テーブルマナー
【目次】
基本、日本料理、洋食、ワイン、ナプキン、立食
基本
・コートやバッグは持ち込まない。店の入り口の前か入ったところで脱ぎ、大きなバッグも預ける。
日本料理
・箸の上げ下ろしは必ず両手で。
・箸と器は同時に取り上げない。
・箸置きがない場合は箸袋を箸置きがわりに。
・割り箸の割り方は特に決まっていないが割り箸の手前を持って箸先を開くように水平に割る方が優雅に見える。
・ワサビは醤油に溶かない。大皿のワサビは取り箸で。逆さ箸は不潔。
・焼き魚は頭の後ろから上身をほぐし、中骨と下身の間に箸を差込みずらす。はずした頭・中骨・尻尾はお皿の向こう側に置く。食べ終わったら骨をお皿の真ん中に戻す。
・鮎の塩焼きは頭と一緒に骨を抜く。
・天ぷらは盛り付けの手前から食べる。かじりかけを皿に戻さない。
・天つゆの器は手に持つ。
・寿司は箸でも手でつまんでも良い。
洋食
・ステーキは1口大に切りながら食べる。
・小さな骨付き肉は手づかみしてもよい。
・カレーのルーは最初に全部かけない。
・ウエハースにアイスをつけない。ウエハースは口が冷たくなりすぎないようにするもの。
ワインのテイスティングの5ステップ
@グラスの脚を持ち上げ、向こう側に少し倒してワインの表面の色を見る。
Aグラスに鼻を近づけて香りをかいだら、いったんテーブルの上に置く。
Bグラスの脚を指で挟んで回し、ワインと空気を混ぜてから、もう一度鼻に近づけて香りの変化を確かめる。
Cワインを口に含み、ゆっくり息を吸い込みながら味を見てのどを通す。
Dソムリエに向かってニコッと笑うか、「けっこうです」「どうぞ皆さんに」と言えば、このワインはOKというサイン。
ナプキンの使い方
・二つ折りにして、折り目を手前にしてひざの上に置くのが一般的。
・口元や指先の汚れは、ひざに近い方を持ち上げて、その内側でぬぐう。
・ナプキンを広げるベストタイミングは、注文を済ませて、その日の主客(あるいは最も目上の人)が広げたのを確認してから。
・中座するとき、ナプキンは椅子の座面の上に置くか背もたれにかける。
立食パーティー
・料理テーブルの前で立ち止まらない。
・使った食器類は料理テーブルに乗せない。
・壁際の椅子は高齢者や疲れた人のため。