回れ右

to be with you


2001年11月11日

ルーラー:トヲル

参加キャスト
 ○“バイク屋” アキラ・パットン (タタラ◎カゼ●カブトワリ):あんだしょ−
  元レディースの特攻隊長。今は、バイク屋兼何でも屋さん。趣味は『改造』、特技は『店を壊されること』。

 ○“課長風月” シンイチ・ホシバ (クロマク●エグゼク=エグゼク):nartoun
  千早の人事部人材戦略課課長。クグツのようにこき使われ、シロマクと呼ばれるほど目立つ男。

 ○“華武斗” 蘇江島準 (カブト=カブト=カブト◎●):NosKe
  武装蕎麦職人。ナイトワーデン所属のカブトにして、怪しいソバ屋を営む男。割と、おしゃべり。

 ○“FUZZY” 神崎詔 (カブトワリ●ニューロ=ニューロ◎):ナベケイ
  ネットジャンキーの高校生にして、裏でジャッ○ルチックな暗殺業を営むハンサムガイ。

概要
 IANUSを含むあらゆるトロンに侵入し、暴走させてしまう謎のウィルス“S”。感染した者は、意識不明の重態になってしまい、病院送り。 そして、連続して発生する爆破テロ。突然襲撃された挙げ句に、ビルごと木っ端微塵。
 そんな物騒なN◎VAが今回の舞台。

 ホシバの所に上司から連絡がある。なんでも蔓延する“S”の対処のために、千早のニューロが人手不足らしい。そこで、人材戦略課にお声がかかったのだ。ようするに、“S”を何とかする人材を見つけてこいとのこと。何とかできるんなら、“S”そのものも何とかしてしまえ、とゆーことらしい。
 相変わらずな扱いだなぁ。とてもエグゼクとは思えん…。

 華の店に依頼人がやってくる。なんでも、先日爆破テロに見舞われたPLUSとゆー会社の生き残りだそうだ。この一連の事件に対し調査をしたいから、身を守って欲しいとのこと。

 詔君が知り合いであるアキラのバイク屋“レギオン”に遊びに来ていると、ポケットロンに連絡が入る。ニューロ仲間の一人が、噂の“S”にやられたらしい。「金は出すから、お前も探ってみてくれ」と頼まれる。
 それを横から聞いてたアキラが首を突っ込み、一枚かむことになる。とかやってると…

 例によって、“レギオン”にトラックが突っ込んでくる。〈回避〉持ってない詔君を突き飛ばしたりしつつ、アキラはトラックの運ちゃんに「己、なにさらすんじゃあああああ!!!」と詰め寄る。
 と、運転席を見てみるとウィンズに“SPINNER”の文字が羅列されている。どーやら、これが噂の“S”らしい。アキラが運ちゃんをどついてる間に早速調べる詔君。

 その後、〈コネ〉のホシバからアキラ達の所にTellがあり、情報交換の末、“S”の調査をこちらからも依頼される。

 ニュースで爆破テロの犯行声明が、“KTF”とゆー組織から出されたことが報道される。「SPINNERの名の元に…」とかなんとか、言ってるらしい。“S”との関連してそーなので調べてみると、“KTF”とゆーのは、元々はN◎VA軍の非公式の破壊活動を専門とする部隊であったらしい。が、表沙汰になる前に解体されたそうだ。 

 一方、依頼人について回って、とある警備会社に向った華は、なぜかホシバと遭遇。依頼人が話してる間に、ボロボロとホシバに依頼人のことやらなんやらについて喋り(守秘義務って概念は無いのか…。)、何か分かったら、互いに連絡をする約束を取り付ける。

 で、一端店に戻ることにしたアキラと詔君。クレーン車がさっき突っ込んだトラックを片づけている。すると、突然クレーンが、フルスイングで店に叩き付けられる。「ぎゃあああああああああああ!!!!」と、絹ってゆーよりは木綿をひっちゃぶくよーな悲鳴(怒号か?)をあげるアキラ。そのまま、クレーン車の運転席へ。運ちゃんに喰ってかかるが、例によってディスプレイは“SPINNER”の文字が。

