010秋 タカの渡り観察記録





1.このページに掲載している観察記録は、長年タカの渡りの観察を続けている「日本野鳥の会高知支部」の有志により、個人的に善意で提供されたものであり、未発表データですので、無断転載・転記はご遠慮ください。

2.同日の観察記録でも、観察地点によっては重複してカウントされている可能性があるものがあります。

3.日付が前後してUPされることがあります。

4.観察された皆さんからのコメントの掲載を始めました。

5.一部の観察地点について、オンライン地図とのリンク処理をしています。観察地点へお越しの際の参考にしてください。

6.
赤字は、逆行(西→東)です。




★観察地点一覧


  1.波介山 高山展望所 : 土佐市         北緯33度28分 東経133度26分 標高 260m
  2.虚空蔵山 山頂広場 : 須崎市・土佐市・佐川町 北緯33度28分 東経133度19分 標高 675m
  3.北 山       : 高知市         北緯33度36分 東経133度30分 標高 410m
  4.五台山展望台    : 高知市         北緯33度32分 東経133度34分 標高 100m
  5.鴻ノ森       : 高知市         北緯33度34分 東経133度30分 標高 75m
  6.加賀野井      : 高知市         北緯33度34分 東経133度31分 標高 50m
  7.横倉山 第1駐車場 : 越知町         北緯33度32分 東経133度13分 標高 450m
  8.有瀬        : 香美市         北緯33度39分 東経133度46分 標高 160m
  9.大峠        : 土佐町         北緯33度42分 東経133度31分 標高 500m
  10.城ケ森       : 高知市         北緯33度34分 東経133度27分 標高 330m
  11.考える村      : 芸西村         北緯33度32分 東経133度47分 標高 260m
  12. 妙見山       : 安芸市         北緯33度31分 東経133度53分 標高 400m
  13. ゆとりすとパーク  : 大豊町         北緯33度44分 東経133度41分 標高 710m


月/日

Date
観察時間

Investigation
time
観察地点

Investigation point
天  候

Weather
サシバ

Grey-faced Buzzard 
ハチクマ

Oriental Honey-buzzard
ノスリ

Common Buzzard
その他のタカ

Others


Total
観察者

Investigator
9/15 13:30〜15:00 北山 曇時々小雨 0         0 西村公志
9/17 09:00〜14:00 城ケ森 快晴 23 1     24 原 敏夫
13:30 波介山 3       3 深瀬茂文
9/19 14:30〜17:00 横倉山 12       12 開澤夫妻
09:00〜17:15 大峠 13 1     14 長崎良雄
9/20 10:15〜16:00 大峠 7     タカSP2 9 長崎良雄
9/23 10:30〜15:00 波介山 曇のち晴
徐々に強風に
0       0 川野雄生
武田和志
9/25 10:20〜14:30 横倉山
北風やや強 
49     タカSP2 51 武田和志
西本和恵
橋本裕子
09:30〜14:00 虚空蔵山 0       0 高橋 徹
12:30〜14:30 風の里公園 0        0 西村公志
9/26 09:00〜15:30 虚空蔵山 晴時々曇 155 2   ミサゴ1 158 探鳥会
10:25〜16:40 横倉山 782 4   ミサゴ1、タカ大型SP1 788  開澤夫妻
西本和恵
橋本裕子
09:55〜14:30 五台山 46       46 稲本由美子
07:10〜17:00 大峠 1024       1024 長崎良雄
9/27                
9/28 12:20〜15:00 大峠 72 5 1   78 細川公子
高橋 徹
12:20〜13:40 波介山 1 1     2 深瀬茂文
09:30〜11:00 土佐市波介 26     ツミ1 27
07:00〜16:00 横倉山 427 10 3 ハイタカ3、ミサゴ1、ツミ1 445 橋本裕子
05:55〜06:55  加賀野井 202 1     203 西村俊彦
08:00〜10:00 127 1     128
9/29 09:00〜15:00 横倉山 晴のち曇 745 2 3 ツミ1 751 橋本裕子
吉本志津
吉本海男
08:45〜15:00 虚空蔵山 843 21 1 ミサゴ1、チゴハヤブサ3、ハヤブサ1 870 細川公子
古畑邦明
川田早苗
高橋 徹
武田和志
西村公志
9/30                
10/01 12:00〜14:20 波介山 晴時々曇 4   1   5 細川公子
高橋 徹
09:00〜16:00 城ケ森 327 1 5 ミサゴ1 334 西本和恵
橋本裕子
14:00〜16:00 虚空蔵山 4       4 吉田直樹
12:30〜12:55 日高村役場 29     チゴハヤブサ1 30 長尾和明
武田和志
10:20〜14:30 潮見台 369 1 1 ハヤブサ1 372 吉本志津
吉本海男
10/02 09:45〜13:30 城ケ森 87 2 1 ミサゴ1 91 西本和恵
橋本裕子
09:05〜16:00 虚空蔵山 18 2     20 高橋 徹
開澤夫妻
すさき野外博物館
観察会
西村公志
08:30〜16:10 波介山 330 3   チゴハヤブサ1 334 吉田直樹
06:30 布師田 30       30 細川公子
08:30〜14:00 黒潮CC 520 3   ハヤブサ1、ミサゴ1、ハイタカ1 526 吉本志津
吉本海男
10/03     大雨            
13:55〜16:04 高知市十津 雨のち曇 23       23 長崎良雄
10/04 12:30〜14:45  波介山 曇のち晴 3 2   オオタカ1 6 深瀬茂文
08:30〜16:30  黒潮CC 52   1 ツミ1 54 吉本志津
吉本海男
11:15〜16:30 五台山 19 3 3 チゴハヤブサ1、ハヤブサ2
ハイタカ1
28 西本和恵
橋本夫妻
16:05 高知市一宮 22       22 長崎良雄
10/05 06:30〜08:00 五台山 50       50 高橋 徹
09:30〜17:30 866 18 2   886 内村満紀
山下健夫
山下実希
西本和恵
橋本夫妻
10:20〜14:40 波介山 191 12 1 チゴハヤブサ3、チョウゲンボウ1 208 高橋 徹
10:30〜16:30 黒潮CC 708   ハヤブサ1、ミサコ2、
チョウゲンボウ1
713 吉本志津
吉本海男
10/06 06:15〜07:30 五台山 11       11 高橋 徹
08:00〜17:50 1145 10 2 ハイタカ1 1158 内村満紀
山下健夫
山下実希
西本和恵
橋本裕子
05:55〜07:00 波介山 583   1   584 深瀬茂文
10:30〜13:30 46 1     47 高橋 徹
07:15〜17:20 黒潮CC 1697 4 2   1703 吉本志津
吉本海男
08:20〜12:00 虚空蔵山 115 5   ハヤブサ2 122 原 敏夫
14:30〜15:30 0       0 川田早苗
06:18〜06:30 土佐市蓮池 112       112 武田和志
10/07 11:00〜14:10 虚空蔵山 晴のち曇 122 1 1 ミサゴ1、チゴハヤブサ1 126 西村公志
08:25〜15:30  黒潮CC 229   1   230 吉本志津
吉本海男
06:00〜07:30 五台山 34       34 高橋 徹
08:45〜17:00 388 7 3 ハイタカ1、ハヤブサ1 400 稲本由美子
国沢三男
西村公志
山下夫妻
細川公子
高橋 徹
西本和恵
橋本夫妻
06:03〜06:45 波介山 66       66 深瀬茂文
武田和志
10/08                
10/09                
10/10 08:00〜17:00 黒潮CC

