■セルモータ整備
●セルモータを外してみる
2001.11.4
私のエンジンについているセルモータはとても汚いメンテがされているようで、
本来Oリングでシールするところをコーキング剤でべっちょりにしてあります。
これが私的に許されないので正規の部品を付けかえるついでに分解してみます。
セルモータをエンジンから取り外すにはスタータギヤをとらなければいけません。

オイルは抜いてあります。
中はこんな感じ。


左側のギヤがセルモータシャフトと接触しており、減速させているようです。
その回転を右側のギヤでリンクさせています。
あっけなくセルモータは取れました。

写真ではよくわかりませんが、ステータとブラケットの間がコーキング
でべっちょりです。許せない。
外した後のエンジンの様子。

ああ・・、汚い。(T_T)
フレーム周りが終わったらきれいにしてやるからちょっとまっててね。
取り外し終わり。
●セルモータを分解してみる
2001.11.24
取り外したセルモータを分解してびっくり・・・。
中身はすごく汚い状態でした。
汚すぎてデジカメを持てなかったので写真はありません。
シンナー類で掃除しました。
・・・で、Oリングとブラシホルダを新品で用意して組み立てます。

シンナーで掃除したらかなりきれいになったと思います。
構造は普通のDCモータです。
ブラシの新旧比較です。

カーボンブラシはそう減っていなかったのですが、気分的に新しいのがよかったので
交換しました。
リヤブラケット+ブラシホルダ+ロータ合体です。
リヤブラケットの軸受けは樹脂ベアリングでした。
グリスを塗布して組みました。

ステータを装着します。

位置合わせのマークがあります。
フロントブラケットです。
本当はダストシールとベアリングを替えたかったのですが、PLに交換部品は
ありませんでした。

まあ、いいか。そんなに頻繁に回るところではないし。
フロントブラケットを組んで、ネジ止めして完了です。

特に問題なし。
純正Oリング装着で気分よし、と・・・
30分で作業は終わりました。
(つづく)
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