1545 有瀬
(南西の風) 
347   2   349 吉本志津
吉本海男
0630-0720 逢坂峠 19       19 永佐 清
0900-0940 一宮 40       40
1210-1330 鴻ノ森 68       68
1020-1530 北山 54   6   60 橋本忠彦
橋本裕子
3/29 0800-1130 有瀬 曇時々小雨 46       46 吉本海男
0940-1100 鴻ノ森 曇のち雨 1     ミサゴ1 2 西村公志
3/30 0930-1730 北山 曇のち晴 22   2 オオタカ1、ミサゴ1 26 中村文二
澤村 彰
稲本由美子
橋本忠彦
橋本裕子
浦口武男
1100-1630 鴻ノ森 8     ハイタカ2 8
2
西村公志
1235-1645 有瀬 8       8 長崎良雄
3/31 1230-1350 香美市杉田 薄曇 2     小型タカSP1 2
1
永佐 清
1000-1400 北山 12       12 中村文二
橋本裕子
4/01 0615-0720 逢坂峠 薄曇 7       7  永佐 清
0830-1730 北山 99   8 ミサゴ1、タカSP1 109 中村文二
澤村 彰
橋本裕子
4/02 1235-1430 香美市杉田 15       15 永佐 清
0850-1500 北山 晴後曇 2 1     3 中村文二
橋本裕子
1305 鏡今井 2       2 小畑義明
1000-1230 波介山 49       49 川野雄生
4/03 0600-0715 逢坂峠 0       0 永佐 清
1240-1450 南国
オフィスパーク
4       4 永佐 清
0830-1400 北山 3   2   5 中村文二
橋本裕子
4/04 0830-1400 北山 1       1 中村文二
橋本裕子
1130 鏡坂口 5       5 小畑義明
4/05 0820-1500 北山 晴後曇後雨 211   5   216 中村文二
澤村 彰
西本和恵
稲本由美子
横田 明
橋本裕子
浦口武男
0840-1400 虚空蔵山  薄曇のち小雨 87       87 西村公志
1000、1318 宿毛市山田 2       2 岡井義明
4/06 1000-1430 虚空蔵山 晴時々雪 17       17 西村公志
0735-1640 有瀬 443     小型タカSP1 443
1
長崎良雄
慈瑠リッジウェイ
0810-1530 北山 晴時々曇後雨 20       20 中村文二
西本和恵
稲本由美子
橋本裕子
1000-1700 波介山 晴時々曇 138       138 吉田直樹
川野雄生
4/07 0840-1300 虚空蔵山 286   1 ツミ1  288 高橋 徹
0810-1700 北山 晴一時曇 644 1 4   649 中村文二
西本和恵
小畑義明
澤村 彰
橋本忠彦
橋本裕子
0800-1630 有瀬 1517 1 1   1519 吉本志津
吉本海男
4/08 0840-0945 南国市岡豊 46       46 吉本海男
1050-1300 南国市才谷 229       229
1240-1320 五台山 7       7 慈瑠リッジウェイ
0950-1305 鴻ノ森 298     小型タカSP1 298
1
永佐 清
0745-1700 北山 1273   4 ハイタカ1 1278 中村文二
西本和恵
小畑義明
横田 明
橋本忠彦
橋本裕子
4/09 1155-1305 伊野大黒様 214   2   216 永佐 清
0715-1645 北山 325   1 小型タカSP1 326
1
中村文二
澤村 彰
稲本由美子
橋本裕子
4/10 0800-1700 北山 100   1   101 中村文二
小畑義明
稲本由美子
橋本裕
0900-1010 JRいの駅 9       9 永佐 清
4/11 0800-1320 北山 22       22 中村文二
澤村 彰
小畑義明
稲本由美子
橋本裕子
1400-1530 円行寺 6       6 澤村 彰
稲本由美子
1240-1400 逢坂峠 5   2 小型タカSP1   永佐 清
4/12     曇のち雨          
4/13              
4/14 0920-1040 北山 3       3 小畑義明
1400-1730 0       0 澤村 彰
4/15 1205-1315 逢坂峠 0       0 永佐 清
4/16              
4/17 1130-1400 鴻ノ森 21       21 永佐 清
4/18     晴のち曇          
4/19 0930-1330 北山 晴のち曇 21       21 浦口武男
                 