午後から
強風
336 0 3 ハヤブサ1、小型タカSP1 341 吉本志津
吉本海男
07:40〜17:00 五台山 330 3 7 ハヤブサ1 341 探鳥会
鳥取県支部の
皆さん他
06:30〜17:15 波介山 551 3 8 ミサゴ1、チゴハヤブサ4
ツミ1
567 深瀬茂文
堀内靖裕
井上 満
川野雄生
武田典子
武田和志
06:00〜11:00 高知市池 237     ※五台山から見えてない
と思われるもの
237 長崎良雄
10/11  08:00〜16:30 虚空蔵山 晴時々曇 430 2 1 ミサゴ2、オオタカ1、タカSP1 437 山本隆公
(香川県支部)
篠原夫妻
(香川県支部)
川田早苗
開澤夫妻
08:00〜16:45  黒潮CC 458     ハイタカ1 459 吉本志津
吉本海男
07:20〜17:00 五台山 547 1   タカSP2 550 探鳥会
06:45〜16:30 波介山 170 1 1 チゴハヤブサ2 174 高橋 徹
吉田直樹
武田典子
武田和志
16:32〜17:30 高知市一宮 45       45 長崎良雄
10/12 06:15〜07:45 五台山 晴時々曇 12       12 高橋 徹
07:45〜16:45 188 5 4 大型SP2 199 国沢三男
中西安男
西原 功
高橋 徹
西本和恵
橋本裕子
07:30〜14:30 黒潮CC 曇のち晴 475       475 吉本志津
吉本海男
10/13 07:00〜14:00 五台山 晴のち曇 153 2 1 チゴハヤブサ1 157 国沢三男
高橋 徹
西本和恵
橋本裕子
10/14 07:20〜13:30 五台山 22 1 2   25 国沢三男
中西安男
桑島圭順
(香川県支部)
西原 功
高橋 徹
08:30〜13:30 黒潮CC 100 2 3 ミサゴ3、ツミ1 109 吉本志津
吉本海男
10/15 07:40〜14:30 五台山 41       41 国沢三男
高橋 徹
10/16 12:00〜15:30 白髪山
(香美市)
晴時々曇 3   7 ハイイロチュウヒ1 11 開澤夫妻
08:00〜17:00 五台山 晴時々曇 43     ハヤブサ1、タカSP2 46 国沢三男
高橋 徹
浦口武男
稲本由美子
10/17 08:15〜16:30 五台山 102 1 7 ハイタカ1、ハヤブサ2
ミサゴ3、チゴハヤブサ2
タカSP1
119 国沢三男
浦口武男
稲本由美子
高橋 徹
西本和恵
平田芳江
橋本裕子
西村公志
10/18 10:00〜13:00 五台山 32   2 ツミ1
ハイタカ1
35 国沢三男
中村佳子
高橋 徹
10/19 13:30〜15:30 五台山 1       1 細川公子
高橋 徹
10/20 10:30〜12:00 五台山 0        0 高橋 徹
15:20〜16:40 3       3 国沢三男
10/22 09:30〜15:10 五台山 曇時々晴 15   14 ハヤブサ1、タカSP2
チゴハヤブサ1
33 国沢三男
細川公子
西村公志
10/23 07:10〜08:50 五台山 0        0 国沢三男
10:00〜15:40 16   2 チゴハヤブサ1
ハイタカ2
19 国沢三男
西村公志
                   
