Massy's Hot Menu No.1          

このコーナーでは、最近の私のお気に入りのアーティストや入手したアルバムを紹介します。
ここで取り上げた人やアルバムがブレイクしたら嬉しいけどなぁ... 。

【99. 8. 5 : A.O.R. News】
A.O.R. New Release Infomation ('99. 8. 〜)

「Island Nights」

「Amy Holland」
「On Your 
Every Word」

「Lifetime
Guarantee」
 このところの怒濤のリリースについていけない方(私?)の為に、今後のリリース情報をまとめてみたいと思います。まずは通販ですが、フランスの再発レーベルである Magic California からは Michael Johnson / Lifetime Guarantee, Amy Holland / S.t., Amy Holland / On Your Every Word, (いずれも世界初CD化) が出ています。音もリマスターされ、ジャケットも凝っていてお薦めです。Thought Scape では1000枚限定で Tony Scuito / Island Nights がボーナストラック入りでリリース済みです。ちょっと高いですが、どうしても欲しいという方はどうぞ。いずれのアルバムもオーダーは [http://www.thoughtscape.com] まで。また海外通販がちょっと... という方は Crusin Music [http://www.threeweb.ad.jp/~k1ono/] にアクセスして下さい。
 続いては国内盤のリリース状況です。中田師匠の Cool Sound からは、
8/5 に Greg Mathieson Project / Baked Potato Super Live! (Cool-
035)
が待望の発売です。一度CD化されましたが廃盤になって久しく、CD化の要望が最も高かったと行っても過言ではないでしょう。音質も格段に良くなっていますので、既にCDをお持ちの方も購入してはいかがでしょうか。
Cool Sound ではその後も 8/10 に David Diggs / Westcoastal (Cool-
033), Michael Gonzales / Fire In My Soul・Mountaintop (Cool-034)
という2枚の Rare & Must Item も控えています。C.C.M.界の名プロデューサーである D. Diggs の未発表曲集である前者は、B. Carlisle, T. Saviano, R. Riso, B. Bailey, T. Champlin, P. Jackson. Jr らのサポートを受けて素晴らしいアルバムに仕上がっています。後者は既発表アルバム ('80と'83リリースの2枚を2in1にしています) ですが、とてつもなくレアなのでこれは「買い」でしょう。B. Champlin, R. Duke, Seawind らを中心としたバックメンバーもいい味出しています。Steve Archer / ...Solo (Cool-031)Steve Archer / Action (Cool-032) の方も順次リリース予定なので、これも楽しみですね。
 Warner は「AOR Masterpiece Selection Reissue」シリーズで続々と名盤を再発中ですが 8/25に Ambrosia / Road Island, Jerry Corbetta / S.t. が世界初CD化、そして Steve Kipner / Knock The Walls Down, Jay Gruska / Which One Of Us Is Me, Ambrosia / One Eighty の3タイトルが再発となります。リリース自体はとっても嬉しいのですが、出来れば他のレーベルの再発の様にリマスターして欲しいと願うのは私だけではないでしょう。頑張れ、Warner !! ....


【99. 7. 6 : A.O.R. News】
Mark McMillen / It's About Time ('99. Off The Lip)

「It's About Time」
 Bobby Caldwell のツアーで名サポートを見せていたキーボーディスト Mark McMillen が、こんな素晴らしい A.O.R. アルバムを作っていました。
彼自身は、Bobby のアルバムに曲を提供したり、M. Winkler に曲を書いたりと引っ張りだこのソングライターなのですが、このアルバムでは自らそのVo. も披露しています。元々楽曲は折り紙付きなので文句無しなのですが、彼のVo. というのがびっくりモノの素晴らしさなんですよ。今年リリースされる A.O.R. 系のアルバムの中でも3本の指に入る出来だと思います。
 曲の方も Bobby と共作した「I Give In」や、M. Winkler の新譜に提供した「Sense Of Humor」のセルフカヴァーをはじめ、全てがコンテンポラリーな曲揃いで必聴でしょう。今のところ、このアルバムは1000枚限定の自主制作盤なのでどこでも買えるというモノではないのですが、何でこんな良いアルバムをディストリビュートしないんですかね。こういうのを掘り起こしてリリースしてこそ、A.O.R. が盛り上がっていくのではないでしょうか、業界の方々。過去の名盤リイシューも必要だと思いますが、コストやリスクが少ないからってそういうのばっかりじゃダメですよ。
 さて、これを見て「欲しい〜」と思った方へ。これだけ煽るだけ煽っておいて「買えません」では、どっかの誰かさんみたいにただの自慢になってしまう (笑) ので、入手方法をお教えします。現在は、個人的なルートで繋がっている Sunnyhillsさんのサイトでしか買えませんので、まずはこちらのサイト http://www.wombat.or.jp/iwaki/ にアクセスして下さい。アルバムの詳細も掲載されています。また、これを見て直接オーダーする場合には DM で iwaki@wombat.or.jp までメールして下さい。7/6 現在で残数20数枚だと思われますので、ご希望の方はお早めにお願いします。