                   





Total meter

      5403 2 36 オオタカ1、ミサゴ3、ツミ1、ハイタカ1、タカSP2

ハイタカ2、小型タカSP5
5449


7
 


       ※最下段の総計の欄は、同日で重複していないと考えられるものを除き、単純に1日の最大数のみを種類別に集計。
       高知では、少なくともこれだけの数のタカの仲間が渡っているという数字です。



  〔観察された皆さんからのコメント〕




  4/19 北山    昼過ぎまで天候は晴れでしたがモヤがかかって視界は不良。
           サシバの渡りも終わっているかと思いつつ、今季最後の見送りと思って出かけました。
           大きな集団は来ませんでしたが、2羽、3羽と小集団で空高く飛んでいきました。
           数は少なかったですが、元気な姿を見送れて満足でした。




  4/17 鴻ノ森   とうとうシーズンも終わりかな?っと思ったら、まだ居ました。
           1200、思った以上に高く高く、真上を双眼鏡で見ていたら、11羽で舞っていた。
           あとは、パラパラ散発で...。




  4/14 北山    雨上がり、すっきりした空。しかし風が、ごうごうと音をたてる。
           そんな中、南側遠くを3羽確認できた。

     
北山    気になったので、北山に上がりました。ベテランさん達の言うとおり、終わりなのか。私が見落とししているのか。
           私が今シーズン北山へ上がって、一番の青空だったのに・・・・・・。




  4/11 北山    成鳥の飛来も少なくなって来た。今日は空模様ももう一つ、おまけに風が強く観察を早めに終える。
           夏鳥の声も聞かず止めるのは心苦しいが、用事も溜まってひとまず......一雨の後、もういちど上がってみようか........
           観察参加の皆様、お疲れさまでした。ありがとうございました。
           おかげでしんどさは半減、楽しさは倍増しました。

           私たちが迎えたサシバたちは無事ふるさとに到着したでしょうか......

     円行寺   休日をサシバの渡り観察に当てたので、あと少し見てみたくて円行寺へおりる。
           ここは2008年春西村俊彦さんと見た地点で、北側の高圧線ぞいに6羽のサシバを見ることができた。




  4/10 北山    晴れの日の4日目、雲というものはないが空気の汚れからか青空は見えない。
           薄茶色がかった空に、サシバがとけ込むように来る.10時台に北側を行くサシバは後から来たノスリに
           盛んにモビング、もしかして定着個体だろうか。
           真上を行くものがほとんどで、双眼鏡が要らないのが嬉しいけど、ほとんどが単独飛来。
           観察点の下の谷は美女谷というらしい。ここを上がってタカ柱を立てた8羽が最大の群れ。
           名前の故かみんな美しく見えた.所用があって13時に下りたが、その後は一時間に1羽だったよう、お疲れさま.
           気力のいる観察となった。今日は一気に夏気分、スイカが店頭に。
           今夜は北風が吹き、明日は気温が落ちる。朝は霜がおりて近くの農家は困っているらしい。
           人も鳥も気温の乱高下に翻弄されている。



  4/09 伊野大黒様 今日も運が良い。見上げるとすぐに、大黒様東の山頂付近で、上下に大きくタカ柱。
           その後の30分は、続々と来ては舞いと続き、カウントしたのが193羽。
           12:30からは、パラパラと21羽を数えて、私の時間切れ。
           昨日といい今日といい、比較的近くて、やっと見たらしい気分。
           終日見れなかったのが、少し残念。