                   
総 計

Total meter
       9766 100 73 ハイタカ8、オオタカ2、ミサゴ17、
ツミ8、チゴハヤブ21、ハヤブサ14、
チョウゲンボウ1、アカハラダカ、
ハイイロチュウヒ1、タカSP15

チョウゲンボウ、ハヤブサ、ハイタカ4、ツミ1
チゴハヤブサ、オオタカ、ハヤブサSP、タカSP
10026     
※最下段の総計の欄は、同日で重複していないと考えられるものを除き、単純に同日に観察されたものの中での最大数を集計。観察場所・観察時間によっては、同日の観察でも重複しているものは少ないと考えられるものもありますが、リアルタイムで詳細な突合せが困難なための措置です。ご了承ください。


〔観察された皆さんからのコメント〕



 10/23 五台山  天気を見て思案たが、昨日の流れで五台山へ行くことに。着いてそうそう、9羽のサシバ。
            この時期に、こんなに見れるとは思っていなかったが、続いて5羽のサシバ。
            たぶん若手のサシバなので、柱にはなるけど、なかなかうまく上昇できない。柱が横に広がる感じで、
            縦長の柱にならない感じ。結局、時々羽ばたきながら西に消えていった。
            今日は「何を見ているのですか・・・」という質問をたくさん受けた。こんなに聞かれた事も珍しい。
            東向きのハイタカも印象に残った。西向いて見ていたら、写真に撮れたかもしれない高さだった。




 10/22 五台山  
なんとか今季1万羽オーバー・・・と思い、行ってみたら少ししてKさんがやってきた。
            少しするとランニングウェア姿のHさんも。3人になると、探すのが楽になる。午前中、サシバ7・ノスリ2他で、計12羽。
            午後からは、ノスリの数が増えてくる。14時過ぎに、9999羽になってから、カウントダウンが始まったが、
            なかなか次がやってこない。そして、とうとうやってきた記念すべき10000羽めは、やっぱりノスリだった。
            写真に撮りたいと思っていたが、遠すぎてちょっと無理だった。
            その後は、サシバ・ノスリがパラパラと飛んで、合計33羽。見事、1万羽オーバーとなった。
            ノスリは、まだまだ飛びそうな感じ。明晩の「タカの渡り打ち上げ会」は、皆さんのおかげで大いに盛り上がりそうだ。




 10/19 五台山  1万に、残り30。ハッパをかけられて行ってみたけれど (^_^; (高橋 記)



 10/18 五台山  
まだまだ頑張るKさん。それにつられて登ってみました。
            数は少ないけれど五台山上空がルートなっていて、昼前に舞った17羽は肉眼でも楽しめました。
            高く飛んだ個体は、奈半利から来たNさんの目に助けられたという面も (^_^;  (高橋 記)




 10/17 五台山  
個人的には、五台山での観察は今日が最終日。朝のうちは、南をパラパラと飛ぶいつもの展開。
            昼前後には、テレビ塔に出てくるいつもの五台山のパターンが見られ、展望台でも歓声があがる。
            やはりノスリが多い印象で、サシバ最大の群れは15時過ぎの17羽。この群れで、サシバ3桁に。
            若手のサシバが多かったが、この時期としては上々の数字となった。
            この秋、渡りにハマった方がまた増えたので、来春はまた高知の空により多くの歓声が響くことに。

            今期の観察記録の更新は、しばらく続けますので観察された方はぜひ記録をお寄せください・・・(^^ゞ


 10/16 白髪山
  山頂から北方向を観察しました。
            期待はしていなかったのですが、13:00頃にハイチュウの♀タイプが飛んで、一気にテンションUP。
            ♂も連れて来ないかと待ちましたが、ダメでした。




 10/15 五台山  展望台に見えるビデオスコープに誘われて登ってみると、
            熱心に観察されているKさんとルビーちゃん(ボーダー・コリー?)がいました。
            空には数は少ないけれど、強い日差しの中を渡っていくサシバが飛んでくれました。
            展望台の下には、定番のエゾビタキに混じってビンズイ、カッコウSPの姿も(高橋 記)




 10/14 五台山  
主力メンバーの欠ける展望台。近くのものしか見ていません。それでもおじさんの井戸端会議中に真上に6羽が舞い、一同歓声。
            私もハチクマをノスリと言う始末。気合いがいまいち(高橋 記)