 とかやってると、今度は、通りの向こうのビルが爆発する。例の爆破テロらしい。
 人混みに紛れるように去ろうとする怪しい人物を発見する詔君。サイドカー(店の商品の生き残り)に詔君を載っけて、そいつを追っかけるアキラ。そして、そのまま撥ねる。まさに問答無用。すかさず、詔君が銃を突き付け、尋問開始。

 で、こいつは“KTF”のメンバーであるらしかったが、「“S”のことは知らない」「“SPINNER”に依頼されて爆破テロをしていた」「奪った情報は、“SPINNER”に送っている」ことぐらいしか分からなかった。

 とにかく、“SPINNER”とゆーのがことの黒幕らしいとゆーのがわかった。つーわけで、FUZZYの《電脳神》の出番となる。で、わかったのは、なんと“SPINNER”とゆーのは、N◎VA軍が開発した生体兵器の一種でらしいとゆーこと。レッドエリアの一角を根城にしているとゆーか、そこに破棄されたらしい。

 ホシバと華のチームと合流し、早速そこに向うアキラと詔君。廃ビルに踏み込むと、そこには衰弱した女の子が一人。端末に結線したまま、一行にはまったく反応しない。
 詔君の手を借り、ウェブ上の彼女にコンタクトを取ってみる一行。で、話を聞いてみると、どーも、少女(名前はアリスらしい)は、N◎VA軍に“スピナー”とゆーコードで開発されたのだが、ただひたすら情報を収集するだけとゆー機能しか持たないため、破棄されたらしい。が、しぶとく生き残った彼女は、逆にN◎VA軍のメインフレームに侵入、情報を根こそぎ奪ってしまう。その際に、テロによるウェブに繋がってない情報の入手法を知り、“KTF”を使って情報を集めさせていたそうだ。で、ただひたすら情報を集めていたらしい。

 で、このままでは衰弱死してしまうので、アリスをウェブから引っこ抜いて、保護することに。といっても、例によって、子どもを多数囲っている、もとい、保護しているホシバさんのとこに行くことなどを取り決め、結線をひっこぬく。

 が、実は“SPINNER”とゆープログラムは、本体がウェブから切り離されると、攻撃衛星による証拠隠滅が行われるように、組まれていたらしい。SPINNERが関与した場所が片っ端から、レーザーによる攻撃を受け始める。このままでは、此処もやばい。
 とゆーわけで、「こんな事もあろうかと」ホシバが、“対衛星攻撃用ハイ・メガランチャー”をM&Aし、それで、アキラがクーデぐる、こととなった。アキラの《トドメの一撃》が衛星を撃ち抜くと同時に、衛星からレーザーが発射される。あわや相打ち、とゆー所で、華の《完全防御》が発動。K○F2000の(伏せ字になってない)竜虎チームエンドばりに覇王至○拳を放ち、レーザーを逸らす。

 かくて、“SPINNER”ことアリス嬢は無事保護され(ホシバが《M&A》で事件を隠蔽。)、ぱくったデータもあらかたもどり、ごく一部を除きN◎VAの街に平穏な日々がもどったのでした。
 ちなみに、ごく一部ってのは、それたレーザーの直撃をくらってクレーターになったアキラのお店だったりする。ちゃんちゃん。

感想
 壊しすぎ。>店
 それはともかく。まあ、久しぶりの“生”N◎VAである。よいね、ライヴは。アキラもよう暴れたよ。今回は、「N◎VAつーか、テーブルトーク初めて」とゆーナベケイ氏が参加ってことで、張り切りすぎたかな? まあ、おもしろかったから、いいか。
 その代わりと言っては何だけど、ホシバさんは目立たなかったな。話の中心に、ナベケイ氏の詔君が居たので、その隣にいたアキラが出番が回りやすかっただけかもしれんが。華は、相変わらずって感じだったねぇ。流石カブト・レクトス。情報収集には、向かんわな。
 しかし、本来、ニューロ=ニューロ・カブトワリっていったら、家からでないで、暗殺しそーなもんなんだけど、ばりばりに前衛にたってなぁ。>詔君 まあ、アキラに関わったのが運の尽きかねぇ。
 トヲル君のシナリオは、結構設定が細かく、やりごたえがあるのがいいにぇ。


 

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