     北山    晴れの三日目,空気は濁り南の烏帽子山系も霞んで見える。西の虚空蔵山は時に視界から消えてしまう。
           遠く南から故郷への旅、晴天に飛び続けて来たサシバたちにも疲れが出始める頃、
           それでも今日もまずまずの数が出た。青空に薄雲が広がる中、少し南側や真上を通過して行った。
           風も一時強かったが肌をさす日差し、山の色もすっかり変わり、高知では初夏。
           家ではクレマチスが開花。夏鳥たちの声が待たれる。




  4/08 鴻ノ森   10:45までの187羽は、ほとんどすべてが西から低く来て、鴻ノ森でゆっくりタカ柱に。
           このころまでは、ほとんど無風で双眼鏡いらず。
           その後、少し風が出始め、北側を高く行ったり、南を行ったり。

     岡豊・才谷 今日は相方の病院が2カ所。診察の合間に見たものです。
           才谷での観察は、パシフィックゴルフクラブ。


     北山    全国的に穏やかな空が広がった今日、北山では風がやさしく心地よい観察。
           この空にきっと高く飛ぶだろうと予想していたが嬉しい誤算。
           大多数のサシバがタカ柱を立て、肉眼で見える距離を行儀よく、ゆっくり数えやすい編隊飛行。
           スタート時は近くのあちこちにタカ柱が立ち、パニクったらしい。禁句は「また来た」。
           次々と頭上に現れる群れをここで切るよとカウント。どのサシバも自信に満ち、美しかった!! 
           午前中の方がよく飛び、一群れが大きく、最大86羽。
           上を飛ぶと遠く南には目をやる余裕がなく、落とした数が多いと思う。
           16時台は単独飛行がほとんどで,16時30分に車まで下りたが、北山伝説の飛び方が久しぶりに
           見え(ほの温い夕方,前の電線の上をゆらゆら来る)、道路上で100羽近くの大きな群れを見て、
           それぞれが満足して家路についた。日焼けして、だいぶ黒くなりました。




  4/07 北山    昨日と打って変わった穏やかな空、きっと飛ぶだろうと仕度をしていたら電話!
           「飛んでます」うわずった声に困惑と喜びが交錯.......寒空に頑張ってあの数だったから無理もない。
           修行の日を何日も耐え,まずまずの数の5日は遥か遠く、高くを力合わせてかき集めて、
           数が出た割に喜びの実感がなかった。ところが今朝はまだ一人の時に近くをあちこち来たのでパニックったらしい。
           一時間ほど遅れて到着した私たちにも残りの行列が続いた。ほとんど真上か少し南、双眼鏡は高く飛ぶのに使用。
           追い風に乗ってまるでそうめん流しのように来てくれた.いつものように強い風もなく、曇って11時前には太陽が
           大きな暈を冠り、縁取りが虹色になり,その円の中を飛ぶものも。
           午後になって来た人にも喜びの列は絶えなかった。その上、空が曇ってきたので体感温度は低いものの,
           風もあまりなかったのでサシバたちはゆっくり、鷹柱もあちこちに出来、空からのご褒美に感謝したことだった。
           定着個体が西へ向かう姿も見られた。ツバメも多く飛び,アマツバメも見られた。
           

     有瀬    渡りのピークは 11.30〜13.00。
           その後は小さな群れが休みなく渡るので、午前中の観察予定を大きくオーバーした。
           昼前から薄雲が広がり、肉眼で多くカウント出来たのが嬉しい。
           ヒヨドリの渡りもあり、70羽(3回で)程度は移動したと思う。




  4/06 北山    真冬並みの寒気が入った今日、山の上は風も強く、残った桜を八方に散らす。
           雲から陽が顔をのぞかすと暖かいが、広がる雲に厚着して対応。
           そんな中もう北山に定住したのか番いが「ぴっくい〜ぴっくい〜」とよく鳴き交わし、
           姿は見えないサシバを見近かに感じれた。思い思いの角度を探すもやっと2桁。
           何度かパラパラしていた雨が昼過ぎにはみぞれまじりに激しく振り、ここで女性陣はみな下山。
           あとはどうだったのか?。サンショウクイやカケスの声。
           そしてソウシチョウが近くに姿を現し、みぞれの中を帰宅する? オオタカの姿を確認出来た。


