■エンジン架台製作
さて、バッテリーケースのお話とは多少オーバラップしますが、2000年の秋ごろ
のお話です。
●エンジン架台を作るぜ!
まじめな話、今後一人でエンジンを整備するとなるとエンジン架台がほしくなります。
なぜか?・・それはおうちの中で作業したいからデース。<--軟弱人間
私の場合、エンジンばらしてしばらくそのままにできる環境が無く、その日毎に道具や
部品を片付けなければいけないんです。<--ガレージ持ってる人じゃないとそんなことでき
ませんよね。
今までやっていた作業場所は実は親戚の駐車場を借りてるだけなので1日以上かかる
大作業はできません。
今後はエンジンも自分で整備していきたいし、その先の研究課題もあるわけだし、架台
くらい作っておいても損はありません。
特殊車両開発の時にもこんな架台を使っていたのでそのせいもあるかもしれません。
ということで、早速近所のDIYへ買い物へ・・
アングル鋼材と車輪と塗料を買ってきました。
(材料自体はそれほど高くありませんでした。)
当然、この鋼材を切断して溶接する作業となります。
そんな設備を持っているわけ無いので、近所の叔父さんのところへ行って借りることに
しました。(ついでに場所も借りた。)
※叔父さんちは自動車整備工場です。
まずは作るサイズを決めて、アングル材をグラインダーでカットします。
この長さをきっちりするのが第一のポイント。
(写真なし)
次に四角くワクを作ります。これが簡単そうでむずかしい。
溶接すると鉄が収縮してゆくので絶対にゆがみが生じ、直角を出すのが難しくなります。
・・・あ、本職の方は簡単でしょうけど。
点付けして直角を見ながら叩いたりして調整し、本づけします。
ちなみに私、溶接好きですが素人です。ガス溶接の講習も受けていますが使ったことなんて
ありません。
今回のはアーク溶接なので少しは慣れていました。
ホントはアルミ溶接できるといろいろ便利なのですが・・。

叔父さんのアドバイス中。<--でも俺は写真撮ってるし(笑)
結構、世話好き。
おかげさまでかなり助かりました。m(__)m

こんな構想です。
ワク内に2本補強を入れて取付けマウントをつけてあるだけ。
で、エンジン下側の長いボルトで2点止めるだけ。
これで倒れません。
移動できるように車輪も溶接しました。
・・・そして溶接完了。
とりあえずエンジンを載せてみました。



なかなかいい感じに載りました。
ホントはマフラーも付けられるようにして台上実験できるようにしたかったけど
時間の関係上、それは今度考えることにしました。
仕上げは・・

防サビ塗料を塗って完成!
半日仕事でした。
これにエンジンつけて部屋に運び込びました。
あー疲れた。
(つづく)
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