すいか物語2001

生まれて初めて、すいか作りに挑戦しました。
収穫した暁にはたくさんの友人に差し上げる予定です。

さて、上手に育てられるでしょうか、ワクワク、です。

雨が続いたある日、気がついたら、あっという間に茎が伸びて、 花も咲いていました。

詳しい人に聞いてみると、花には雄花と雌花があるということです。
受粉をしなくてはいけないということですが、雌花らしい花の下はすでにふくらんでいます。不思議です。

ある時、鉢の間をかき分けてみると、なんと小さなすいかができていました。

これからもっと大きくなるのかと思うと感動です。藁や籾殻で太陽の日射しから隠してあげなくてはいけないとアドバイスされましたが、いったいどこで手にはいるのかわかりません。

で、とりあえず、シソの葉っぱを日よけにすることにしました。

すいかは日増しに大きくなって、直径4cmから5cm位になりました。

ところがよく見ると、茎の部分が枯れています。
あわてて主人が義父に電話をして聞いたところ、もうそれは収穫の時期だということ。 え−!まだこんなに小さいのに?いくら小玉すいかといっても、もう少しは大きくなる予定でしたのに。お友達に差し上げるほどたくさんの収穫も望めませんでした。

ということで、なにはともかく収穫することにしました。

いざハサミを入れるとなるとやはり感激です。

こうやってみると、小さい。

おとぎの国のすいかのようです。
でも、小さいながらも育ってくれたことに感謝です。

皆さん、おすそ分けできなくてごめんなさい。
観賞用のすいかのようになってしまいました。

おそるおそるペティナイフで切ってみました。
切れ味はスパッと本物のすいかのようです。
小さいすいかなのにもかかわらず、種がいっぱい詰まっています。
しかも味はとても甘くておいしい!!世界広しといえども、こんな小さなすいかをありがたく頂いたのは私たちだけでしょう。スプ−ンで3回すくったらもうおしまいでした。

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