     有瀬    風が出るととても寒くて、4月とは思えない。遠く徳島方向の山に雪が見える。
           はるばる見に来ていた慈瑠さんもまずまずの数に満足そうです。

     虚空蔵山  強風は十分予想されたが、昨日のこともあり虚空蔵に。
           やはり、山頂は冷たい北西の強風が吹いていた。そしてなんと雪が降ってきた。
           ここで雪にあうのは初めて。風も強く、ちょっとした吹雪の様相。ここから見える県境の山々も真っ白だ。
           これではタカ見にならないので、下って風裏に回る。それでも雪がチラチラしている。
           タカの方は、波介山からも低く南を飛んでいるという連絡があったが、かなり低いところを飛んでいる様子。
           この天候では、虚空蔵の数は伸びない。


        波介山    午前の部 強い北風のせいか、山の稜線を低く飛ぶのを20カウントできたのみ。午後の部に期待。
           午後の部 風が少し弱まってきた。予想どおり15:00からの飛来を確認できた。一時間で118。




  4/05 北山    「清明」の日の今日、北山に通い始めて1週間あまり、やっと数が出た。
           来る日も来る日も今日こそ明日こそと思い続けたけど、約束の空にサシバの姿はなかった。
           観察点の美しかったヤマザクラは早くも葉桜に。
           風が吹き荒れ、寒さが戻り、彼らはどこでいたのだろうか。
           今日も帰還にはふさわしくない曇り空だったけど高く遠く,それでも帰って来てくれた。
           一人だったらとっくに下りていた空模様だったけど、
           午後になって仲間が増え,空は暗かったけど,どの顔も輝いた。
           最大の群れは42羽。せめて高知の青い空で迎えてやりたいなあ.....


     虚空蔵山  天気は下り坂の予報。どこに行くか思案したが、今季1度も行っていない虚空蔵に行くことに。
           着いて間もなく、17羽の群れが岩場の南を飛ぶ。
           いきなり、いい感触を得たが、北西方向には黒い雲と雨にような白い霞が。
           その後、10時過ぎまでにコンスタントに80羽近くが通過。
           簡単に3桁になると思っていたが、終わってみると3桁には届かず。
           10時半過ぎから北西の冷たい風が出て、太陽が雲に隠れると、全く飛ばない。
           でも、他に良い材料を得たので、明日も虚空蔵に上がります。

     宿毛市山田 別々の2羽でしたが、2羽とも餌を取っていました。


  4/04 北山    白っぽい空に寒気の雲。遠く近く高く低く、あらゆる角度に双眼鏡を振るが見つからない。
           11時過ぎ、鏡坂口から電話。5羽のサシバが通過したそう。この観察点も北側の木々が
           大きくなって北風を防いでくれるが、近くを高く飛ばないと見えない.たった一羽目視のみ。



  4/03 南国    13:05に3羽と14:50にやっと1羽。はるか、高いのか?
           それとも、ここは道でないの????


     北山    9時20分に現着の私はタッチの差でコマドリを聞き逃した。
           気温が低い故か一日一回しか聞えない。
           恒例の北山で迎える誕生日,空からのプレゼントは見事な桜吹雪だけだった。
           低温、強風,気象の変動。以前のように心地よいサシバの飛来は見れなくなって,
           絶滅危惧種と言う言葉が頭の中をかすめることしばし。
           11時過ぎに聞えたヒタキの地鳴きはコマドリ君か...