 10/13 五台山  曇りという予報に目覚ましも掛けず起きると、きれいな青空。あわてて出かけるとお山にはもう二人、ありがたや。
            一番乗りはルビーの(2日間観察地に来たボーダーコリー)の父ちゃん、今日は撮影器具の他、おおっ! 双眼鏡も。
            7時過ぎに1羽が通過したと言う。雲は重たく、海の方も山の方も暗い。探せどアサギマダラのみ。
            11時前に南の山の上を低く来始め、大きい群れは30、みな漕いでいる。
            今日はほとんどが南の山筋を行き、海を越えて孕(はらみ)の上で上昇した。
            上昇気流はほとんどないものと観ていたがそこはタカ、46羽が縦長の見事な柱を立てて、沈みがちな観察者の血を湧かしてくれた。
            今にも雨が落ちそうな14時で完了。居残った三人でNさんの心尽くしのケーキとコーヒーでささやかな打ち上げ。
            帰り道、ルビーの父ちゃんからの情報、まだまだ飛んでいるよと電話、私たちには引っ返して見るパワーは残っていなかった。
            五台山からは見えない南の暗い空の下を羽搏いて懸命に行く姿が17時頃まで続いたようだ。
            今日は仁井田周辺では、もっと正確な数字が出たかも知れない。
            まだ慣れないとうちゃんが仕事の合間に見ても優に50あまりを見たらしい。
            天気が悪いから休む人間と違って、行ける時に少しでも進む姿は、青空を行く姿より健気に見える。
            それは五体投地で聖地へ向かう巡礼者にも似た熱い姿である。
            数はすべてではない、私たちが捉え得た数でもっと多くが自分たちのルートを守って飛んでいると思う。
            関東辺りで観察している方からは、お叱りを受けそうな数字で連続観察を終了、後は自由に楽しみたいと思っている。
            観察に参加してくれたみなさま、見送ったタカさん、来春元気で再見! 勲章は漁師さんに負けない日焼けの手。




 10/12 五台山
  昨日までは人員が足りて、あまり落とすことのないカウント、今日は多分一人で社長兼小使いの零細企業に転落だと思っていた。
            愛犬を連れた人が一番乗り、ただ今勉強中。
            有り難いことに次第にメンバーが揃い、少ないタカを寄って集って見たけど、サシバは減少気味。
            風もなくただただ暑く、陰にへばりついて観察。10時台が一番多く? 86羽。高く少ない群れを恐れ入って拝んだ。
            それから群れも小さく低く、ほとんどが幼鳥。羽搏きながら行く姿に思わずエール「春また会おうね」と。
            夕方近く、西から緞帳のような雲が来ておしまい。帰り道、しきりに地鳴きのキビタキ数羽、やっと木犀の香りが。




 10/11 虚空蔵山 真上を通過する群れが多かったのですが、かなり高く、青空の中でカウントするのが大変でした。
            飛んだのは14:00までで、それ以降はまったくダメでした。            


       
五台山  体育の日の今日,強い風もなく五台山日和?観察者もまずまずの数。照り返しの強い観察地で合い言葉は「暑っう、高っ!」だった。
            晴れて夏が戻ったような感じだけど、空にはお願いした通りの美しい秋の雲が次々に来て、開始から9時台には羽搏きながら比較的低く、
            遠近に180あまり。10時台は早くもよい気流に乗って高くなり始め、近く上がる群れに見とれていたら西側に計110の群れ、
            頭上遥か上を通過したよう。12時台初めはよかったけど、それからまったく静か。見れど見れど美しい秋空、近くのミサゴの漁師ぶりや、
            チゴハヤの早い動きに退屈を紛らわした。15時過ぎ、芸西から小群れが通過と言う知らせに一同、クビを長〜くして待つことしばし、
            同じ群れかどうか北側遠く34羽。17時まで待ったけど期待の群れは来ず。
            観察始めからもう半月余り、始めだと飛ばなくなるとさっさと下山したのに、終わりが近いともったいなくて??つい長居してしまう。
            あ〜、もしやもしや。まだ納得できない。



       波介山
  今日は、遠いところばかり。写真は近くを飛んだハヤブサだけ。
            広島から来ていたご夫婦に、波介山の魅力が伝えられなかったようで、悔しい限りです。




 10/10 
五台山  2日間の雨が上がり,期待いっぱいの青空,五台山には鳥取県支部のお客様が、地元の人より早く到着。
            ガンやハクチョウを見に行って、いつもお世話になっている土居さんや福田支部長をリーダーに,遥々「いらっしゃいませ」。
            この10日は天気も晴れの特異日で以前は体育の日だった。タカの渡りも何年もに渡ってピークの座を占めてきた。
            「お土産に持って帰れるほど飛んでで下さい」と東に向かって祈ることしばし、9時、10時台は真上や近くを飛んでくれて、
            これは行けると喜んでいたのもつかの間、昼過ぎからよからぬ風が吹き始めだんだん強くなり、観察中と書いた桃太郎旗が身を
            よじり、轟々と言う音も聞こえ、サシバもほとんど飛ばず。五台山はいつも風に泣く。聞けば芸西飛んでいないらしい。
            お客様は近くの牧野植物園に行ったり、近くに出没するミサゴやチゴハヤブサを楽しんで、3時前に帰途につかれた。
            サシバは今ひとつだったが、南国の日差しをいっぱいに浴び、お土産は日焼けだったようだ。
            北北西の強い風が止まぬ中、16:30に北側を8羽(うち1はノスリ)が風に負けずに自分たちのルートを守って飛んだ。
            周囲には雲があったけど五台山上空は快晴のまま、神様、明日は適当な雲をお願いします??