【99. 6. 23 : J-Pop News】
Yumi Matsutoya Cover Collection ('99.Autumn)
 Yuming のツアーがいよいよ始まりました。今回のライブの詳細は後日アップしますが、今秋に「Dear Yuming」という荒井由実/松任谷由実カヴァーアルバムがリリースされますので、この情報をまず取り上げたいと思います。収録曲と参加アーティストは右の通りですが、「I'm Your Fun」以来の本格的カヴァー集として注目したい1枚です。
 前作では吉田美奈子や島田歌穂らが参加していましたが、今回も素晴らしいミュージシャン達がツボを押さえた曲を歌っています。プリプリとレベッカ好きの私としては、奥井香とのっこの歌が興味深いですけど今の旬は森高ですかね(笑)...
井出麻理子 「Hello My Friend」
大江千里  「スラバヤ通りの妹へ」
奥井香   「恋人がサンタクロース」
ゴスペラーズ「A Happy New Year」
椎名林檎  「翳りゆく部屋」
露崎春女  「Downtown Boy」
のっこ   「コバルト・アワー」
槇原敬之  「春よ、来い」
松崎ナオ  「情熱に届かない〜
         Don't Let Me Go」
森高千里  「あの日に帰りたい」
m-flo   「静かなまぼろし」



【99. 5. 31 : C.C.M. News】
C.C.M. New Release Infomation ('99.4. 〜'99.5.)

Anointed / S.t.
(Myrrh : Epic)
 あんまりサボっていても怒られそうなので、C.C.M. のお薦め新譜リリース情報をアップしましょう。Anointed / Anointed (Myrrh : Epic) は 4/20 発売。黒人3人組のコンテンポラリー・グループの 4th Album です。そして Susan Ashton / Closer (Sparrow : Capitol) も同日リリース。この辺はぼちぼち国内の大手輸入CD店でも入手可だと思います。一時プレミアが付いていた Matthew Ward の「Toward Eternity」「Fade to White」2作品が Matthew Ward / Toward Eternity : Fade to White (NewPort) という 2 in 1 になって 4/27 に発売という嬉しいニュースもあります。
 続いては今月分。Aaron & Jeffrey Benward の2年振りの New Album Aaron Jeffrey / Timeless は、レーベルが Star Song から Ministry に移っての 4th Album で 5/18 リリースです。鎌田さんが新譜ジャーナルで絶賛していた Helen Baylor / Live のビデオもこの日に発売。圧倒的なパフォーマンスを披露してくれていると思います。どれも楽しみですね。


【99. 5. 18 : A.O.R. News】
Bobby Caldwell in Blue Note Tokyo ('99.5.17. BN Tokyo)

New Album
「Come Rain or
 Come Shine」
 いよいよ16日から始まりました、Bobby の ブルーノート公演。実は新譜も A.O.R. じゃ無かったし、ライブもビックバンドのジャズセットという事であんまり期待しないで行ったんですよ。ところが、これが期待に反して (?) 素晴らしいステージでした。ここ数枚のアルバムで歌っているジャズテイストの曲が中心だったのですが、ライブで聴くとさすがの出来で「やっぱり何を歌っても Bobby は Bobby だなぁ」と感嘆の声を挙げてしまいました。そしてそして.... やっぱり演ってくれました、A.O.R. の名曲。毎回3曲ほど歌っていく様ですが、イントロを聞いた瞬間にそれと判る曲ばかりです。大阪から仕事そっちのけで来ている I さん (伏せ字で書いてもバレバレですね...) のお陰で最前列をゲットできた為に、手の届くところで Bobby が歌っている〜 !! 。やっぱり感動しますよね。肝心の Bobby は、綺麗な女の子ばっかり見て歌ってますけど(笑)。バックメンバーは Ernie Watts (Sax) と Mark Mcmillen (Key) ぐらいしか判りませんでしたが、「どジャズ」ではなくてとても聞き易かったです。前回来日時のアムラックスでのライブでがっかりしてしまった人も、今回は満足できるのではないでしょうか。Bobby 自身も「今回のツアーの手応えが良かったらまたここでやりたい」と考えている様なので楽しみです。次回は、是非コンテンポラリーなアルバムをお土産に来日して欲しいと思うのは、私だけではないでしょうね。


【99. 4. 22 : Another News】
Jeff Beck Tour Report ('99. 4.18. Oakland)
 シリコンバレーにいる私の友人が、J. Beck のライブレポートを送ってくれました。曲目等はアップしませんので、雰囲気だけでも味わってみて下さい.....