  4/02 北山    毎日頑張っているNさんにはボーナスが.....今季初のハチクマとコマドリの囀りが。
           11時過ぎには雨が来て、15分位雨宿りしたらしい。午後出勤の私は一羽のみ。

        波介山   すべて目視。もっと飛んでたかも。



  4/01 北山    早出のNさん、南側の谷から今季初のサシバの声を聞いたそうな。
           いちおう晴れているが、空はべたっと白い。
           待てどこないお客様に「四月馬鹿桜吹雪に鷹乱舞」なんて時間をつぶす。
           それでも真上や少し南に現れた。サシバは深草の少将か番町皿屋敷かあと一羽を明日に......
           5時前ハヤブサが西へ。



  3/31 北山    やたら白い空に青空少し、まだソウシチョウがいるらしく、地鳴きが聞える。
           この場所でサンショウクイ初認。多分にリュウキュウ、鳴きながら東へ飛ぶ。
           サシバは少し北側を12羽、目視。舞うこともなく,足早に故郷へ。それっきり!!
           風が強くなって下山。



  3/30 北山    北山に着いてみると今までにない雨後の透明感。
           西は虚空蔵山や津野町の居並ぶ風車も鮮明に見え、土佐湾のクジラも見えそうな雰囲気。
           今日はたくさん見えるのではないかと大きな期待を持ちつつ鷹見の開始。
           しかし期待とは裏腹に11時頃に遠くの海の方を飛ぶ7羽の集団が最大で、後は1、2羽ずつ時に飛ぶ程度。
           皆さんからは「飛ぶのは明日や」との発言が出て、敢え無く撤収しました。


     有瀬    1200過ぎよりと、いささか出遅れの感はあるが、出現の8羽は1240-1430の間にパラパラと。
           それ以降は、決して遊んでいたわけではないが「0」。
           先日までの吉本様の情報パターンと昨日来の雨で、それなりに予想はしていたが、こうも無残とは。
           それでも、一年ぶりの有瀬は、薄桃色の爽やかな笑顔で迎えてくれました。

     
鴻ノ森   虚空蔵山行きは雨で中止したものの、雨が予想外に早く上がったので、北の強風を考慮して鴻ノ森へ。
           来たものは単独が多く、ちょうど朝倉堰付近まで低く来て、そこで一気に高く舞い上がるパターン。
           逆行のハイタカは、後ろから至近に来るが、気がついたらもう後ろ姿。
           もう少し数が出るなら、東向きで待っていたところだ。



  3/29 有瀬    意外にも高い所を飛んでました。

     鴻ノ森   虚空蔵山に行こうかと思っていましたが、空模様を見て、低くて近い鴻ノ森に上がりました。
           着いてすぐに、ミサゴが飛来し、肉眼で十分の高さを東に飛去。
           その後、同じような感じでサシバが...。しかし西を見ると、雨がやってきている様子。
           小雨が振り出した後も、少し粘るが雨粒が大きくなってきて、山を降りた。



  3/28 北山    咲き始めた桜、メジロやアオゲラ、シジュウガラ、ヤマガラ、アオジそれにウグイスが歌う。
           気温が上がって来るとチョウも飛び始め,キアゲハ初認。
           サシバは数は少ないものの近く、最大は真上23羽、手を振って迎えた。
           いつものことだがここは風が強い。雲一つなくなったが風に負けて下山。



  3/27 有瀬    到着した時は既に多数飛んでいたので、今週始め頃、高知市周辺まで到着していたものと思われます。
           但し、春は小雨程度なら渡ることも珍しくありません。
           11時過ぎからはほとんど飛んでませんが、もっと多く渡ったものと思われます。



  3/24 五台山   五台山で可愛いサクラに見とれていると連れ合いが「おいおい!」と。
           見上げると頭の上,メガネを外した人でも見える大きなサシバ、うららかな春の光を浴びて,
           ゆったりと高さをとり東へ.......。私たちにとって初もの!!



  3/23 高知市長浜 今日、長浜のシートンの北あたりでサシバを見かけました。やってきてますね〜。