       
波介山  早朝は、お泊まり組の出発があったようです。木々の枝から飛び立つ姿が見られました。
            午前中は、北の方を飛びました。そして、だんだん高くなりました。
            午後は、高山展望台の上空を飛び、夕方にかけて南を飛ぶことが多くなりました。




 10/07 虚空蔵山 
山頂に着いたら、誰もいなかった。少し拍子抜けだったが、すぐに準備して観察開始。
            ほどなく、南の岩場の前に下から上がってきた。虚空蔵の定番パターンで、幸先が良い。
            続いて、山頂真上の少し高いところに飛来。肉眼で、サシバの形が判る高さなので、楽だ。
            南も見るが、見える範囲は飛んでない。今日の飛来の仕方は、ちょうど9月下旬頃に似ていた。
            北の展望台の方で見たほうが、良かったかもしれない。その後は、NHKのパラポラの裏から、突然出てくるパターン。
            ポツリ、ポツリ、出てくるので、気がついたらすぐ真横に・・・というのが、何度もあって惜しいチャンスを何度も逃した。
            13時以降は、ほとんど飛んでいない。その後、五台山に移動。


       
五台山  昨日の夕方の黒潮C.C.の圧巻の飛びにも反応できないほど疲れて来た。土佐市の方々は捕捉できたのだろうか?
            7時過ぎのサンコウチョウがいると言う情報にやっと動く。昨日よりか少なくなった小鳥たち,対岸へ渡ったかな?
            空も視界もまずまず、テレビ塔上を15羽に始まり,時に南遠くを。12時過ぎには北側遠くを飛ぶ,昨日もこのコースで
            落とした数があると思うほどの遠さ,誰か北側で捉まえてくれたら。今日は有休の人もいて午後は賑やかに観察できたが
            空が在庫調整?をしているのか、今ひとつの数で人も燃えて見ることができなかった。雲は次第に青空を消し,天気予報の
            決まり文句が口に出るほどの黒雲が現れた。明日は朝からきっぱり降ってほしい、鳥たちにも私たちにも.....。



       波介山
  2回ほど、固まりが来ましたが、後が続かず、時間切れとなってしまいました。
            後ろ髪を引かれつつ、ふたりとも今日の仕事に就きました。
            まだまだ残っていて欲しいのですが、どうでしょう?




 10/06 黒潮CC 空を飛んだのは四時過ぎてからで、それまでは、はるか北側でした。
            五時前後の数百羽は、ゆっくりと低い所を通過。見事でした。


       五台山  昨日の事があるので、早く行ってみたが飛んだのは7時。 (高橋 記)


       五台山
  今朝は昨日の飛びもあって早朝に家を出た,が。目論みは当たらず,池の公園上空で7時前に真上を6。
            8時前に現着、高橋さんと交代。
            観察地の下の林には夕べのうちに入ったのか,オオルリやキビタキ♀、エゾビタキが6羽、いやもっとかも。
            視界はよく青空に小さなな雲が少し,陰に入ると秋を実感。
            一人だと飛ぶまでは不安、9時も半ば当たりから飛び始め,北側をカウントしやすい数が通る。
            東側のタンクの向こうに真っ黒いタカ柱、真上を通過してくれて77羽。
            10時台、赤白のテレビ塔の上に出た群れの中によく鳴くのがいて幸運にも声を。それにサンショウクイの声も。
            ここで昨日の仲間が一人来てくれる。11時、上空は真っ青に,私も真っ青?
            高く行かれるとと、過去の記憶が.......。案の上12時台は真上を大きな群れが次々,サシバの密度が高くて、356羽。
            上ばかり見ていた私たちを驚かした震度3の地震、揺れた揺れた! 思わずもたれていた壁に掴まろうとしたけど。
            地震の跡、仲間が3人増えたけど低調。15時台に107、後は北側、南側遠くで目を凝らしてカウントした。
            なお今日も17時台遠かったけどその中に真上を低く27羽来て,ウエディングの撮影のご一行様も喜んで見てくれた。
            「僕かあ,君といて幸せだなあ!」と花婿、私も空の上の君といて幸せ。(橋本裕子 記)


       波介山  五台山の情報によると飛んでいるようだが、肉眼で確認できる個体は無かった。 (高橋 記)


       波介山  今朝は何年かぶりに朝の爆発を見ることができました。昨日の報告から付近でねぐらいりしたものが結構いるんじゃないかと思い、
            夜明けと同時に山へ上がりましたが、すでに始まっていました。30ぐらいの群れが次々とやってきてタカ柱を作っていきます。
            最大で100を超えるタカ柱、もう1人ではすべてカウントできなくなりました。
            約30分ほどで渡りは終息しましたが、久しぶりに満足のいく渡りを見れて、
            ストレスの溜まる生活にリフレッシュできました。
 (深瀬 記)


       虚空蔵山 真上が多く寝ころんで見た。所用のため早めに切り上げる。 (原 記)


       虚空蔵山 須崎まで用事があってきたので上がってみたけど,サシバは1羽も見えなかったが,
            ここの主のクマさんが、出てくれた。 (川田 記)



