#天然の塁壁



羽衣石山(うえしやま)・湯梨浜町

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#中世の山城・湯梨浜町


羽衣石山(376m)は、鳥取県湯梨浜町に位置して「中世の山城」(掘っ建て式)跡が残る。ふもとには、ハワイ温泉・東郷温泉(湖畔の宿)で知られる東郷池(東郷湖)がある。 築城は、「南北朝時代」に東伯耆(ひがしほうき)の国を治めていた、「南条貞宗」(1366年)によるとされる。この時代の城主は南条氏、尼子氏(出雲の国)、毛利氏〈安芸の国)、南条氏と目まぐるしく変わる。「関ケ原の合戦」で西軍は敗退。羽衣石城は、1600年に廃城となる。山城形式の城跡は、石垣や「帯曲輪」(防衛の砦)などが残る。東斜面には、「天然の塁壁」と呼ばれる自然石をそのまま利用した岩壁などが見て取れる。西斜面は、「羽衣岩」などの「「巨石群」がある。現在、山頂には模擬城(鉄筋造り)が建つ。



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