「昨日の日曜の夜、約10年ぶりのJeff Beckのライブを見てくる。オークランドという、地元から車で1時間弱のところで開かれた。
Jeff Beckのギターは、今も健在だった。新しいアルバムの曲を中心に、中盤から昔のヒット曲をメドレーみたいにとりまぜつつ進んでいった。今回はバンドのメンバーがベースとドラムとサポートギターの4人構成で、キーボードなし。ワイアードの曲をやるときは、もうひとりのギターがJan Hammerのシンセパートを頑張って弾いていた。ベック節を堪能した2時間だった。
だけど、正直に言うと、10年前に初めて生で見たときの感動はなかったかな。ドラムがちょっとバタバタうるさ過ぎるような気がするし、特に新曲では若干散漫な印象もあった。個人的な考えだけど、彼にはいい「メロディメーカー」が必要なんだと思う。かつてのMax Middletonのような、かつてのJan Hammerのような、良質のメロディを提供してくれるバイプレーヤーが必要なんじゃなかろうか。
しかし、この次に見るときは、5年も10年も先になるんだろうなあ。今が55ってことは、次に見るときは還暦だ。うーん、すげーなあ。 」

(***ちなみに私は、10年前にこの彼と一緒にライブ見ました。今回も行けば良かったかな... )


【99. 4. 18 : A.O.R. News】
Toto / Reunion 99 Concert Tour ('99. 4. 17. 東京国際フォーラム)
Bobby Kimball が再加入した Toto のツアーに行ってきました。私はどうしても「Jeff のいない Toto は Toto じゃない」という思いが強いので、さほど期待しないで見に行ったのです。しかし... これがなかなか良かったんですよ。まだ行っていない方の為に曲目等は書きませんが、Bobby 在籍時の曲もバシバシ演りましたし、何と言っても彼のVocalが素晴らしかったです。「Hydra」「Toto 4」のツアーの時には全く精彩を欠いていたハイトーンも綺麗に出ていましたし、B.Vo で入っていた2人のサポートも大きかったと思います。そして Ds.の Simon Phillips... やっと彼が本当の意味で Toto のメンバーになれたのではないでしょうか。いい意味で自分が出せる様になり、変に Jeff を意識しないで伸び伸びとプレイしていました。個人的には、やっぱり Kay. をもう一人入れて、昔のアンサンブルでやってくれれば嬉しいのですが、今の Luke 主導型の方向では難しいですかね。あと、次回はゲストでいいから Fargie と Joseph も呼んで下さい。でも J. M. Byron は呼ばないでね(笑)。


【99. 4. 15 : A.O.R. News】
Michael Ruff / Lovesongs+Lullabies ('99 Ruffmix Music)
最近はHawaii在住で、L.A. やヨーロッパ各地のライブハウスのギグなどの活動をしている Michael Ruff の最新作が届きました。(Special Thanks to Takeito) 今回は、お馴染みの Straightjacket のメンバーは使わず、ギターの Marty Walsh を中心とした4リズムの構成で、彼自身の歌を全面的にフューチャーしています。「歌」を聴かせるという意味では、Leslie Smith, Arnold McCuller, Rosemary Butler (!!) という B. Vo. は素晴らしいと思います。最近のライブで聴く事のできる「熱さ」を抑えて、シンプル&ウォームな曲をあえて揃えているのはアルバムタイトルに起因しているのでしょうか。自主制作というのがいかにも彼らしくて(?) 微笑ましいですが、その歌声は少しも変わっていませんね。ファンからすれば <More Than You'll Ever Know> のアコースティックなリメイクも嬉しい所でしょう。入手やディストリビュート等の情報については、おってお知らせしていきたいと思います。
=== 5/17 追加情報 ===
このアルバムの入手先アップしておきます。(Internet Order Only)
入手先 : Thoughtscape Sounds [ http://www.thoughtscape.com ]