       土佐市蓮池  6:17 日の本さんからうれしい知らせ。
              波介山の爆発情報だ。「そこからでも見えませんか?」と興奮を押し殺した日の本さんの声。
              急いで眠たい目をこすりながら庭に出て、空を眺めてみると50ほどのタカ柱が2つ。
              もうすでに流れているものもいたので、かなり逃していると思うけれど、112羽カウントできた。
              低いところを飛んでいたようなので、あわててカメラを取りに引き返し、撮影した。
              ばらけてから撮ったので、数は多くないが一応証拠写真が撮れた。




 10/05 黒潮CC
 二人とも疲れて一時寝てしまいました。相変わらず、ツバメが多く渡ります。
            ウスバキトンボの大群移動も目に付きました。


       五台山  すべて6:30頃 南嶺が多かった。(高橋 記)


       五台山
  待った、待った。昨日から長くなった首が折れる寸前,来ました!信じて待ち続けた12時過ぎ、(午前中は 0)
            南国市からのお客様もみな喜ばれるほど最初は低く近く30羽、ハチ6、あとは北側に群れが......。大きい群れは133、
            南遠くも飛び、計357、ハチ6。
            13時台思わぬ低さ、下から上がって来たのも。150近くがあれよあれよと通り過ぎ、計212、ハチ3。
            あとはだんだん数が少なくなった。もう終わりにしょうと見回すと、夕焼け雲の中東の方から遠く高くまだまだ続く。
            折しもネグラ入りのカラスの群れが近く遠く、苦労するカウントの結果、17時から30分間に120羽
            をも見送ることができた。
            仲間がいるから来ない時間も耐えられ、夕方になっても高く遠いのも見ることができた。
            頭上を通過したサシバたちはどこにネグラ入りかとと思いつつ、松虫の声に送られ下山した。なおツバメ、アマツバメもよく飛んだ。
            雲が適当にあってカウントでき、昼から飛んだにしては上等の数、首や肩に疲れが......。(橋本裕子 記)


       波介山  ノスリ、チゴハヤは、何度か出現 。12:30より飛び始める。



 10/04 黒潮CC ツバメはアマツバメが多く、数えただけで、1216羽でした。


       五台山  高知市で 時間雨量83,5ミリの豪雨。家屋浸水、鉄道運休と新聞に。よく降った割にはすっきりしない朝、まだ空が重たい。
            車を取りに行ってびっくり、車内が湖に。
            駐車場の塀には50センチ余りに水の跡。暫くは排水作業、すっかり出遅れてしまった。
            9:17に雑巾を絞りながら見上げた空に高度を変え18羽(西秦泉寺)、エンジンはかかった。
            今シーズン初の五台山、すっきりしない視界に帚で空を掃きたい気分、あれだけ降っておいてまだ不満があるのか?
            初お目見えは低くやって来たノスリ。ぼつりぼつりきて尻上がりと思ったが、13時頃から西風が強くなり、轟々と音をたてる。
            それでもハチクマ幼鳥が2羽、堂々とした飛翔。ここのカラスたちが風を楽しんで乱舞する、
            それに混じってチゴハヤブサはカラスに追われつ追いつ、そのうち出て来たハヤブサに食ってかかる始末。
            期待通りには飛んでくれなかったけどなかなか帰れなかった。




 10/02 波介山  
午後には崩れそうな予報だったので、それまでのつもりで波介山に渡りを見に行ってきましたが、
            何とか夕方まで持ちこたえてくれました。

             08:30〜09:00 全くダメ
             09:00〜11:17 各展望所辺りに、何度もアマツバメの大群。 その後、南方遥かに何度もタカ柱。
             11:17〜13:20 音沙汰なし・・・。
             13:20〜13:30 南方・東方彼方に少数の柱が次々と。
             13:30〜14:15 音沙汰なし・・・。
             14:15〜14:45 南方・東方彼方に少数の柱が次々と。その後、別の展望台に移動。
             14:50〜16:10 晴れてきたが、全く飛ばず、撤収! 着いた時に3羽


       虚空蔵山 観察開始直後、遥か南を3羽が低く通過。曇ということもあり、南を通っているようだ。
            すさき野外博物館観察会の皆さんも来られるが、肉眼で見られたのは、2羽のみ。
            子供さんもいて、できれば見せてあげたかったが、相手が「タカの渡り」では、こんなものだ。
            ほぼ毎日見ている方々でも、シーズン中に歓声を上げる日は少なく、我慢の日々が続く。
            しかし、渡りに当った日の爽快感は、それを補って余りあるものがある。
            だから、タカの渡りに「ハマる人」が、この高知でも後を絶たない。


       城ケ森  家を出るとき今季初めてヒヨドリ33羽が西に向かうのを見た。
            観察点に着いても小鳥の群れがざわざわ飛び木の中に入るのを2回見た。
            曇っているのにキビタキのさえずりが何度か聞こえ、違う地点から地鳴きも。分かるだけでも3羽はいるようだ。
            何羽かが群れてここでその時を待っているかも。
            またアマツバメは群れてよく飛び、その中にヒメアマツバメやイワツバメも。なのにサシバは低調。
            10時頃から観察点東側からゆっくりと上がって来て目があうほど、「今日来てよかった!」と言わしめるほどの30羽。
            二人の気をよくしてくれたが、それ以後高ノ森辺りから出てだんだん南へ遠ざかるようになった。
            城ケ森での観察は今日が最後、この辺り一帯のショウガの収穫が一斉に始まるらしい。
            上がりたい方は、ヘアピンカーブの所にある駐車場を利用すること。観察点まで徒歩15分あまりかな?



 10/01 潮見台  朝は北からの観察ですが、全て五台山より南を飛んでいたので、潮見台に入れました。


       横倉山  着いた時に3羽が見えたので期待したのですが後が続きませんでした。


       城ケ森  標高327m、高知市を見下ろす観察点も朝は蒸し暑く閉口した。
            飛来方向はすっかり閉ざされ、場所によっては見えにくい所も。始まりは東側から近く2羽が上がって来た。
            10時頃から空も元気を取り戻し、真上や少し南に次々と来て、赤白の鉄塔付近で上がって楽しませてくれたが、
            いずれも小群れ(最高は25羽)。上空が真っ青になった11時台は、南の山並みより低くて羽搏いて来て、翼が重たそうだった。
            やがて風も出て、注文通りの雲がやって来た? 
            この地で一番多く飛ぶはずの12時台は35と低調で、今日の飛びを象徴。陰もでき、風も出て涼しい13時台、
            上空は雲がちぎれ南や北遠くを少数が通過、熊手でかき集めるような観察、目のいい若手が活躍してくれた。
            四国にいるサシバの在庫一掃処分のような感じであった。高茂岬や潮見台からも電話をもらったが、いずれも低調らしく、
            高茂の最大22羽という群れで今日の渡りが理解できるだろう。
            今季はまだ、いずれも早い時間で観察が終わり、嬉しいやら淋しいやら複雑な気分。


       
虚空蔵山 着くとすぐに南方遥かに4羽流れてて、舞いだしたと思ったら南風に押されて少しだけ近くなったと思ったら、
            また流れてしまいました。さてこれから!って思ったんですが、そのまま終演を迎えました。残念。
            波介山に車が見えてたのが、ひょっとしたら細川さんと高橋さんだったのかも?


       
日高村役場 午前中10時ぐらいの方がよく飛んでいたようです。(近所のおじさんより)
             下り坂の天気を見越して、旅立っていったのかもしれませんね。
             みなさん、またどこかでご一緒できたら、よろしくお願いします。




  9/29 横倉山  午後から曇ると言う予報。うす雲の中、午前中はほとんど南側の山の上か川の上を飛び、数にも勢いがあった。
            11時台には数が落ち、「来る前に食べておこう!」と早弁。これが見事に当たって(弁当を始めると次々と来ることが)
            12時台は真上高く、次々飛来した。13時台は北の山の上にも出てきた。
            ところが早々と東側に2羽がネグラ入り、タカ柱にも疲れが見える。
            折しも天気が少し落ち、14時台は1羽、1羽の積み重ねの苦しい観察、沈黙の空に早めに切り上げた。
            病から復帰し、今季初めての鷹見の吉本夫妻と、かっての渡りの話や、過ぎ去って行った仲間の思い出話などし、
            遠い旅の途中のタカたちを丁寧に見送った。
            数が多く出ても一人だと顕微鏡で細菌を数えるようなもの、秋空のもと気の合う仲間とわいわいいいながら見るのも、
            タカの渡り観察の醍醐味の一つ。池川から来たTさん、その楽しみ方に仲間を増やしてくれることだろう。



       虚空蔵山 
モーニングビールでお清めしたものの、観察開始から約2時間は、ほとんど飛ばない・・・。
            しかし、1030過ぎから北東〜東方向より次々に飛来。時間的に、徳島県側に留まっていたものらしい。
            
山頂北側から徐々に山頂真上方向に飛来。虚空蔵ならではの渡り「爆発」の始まりだ。
            北の展望台は、撮影する人、カウントする人、見つけて指示する人等々、たいへんなことに。
            その最中にクマタカも出て、何回も携帯が鳴って、その混乱に拍車がかかる。
            結局、2時間ほどで約850羽が渡っていった。平日にもかかわらず、6人もの精鋭が集結したおかげで、
            なんとか乗り切れた。仕事を休んだ皆さんの勘の鋭さ、また虚空蔵を選んだ皆さんの勘の良さに脱帽脱帽・・・。




  9/28 横倉山
 27日 横倉から帰った時に、夕方の空をたった1羽だけど見つけた(愛宕山)。
            徳島の素晴しい数に昨日も早起きしたけど、すでに小雨がパラつき、7時前に小雨の中を2羽が飛んで行った(愛宕山)。
            市内にもついにその時が来たなあと思った。
            タカも人も休養をし、今朝は7時前に現着。空気が澄んで遠くまでよく見える。隣町の風車もまめに働くほどの風。
            第一陣は7:45。8時までに116とハチクマ1。この調子で行くと一昨日の徳島の成果といい、この秋空といい、
            ひとりぼっち、どれもパニックになる要素がいっぱい!
            10時頃までは順調だった。しかし、その後はなぜか低調?
            以前はノスリが出るとサシバの渡りはもう終わりと言われたノスリや高知では冬鳥のハイタカも出た。
            今までよりルートが南へ移動し、北側はごくわずか。ほとんどが真上と少し南、午後は遥か南であった。
            アマツバメがけっこう多く、ハリオも少し飛び、サンショウクイが鳴きながら6。
            午後になって来た開澤夫妻、南遠くの群れに虚空蔵に移動されたけどどうだっただろうか?



       加賀野井 ねぐら発ちのサシバです。なおこの日、0800〜1000までに、サシバ127、ハチクマ1が観察されました。



  9/26 大峠  
 総数約1000羽のうち、約700羽は、×18の双眼鏡でのみ拾えるくらい北側を高く遠く飛んだ。南側はほとんど捨てている。
            10:32、×18の双眼鏡で気がついたときは、既に北側高くタカ柱が上がっていた。
            
真上も、一割程度の意識だった。ハチクマも混じっていると思うが、あまりに遠くて識別不能だった。

       横倉山 
 
横倉山、二日目。
            遅出の私たちが迎えた一番機?は11時前の曇り空低く頭上に現れた19羽、少し南の14羽。
            これでも十分だった。それから山の北側や真上にぼつぼつ、耳にはヒゲガビチョウのソフトな歌。
            町からは運動会の音も。日が出るとまだまだ暑いけど、時に吹く秋らしい風に癒されつつ雲の多い空を仰ぐ。
            南の山遠くにタカ柱。目も慣れて来たと思われる12時台ほとんどが北側の山から、
            まるで手品の旗のように、来るわ来るわ最大の群れは85羽、時に真上も飛び、計462羽、けっこう遠いのが多い。
            13時になって開澤夫妻が到着、態勢が整った。その後、サシバは203羽。
            16時近く来た群れはゆるゆるやって来て半数が近くへねぐら入り、随分疲れている様子だった。
            それを機に後は若い二人にお願いして下山。
            ハリオも見えたし、ここの主も2回も出て来て、ねぐら入りもと思いがけない出会いに充実した日となった。
            ここでも北側の山の西の方から上がって来る様子に、まだまだ北のコースと強く感じた日となった。
            (橋本 記)

            13:00からの観察では、大半が南側のはるか遠くを西進しましたが(風の里公園は、今日だったら良かったかも?)、
            近くを飛んでくれるのもいました。
            16:00頃からは次々と急降下してねぐら入りし、山から下りる途中で5〜6羽のサシバが
            木のてっぺんに止まっているのが見れました。
            (開澤 記)



       
五台山  五台山でこの秋初めてのサシバを見ることが出来ました。午前9:55〜午後2:30サシバは46でした。
            この日に見れただけで上等でした。最近タカを見始めたといわれる、Mさんという人も来られていました。
            10月に入ってのタカ見が楽しみです。



       虚空蔵山 シーズン最初の探鳥会。時期的にも北側を飛ぶだろうと、北の展望台で観察。
            11時台によく飛んだが、双眼鏡で見える程度の距離で、写真には不向きだった。
            12時以降は、ほとんど見られなかった。高知の渡り、実質的には今日が初日という感じ。
            横倉山と連絡を取った感じでは、横倉山との重複カウントはない。




  9/25 横倉山 
 今年はじめて13のタカ柱でした。ほとんどが山の北側を通過し、みつけられたのは、通り過ぎてからでした。

     
  風の里公園 以前から気になっていた風の里公園に上がってみました。
             標高約1000mの稜線で、風力発電の風車が並ぶ。桑田山とここの間を通過する
             タカを探したが、時間内では見られなかった。北東〜南〜西の視界は、すばらしい。
             北側を望む場所からは、中津明神、鳥形が近い。天狗荘の建物も見える。



  9/23 波介山  
午前中は、雨が降りましたが、午後は青空が見える天気になりました。風は、夕方になるにつれて、強く吹きました。
            まだまだタカの渡りのじまる気配はありませんでした・・・。しかし、アマツバメは風に乗って、たくさん飛んでました。



  9/19 横倉山  16:00頃に群れで飛び、距離的には近かったです。北から南へ飛ぶ感じでした。



  9/17 城ケ森  今朝の涼しさ、青く高い空。渡りを見るのが好きな人なら、胸騒ぎ?を感じたことだろう。
            かくいう私も、時期的にまだまだと思っても、いつもなら「ちょっこし下見に」などとお山へ出かけるけど。
            某タカ好きさんからも「そろそろいかが?」と電話が。暑さにめげて家にいたら、ヒャ〜ッ、行こうと思っていたお山から電話!!
            今季初もの、ただし双眼鏡越しにお会いしたげな。北側を通過するのが大部分で西側の山の上に出て来たのをカウントしたと言う。
            なかに1羽、ハチクマがディスプレイフライトのような行動をしていたという。
            空を見上げるシーズンがいよいよ到来、あなたはどのポイントで感動の時を過ごすことになるのか.......
            ( 橋本 裕子記 )



  9/15 北山   今季初、時間ができたので試しに見てみました。あいにくの天気でしたが、暑くもなくツバメはそこそこ飛んでいました。